学校生活

日々の生活の中で

【学校生活】心の友運動

 現在、支援学級の生徒を中心に、心の友運動を行っています。

 心のとも運動とは、毎日使う筆記用具などの販売を通して、障がいのある人たちをお手伝いしていく運動です。

 そして、障がいのある人もない人も分け隔てなく明るく暮らせる社会の実現をめざしていきます。

 朝8時前、あやすぎ学級には、筆記用具購入の封筒を持った生徒が入ってきます。支援学級の生徒の元気なあいさつと笑顔が迎えてくれます。

 朝から、心温まる生徒の交流する姿が見られる鹿北中は、やっぱりいいなあと思います。

【学校生活】演劇鑑賞 ~心が震えたすばらしい時間~

 11月29日(月)午後、鹿北町体育館に入ると 体育館がまるで本格的な劇場のようになっていて、とてもビックリしました。

 それもそのはず、今日は、鹿北の小中学生のために、本格的な舞台を設営してくださり、東京演劇集団「風」の皆さまが、演劇を行ってくださる日なのです。

 東京演劇集団「風」は、1987年創設。今から30年以上も前、小中学生が生まれるはるか前から活動されている劇団です。

 東京の自分たちの劇場での公演以外に、青少年を対象に、全国を回られて、年間200ステージ以上も行っているとのことです。

 今日の朝、お話をうかがう機会がありましたが、日本全国、自分たちのバスで移動し、道具などもトラックで運び、年末まで東京に帰らず、様々な地域で公演を行うということでした。 

 そのお話をうかがった時、演劇を行うというのはとても大変なことなんだなあと思いました。

 と同時に、そんな大変なことをしてまでも、演劇によって伝えたい何かがあるに違いないんだと思いました。

13時30分、「ヘレンケラー ~ひびき合うものたち~」がいよいよ始まりました。

 ヘレンケラーは、内容を知っている生徒も多かったことと思います。

 しかし、目の前で繰り広げられる圧倒的な表現力と迫力の演技によって、誰もが劇の中に引き込まれていきました。

 劇の後半は、サリバン先生とヘレンケラーの苦悩と魂のぶつかり合い。みんな固唾を飲んで見守りました。

 そして、劇はクライマックスへ。ヘレンケラーが自分の心を縛っていたものから解き放たれ、家族一人ひとりと抱き合う場面は、ただただ感動の一言でした。

 静かにしていてさえくれればいいという家族を変容させたのは、サリバン先生自身の変容であり、それはまさしく、人が人としての尊厳を取り戻していくための戦いでもありました。

 劇団のパンフレットの中に、「舞台と客席、その出会いのなかでつくり出すことから始まる」とあります。

今日この体育館の中での出会いを通して、一人ひとりにとっての「はじまり」とは何かを見つめていくには,十分すぎるインパクトがありました。

 「ひびき合うものたち」とは、体育館の中にいる私たち一人ひとりのことなんだということが感動と共に伝わってきました。

 東京演劇集団「風」の皆さま、本日は、私たちの心を揺り動かす素晴らしい時間を創ってくださり、本当にありがとうございました。

また、どこかでお会いできる時を楽しみしています。

【学校生活】授業参観・性教育講演会を実施しました

 11月27日(土)、今日の2時間目は授業参観で人権学習を行いました。

 1年生はハンセン病患者の方々への人権侵害、2年生は権利の熱気球、3年生は面接などでの違反質問などを取り上げ、保護者の皆さまにも授業に参加していただき、親子で人権について考えました。

 悩みながらも活発な意見交換を行ったり、真剣に保護者の皆さまの話、友だちの考えなどを受け止めている姿がたくさん見られました。

 親子で、人権について考えることはとても大切なことだと思いました。

 3時間目は、親子性教育講演会を体育館で開催しました。講師の先生は、福田病院助産師の片平 起句 様にお願いし、「性と生について」との演題でお話をしていただきました。

 「性」とは、「心+生きる」であり、心を育てる「いのち」の教育なんだということを力強く伝えてくださいました。

 そして、お話は、助産師の仕事、性の多様性など多岐にわたり、生徒とコミュニケーションをとりながらわかりやすく説明してくださいました。

 特に、心にストレートに伝わってきたのは、「命が生まれることはすごいこと。みんながここにいるすごさを感じてほしい。当たり前でなはなくてすごいこと。だからこそ、自分を大切にしてほしい。」との言葉。

 性や命について考え、見つめていたからこそ、心が共鳴したのだと思います。

 親子で、性について考える時間を共有できたことがとてもよかったです。

 自分のことも周りの人のことももっと大切に思える人になりたいと思いました

 片平様、本日はご多用の中、私たちのたために、性や命を見つめ、心温まるお話をしてくださりありがとうごあいました。

【学校生活】懐かしい人との再会!

 11月25日(木)の午後、中高連絡会に出席するため城北高校に行きました。

 会場であるすみれ文庫(図書館)に入ると懐かしい人との出会いがありました。

 会議前に、記念に1枚写真を撮りました。

 いろいろと近況を知ることができてよかったです。 

【学校生活】鹿北中の学び!

 11月25日(木)、各学年の授業の様子についてお伝えします。

 1年生は理科の授業。

 最初理科室に入った時には、暗幕が閉められていて真っ暗、光りの進み方についての実験が行われていました。

 実験のあとは、それぞれ結果をもとに考察を考えました。先生からアドバイスをもらう生徒、自分で考える生徒様々です。

 しっかり考えることが脳を活性化させるという話を聞いたことがありますが、今1年生の脳はものすごく活性化されているんだろうなあと思いました。

 2年生は英語の授業。

 ものすごい勢いで英単語や英文が飛び交っていました。教室に入った瞬間、英語のシャワーと熱気に圧倒されました。

 英語の先生、ALTの先生とともに、生徒もリトルティーチャーになり班に分かれて全員が参加していました。

 モチベーションの高さもすごいと思いました。 

 3年生は数学の授業。

 数学の先生とは別にもう一人先生がいて、個別にサポートを行っていました。

 全員での学習が終わると、2つのグループに分かれました。自分たちで問題演習に取り組むグループと、先生の説明を聞きながら問題を解くグループ。

 教室内で習熟度別学習が行われていました。

 自分にとって一番いいペースで学べるように工夫されていました。

 せせらぎ教室(校内適応指導教室)には、二人の生徒がいて、担当の先生と勉強していました。

 一人は2年生の英語の授業にZoomで参加していました。

 もう一人の生徒は、先生からアドバイスをもらいながら数学の問題にチャレンジしていました。

 せせらぎ教室では、自分自身で一日の生活設計をして、自分のペースで学びを創ることができます。 

 この他にも、1階のさくら学級で学習している男子生徒や、ランチルームで個別学習をする生徒など、鹿北中には、たくさんの居場所が用意されています。