学校生活

2025年10月の記事一覧

舞台づくりから発表へ

 一大イベントの「しょうが祭」が終わり、ほっとしたのもつかの間、3年生は共通テストです。2日目の社会と数学のすべてが終わったところで、次の時間、ステージ準備。

 学習発表会では本校の体育館を使用するため、ステージ準備が必要です。 ステージ準備??

共通テスト舞台設営の説明舞台袖づくり

 そうなんです、本校の体育館は普段フロアーのみでステージがなく、イベントごとにステージを、まるで歌舞伎の大迫り(おおぜり)のように平面のフロアーを動力で上げているんです。それに加えて今回は、劇などをするのに割り幕が必要なため、ワイヤーや支柱、専用のカーテンを取り付けた特設のステージが必要なのだそうですが、。私もどう準備するんだろう、と見ていましたらなんと、みんな要領もわかっていて、最初の説明だけであとはそれぞれが分担して、そこ30分ほどで完成したのです。 はー!!! おどろきです!! 

ワイヤーを体育館左右に張って割り幕の取り付けステージ(舞台)の完成

 これで本格的な舞台練習もできるようになりました。

 学習発表会は、11月6日(木)午後からです。

プログラム

最初と最後のガイド

 10月26日(日)、「新市誕生20周年記念 第51回東陽町しょうが祭」が石橋公園芝生広場・道の駅東陽で行われ、本校生徒も祭の一役を担い、日本遺産中学生ボランティアガイドを実施いたしました。

 早朝からスタッフの方がお客様を迎える準備をされ、開始時刻の8時半には「しょうが」を買い求めるお客様で、会場は大賑わいです。

 そしていよいよ中学生ボランティアガイドも9時からスタート。買い物や飲食で賑わう来場者に生徒自らが総出で希望者を募ります。

朝8時15分集合時昨年来客の方が今年もボランティアガイドいかがですか

 ステージでは、「上田アニ」さんが面白おかしく司会を務められ、中学生ボランティアの宣伝・見所についても、3年生の代表生徒は的確に答えてくれました。

 このあといよいよ4つのグループに分かれ、約45分程かけてガイドを務めました。

上田アニさんからインタビュー1年生デビュー3年生は最後 引き継ぎを

 ボランティアガイドはこれからも続きますが、今回1年生にとっては最初で、3年生にとっては最後のガイドとなります。終わりの会では3年生が前に立ち、後輩たちに向けて、引き継ぎの言葉をかけてくれました。

 「自律・協働・貢献」の本校スローガンは、地域の皆様によって支えられていることを実感した一日でした。

 このような機会を与えていただいた東陽町、町づくり協議会の皆様、保護者・地域の皆様、本当にありがとうございました。

「しょうが」ってこんなに大きいの?

東陽「しょうが祭」に向けて 

 東陽「しょうが祭」の前日に、品評会があり、初めて見た取れたての生姜に驚いた私です。

 10月25日(土)朝6時半過ぎには、各団体の役員の方々が東陽小学校体育館・ピロティーに集まり、東陽町で栽培されている生姜の、出品受け付けがそれぞれの団体で行われました。

 参加団体は、JA生姜部会、JA女性部、一般農家、東陽小・中学校PTAからです。出品対象生姜は、露地栽培のしょうが3株をひとくくりにして、茎を竹で挟んだ状態で出品です。

 東陽小・中学校からも多くの出品があり、本校区では小・中PTAの執行部の方に受付していただきました。

受付 集金に地区委員さんも協力15㌔あるばい小中学校で集まった生姜

 普段、私が一般的にスーパーなどで目にする生姜は、トレーにこぶし半分ほどのものですが、今回、茎が付いた状態で出品された生姜に、「こんな風に生姜ってできているんだ…そしてでかい」、と、おどろきと新しい発見をしたところです。生産者さんが言われるには、一般的に「1株2㌔程あれば十分」、だそうですが、今回、最大で「3株、27㌔超え」の生姜もあり、驚きの声が上がりました。

生姜部会の方々27㌔超えの生姜小中PTA執行部の皆さん

 生姜の提供、そして寄付金をいただいた皆様、本日受付を担当いただいたPTA執行部の皆様、地区委員様、ご協力ありがとうございました。

 明日の「東陽町しょうが祭」が楽しみです。

こんなに小さい種が

 10月23日(木)、1年生は東陽町北にある梅本様の農園において、農業体験学習をさせていただきました。

 広いハウスの中の畑は、すぐに作業ができるように畝がつくられ、穴が空いた黒マルチが敷いてある状態でした。最初にまき方の説明のあと、早速、直径3㍉程の「ほうれん草」の種をまいていき、後半は、さらに小さい1㍉程の「ルッコラ」の種をつまんでまきました。

まき方について黙々とあと少したね

 特に、ルッコラ(よくサラダに使われます)の種は、土に入れたらまったくわからないほど小さな種ですが、病気や虫の被害もなくしっかりと育っていくことを聞いて、子どもたちも「ほー」と、目をまるくしていました。

 要領をつかんだ生徒は黙々と作業を進め、約2時間ほどで、あの広い畑の2畝もまいていました。

 約2ヶ月程で収穫となるそうです。

 今回、貴重な体験学習を受け入れていただきありがとうございました。

1年生「くまもと地域探究」

 10月21日(火)、1年生は終日、菊池恵楓園歴史資料館、熊本城、城彩苑などの探究学習に行ってきました。

 行きはジャンボタクシーに乗って最初の目的地である菊池恵楓園(10:00~)まで行き、ハンセン病問題についてしっかりと学びを深めました。

歴史資料館歴史資料館2希望の鐘の前で

 次の目的地に行くため、最寄り駅の御代志(熊本電鉄)から藤崎宮前までの切符を購入。30分ほど乗車し、下車後は徒歩で上通、下通を通り、城彩苑・熊本城へ。

熊本電鉄上通を一列で…下通から

 城彩苑では昼食タイム(12:20~)です。物価高騰の最中、限られた飲食代で「昼食」と見学後の「デザート」のため、事前に昼食メニューは決めていたようです。

 次の見学地の熊本城(13:00~)では自分でチケットを買い、南口から入場。熊本地震後、今もなお改修中ですが、天守閣はリニューアルされていて見所がたくさん。

まずは加藤清正公前にて天守閣最上階にて天守閣を望む

 そして、最後のお楽しみは再び城彩苑でデザートタイム(14:15~)です。

昼食昼食デザートタイムデザートタイム解散式有佐駅で

 帰りは市電(15:02)に乗り、熊本駅に向かい、JR(15:33発)で有佐駅へ。解散式を有佐駅バス停で済ませ、種山行きのバスに乗って、無事東陽に到着(16:50)。 

 今回の「くまもと地域探究」は、集団宿泊教室に代わるもので、宿泊を伴わない行事として実施しています。各目的地の学習はもちろんのこと、その前後の公共交通機関切符購入・乗車、入場券、お金の使い方など、たくさんの社会勉強がありました。そして、何よりみんなで一緒に話をしたり食事したりしたことすべてが貴重な時間になったに違いありません。

どんな絵になるかな~ 全員の気持ちが伝わりました!

 スケッチ大会

 10月15日(水)はスケッチ大会があり、校区の「旧重見橋周辺地域」、「若宮神社境内」の2カ所で行いました。自然や伝統的な建物も多い東陽町は、絵を描くには絶好の場所だと思います。全体説明後、各々が事前に場所を決めていたのか、すぐにタブレットで写真を撮り、データとして収め、20分後には下描きを始めていました。

 どんな絵ができるのか楽しみです。

スケッチ大会1スケッチ大会2スケッチ大会3


八代中体連駅伝競走大会 (10月16日(木)県営八代総合運動公園)

 絶好の駅伝日和!!といいますか、暑さとの戦いのような天気でしたが、「駅伝メンバー」全区間、自分のペースで最後までたすきをつなぎ、気持ちよくゴールすることができました。夏休みから全員で始めた朝ランニングは、最終的に14人が強化選手として大会までの期間厳しい練習を続けてきました。

 今年のチームは、選手たち自らが考えて練習を行い、常に互いに声を掛け合う、とても良いチームになったと思います。当日は全校応援でこの大会を盛り上げることができ、東陽中らしさが存分に見られた駅伝大会でした。選手のみなさん、本当にお疲れ様です。そして、たくさんの応援ありがとうございました。

女子駅伝中継女子中継男子中継1,2男子中継3.4男子中継5.6ゴールシーン

 最後はまるで優勝のようなゴールシーンでした。

 来年は、躍進賞をとると、意気込みを語ってくれました。

 

伝統芸能の伝承

「東陽町文化の祭典」を来月11月22日(土)に控え、練習にもだいぶ熱が入ってきました。(10月10日(金))

 現在、3つの伝統芸能を、小学校3年生から中学生までの64名が一緒に、地域の方の指導のもと、学習しています。

☆箱石銭太鼓踊り 小3(6人)、小6(2人)、中学生(9人) 合計 17人

☆坂より上棒踊り  小4(6人)、小6(6人)、中学生(11人) 合計 23人

☆石匠太鼓  小5(10人)、小6(4人)、中学生(10人) 合計 24人

※下の写真は令和6年度の写真です

箱石銭太鼓踊り坂より上棒踊り令和6年度 石匠太鼓

 東陽町の人口は、1,761人 (令和7年4月末現在)と、人口減少の傾向は続いており、小・中学生がこの伝統芸能を継承していくことの大切さを感じています。

 8月に行われた八代市中学生議会では、生徒会執行部より「市指定文化財の継承と保存について」質問しており、今後、衣装、道具の修理・保存などの予算面も含めて、八代市の協力を得ながら考えてくことが必要です。

 11月22日(土)の「文化の祭典」がとても楽しみです。

やっぱりプロのガイドはすごい!

「八代市日本遺産ガイド講習会」を東陽定住センターで行いました。

 講演「八代市の施設や史跡、日本遺産の情報を伝えるだけでなく、ガイド力によってさらに魅力を伝えるためには。」、そして、実習「実際に文化財を巡り、実際のガイドの手法を講師の先生とともに考えます。」の、2部構成で進めていただきました。

 講演ではまず、「日本遺産とは~」から始まり、「八代を創造した石工たちの奇跡」、「やっぱり石工はすごい」、「阿蘇カルデラの噴火」、「溶結凝灰岩とは」、「ガイドとして大切なこと」等々、これまで学習してきたことをさらに深めていきました。

 後半は、実習として、定住センターの石橋と若宮神社(ひねり灯籠)に行き、実際にガイドをするとき何を強調して伝えるかを、講師の先生と一緒に考えました。 

講師の先生実習何を伝える私たちはこう伝えるお礼の言葉記念写真

 今回はたくさんのことをインプットしましたので、次回はアウトプットの時です。

 最短で、ボランティアガイドは週末の第2日曜日でしょうか。また、10月26日(日)には、東陽町のイベント「しょうが祭」があります。そこでも、ガイドが予定されています。今日の研修を生かせるといいですね。

 今回の講習会は、近い将来、社会に出てからも役に立つ内容であったと思います。

 最後に、NPO法人町づくり地域フォーラム鹿児島探検会代表理事の東川隆太郎様、そして八代市文化振興課の方々、関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

みんなでたすきを繋ぎます

 10月16日(木)に予定されている、八代中体連駅伝競走大会に向けての選手推戴式を行っています。

 夏休みから全員で始めたランニング。のちに強化練習を重ね、早いもので、あと10日後に本番を迎えることになりました。

 今年のチームは、ランニング当初から雰囲気も良く、自主性を重んじ練習に臨んできた選手たちです。表情はとっても良いです。もちろん苦しい練習もあったことと思いますが、本番では気持ちよく笑顔で走ってくれることを願っています。

 応援メッセージの思いを胸に全員で頑張ってください。 

 当日は、応援に行く人たちも全力で応援します。

貴重な体験活動「スペシャルイングリッシュタイム」

「スペシャルイングリッシュタイム」(9月25日(木)の午前)

 八代市内のALTの先生が、東陽中にいらっしゃいました。

 これは、英会話でのコミュニケーション能力を高めるため、事前に学校から八代市の事業に申し込み、実現した取組です。

 各学年ごとにALTが英語の授業に入り、まずは3人の自己紹介、スピーチ、英会話など、緊張感の中にもたくさんの楽しみがあり、和やかなに時間となりました。

自己紹介スピーチスピーチ

最後は記念写真です。

1年生2年生3年生

10月7日(火)は「八代市日本遺産ガイド講習会」を東陽定住センターで予定しています。

 内容は、「八代市の施設や史跡、日本遺産の情報を伝えるだけでなく、ガイド力によってさらに魅力を伝えるためには」と題して、講師をお迎えします。(NPO法人町づくり地域フォーラム鹿児島探検会 代表理事の方)

どれくらい「本」読んでます?

 暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になりました。「読書の秋」到来!といったところでしょうか。

 本校には、図書支援員の先生が週2回来校し、蔵書管理、貸出、返却業務等の、図書活用支援を担っていただいています。

 利用状況を伺うと、「昼休みに何人か来てくれますが、貸出冊数は少ないですね~」とのことです。

 最近は「電子書籍」の利用が増えてきたのか、それとも単純に「本離れ」が進んでいるのか、大人も、本を手に取って読むことが少ないように思います。(私もそうです)

 図書室の前には「新刊案内」や「貸出実績」の情報も掲示してあります。

 また、専門委員会では10月の目標を「本をたくさん読もう」とし、読書クラスマッチを計画しており、職員室前のモニターに流しています。さらに、図書支援員手作りの「本ガチャ」もかわいい仕上がりで、貸出アップに一役買ってもらっています。

新刊情報掲示板本ガチャ

生徒の皆さんの来館をお待ちしています!