学校生活

2023年8月の記事一覧

教師修養 第5弾 ~自分も相手も大切にするなかまづくりをめざして~

 昨日、菊池市中央公民館で社会教育指導員をされているO様(前菊池市立七城小学校長)を外部講師にお招きして、校内研修を行いました。研修テーマは「自分も相手も大切にするなかまづくりをめざして」、自分のよさや可能性を認識するとともに,他者を尊重し,協働することができる児童生徒を育成するために、教師と子ども、子ども同士のつながりをどのようにして深めていくのか?を学びました。

 

 

 

 

 


 以前、ご自身が担任されていた学級で取り組まれた実践から、

○同和教育=進路保障
○「中心に据える子」というのは、差別の課題を私たちに差し出してくれる宝の子のこと
○集団づくりとは、バラバラだったクラスをまとまりのある一つのものにすることではなく、多様な個が対立しぶつかり合い葛藤することで、互いに個を鍛え合う営みである
○進級や進学で、「もとのクラスが良かった・・・。」と思わせるのではなく、次の新しい場所でも、おかしいことにおかしいと言える、新しい関係を作っていける力を育てることが大事

等、多くのことを教えてくださりました。
 子どもへの愛情に溢れた熱い語り口に、「今、目の前にいる子どもたちと、もっとつながっていきたい!」と、職員一同、思いを新たにしたところです。O様、お忙しい中、ご講話くだりありがとうございました。 m(_ _)m

つらいことがたくさんあるけど、今日だけは世界で一番幸せです ~ブダベスト世界陸上 女子やり投金メダル~

 25日(金)、ハンガリーのブダペストで開催された「2023世界陸上競技選手権大会」において、北口榛花選手が女子やり投種目で金メダルを獲得しました。オリンピックも含めた世界大会における日本人女子の金メダル獲得は、陸上競技場内で実施されるトラック&フィールド種目では史上初の快挙です。「他の選手が金メダルを獲るならハルカに獲って欲しかったからとても嬉しい」とライバルからも祝福や称賛が相次く等、競技にかける真摯な姿勢はもちろん、愛される人柄や人間性も注目を集めています。エピソードを2つ紹介します。

①やり投げを始めてわずか2ヶ月で北海道大会優勝、2年生で全国高校総体(インターハイ)優勝、3年生で世界ユース選手権金メダルと順風満帆な高校生活から一転、大学では、1年時に右肘を故障したり、専門のコーチ不在と記録・結果へのプレッシャーから3年時の日本選手権では予選敗退(12位)に終わったりと不振に陥りました。しかし、どんなに苦しくても、「陸上で大学に来て、辞めたら何も残らない。同級生たちは受験勉強をして大学に進学して、教員になりたいから教育学部、医師を目指して医学部、と目標を自分で決めていました。だから、結果が出なかったとしても絶対に辞めない、と心に決めていました。水泳、バドミントン、勉強、いろいろな選択肢の中でやり投を選んで、あの時、あれを選んでいればよかった……という後悔をしたくない」という思いで必ずグラウンドには足を運んだといいいます。
②欧州の講習会で出会ったシェケラック氏に、「今までは誰かが支えてくれるのを待っていた。でも、それでは思うようにいかない。自分からアプローチすることが大事だと気付いた」と、直接コーチを依頼、単身でチェコに渡り、トレーニングを行ったそうです。

 競技後のインタビューでは、「自分が必ず歴史を作ると決めて、ここにやってきた。本当につらいことがたくさんあるけど、今日だけは本当に世界で一番幸せです」と答えています。あきらめない心、自ら解決策を見つけ行動する勇気・・・。困難に直面したとき、どのようにして乗り越えていくのか?彼女の生き方が私たちにヒントを示してくれたと思います。北口選手、金メダル、おめでとうございます! (^^)/    【画像引用:日本陸上競技連盟公式HP】

明日のために、今日つながろう ~24時間テレビ 募金活動~

 今年で46回目となる24時間テレビ「愛は地球を救う」が、26日(土)・27日(日)の2日間にかけて放送されました。活動の一環として、「道の駅 竜北」で募金活動が行われ、27日(日)に、本校有志17名がボランティアとして募金への協力を呼びかけました。

 

 

 

 

 

 


 参加した生徒からは、「(昨年、一昨年はコロナ渦のため中止)中学生になって初めてあったが、参加してよかった。」「『何しよっとね~。』と多くの人が声を掛けてくださり、募金していただいたのが嬉しかった。」等の感想が聞かれました。
 始業式で話した「2学期は、みんなの笑顔のために自分の力を使うこと」を、早速実行していることに大変嬉しく思います。 (^^) 参加した生徒の皆さん、ありがとうございました。

Welcome to Toyo Junior High Scool.

 先週21日(月)から東陽中に新しいALTの先生がいらっしゃいました。お名前は、Jesse(ジェシー)、カナダご出身です。今日の授業では、まず、Jesse先生にカナダの大自然や文化、ご家族等の自己紹介をしていただいた後、子どもたちからも英語で自己紹介を行いました。

 

 

 

 

 


 とても気さくなお人柄で、子どもたちもすぐに打ち解けられたようです。Jesse先生、これからもよろしくお願いします。

追伸:3年生では第2回進路対策テストが、1年生では社会の授業が行われていました。黙々と問題に向き合う姿や、友人と協働して課題に取り組む姿が見られました。2学期、順調なスタートです!

2学期のスタートです! ~みんなの笑顔のために自分の力を使うこと~

 本日より2学期がスタートしました。子どもたちは、夏休み中も部活動や駅伝練習(体力づくり)、学習会、さらには伝統文化学習の練習等、さまざまな活動に意欲的に頑張ってくれました。
 始業式では、4名の生徒が2学期の目標等について発表してくれました。

 

 

 

 

 

 

○2学期は農業体験や文化祭があります。毎日、しっかり学習して、よい思い出になるように頑張って成功させたいです。
(1年代表生徒 Yさん)
○学習、生活習慣の改善、クラス(仲間づくり)の3つのことを頑張って、3年生のような先輩になりたいです。
(2年生代表生徒 Hさん)
○文化祭等、中学校生活最後の行事をクラス全員で協力し、充実した日々を過ごしていきたいと思います。
(3年生代表生徒 Kさん) 
○2学期は多くの行事があります。1年生は先輩の姿をしっかり見て、準備や計画を立ててスムーズに進めていきましょう。2年生は3年生からバトンを受け取る時期です。2年生全員で一丸となり、頑張りましょう。3年生は中学校最後の行事です。悔いが残らないように、最後までしっかり頑張り楽しみましょう。(生徒会執行部代表 Uさん)

 校長講話の中で、「夏休みの一番の思い出は何ですか?」と子どもたちに尋ねたところ、「友人と川で遊びました!」「体重がものすごく増減しました・・・!?」「奄美大島に行きました!」等々の声が聞かれ、夏休みを満喫したようすが伺えました。 (^^)

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 2学期も、「自律」し「貢献」する生徒の育成に向け、自主的・実践的な活動をたくさん経験させ、自発的・自治的な集団をつくる力を育てていきます。保護者の皆さまには、お願いすることが多々あるかと思いますが、本校教育への引き続きのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 m(_ _)m