二中ブログ

二中の最新情報!

【田浦水害(前編)】070712

 二中の皆さんに話をするのも今年度が最後ですので、災害に関することは繰り返し伝えておきたいと思います。

 私が高校2年生だった昭和57年7月12日(月)の昼前のこと、「田浦中出身の生徒は集まってください。」という放送が入りました。何かと思って指定された教室に行くと、「田浦が大変な大雨になっていて、帰すことができない。水俣の友達の家に泊まるように。」との説明がありました。「いつも通り朝6時過ぎの列車に乗って駅を出たのに、水俣もそんなに降ってはいないのに。急に泊まれと言われても困るのに。」情報源も今とは違いスマホもなく、私たち高校生には切迫感はありませんでした。

 午前10時までの1時間の雨量は65mm、1日の雨量が328mm。不知火海の満潮とも重なって田浦川等が氾濫、肥後田浦駅周辺や小中学校周辺も家屋への浸水が続出したとのこと。テレビには駅前の被害の様子が映し出されました。

 八の字坂の線路側にあった同じクラスの友達の家(今村商店)に、田浦中出身の3人で泊まらせてもらいました。テレビのニュースはずっと大雨関係ばかり。不安な夜を過ごしました。

 翌朝、高校が借りたバスで田浦へと向かいました。国道3号線は渋滞、8時間近くかかって田浦に着きました。途中は泥道。船江付近では、甘夏ミカンの木が根が付いたままで海に浮かんでいました。色の変わった壁を見て、水の高さに驚きました。町中、泥の匂いがしました。あちこちに消毒のための石灰が巻かれていました。

 

【県中学校総体】070711

 明日12日(土)から以下の県内各会場で熊本県中学校総合体育大会が開催されます。応援よろしくお願いします。(初戦以降は本校勝利の場合の日程です。)

12日(土)

 軟式野球 川上哲治記念球場(人吉市) 対 長嶺中学校(熊本市)11:30

 新体操 芦北高校体育館 10:20

 柔道 山鹿市総合体育館 9:30 

13日(日)

 軟式野球 多良木球場 2回戦9:30

 空手道 菊陽総合体育館 個人形9:10

 柔道 山鹿市総合体育館 9:30

19日(土)

 軟式野球 川上哲治記念球場 準決勝9:30 決勝14:00

   バスケットボール女子 益城町総合体育館 対 三和中(熊本市)12:10 2回戦16:10

 陸上競技 えがお健康スタジアム 9:00

 サッカー 県営八代運動公園陸上競技場 対 山鹿・鹿本合同(山鹿)9:30

 剣道 山鹿市総合体育館 11:20

 水泳 アクアドームくまもと 9:30

20日(日)

 バスケットボール女子  山都町総合体育館パステル 準決勝9:30 決勝12:10

 陸上競技 えがお健康スタジアム 9:00

 サッカー 県営八代運動公園多目的広場  2回戦9:30

 剣道 山鹿市総合体育館 10:00

 水泳 アクアドームくまもと 9:00

22日(火)

 サッカー  県営八代運動公園陸上競技場 準決勝9:30 決勝15:00

【GT講話(長友)さん】070710

 2年生は9月に職場体験学習を行います。4日は職業講話でパティシェ―ルの長友美波さん(お菓子の国あん・さんく)からお話を聞きました。生徒の感想を読んでみると、11年間修業をされたこと、お菓子を作ることしかイメージになかったけど、重い材料を運んだりと力仕事が多いこと、使う材料は農家を訪ねて自分の目で見て決めていることなどのお話が心に強く残ったようです。職場体験で学びを活かしたいとの声も多くありました。

【県総体選手激励式】070709

 5日の県代表者会の抽選で二中生の対戦相手が決まりました。いよいよ12日から県中学校総合体育大会です。昨日は選手激励式を行い気持ちを高めました。出場するのは軟式野球(一中・二中・袋中・緑東中合同)、女子バスケットボール(一中・二中・緑東中)、サッカー(一中・二中・袋中)、剣道(一中拠点校)、空手道、陸上競技(陸上部とフィオーレAC)、社会体育から新体操(水俣ジュニア新体操)、水泳(水俣悠泳クラブ・芦北スイミングクラブ)、柔道(EDGE&AXIS)の皆さんです。フェアプレーの精神で、風格ある二中生としての誇りをもって大会に臨みましょう。

 なお、大会日程は11日のHPにアップします。応援よろしくお願いします。

 

【GT講話(農山さん)】070708

 1年生は総合的な学習の時間の「水俣について知る」学習の中で、地域の食に携わる皆様から多くのことを学んでいます。2回目はモンヴェール農山の農山文康さんに講話をお願いしました。

 農山さんは「公害が起こった水俣に住み、水俣で仕事をしているからこそ発信していきたい。発信し続けることが大切。」という思いで、独自の循環システムにより、生産者と消費者どちらも幸せになるような「山を育てるために豚を飼う」取り組みをされています。