日々の生活の中で
カツカレー
給食から「ガンバレ!」が聞こえてくるようだ!!
読み聞かせ、ありがとうございます!
3月7日(火)8時10分より、マザーグースの皆さまに今年度最後の読み聞かせを行っていただきました。明日が公立高校後期選抜で緊張している3年生も、この時間はホッと肩の力を抜くことができました。また、1・2年生は、体を乗り出して絵本に引き込まれていくようでした。読み聞かせをしていただいたあとに、生徒が書いた感謝のメッセージカードをお渡ししました。
1年間、心温まるほのぼのとした時間をつくっていただきありがとうございました。
何歳になっても絵本に不思議は魅力があることを教えていただきました。4月からもぜひよろしくお願い致します。
PTA新地区委員会
3月2日(木)午後7時00分より図書室にて新地区委員会を行いました。おいそがしい中、また夜の時間にお集まりいただきありがとうございました。
今日の会では、平成29年度の新役員組織(案)決めを行い、以下のように原案が決まりましたのでお知らせ致します。
平成29年度PTA役員(案)
会 長 藤本 伸宣
副会長 古川 康一 松房 高弘
書記・会計 島北 由紀
監査委員 北原 香織 梶山 竜太
文化研修部
◎主計 恭子 ○古川 康一 横田 明子 上田 英嗣
生活指導部
◎北原 和智 ○稲葉 英徳 福永 博 石貫 澄夫
保健体育部
◎石貫 豊高 ○黒田 真依子 一法師 由紀代 松房 えり子
家庭部
◎古家 ゆかり ○一法師 洋子 竹下 香 吉田 千愛 草野 晴海
◎=部長 ○=副部長 ※敬称略
みなさんにご協力いただき、スムーズに会が進行いたしましたことに感謝申し上げます。また、今後ともよろしくお願い致します。
歌の練習 ~山のいぶき~
現在、昼休みと放課後の時間、1・2年生が卒業式で歌う「山のいぶき」の練習をしています。この歌を聴くと、鹿北の自然の中で力強く育っていく若者の姿が思い浮かびます。卒業式には、在校生が未来への一歩を踏み出す卒業生のために心を込めて歌います。卒業式当日が楽しみです。
国際理解教室
2月28日(火)午後3時00分より、国際理解教室を開催しました。講師は阿南栄子さんです。阿南さんは、JICAデスク熊本に勤務される国際協力推進員の方です。中学校の時に読んだ本をきっかけに途上国の貧困問題に関心をもち、「人の役に立つ仕事」につきたいと考えるようになり、大学卒業後病院勤務を経て今の職に就きました。2008年には、アフリカのニジェールに2年間青年海外協力隊の感染症対策の一員として派遣されました。気温40度を超える過酷な環境の中で、子どもの健康や生活環境整備に取り組まれました。今日は、「世界で一番遠いキョリ」との演題でお話をしていただきました。
阿南さんは、ご自分の経験を踏まえ、国際協力はけっして遠い所にあるのではなく、自分の身のまわりにたくさんあること、世界の大きな問題として「格差」があることなどを事例をあげて伝えてくださいました。また、196カ国のうち、実は150カ国が「開発途上国」であること、さらに、日本のような「先進国」と呼ばれる国の中にも、実は様々な「格差」があり、「貧困の連鎖」があることを力説されました。
2年間活動したニジェールでは、とにかく病気にならないことを教えてまわったこと、そんな中、幼い子どもがマラリアで亡くなっていく現状を目の当たりにして涙が止まらなかったこと、しかし、現地の人たちは、涙をながさず、「なんであなたは泣いているのか」と不思議に思われたことなどを話してくださいました。その時、ここでは、死は遠い存在ではなく、日常であり身近なことであり、死に対するとらえ方がまったく違うことを感じたそうです。また、イスラム教徒は人前では涙を見せないということもこの時知ったそうです。
私たちの生活からは想像できないほどの厳しい環境の中で生きている人たちが、今この瞬間もいることを強く意識させられました。豊かな日本で暮らす私たちこそが、自分の国のことだけを考えるのではなく、世界に目を向け、課題を見つめ、自分にできることを考えていく責任があるのだと感じた国際理解教室でした。
阿南栄子さん、今日は私たちのためにお話をしてくださりありがとうございました。