学校生活

日々の生活の中で

私の決意(1月17日、夢プロジェクトにて)

私の決意

西牟田 光虹

 

 私は今まで、壁にぶつかったり、悩んだりした時に、たくさんの人に応援してもらい、支えてもらいました。

 私は、昨年の11月に生徒会長になりました。初めての役割が町のお祭りで、ずっと歌い継がれてきた伝統ある合唱の指揮をすることでした。伴奏と指揮が合わず、自分の指揮が思うようにいかなくて先生からの厳しい指導もあり、毎日毎日がつらかったです。先生と校内で顔を合わせることすら緊張しました。そんな時、母や先生が、「初めは誰でもできない」と励ましてくれました。私はその時、「上達するためには練習を積み重ねる必要があるから、初めはできなくて当然だ。でも、そこであきらめずに努力を続けてほしい。」ということを伝えたかっただろうということに気づきました。このことに気づくまでにどれくらい時間がかかったでしょう。もっと早く気づいていれば心も強くなり、深く落ち込まなくてよかったのかもしれません。しかし、今気づいたからこそ、これまで支えてくれた人たちに感謝したいという気持ちがわいてくるのだと思います。つらいことから逃げずに、努力することは、必ず自分のためになるということを学びました。

また、冬休みに行われた生徒会リーダー研修会では、友だちと本音で話し合うことの大切さに気づきました。来年度の年間テーマについての話し合いが行われる中、初めはなかなか意見が出ませんでした。私は、自分の意見を言うことで、相手がどう思うか不安で発言することをためらいました。しかし、話し合いを進めるうち、みんな自分の気持ちを伝えたいと思っている、相手からも伝えてほしいという気持ちを持っていることを知りました。伝え合うことで、信頼関係が生まれると思います。これから、お互いに安心して気持ちを伝え合えるなかまづくりをしていきたいです。

 そして、私を支えてくれたたくさんの人の中には、私に夢をくれた人がいます。それは保健の先生です。悩んだ時に、保健室に行くと「光虹さんなら大丈夫。きっとやりとげられるよ。」とやさしくアドバイスをしてくださいました。そんな温かい場所が学校にあることは心の支えです。いつしか私は、誰からでも相談される温かい人になりたいと思うようになりました。

 私の夢は、私の学校の保健の先生のような養護教諭になることです。私が大人になった時、悩みがある子どもに、自分の経験を話し少しでも勇気づけることができたらいいなと思っています。そして、「またがんばろう」と思えるような居場所になるためには、たくさんの経験が必要だと思います。このような経験を通して、私たちは自立に向けて進んでいくと思います。

 これからさらに、自分を磨き、自分の経験を通して、子どもたちの悩みに寄り添うことができる養護教諭になりたいです。今から先も壁にぶつかることがあると思います。しかし、一つ一つ乗り越えることで夢を叶えていきます。

 これが私の決意です。



道徳、研究授業

 1月24日(水)6校時、道徳の研究授業を行いました。1年生の教室で小島先生の授業です。国際理解についての読み物を通して、国際社会の一員として、大切なことや自分にできることは何かを考えていきました。生徒が安心して活発に自分の意見を言える雰囲気があり、学級のなかまづくりができていて、生徒と先生の関係がとてもよいということが伝わってきました。このことが何よりうれしかったです。

 また、ゲストティーチャーとして3年生の男子生徒が外国での生活体験をもとに、自分が感じたことなどを1年生に伝えてくれました。さらに、内古閑先生が、中国での3年間の生活を通して中国文化を理解することの大切さを伝えてくれました。その国の言葉を理解することは、その国の文化や宗教、生活習慣なども含めて理解することなんだと思いました。

授業後の研究会では、県立教育センターの梶原先生より、道徳の授業づくりについてのお話、相手の国の文化や習慣などを理解することは、実は身近なところで同じようなことを行っている。自分のすぐ隣の人とも考え方や生き方が違うなど。また、教科としての道徳について詳しく説明をしていただきました。考え議論する道徳のありかた、道徳の授業作りの視点など多岐にわたるお話をしていただきました。私たちの感性が曇らないようにしつつ、しっかりとした指導観をもつことの大切さをあらためて感じました。

 梶原先生、本日はありがとうございました。

 1年1組の生徒のみなさん、すばらしい雰囲気の中での授業ありがとうござました。



給食の始まり

 1月24日(水)、今日の給食は、給食が始まった時の献立を再現したメニューでした。シンプルな中にも作ってくださる方々の温かさが感じられました。今は献立も豊富でたくさんの食材を使っての給食ですが、給食がなぜ始まったのか、その原点を忘れずに大切にしていきたいです。

水俣交流小中合同事前学習

1月22日(月)5校時、小学校5・6年生と中学校1年生が合同で水俣交流事前学習会を行いました。

 最初に小学校の塚原先生が、水俣病の発生のこと、差別や偏見、そして、もやい直しや水俣が生まれ変わっていくことなどについてビデオ等を使って話をしました。次に中学校の大倉先生がスライドを使い、あるおかあさんの「この子は宝物」との思いについて話し、おかあさんが「この子は宝物」と言った思いについて一人一人が考えていきました。最後に、みんなで水俣の小学生が作った歌、「海」を歌いました。

 30日の交流会が楽しみです。

梅の木の伐採

 1月20日(土)13時00分より、3年生の保護者の方々に梅の木の伐採をしていただきました。ここ数年そのままになっていたため、思った以上に大変な作業になってしまいましたが、見違えるほどすっきりしました。本当にありがとうございました。切った木は燃やすはずでしたが、あまりに量が多く燃やすと時間がかかるので、後日、機械を使ってチップにすることになりました。重ね重ねお世話になります。

 今年の梅ちぎりは、いつも以上に安全にできることと思います。梅ちぎりの時期が来るのが楽しみです。

山鹿市教育会半日研修会

1月19日(金)午後、山鹿市教育会半日研修会が行われました。中学校社会科は山鹿中学校にて、研究授業と授業研究会を行いました。3年生の公民の授業を参観し、その後の研究会では熊本大学の藤瀬先生より具体的な授業を例にあげて、授業作りの視点についてお話をしていただきました。今あるものをそのまま当たり前のこととして受け入れるだけでなく、時には本当にこれでよいのかと自問することで、新たな授業の流れが見えてくることなど、私たちの感性が問われていると感じました。熊本大学の学生も研究会に参加し様々な意見交換ができ、たくさんの刺激を受けることができました。

今回の学びをそれぞれの学校で生かしていくことで山鹿市の社会科のレベルアップにつなげていきます。

手話教室

1月18日(木)昼休み、生徒昇降口では、保護者の島北さんに来校していただき、手話教室が行われました。今日は参加者がいつもより少なかったですが、一生懸命手話で「365日の紙飛行機」の練習を行っていました。手話はコミュニケーションツールとしてとても重要です。鹿北中では「しあわせ運べるように」を全校生徒が手話をつけて歌うことができます。

 たくさんの人が手話を学び、日常生活でも手話でコミュニケーションがとれるようになればすばらしいと思います。

 島北さん、ありがとうございます。

給食室から「3年生ガンバレ!」

 1月18日(木)給食室の内野先生より中学3年生に合格のお守りをいただきました。さっそく、3年生のすこやか環境委員長と副委員長が3年生を代表して感謝の気持ちをお伝えたえするため、給食室に行きました。3年生の二人は、「先生の思いをしっかりと受け止め、これからの試験に向けて頑張っていきます。」と、力強い決意を伝えることができました。内野先生からは「しっかり頑張ってね」との励ましの言葉をいただきました。たくさんの方々に応援していただき見守られていることをあらためて実感しました。

 内野先生、ありがとうございました。

小学校6年生、算数の授業

 1月18日(木)1校時、中学校のランチルームでは小学校6年生の算数の授業が行われています。この授業には、小学校から3名、中学校から1名の計4名の先生が入って、個別指導の時間を充実させる取組を行っています。一人一人の状況合わせて、より丁寧に対応することで、少しでも「わかった」、「頑張った」と感じることができる授業を目指しています。

「夢プロジェクト」講演会

1月17日(水)14時00分より八千代座にて、山鹿市内の中学2年生のために「夢プロジェクト講演会」が行われました。これは立志式を兼ねたもので、自分自身を見つめ夢を育むための取組です。 

講演会では、アトランタオリンピック10000m7位入賞の川上優子さんが「信じ動き続ければ、夢は近づく」との演題で中学生にとって勇気や希望が出てくるお話をしていただきました。

 

最初から何でも一番ではなかった。悔しさから練習を一生懸命頑張った。

あきらめないとは,自分を信じ続けること。私はそう思い続けてやってきた。

自分を信じ抜くことができますか。このことを全員に思ってほしい。

今できていなくても、いつか必ず自分はできると信じ続ける。

結果が出ない時、壁にぶつかった時、そんな時こそ、自分のことを認めてあげる。

いつか必ずできると自分のことを信じてあげる。

「なりたい」ではなく「なる」。そう決めることで行動、思考が変わる。

自分はやれるとしつこく言い聞かせる。

信じ続ける人に、(壁をやぶることができる)環境が出てくる。

信じ続けることで夢に近づく。もっと違った目標が出てくる。

小さな「挑戦」の繰り返しが夢につながる一歩となる。

チャンスは自分で決めるもの。日常生活の中でこれがチャンスと決めたものがチャンスとなる。

 

これからの生活に生かしていける魂のこもったお話でした。常に前向きで、プラス思考の川上さんの生きる姿勢がストレートに伝わってきました。

中学生はもちろんのこと、私たちにとっても自分を見つめ直すきっかけとなるすばらしいお話となりました。

川上優子さん、ありがとうございました。

 

また、この「夢プロジェクト」では、本校2年生徒会長の西牟田光虹さんが、山鹿市内中学2年生を代表して決意発表を行いました。自分の夢を堂々と発表する姿はとても立派でした。西牟田さんの決意発表の内容については後日、このホームページに掲載します。楽しみに待っていてください。