学校生活

日々の生活の中で

【学校生活】オーストラリア中高生との交流

  8月19日(月)、オーストラリアのクーマから山鹿市にホームステイで滞在している中高生と鹿北小・中学校の児童・生徒との交流会が行われました。

 9時30分過ぎ、鹿北中に到着した中高生の歓迎セレモニーが行われました。鹿北中生が歌い継いでいる震災復興の歌「しあわせ運べるように」を手話を交えて歌い、生徒会長の歓迎の言葉と続きました。オーストラリア中高生からは、オーストラリアの自然や歴史、文化や学校紹介などが行われ、交流がスタートしました。

 体育館から弓道場に移動し、日本の伝統武道である弓道を弓道部の生徒が披露してくれました。一つ一つの動きに興味深そう見入っていて、矢が的に当たるたびに、拍手や歓声があがりました。

 再び体育館に戻ると、鹿北小学校の児童が、けん玉、竹とんぼ、かるた、相撲、福笑い、火起こし、縄跳びなどのブースを準備していて、日本の伝統文化を通しての交流活動を行いました。けん玉が上手にできた時の笑顔、福笑いで爆笑する姿、火起こしで火がついた時の喜ぶ顔、かるたに熱中する姿など、たくさんの笑顔を見ることができました。小学生のアイデアはすごいと思いました。 

 午前中最後の交流活動は、ランチルームでの書道とうちわへの文字入れです。筆の持ち方や文字の書き方などを丁寧に教える鹿北中生、一生懸命に真剣に字を書くオーストラリアの中高生、片言の英語を駆使して、またジェスチャーを交えて積極的に交流する鹿北中生の姿はとても微笑ましいです。うちわは日本での楽しい思い出となることと思います。 

 体育館で記念写真を撮って、1・2年生とはここでお別れとなります。アーチを作って言葉を交わしながらの別れは名残惜しいものがありました。

 オーストラリアの生徒は、バスで旧岳間小学校に移動しました。そこには、地域の方々が心を込めて作ってくださったたくさんの料理が準備されていました。鹿北中3年生も、11時前に岳間に移動し、昼食の準備などを行いました。

 鹿北の地域の皆さまは、前日から準備をしてくださり、本当においしくて手作りのご馳走に、みんな驚いていました。

 昼食後は、近くの川で水遊びです。制服の生徒もいたので、足だけを水につけるようにとオーストラリアの先生から言われていたようですが、途中からは、もうそんなことは関係なく水をかけあったり、みんなびしょ濡れになりながら思いっきり遊びました。歓声が山にこだまするくらいにぎやかな時間となりました。

 旧岳間小に戻り、保護者の方々と3年男子生徒が竹で作った流しそうめん。日本の伝統文化を楽しみました。器もはしも竹製です。そうめんが流れてくるたびに、上手にはしを使って器にそうめんを入れていきます。もう必死です。そして、楽しそうです。言葉は通じなくても、楽しいとかうれしいなど、心で通じ合うことができることを生徒たちの様子を見ていて教えられました。

 最後は、恒例のスイカ割り。前回よりもスイカの数を増やしました。希望者を募るとたくさんの生徒が手を挙げました。レフトとかライト、ゴーやバックなどみんなが英語で指示し、スイカが割れたときは大歓声、当たらなかった時は大爆笑。すごい一体感です。その後、みんなでスイカをいただきました。 

 すべての活動が終了し、3年生代表生徒の別れの言葉、そして、オーストラリア中高生からの感謝の言葉が伝えられました。そして、今日の午前中の活動をまとめた写真をプレゼントしました。満面の笑顔で喜んでくれました。最後に地域の方々や保護者の方々もみんな一緒の記念写真。最高の笑顔です。

 一人一人とハイタッチをして別れを惜しみながらも、バスに乗り込んでいきました。バスが見えなくなるまでみんな手を振り続けました。

 鹿北の小中学生、保護者の皆さま、地域の皆さまのあたたかな心、おもてなしの心、そして、鹿北の自然の豊かさなどを感じてもらえたことと思います。言葉での交流、言葉を超えた交流、様々な形で人と人とは思いを伝え合うことができることを学びました。

 今年の夏も、すばらしい成長の軌跡をまた一つ刻むことができました。

【学校生活】学校閉庁

8月13日(火)〜15日(木)の3日間、学校は閉庁させていただきます。

台風10号の動きが気になります。十分な備えをお願いします。

【鹿北の自然】涼を求めて

 8月12日(月)、今日は鹿北のいろいろな所に行ってみました。最初は、涼をも求めて、釘ノ原の滝です。人は誰もおらず、静寂の中、聞こえてくるのは水の音だけです。国道3号線をちょっと入っただけなのに、まったく違った風景と出会うことができます。

 再び国道3号線に出て北上、鹿北グラウンドから右折し、まほろば保育園の前の道を進み、岳間方面に向かいます。途中、「ひやみず」で水分を補給しました。くせがない冷たい水が体を満たしていくのを感じることができます。 

 岩野川沿いの道を上っていき、さらに星原方面に左折すると、道も細くなり傾斜が急になります。そんな山道ですが、前方には、相模ナンバーの車が上っていきます。

 すると、けっこう車が止まっている場所があり、そこには、地鶏で有名な「さんろく」があります。車のナンバーを見ると県外ナンバーが多く、全国からこの店の地鶏を目当てにやってくることがわかります。入り口には、まだ昼過ぎなのに、本日完売の看板。さすがです。

 さらに山道をくねくねとのぼっていくとそこには星原地区があります。ここには、昔の関所跡があり、さらには、岳間茶発祥の地の石碑が建っています。ここからの眺めは最高で、夜は名前の通り星がきれいなところです。      山道を進んでいくとそこはもう福岡県の黒木です。黒木に入る手前の道を鋭角に右折し、さらに細い山道に入ります。ひたすら細い道を行くと、岳間渓谷に行く道に出ます。ガードレールがない岩肌がせまる道が続き、対向車が来るたびに緊張感を感じる道を行くと、突然にぎやかな声が聞こえてきます。水遊びをする家族連れや子どもたちでにぎわっています。木々に囲まれた岳間渓谷キャンプ場は、夏の暑さがうそのようにひんやりしていて、イオンが降り注いでいるようです。少しの間、森林浴を楽しみ、再び山道を降りていきます。

 みどり鮮やかな田んぼの脇道を通って、国道3号線へと向かいます。

 そして、徐々に夏の暑さの中に戻っていきました。 

 今日は、あらためて、鹿北の自然の豊かさを感じることができました。

 

【学校生活】トレセン最終日

 8月8日(木)今日は、3泊4日の日程で開催されたJRCリーダーシップ・トレーニングセンター(トレセン)最終日です。午前中は、トレセンで学んだことをもとに、自分が学校に帰ってから実際にやってみたいことを考えるワークショップを行いました。
 各自が、問題発見、解決のためのワークシートに自分の考えを記入し、休憩をはさんで、5W1Hを明確にした具体的なプラン作りに取り組みました。さらに、学校ごとに自分たちで代表選考を行い、参加したすべての学校の代表生徒が発表しました。
 考える姿、話し合う姿、その都度、「気づきの木」に付せんを貼る姿など、成長を感じさせてくれます。トレセンスタッフの方々からは、「鹿北中の生徒は、何に対してもとても積極的に取り組みすごいです」との言葉をいただきました。
 ホームルーム班で楽しく昼食を食べている姿からは、一緒に様々な活動を通して培ってきた、なかまとのつながりを感じました。
 「帰りたくない」と言う生徒、閉会式後に別れを惜しみ涙を流す生徒の姿が、充実した4日間であったことを物語っています。
 スタッフの先生が、「トレセンが終わってからのはじめの一歩」が大切とおっしゃっていました。トレセンに参加した中学生は、今日、自分の学校に帰って行きます。そして、それぞれの学校で、それぞれの「はじめの一歩」が始まります。
 鹿北中6名の生徒の「はじめの一歩」がどんなものなのか、とても楽しみになってきました。


【学校生活】歌の練習

 8月7日(水)克己タイム終了後、オーストラリアから山鹿市に来られる中高生との交流会に向けて、歌の練習を行いました。歌は手話をつけて歌う「しあわせ運べるように」です。この歌は、鹿北中学校が、熊本地震で被害を受けた熊本城が元の姿に戻るまで歌い続けていくことを宣言した歌です。
熊本は今も復興の途上です。熊本が復興に向けて力強く前進していることを、オーストラリアの中高生にもしっかり伝えて生きたいと考えています。

【学校生活】トレセン、頑張ってます!

 8月6日(火)、阿蘇青少年交流の家で開催されているJRCリーダーシップ・トレーニング・センター(トレセン)の活動の様子がメールで届きました。本校から6名の2年生が参加し、県下中学校の次期リーダーとなる生徒との集団生活を通して、リーダーに必要な自主・自律の精神や生活全般についての学びを深めています。

【トレセンでの特色ある生活】

V・Sの時間

 自主性を引き出すためのボランティア・サービスの時間確保

先見の時間

 主体的に自己の行動管理、危険予知、先を見越した行動の時間設定

掲示板活用

 指示されて動くのではなく、情報はすべて掲示板

待つ

 指導者は、一人一人の気づき、発見、納得を待つ

ホームルーム

 考え、反省、疑問などを出し合い、話し合う

1日目

 本校から参加している6名の生徒は、他校の生徒と積極的に交流し、学びを深めています。

2日目

 青少年赤十字の歴史を学んだり、ハイゼック米を炊いたり、国際救援活動の講話を聞くなどの活動を行っています。

 

 3泊4日のトレセン、中学校生活の中でもとても貴重な体験となるはずです。また、有意義な活動を通して、たくさんの中学生との交流を通して、リーダーとしての自覚を深めていく4日間となることと思います。

【学校生活】台風接近

 8月6日(火)今日は台風8号が接近、上陸するとの予報が出ていたため、中学校での活動を中止しました。台風の接近に緊張しましたが、被害もなくホッとしています。
 鹿北中上空は、いつもの夏空ではなく、低く雲が垂れ込め雲の流れが速いです。

【学校生活】JRCトレセン

 8月5日(月)、今日から3泊4日でJRCリーダーシップトレーニングに参加する2年生6名の出発式を行いました。県内各地からリーダー候補の生徒が参加する青少年赤十字主催のリーダー研修。しっかりと学び交流してきてくれることを期待します。

【学校生活】台風接近、要注意です。

 8月5日(月)、今日は台風が近づいているということで、克己タイムの時間、生徒、先生みんなで飛ばされそうなものを室内に入れたり、固定するなどの活動を行いました。

    明日の鹿北中の活動はすべて中止です。

 台風による被害が出ないことを祈るばかりです。