二中ブログ

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【記章】050531

 校長になって6年、先生方に毎年している話です。

 熊本県の教職員は上着の左胸に記章(バッジ)を付けています。教職員記章の2本の寄り添うようなラインは人の文字を表し、人と人が支え合っている様子を表現しています。また、右の金色のラインは、教職員の情熱や誇りを表したものです。

 平成18年3月31日金曜日の夕方、校長室にその日をもって退職される村田晃治校長先生にご挨拶に行くと、いくらかの会話の後、校長席から立たれ「小さいけれど重かった。」の一言。そして私の目の前で記章を外されました。記章の中には何が詰まっているのでしょう。自分が校長となり、記章を付けるたびにその日のことを思い出します。なるほど、すごく重い。

 上着を着ていない夏場も、二中職員は一人一人の心に記章を付けています。