学校生活

日々の生活の中で

花の移植

10月25日(水)の1時間目、あやすぎ学級の生徒と何名かの先生で、プランターに花を移植しました。土入れやポットからの植え替え、水やり、運搬など、みんなで協力して行うことができました。命に接する活動では、みんなやさしい表情になります。ていねいに移植する姿、水やりをする姿など1つ1つの場面で、とてもやわらかな表情を見せてくれました。

プランターや鉢は生徒昇降口や来校された方々に見ていただける場所に並べています。みんなで花の成長を見守るとともに、一緒に成長していく姿を楽しみにしています。


薬物乱用防止教室

 10月24日(火)15時10分よりランチルームにて薬物乱用防止教室を行いました。本校薬剤師で山鹿いちご薬局にお勤めの青木裕二先生にお話をしていただきました。

今回は特にアルコールとたばこについてのお話です。一度でも使ったら薬物乱用になること、その中でもアルコールとたばこは入門薬物(ゲートウエィドラッグ)であること、アルコールの心や体への影響、なぜ未成年者はお酒を飲んではいけないのかなどわかりやすく説明してくださいました。

 たばこには、タールといった発がん物質が含まれており、酸素運搬能力の低下、脳や運動機能の低下をもたらすこと、ニコチンによって血管を収縮させること、依存性を高めることなど、健康に良くないことがわかりました。

 最後に、「みんなには無限の可能性がある。努力をしてその可能性を開花させてほしい」とエールを送っていただきました。

 生徒からは、カフェインの摂取にこれからは気をつけていきたいなどの感想や意見が発表されました。

青木先生、本日は鹿北中生のために貴重なお話をしていただきありがとうございました。薬物依存にならないよう、自分に自信をもって生きていきます。

 

 すこやか環境委員のみなさん、市川先生準備から運営までありがとうございました。そして、終了後みんなでランチルームをもとの形にもどしました。


卒業生来校!

 10月23日(月)今日は卒業生(高校2年生)が二人来校しました。目的は、10月29日(日)に行われる「商工フェスタ」のPRです。高校生活にプライドを持っていることが伝わってきます。卒業生の頑張っている姿は、生徒の励みになります。そして、私たちの喜びになります。

 ガンバレ卒業生!!

1年生、大学いもといきなり団子づくりに挑戦

10月20日(金)の午後、1年生は先日収穫したさつまいもで、いきなり団子と大学いもづくりにチャレンジしました。包丁の使い方を見ていると、上手に使う生徒、かなり心配な生徒もいましたが、怪我もなく何とか準備が進んでいきました。自分たちで育て収穫した食材を使って調理するというのは、とても貴重な「学び」だと思います。苦労、協力、喜び、感謝・・・たくさんの思いを共有し、できあがった大学いもといきなり団子。校長室にも持ってきてくれました。とてもうれしかったです。また、おいしかったです。

1年生がこのような「学び」の機会を大切にし、日々成長していることに喜びを感じます。

鹿北小・中学校合同県人権子ども集会報告会

 10月19日(木)8時10分より、小学校5・6年生と中学校の全生徒が参加して、鹿北小・中学校県人権子ども集会報告会を中学校体育館にて行いました。初めに、参加した生徒が集会アピール文を読みました。そして、小学校5・6年生の代表と中学生の代表が、集会に参加して感じたことや考えたことを自分のことと重ね合わせて発表しました。それぞれの発表への「返し」を行いましたが、たくさんの人が手を挙げて「返し」を発表してくれました。

 とても温かい雰囲気が体育館いっぱいに広がりました。また、これからさらに、一人一人の人権が大切にされる学校、なかまとしてつながっていける学校をみんなで築いていくという決意が広がりました。

準備の大切さ

10月18日(水)今日は、いろいろな活動のための準備を行いました。昼休み、ランチルームでは鹿北小中学校交流活動の話し合いと県人権子ども集会報告会の話し合いが行われました。話し合いは、小中学校の児童生徒の代表が参加して行われました。

また、放課後は、小中学校の先生がランチルームで5班に分かれて11月21日(火)の研究発表会の指導案検討を行いました。

 活動や取組を成功させるためには、事前の話し合いや準備が大切なんだと、児童・生徒や先生方の様子を見ていてあらためて感じました。見えないところで努力する人たちがいるからこそ、私たちの生活に「感動」や「学び」が生まれることを忘れないようにしたいです。


【鹿北小・中学校合同県人権子ども集会報告会準備】


【鹿北小・中学校合同交流タイム準備】 ※小中合同班長会


【鹿北小・中学校合同指導案検討会】 

卒業生来校

10月17日(火)外も暗くなってきた頃、卒業生が二人来校しました。高校生活の様子について聞いてみると、部活動を頑張っていることや、友だちが増えたこと、勉強は大変だけどチャレンジしていることなど、笑顔で話してくれました。

表情がとてもおだやかで、中学校時代よりも、落ち着いており、少し大人になったなあと感じました。たまに会うからこそ成長がはっきりと感じることができるのかなあと思いました。逆に、毎日会っている中学生の成長はなかなかわからないものです。しかし、日々の成長をしっかり見つめることができる教職員集団でありたい、卒業生の姿からそんなことを感じました。

鹿北小・中学校合同トレーニング

 10月17日(火)の放課後、小学校5・6年生と中学生合同の体力作りを行いました。この日が第1回目です。小学校の体育館に集合し、中学生がこの取組を行う目的について説明をしました。そして、小・中学生が少人数の班に分かれて、動きについて確認をしました。中学生がていねいに小学生の教える姿が見られました。最後は、全体でブラジル体操を行いました。

 集合や整列、返事や挨拶など、中学生の気合いの入った姿は小学生のとって大きな刺激となったことと思います。小・中学生の良いところをお互い吸収し合いながら、これからも高め合っていきたいと思います。

山鹿市中体連駅伝競走大会

10月17日(火)朝から小雨が降る中、山鹿市中体連駅伝競走大会が開催されました。本校からは男女各2チームが出場しました。夏の暑さにも負けず、一生懸命練習に取り組んできました。走りながらみんなで声を掛け合い、励まし合いながらの陸上や駅伝の練習の日々。本当によく頑張ってきたと思います。

 午前10時、女子がスタートしました。どの学校の生徒も精一杯の走りを見せてくれました。本校生徒も懸命に腕を振って少しでも早いタイムでタスキをつなごうと必死でした。沿道からは、「ガンバレ!」「ファイト」「腕を振れ」・・・たくさんの声援。タスキを渡して倒れ込む選手もいました。

 午前11時10分、男子がスタートしました。中継地点に選手が来るたびに、応援の大きな声が聞こえてきます。最後の力を振り絞ってスピードをあげようとする姿、だけどなかなか思い通りにならず、もがくようにタスキを渡す姿。駅伝競走の厳しさを物語っています。

 タスキをつなぐことにこんなに精一杯頑張る選手の姿に、胸が熱くなりました。結果は、上位に入ることはできませんでしたが、一人一人の今までの努力に敬意を表します。本当にありがとう。

 そして、今年は全校応援ということで、鹿北中の生徒の応援がコースの様々なところから聞こえてきました。自分の学校だけでなく、すべての学校の選手に大きな声をかける生徒の姿はとてもすがすがしく、人としての温かさと豊かさを感じました。今日の駅伝大会、選手、選手をサポートしてきた生徒、一緒に走ってきた生徒、そして、応援の生徒、みんなの力の総決算の駅伝大会となりました。

 また、雨の中、応援に駆けつけてくださった保護者の皆さま、地域の皆さま、子どもたちの頑張りを支えていただきありがとうございました。







今日の給食は、さんまです!

10月16日(月)今日の給食は、秋の代表的な魚「さんま」です。脂がのっていて、また、皮はパリパリ、身はやわらかく、とてもおいしかったです。さて、問題の食べ方ですが、給食室の馬場先生がわざわざ、私たちのために広用紙に図入りで食べ方の手順を示してくださいました。それを、担当の生徒が説明してくれました。ここまでしてくださったのだから大丈夫だろうと思っていましたが、現実はそんなに甘くありませんでした。けっこう悪戦苦闘している生徒もいました。

 今日は、ランチルームに秋の香りが漂い、みんなで秋を感じ、そして、味わいながらの給食の時間となりました。馬場先生、給食室の先生方ありがとうございました。ごちそうさまでした。



山鹿市科学展・発明工夫展

10月14日(土)・15日(日)、山鹿市科学展・発明工夫展が鹿本市民センターにて開催されました。本校生徒の作品も、化学1作品、物理1作品、発明工夫8作品の計10作品が展示されていました。科学展の方は、自らの疑問や着想に基づいてていねいに研究、考察してきたことがわかり、「科学者の卵」のように感じました。また、発明工夫展は、身近なことを便利に快適にするためのちょっとした工夫やアイデアが生かされていて、なるほどと思うものばかりでした。疑問を解決したり、より生活を豊かにしていくためには、今あるものを当たり前と思わずに、「こんな風にできないか」とか「ここをこうすれば」といった発想が大切なんだと思いました。「現状に満足しないこと」、そこに人類の進歩があることを教えてくれた科学展・発明工夫展でした。

 たくさんのアイデアと工夫、とてもすごいと思いました。




熊本県人権子ども集会

 10月14日(土)10時00分より、パークドーム熊本にて、部落差別をはじめあらゆる差別をなくす熊本県人権子ども集会が開催されました。本校からも12名の生徒が参加しました。集会前日の13日は、鹿北小学校の児童とともに事前学習会を行い、目的をしっかり確認し参加することができました。

 小学校の発表では、班ノートをきっかけに自分の家族のことや悩みなどを話せるようになったっこと、このクラスの友だちなら、自分のことを打ち明けられるなど、なかまとのつながりの大切さをうったえました。また、水俣での学習やそこで出会った方々が自分のありのままを笑顔で話される姿に接し、自分のことを話していくようになったことなどを発表してくれました。

 真実とは、みんなが事実を知り、1つ1つ確認しつかみとるもの、謝った考え方が偏見につながり差別を生む。だからこそ、正しい理解が必要なんだ。「あの人は〇〇らしいよ」、とのうわさが決めつけにつながる。本当のことは何かを見抜く力をつけていきたいとの決意を伝えてくれました。

 

 中学校の発表では、熊本地震の時の様子やその時に思ったことなど語ってくれました。当たり前の生活がどれだけ大切なのか、当たり前の日常が奪われ、多くのものを失った。しかし、手に入れたものもある。それは、人と人とのつながりであり、人の温かさ。

 そして、少しでもみんなの力になりたいとの思いから「復興プロジェクト」に取り組んでいった。清掃活動、花いっぱい運動、はるかのひまわり絆プロジェクト、メッセージボード、メッセージカードなど、中学生でもできることに取り組んだ。

 これらの活動を通して、初めてきつかった思いを話すことができるようになった。話して良かったと思えた。言わなければ本当の気持ちは伝わらないことなどを私たちに伝えてくれました。

 わからないことは聞く。さらに自分の思いを伝え、支え合う本当のなかまづくりにこれからも取り組んでいく決意を発表してくれました。

 

 高等学校の発表では、中学時代、高校時代にいじめにあったこと。いじめに負けなかったのは、解放子ども会のなかまがいたから。そして、学習会は、私の命を救ってくれた心の支えになる場所。一緒に悩んだり闘ってくれるなかまをこれからも大切にしていきたい。

 「いじめは、人の命を奪う、未来を奪う。いじめは、目に見えない殺人」との言葉、心に響きました。友だちとなかまの違いは?私たちへの問いかけです。しっかり考えていきたいです。

 気づき、思い、考えること、みんなに伝えること。表で笑っていても、心の中で泣いている、傷ついている人がいる。だからこそ、話を聞くことが大切。何でもはなせるなかまの存在が大切。勇気をもって行動する。見て見ぬ振りをしない。1つの勇気が1つの笑顔をつくる。力強いメッセージをもらいました。

 

 今日の集会で感じたことや思ったことを19日の鹿北小・中学校合同報告会で代表児童・生徒から伝えてもらいます。一人一人がその思いを受け取り、行動に移していくことが何より大切となります。これからが新たなスタートです。


【事前学習会】


【県人権子ども集会】

ガンバレ 卒業生!!

10月13日(金)14時00分から城北高等学校説明会がありました。そして、説明会終了後、本校卒業生がお世話になっている野球部の監督さんに挨拶にうかがいました。グラウンドに行くと、遠くからでも、私に向かって大きい声で野球部員全員が挨拶をしてくれました。練習も真剣な雰囲気とともに活気がありました。とてもすがすがしく、全国大会を目指しているチームというのは、こういうチームなんだと思いました。

監督さんが、鹿北中出身の野球部員を呼んでくださり、少し話をすることができました。みんな礼儀正しく、しっかりとした受け答えができ、卒業して1年もたっていないのに、人としても大きく成長していることが伝わってきました。そんな卒業生の姿を見ることができ、うれしかったです。

今後の成長、活躍を楽しみにしています。

 


3年生、手をつなごうプロジェクトPR動画作成第2弾


10月13日(金)11時15分より、3年生はかほくまつりの取組の一貫として「手をつなごうプロジェクト」のPR動画作成のため、まほろば保育園を訪問しました。園長先生をはじめ先生方が快く協力してくださり、また園児のみんなも元気いっぱい参加してくれました。生徒も園児もみんないい笑顔です。この笑顔をプロジェクトを通して鹿北町にもっともっと広げていきたいとの3年生の思いが感じられます。鹿北市民センターの職員の皆さまとともに、どんなPR動画ができるのか楽しみにしています。

そして、今日は、毎日新聞社からも取材に来てくださいました。また、先日のNHKクマロクでは、3年生のはがきが読まれ、かほくまつりまで取組の様子を取材してくださるとのことです。中学生の頑張りや思いが広がりを見せています。


読み聞かせ、ありがとうございます。朝から笑顔です。


10月13日(金)、今日は朝8時10分より、マザーグースの皆さまに読み聞かせを行っていただきました。各学年の生徒がマザーグースの皆さまを校長室まで迎えに来てくれます。そして、ご案内します。今日も絵本の中に引き込まれていき、豊かな気持ちにさせていただきました。また、布でできた絵本や、ドングリを持ってきてくださり、一緒に歌を歌って簡単なゲームもしました。教室には笑顔があふれていました。わずかな時間ですが、とても大切な時間です。ありがとうございました。

そして、今日は、あやすぎ学級の生徒と大谷先生が折り紙で作った箱をプレゼントしました。箱を開けると中には、あめ玉が入っていました。いつも私たちを笑顔にしてくださるので、今日はマザーグースの皆さまに笑顔になっていただけてよかったです。あやすぎ学級の生徒のみなさん、大谷先生、ありがとうございました。

山鹿市中体連駅伝競走大会選手推戴式

10月12日(木)8時05分より、山鹿市中体連駅伝競走大会選手推戴式を行いました。初めに選手団を代表して棚倉望未君が力強く校旗を受け取りました。そして、激励の言葉を伝えました。生徒を代表して、古川真衣さんから選手への激励の言葉を、そして、選手を代表して女子は古川莉緒さん、男子は矢住智大君が決意発表を行いました。最後に、富安快斗君が選手宣誓を堂々と行いました。決意みなぎる引き締まった推戴式を行うことができました。

 17日の山鹿市中体連駅伝競走大会は、全校生徒で参加します。鹿北中は全員が選手、全員がサポーター。そんな意識で参加します。

掲示用ボードの返却

10月11日(水)の昼休み、清流祭の時に鹿北市民センターからお借りした掲示用ボードの返却を行いました。お借りした時と同じように、生徒、職員の「人海戦術」での返却です。一斉に返却に向かう様子は壮観です。鹿北中学校の秋の風物詩です。

「協力」という文字が秋空に浮かんできそうです。

2回目の駅伝試走

10月10日(火)清流祭の振替休業日です。そして、2回目の駅伝の試走日でもあります。朝からカルチャースポーツセンターの駅伝コースでの試走を行いました。アップを行ったあと、女子は2kmコース、男子は3kmコースを走りました。真剣な表情、苦しそうな表情、負けないぞという表情、表情や走りから、様々な思いが伝わってきます。みんな精一杯の力を出しています。「ガンバレ!」の声がいろいろな所から聞こえてきます。

 この日は、事務の森先生も応援のかけつけてくれました。生徒へ激励の言葉もいただきました。志方先生は差し入れを持ってきてくださいました。たくさんの人の応援があります。また、たくさんの人のサポートがあります。中体連駅伝は、鹿北中学校の総力戦で望みます。



清流祭 感動の一日!

10月8日(日)、秋の一大イベントである「第33回清流祭」を開催しました。たくさんのご来賓の皆さま、保護者の皆さま、地域の皆さまにご来場いただきました。心よりお礼申し上げます。そして、たくさんの感動と元気をお届けすることができました。

今日一日、演奏、言語、作文、映像、歌、絵画、書道、作品制作、劇・・・様々な方法で私たちに中学生らしい感性でメッセージを伝えてくれました。本当に受け止めきれないくらいの、そして、熱い熱いメッセージを伝えてくれました。「鹿北中の底力」を見せてくれた中学生に感謝です。本当にすばらしかった。

 〇 オープニング 

  生徒会執行部が劇を通して、清流祭テーマ「万里一空」~集え!それぞれの個性、清流の花束~、に込められた思いを表現しました。1つの目標に向かって努力すること、そして、みんなで創り上げることの大切さを伝えてくれました。

 〇 吹奏楽部演奏

  楽器を通して楽しさや物語などを表現しました。自然とみんなが手拍子をするなど、会場を巻き込んで1つの世界をつくり出しました。普段から楽器の音がきこえてくる学校はすばらしいと思っていました。今日はさらにその思いを強くしました。


〇 英語暗唱

  自分たちがいつも使っている言語とは違う言語を使って様々な思いやできごとを表現しました。言葉の壁を乗り越えて、多くの人とつながってみたいと思わせてくれました。


〇 人権作文
 
1年生の吉田さんは、人のために行動すること、気持ちを共有することの大切さをうったえました。
2年生の井上さんは、自分の中にある差別心を見つめ、あと一歩の勇気を持ちたいとうったえました。3年生の島北君は、バリアフリーは周囲の人の協力が大切であることをうったえました。一人一人、自分を見つめる姿に感動しました。


 〇 台湾研修報告

  3年生の主計君が、県のグローバルジュニアドリーム事業で台湾に4泊5日の研修に行ったことを報告しました。将来、英語を生かして人のために尽くせる存在のなりたいと強く決意を述べてくれました。また、「人生は掛け算だ。君がゼロなら意味がない。」という言葉も印象に残りました。


〇 総合的な学習の時間の活動報告
 3年生は、福祉をテーマに学習してきたこと、体験を通して気づいたことなどを発表しました。認知症予防について簡単なゲームをしました。「会話をすることで元気をもらえる」「勝手に壁をつくっていた」「一人一人の個性を大切にする」そして「人生にはたくさんの転機があること」・・・生きていく上で大事なことを伝えてくれました。

  1年生は、鹿北の歴史、自然、文化、産業について調べたり、訪問して聞き取ったことを発表しました。「鹿北の人たちのあたたかさ」「地産地消」「グラウンドでサツマイモを植えたこと」など、私たちが知らない鹿北の魅力を発信してくれました。
 2年生は、職場体験を通して学んだことや感じたことを発表しました。「仕事は楽ではない」「周りを見て行動」「たくさんの人に支えられている」「地域の方々とふれあえる」「あいさつや返事の大切さ」「コミュニケーションに大切さ」「笑顔」・・・多くの学びがあったことが伝わってきました。






〇 
1年生の劇「外山先生とカイコの物語」 
 
蚕を育ててきた記録をもとに、蚕の成長を通して命の尊さを見つめてきたこと
や、蚕がだんだん好きになっていたことなどを表現力豊かに演じました。1年生らしくストレートに蚕にせまり、そして命にせまっていきました。


〇 2年生の劇「一人の少女から学んだこと」

  一緒に学校生活を送っていた時にはわからなかった少女の内面、本当の気持ち。何年か後に知ることができた時、自分たちの中にあった偏見や差別心がどれだけ人を傷つけていたのかに気づかされる。少女の心を見つめ、自分の心を見つめることで、命を見つめていく。学級のなかまとつながっていきたいとの思いが強く表れていました。


〇 合唱祭

  どの学年も、練習の成果を精一杯発揮してすばらしいハーモニーで心がとても温かくなりました。特に、選曲にそれぞれの学年の思いが込められていたと思います。

  1年生は「君をのせて」にこれからの中学校生活でいろいろなことにチャレンジしていくことや、若々しい希望が感じられました。

  2年生は「マイ バラード」を通して心を一つにしていくこと、なかまとの絆を深めていきたいとの思いが伝わってきました。

  3年生は「変わらないもの」を通して、これからみんな違う道を歩んでいくことになるけれど、心の中はいつも変わらない、そんな友情の大切さを持ち続けていきたいという思いが強く感じられました。

  全校合唱の「山のいぶき」では、自然豊かな鹿北の地を大切にし、誇りに思う気持ちがあふれていました。「しあわせ運べるように」は、熊本地震による被災からの復興を願う気持ちが手話と共に力強く表現されていました。




〇 3年生の劇「中学生日記~私の選択~」

  進路選択を通して、自分の中にある偏見や差別心を乗り越え、自分らしい生き方を見つめ、その生き方を貫き通す、人としての強さを情感あふれる演技で表現しました。人の値打ちは生まれた場所や出身高校で決まるわけではないこと、どの高校に行っても、そこで何をするのかが一番大切なことなど、人として生き方をみんなに問いかけました。3年生が、何を大切にして生きていくのかを、1・2年生、保護者の方々、地域の方々、教職員にしっかりと力強く届けてくれました。3年生の成長を感じた瞬間でした。



  
 あっという間の時の流れ、しかし、心が震えるくらい感動をもらった一日。一人一人にとって、自分を見つめ直す機会となりました。本当にありがとう。

  さて、今年の生徒会年間テーマは「START」です。常に、新しい一歩を踏み出していくということです。清流祭では、生徒のみなさんはすごい力を見せてくれました。その力を次にどう生かしていくのか。どこに向かってスタートをきるのか。一人一人が真剣に考えて、 自分らしく新たなスタートをきることとなります。勇気をもって、未来への一歩を踏み出していこう。


 

ナイトハイク

10月6日(金)19時30分より、鹿北町のナイトハイクが行われ、多数の生徒、先生が参加しました。すっかり暗くなった鹿北町体育館前での開会式、そして、出発です。コースは鹿北市民センターから旧岳間小学校経由、鹿北市民センターゴールの約15km。昼間の雨もあがり、ナイトハイクにぴったりの気候となりました。

 最初に旧岳間小学校に到着したのは、大谷先生、棚倉君、築島さんでした。その後、次々と中継地点に生徒、先生、そして地域の方がやってきました。生徒はまだまだ元気です。しかし、先生方は、あきらかに疲れが見えていました。

 鹿北市民センターには、23時までに、鹿北中の生徒、先生が無事に到着。市民センター内でいただいたぜんざいとつけものは最高の味でした。

 地域の方々といっしょになってのイベント。笑顔と歓声があふれ、きつかったけれど、充実した時間となりました。みなさん、よく頑張りました。ゆっくり休んでください。