日々の生活の中で

【小中連携】期集会に向けて

 10月28日(水)の昼休み、小学校のランチルームでは、いろいろな活動が行われていました。

 前方では、鹿北中1年生代表生徒と鹿北小5・6年生の代表児童が、30日に行う期集会の打ち合わせを行っていました。

 期集会とは、鹿北小・中学校の特色ある取組の一つで、小中学校9年間を、1期(小1~小4)、2期(小5~中1)、3期(中2~中3)と分けて、それぞれの期ごとに定期的に行われる集会です。

 今日は、2期の集会に向けて、小中学生の代表が当日の役割について話し合いを行いました。こんな話し合いができることが鹿北の教育の強みでもあります。

 また、給食室付近では、2年生の女子生徒、給食室の先生に、11月21日のふれあいデーでのカフェ経営について質問していました。

 2年生のカフェでは、炊き込みご飯、味噌玉、さらにマフィンなどをメニューとして考えています。

 200食以上準備するので、給食室の先生方に、食材の量や値段、作り方など、何度か教えていただいています。

 今日もいろいろと相談にのっていただいたようです。カフェ経営は思った以上に多くのことを考える必要があることがわかってきて大変ですが、一つ一つ解決しながら実現に向けて進んでいます。

 どんなカフェが出来上がるのかとても楽しみです。 

【学校生活】「鹿北ふれあいデー」ポスター完成

 10月27日(火)の6~7時間目の総合的な学習の時間、3年生女子生徒が、鹿北ふれあいデーのポスターを作成し見せに来てくれました。

 やさしい笑顔が印象的なポスター。温かさが伝わってくるとともに、鹿北中生が何を目的にこの企画を考えたのかが感じられるポスターに仕上がっています。

 28日(水)の朝、総合体育館に鹿北町全戸分のポスターを持参しましたので、近日中には、各家庭に届くことと思います。

 中学生が考えた企画、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

 すばらしいポスター、ありがとうございました。

【学校生活】2年生とビジネスの話をしました

 10月27日(月)の昼休み、2年生が校長室に来てくれました。そして、ビジネスの話をしました。

 11月21日(土)、鹿北中では鹿北ふれあいデーを企画していますが、この企画の中で2年生はカフェ経営を行います。

 そこで、現在必要な備品を調達する計画を立てていますが、以下のように3つに分類したとのことです。

 1 自分たちで準備できる物

 2 学校にお願いすること

 3 地域の方々にお願いすること

 そして、2番目の学校にお願いすることの交渉をするために来室しました。

 事前に作成したリストをもとに、目的についての説明や、何に使うのか、いくつ必要なのかなどについて話してくれました。

 事務室の先生とともに、いくつか質問したり、新たな提案などもさせてもらいました。

 キャリア教育の一環としてのカフェ経営。2年生は一から自分たちで考え具体的な形にしようと試行錯誤しながら一歩ずつ前進していることが伝わってきて、うれしくなりました。

 当日の大成功も大切ですが、今、創り上げている過程にも大きな学びがたくさんあります。その学びを生かしながら学校のリーダーとして成長する2年生の姿が目に浮かんできます。

【学校生活】3年生、共通テストに向けて頑張ってます!

 10月22日(木)、朝7時40分、3年生教室では、11月に実施される共通テストに向けての勉強会が行われています。教室に入ると、問題と向き合う生徒の真剣な表情があり、凛とした空気が漂っています。

 毎日の積み重ねが大きな結果につながることを信じて、頑張ってほしいと思います。

「継続は力なり」です。

 また、放課後、16時45分より、約1時間、共通テストに向けての学習会を行っています。今日は、国語の古典を学習しました。多くの先生方が学習会に入り、個別にアドバイスをするなど、3年生の学習を支えています。

 朝夕の学習会、今までいろいろなことにチャレンジしてきた3年生だからこそ、やりきることができるはずです。ガンバレ! 

【学校生活】地域未来塾が始まりました

今週から来年2月までの期間で、地域未来塾が始まりました。先日、未来塾で指導してくださる先生とともに、未来塾の出発式を行いました。

 2名の先生方より未来塾で勉強する生徒に熱いメッセージが伝えられ、代表生徒から決意の言葉が伝えられました。

 英語、数学を基本として、少人数での学習を行い、先生方より一人一人に適切なアドバイスをしていただきながら学びを進めていきます。たくさんの「わかった!」が聞こえる未来塾になることを期待しています。 

 

【学校生活】小学生に元気をもらいました

 10月22日(木)の午前中、用事があって鹿北小学校に行きました。用事を済ませて中学校へ帰る時、元気の良い歌声や楽器の音色が聴こえてきました。

 廊下から教室を見ると、低学年の子どもたちが一生懸命歌ったり演奏する姿を見ることができました。

「がんばろう!」という元気をもらいました。 

【学校生活】「鹿北ふれあいデー」の取組始動

 10月20日(火)の7時間目、総合的な学習の時間に取り組みました。1年生代表生徒は、図書室で地域の方々と冊子作成の編集会議を行いました。また教室では、鹿北ふれあいデーの展示等について考えました。

 2年生は、カフェの経営準備。自分たちで準備できるもの、学校にお願いすること、さらには、地域の方々に依頼することなど、今後の活動の仕分けを行いました。
 3年生は、鹿北ふれあいデー全体のプロデュースや様々な企画について具体化の話し合いを行いました。

 いよいよ鹿北ふれあいデーの取組が本格的に始まりました。

【学校生活】清流祭振り返り

10月20日(火)の5時間目、各学級で総務委員が司会進行を担当して、清流祭の振り返りを行いました。

 テーマの達成や自分の殻を破ること、また、成果を確認して、どのように次の鹿北ふれあいデーにつなげていくのかなど、活発に意見交換を行いました。

 1・2年生教室での話し合いには、生徒会三役の3年生が入って、話し合いの趣旨説明をしたり、思いを伝えるなど、より深い話し合いとなるようアドバイスしていました。

 5時間目の話し合いの結果を踏まえて、6時間目は体育館で全体の話し合いが行われます。

 6時間目、体育館に全校生徒が集合し、5時間目の学級での話し合いをもとに、清流祭の成果と課題を共有しました。

 各学年の代表生徒から、学級での話し合いで出された意見などが報告され、他学年からの意見や感想などが伝えられました。

 9月の小中合同運動会、10月の清流祭、11月の鹿北ふれあいデーと続く学校行事には、学びの連続性があります。

 運動会の成果は清流祭に生かされ、課題として残った部分は、清流祭の取組を通して再チャレンジされていきました。

 同じような形で、鹿北ふれあいデーの取組に臨んでいきます。だからこそ、徹底した振り返りが大切となります。

 今日の全校集会で「(小中合同運動会+1)+(清流祭+1)」について共有し、鹿北ふれあいデーの取組に生かされていきます。

 話し合い活動を通して、生徒会年間テーマ「前進」を生徒自らが体現しようとする姿に接し、鹿北中生の集団の質の高さを感じました。

【学校生活】第36回清流祭

 10月18日(日)、8時30分より、鹿北中体育館にて、多数の保護者の皆さまにご来場いただき、第36回清流祭を開催しました。

 今年の清流祭テーマは「友輝 ~自分の殻を破り、ともに踏み出そう新たな自分へ~」。直前の生徒集会でも、再度テーマ、サブテーマを確認し、一人一人が自分の殻を破るとは具体的にどんなことなのかを考え清流祭に臨みました。

オープニング

 生徒会三役による劇。目標に向かって一緒に進んでいく中で大切なものは何かを問いかけました。一人一人の個性を大切にしていくことなど、鹿北中生が大切にしていることを表現しました。

音楽部の演奏

 今年も鹿北を!山鹿を!そして皆さんを!笑顔にすることをコンセプトとして「パワー」を届けてくれました。そして、リコーダーやトーンチャイム、ベルハーモニーなど様々な楽器で癒しの空間を演出しました。

作文発表

 鹿北町は「小さな親切運動」を実践しています。鹿北中でも「小さな親切運動実践校」として、定期的に作文発表を行っています。今年の清流祭でも各学年代表生徒の発表があり、会場が温かい空気に包まれました。

ビブリオバトル

 鹿北中として初めての試み。おすすめの本を紹介し合い、「一番読みたくなった本」を決める知的書評合戦。各学年の予選を勝ち抜いた3名の生徒による代表決定戦。鹿北中初代チャンプ本は3年生代表生徒が紹介してくれた本に決定しました。 

 チャンプ本は、「あの夏を生きた君へ」です。

1年生劇「鹿北遺産みーつけた!」

 「ふるさと再発見」をテーマに未来に残したい鹿北の宝「鹿北遺産」について調べ、今まで知っているようで知らなかったことにも気づくことができました。大好きな町だからこそ、たくさんの人たちに鹿北の魅力を伝えたい!!25人の1年生が、劇を通して鹿北の魅力を情感豊かに紹介してくれました。

2年生劇「宮古鹿北物語~出逢いが創る絆と感動~」

 昨年度から、沖縄県の宮古島にある「結の橋学園」との交流活動に取り組んでいる2年生。宮古島のことや鹿北・山鹿のことを調べたり、今年の2月には、実際に宮古島を訪問して、直接、「結の橋学園」の皆さんと交流をしたりしました。その時の体験や感動を劇で表現しました。

合唱祭

 最初に校歌の全員合唱。続いて、1年生が「unlimited」を歌いました。個性豊かな1年生。そんな1年生らしく希望に満ちた今の思いを表現しました。

 2年生の合唱は、「風をみつけて」です。一人一人の思いが重なり合いとても温かく優しい歌声が会場を包んでいきました。2年生が一歩ずつリーダーに成長していることを実感しました。

 3年生の合唱は、「手紙」。進路決定の時期が近づき、不安や悩みに押しつぶされそうな時があります。そんな思いを未来の自分に打ち明けます。自分と重ね合わせながらの合唱は、一人一人の心に熱いものが伝わってきました。

 学年の合唱後、鹿北中が歌い継いでいる「しあわせ運べるように」を、手話をつけて歌いました。熊本地震で被災された全ての方々を元気にしたいと、先輩方が歌い始め、その思いを受け継ぎ、さらに広めようと歌い続けています。

 「山のいぶき」は、鹿北町が四半世紀を超えて歌い継いでいる曲。鹿北町の自然の豊かさ、命の息吹を伝えたいとの思いを込めて歌いました。

 そして、今回からこの2曲に加え、「花は咲く」を歌うことが3年生から発表されました。この曲は、東日本大震災の復興支援ソングです。東日本大震災を風化させないとの先輩方の思いを3年生が具体的な形で伝えていくことを提案しました。

 日本中の全ての方々へ、「ふるさと」を愛する方々へとの思いが込められています。3年生が手話をつけて歌った今日の清流祭が、鹿北中の新たな伝統の出発点となりました。

3年生劇 「私の選択~進路公開に向けて~」

 もうすぐ進路選択、受験を迎える3年生。体験入学や三者面談など、受験に向けて急激に動き始めました。志望校を決める中で、いろいろな思いがぶつかります。それぞれの進路を決めるにあたって何が大切なのか、悩みながらも一番大切にしたいものは何なのかを力強く伝えてくれました。

 1・2年生にとっての憧れであり、大きな壁のような存在となった3年生。さすが3年生です。

 展示見学

 午後は展示見学を行いました。山鹿市科学展、発明工夫展出品作品、美術作品、書写、家庭科のティッシュケースや造花アレンジ、総合的な学習の時間の学びの展示、鹿北絵画クラブの皆さまの作品、支援学級やせせらぎ教室の作品、鹿北中恒例の卒業アルバムの展示など、たくさんの展示作品を丁寧に鑑賞しました。

    今年の清流祭、何といっても全校生徒が参加できたこと。このことが一番うれしかったです。誰一人かけることなく、全員が体育館にいる。なかまのすばらしさを感じました。

 次に、新たな伝統となるビブリオバトルや「花は咲く」など、現状維持に満足せず常に新しい何かを生み出そうとするエネルギーが感じられたことが素晴らしいと思いました。

 そして、生徒会三役や総務委員会を中心に、テーマにこだわり、何度も話し合い、集会活動を行ったり、各学年の取組でも、試行錯誤しながら、ぶつかり合いながら、みんなで劇や合唱を創り上げることができたことで、「大きな学び」が生まれたことがすごいことだと思いました。

 さらに、清流祭終了後の放課後、ほとんどの生徒が下校したあと、生徒会三役と各学年総務委員の生徒がランチルームに集まり今日の振り返りを行いました。活発な意見を出し合い、火曜日の学級活動、生徒集会で何を話し合うのかを考えました。

 

 常に、立ち止まらず、一歩先を考え前に進もうとする姿、その姿は、生徒会年間テーマ「前進」そのものであると感じました。