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R5 校長ブログ&学校通信

修了式、「校長の話」のラストの言葉は?

3月22日、1・2年生の修了式を行いました。「校長の話」の中で、最後に伝えたのが、写真の言葉です。昨日、相良北小と相良南小の卒業式に参列してきました。その新入生を巻き込みながら、令和6年度も「よりよい相良中の雰囲気」を創ってほしいと思っています。期待しています。

1・2年生修了式、生徒発表の一部を紹介

3月22日、1・2年生修了式を行いました。学年代表として2名の発表がありました。それぞれ、3学期の反省や頑張ったこと、そして来年度への決意を述べてくれました。その中から、勉強に関することの一部を紹介します。

【1年生代表】反省の1つ目は、「後期のテスト勉強」です。テスト期間になってから宿題を早く終わらせたり、自分なりに分からないところを勉強したりしたけど、自分の納得のいく結果ではなかったです。次のテストでは、勉強の仕方やノートの取り方を工夫して自分の納得のいく結果になるように頑張りたいです。
 【2年生代表】3学期頑張ったことの1つ目は「新研究」です。受験対策のために、2学期の後半から始まりました。新研究は、毎日、教科ごとに日替わりで出されます。私が新研究をするうえで心がけていることは、「適当にやらずに習ったことを思い出しながら復習すること」です。

「課題を明確にして取り組むこと」は、とっても大切な学び方です。各学年の修了、おめでとう。

2年生「立志の誓い」、背中を押してくれる言葉

3月15日のPTA授業参観で、2年生は、保護者の方々や級友に向けて、「立志の誓い」を行いました。司会の生徒が次のように話しました。

大人になる自覚を持ち、自分の将来を考えるきっかけにしたい。大人になるための大切にしたい言葉を発表します。

誓いが始まりました。生徒たちは、大切にしたい言葉が書かれた色紙を持ち、その言葉を紹介した後、意味や選んだ理由を伝えていました。それぞれの人生において、その言葉は、きっとあなたたちの背中を押してくれることでしょう。

 

 

1・2年PTA授業参観&懇談会、1年間の成長を共有

3月15日、1・2年PTA授業参観&懇談会を行いました。1年生は道徳「人生最大の失敗」の授業でした。2年生は各クラスに分かれて、教室で「立志の誓い」でした。授業もですが、その後の懇談会も、多くの保護者の皆様の参加があり、大変ありがとうございました。懇談会では、3学期の学習や生活について学年主任や担任からの説明があり、生徒の1年間の成長を共有していただけたことと思います。来年度も、生徒を中心として、しっかり連携を図っていけたらと考えています。よろしくお願いします。

 

1年生サッカーの授業、応援の声につい運動場へ

3月15日、1年生の4時間目は、体育「サッカー」の授業でした。検食として給食を早めに食べていると、校長室まで応援の声が聞こえてきました。見ると、女子の試合に身を乗り出しながら大きな声で応援している男子の姿が見えました。急いで検食を終え、運動場に参観に行きました。女子の試合を少しと男子の試合を見ました。「どんまい」「オッケー」「ごめーん」「大丈夫」「いいねー」と元気が出るような言葉が飛びかっていました。1年生の「思いやり言動」が素敵でした。晴天の中の運動場が、より温かくなりました。言葉は、「空気」を作り、「雰囲気」を作りますよね。

 

 

自治的な雰囲気を育てる専門委員会、来年度の取組を検討!

3月14日、本年度最後の専門委員会を行いました。3年生が卒業し、2年生の専門委員長が中心となり会を進めました。生徒会執行部と9つの専門委員会に分かれて、来年度の取組について検討しました。先生たちはサポート役です。自分たちで考え、検討し、実行していきます。まさに自治的な雰囲気を育てるのが、この委員会活動です。自分たちの相良中学校を、自分たちでよりよくしていこうという気概を感じる時間でした。

卒業生が登校指導、地域住民の一人として交通安全

3月14日の朝、卒業生が黄色い旗をもって登校指導をしていました。いつもの挨拶運動の場所を離れて、写真を撮りに行きました。話を聞くと、小学校で行われている輪番制の登校指導に、お父さんの代役として来たそうです。毎朝登校指導をしていただいている地域の方と3人で、卒業後のことについて話しながら登校指導をしました。全員が登校した後、横断歩道を渡る私にも、黄色い旗をかざして車への注意喚起をしてくれました。地域住民の一人として交通安全の啓発、ありがとう。そして、4月からは高校へ行ってらっしゃい。

 

卒業証書授与式、「宝物を心にしまい、新しい道を!」

3月10日、第21回卒業証書授与式を行いました。多数の来賓の皆様と保護者の皆様をお迎えし、厳粛の中にも、感動的な卒業式が行われました。答辞で、卒業生代表が、3年生の仲間みんなに次のように伝えました。

思い出の全てがきっと宝物になるのでしょう。4月にはそれぞれの道を歩いて行きます。宝物を大切に心にしまい、がんばっていきましょう。

まさに、中学校生活の終わりでもあり、新しい道のスタートでもあります。おめでとう。

 

合同数学、3年生から学び+1年生に教える

2月27日、「3年生と1年生の合同数学」が行われました。残念ながら私は参観に行けませんでしたが、写真や学級通信の記事から、とても良い学びになったようです。そこでその記事の一部を紹介します。

(略)始めは緊張もありましたが、1年生の分からない数学の問題を3年生が立派に教えてくれました。数学だけにとどまらず、日頃は質問できない進路のことなどを質問し、3年生から多くのことを学ぶことができたと思います。
【3年生の感想】行事とか休みの日とか関係なく1日1日を大切に楽しんでください。部活でも自分の全力を出し切ってほしいです。勉強はこれから難しくなってきて「だるいな~」て思うときもあるけど、そこから放置しないでもう一回挑戦してほしいです。後悔のないように、今をしっかり楽しんでください。
【1年生の感想】合同数学を通して、3年生の大切さに改めて気がつきました。3年生が今まで引っ張ってくれたから、行事が充実していたし、3年生のおかげで学校がまとまっていたと思います。3年生が残してくれたものを受け継いで、今の3年生のような先輩になりたいです。

卒業文集「第二の家」、一人一人の思いがた~くさん。

3月6日、学年主任の先生から「卒業文集『第二の家』」を頂きました。中には、一人一人の作文があり、全員分読みました。中学校で挑戦したこと、中学校での成長、将来のこと、友達への感謝、先生への感謝、親への感謝等、普段なかなか言えない自分の気持ちがしっかりと綴られていました。3年生の保護者の皆様、子供さんの思いをしっかりと共有してあげてください。

卒業カレンダー、素敵な言葉が!

3月6日、3年生の教室の後ろには、すでに使用した卒業カレンダー飾ってありました。数字の下には、「みんなへのメッセージ」として、素敵な言葉がたくさんありました。その中で、あと「15日」のカレンダーに書いてあった言葉を紹介します。子供の感性って素敵です。

1年生の時、何もできなかった僕達。2年生の時、色々怒られた僕達。成長するきっかけをくれた長野先生。3年生の時、色んなことに挑戦した僕達。僕たちを見守ってくれた中満先生。3年間お世話になった一代先生。あと15日です。今までの8年間に比べれば、秒で終わります。なので、秒に感じないように、濃い15日間にして、みんなで卒業しましょう。

 

 

後期選抜、受験はゴールではなく「節目」

3月4日に、後期選抜の事前指導を行いました。その中で、次のような話しました。

 受検はゴールではなく「節目」です。竹の節目が詰まっていて硬いように、受験という節目は皆さんを太く大きくします。なぜなら、節目節目でがんばるからです。(略)皆さんは、校長先生が自信をもって、各高校に送り出せる生徒です。明日の受検という節目に、しっかりと挑戦してきてください。

本日、2日間の後期選抜が終わりました。3月13日の合格発表で、全員の桜の花が開くことを心から願っています。

水墨画の授業、模写は「真似る」で「学ぶ」

3月4日、1年生が美術の授業で「模写」を行っていました。めあては「墨の量や筆の勢いに気をつけて模写をしよう。」です。模写する水墨画は、「鵜図」と「がまふぐ」から生徒が選びます。生徒たちは、手本をよ~く見ながら、模写していました。古語では、「学ぶ」を「まねぶ」と読みます。「なねぶ」とは「まねる」という意味です。スポーツでも、演奏でも、言語でも、そして、絵画でも同じで、上達するためには、真似てやってみることからスタートします。何かができるようになりたいと思うときは、しっかりと「真似る」で「学ぶ」です。

入選の俳句と短歌、鋭い感性に共感!

3月1日、「万句のふるさと菊池」入選句・歌集の冊子が届きました。県内外の小中学生から、1万点以上の俳句・短歌の応募があり、200点が入選作品として、この冊子に収められました。本校からの入選は次の俳句1点、短歌1点です。私も2人の作品を読み、感性の鋭さに、共感しました。

俳句「部活漬け 予定びっしり 十二月」
短歌「心地よい 秋風の中を 駆け抜ける 繋がれ『思い』 繋がれ『タスキ』」

卒業式の歌の練習、歌詞と思い出のリンク

2月29日、昼休みに歌の練習を行っていました。3年生が体育館にて自分たちだけで練習していました。そして、1.2年生の男子が音楽室で、音楽の先生と一緒に練習していました。ちなみに1.2年生の女子は昨日の昼休みに練習していました。3月10日(日)の卒業証書授与式まで、あと1週間と少しです。当日、歌詞と思い出をリンクさせて歌ってほしいものです。楽しみにしています。

保健体育の授業、心肺蘇生法の実習

2月22日、保健体育の授業で2年生が心肺蘇生法について学びました。下球磨消防署中分署から消防士の皆様に来校いただき、講話を聞いた後、3グループに分かれて、全員が心肺蘇生法の実習(心臓マッサージとAED)を行いました。生徒の感想の一部を紹介します。

 心臓マッサージをする時はちゃんと順番があることや、AEDをした後すぐに心臓マッサージをすることが大切だということを知りました。
1分ごとに命を落とす確率が10%ずつ無くなっていくので、今後そういう場面に出くわしたら、迷いなく行動していきたいと思います。
心肺蘇生をしてみて、2分間ほど1人でするのは本当にきつかったです。なので、大きな声で助けを求めることが大切だと思いました。
人を助けるためには、ろっ骨を折ってでも心臓を動かそうという強い信念や勇気などが大事だと感じました。

「虹」が、相良中の校舎から出始めました。

2月26日、登校してくる生徒たちに、「虹出ているの知っている?」と尋ねました。初めて知る生徒、すでに知っていた生徒、様々でしたが、なぜかしら「虹」は心をワクワクさせます。8時には消えてなくなりましたが、約20分ぐらい、相良中学校の校舎から出始めて、大きな大きな半円を作りました。今日は素敵な一日になりそうです。

 

朝の読書に関する作文②「20 分間で広がる輪」

全国配付の「YA2024朝の読書ガイドブック」等に掲載された、朝の読書に関する作文の2人目を紹介します。

「20 分間で広がる輪」 相良中学校1年生

小学校1年生の頃、私は本をよく借りていた。だが、目的は「本を読むこと」ではなく、「多読賞をもらうこと」だった。その当時は、読書は、何の知識も得られず、ただの暇つぶしで、意味のないこととさえ思っていた。しかし、2年生になった頃、『ざんねんないきもの事典』という本が学校中で流行った。小学生でも分かる内容、ユーモア、リアルなイラスト。何よりも、メジャーな動物からマイナーな動物までの意外なところがかかれてあり、1冊読むだけでも、動物博士になった気分になる。それをきっかけに、本に興味を持ち始めた。中学校に入ってから、前のように休み時間に本を読むことができなくなり、本を読む時間を確保できずにいた。そこで私の読書の時間をつくってくれたのは、『朝の読書』だった。この20分間で私は、学び、発見し、考えを改めることができた。中学校には、小学校にはないような小説が多くある。中でも私が衝撃を受けたのは、『告白』だった。1つの事件を犯人やクラスメイトの多くの視点からどんどん掘り下げていくのは新体験だった。そして、読んでいる間、背筋がゾワゾワする感覚も好きだった。この本達は、私の20分間を彩ってくれた。でも、それは私だけではない。クラスのみんなもだ。この時間ではみんなが読書に熱中している。よくふざけるあの子も、おしゃべりが好きなあの子だって。また、『朝の読書』が終わった後でも夢中に本を読み進める子もいた。それは、一人の本好きとして喜ばしいことだ。こうやって、読書の輪が広がっていって欲しい。

心の健康づくり講演会「ストレスについて知ろう」

2月20日、1年生を対象に「心の健康づくり講演会」を行いました。講師は、本校に月1回程度来校していただくスクールカウンセラーの先生で、演題は「ストレスについて知ろう」です。4名の感想の一部を紹介します。

外部から刺激を受けた時に生じる緊張状態のことが、「ストレス」だと改めてわかりました。
適度なストレスは、心身の成長にもつながるのでいいことだということを知りました。
ストレスを発散するのは、効果のない「テレビゲーム」や「ネットサーフィン」ではなく、しっかり効果のある「運動」や「音楽」にしようと思いました。
ストレスをマイナスだけでとらえるのではなく、プラスで考える「リフレーミング」を大切にしようと思いました。