日誌

2022年11月の記事一覧

「百年杉タイム」 いい汗流しました。

11月29日、「百年杉タイム」がスタートしました。「百年杉タイム」とは、百年杉を含む外周を走る10分間走(全校体育)のことです。12月23日に校内長距離走・駅伝大会が行われるので、それに向けて、週2回(火曜日と金曜日の15:55~16:05)実施していきます。生徒も先生も、POPな音楽が流れる中、自分のペースで10分間しっかり走りました。気温が高かったこともあり、10分後には大粒の汗が噴き出ていました。適度な運動は、実に爽快です。

 

 

学び(特に知識)には、2つの場が必要!

11月22日、24日、25日は期末テストでした。学び(特に知識)には、2つの場が必要です。1つは「授業の場」です。授業では、新しいこと(新知)を学びます。もう1つは「復習の場」です。復習は、習ったこと(既知)を繰り返すことによって定着させる学びです。人の脳は1度学習したことを、1日後には74%、1週間後には77%、1カ月後には79%を忘れるという調査結果があります。だからこそ、「復習の場」が大切になってくるのです。その復習の場が、毎日の家庭学習ですし、今回の期末テストです。記憶力のピークは10~20代と言われます。今です。

秋に咲く「黄色いバラの花」をもらいました。

11月24日、黄色いバラの花をもらいました。実は銀杏の葉で作ってあるのです。11月25日の放課後、相良中ジョッキングクラブのメンバーと学校外周を3周走り終え、汗を拭いていました。すると、3年生の生徒2人が、こちらへ向かって歩いてきました。何だろうと思っていると、「どうぞ。校長先生。」と黄色いバラの花をさしだしました。「ありがとう。ドライフラワーにして校長室に飾ろう。」 秋に咲く「黄色いバラの花」は、今、校長室前の廊下に飾っています。秋ですね~。

性教育に関する講演会「性ってなんだろう」

11月18日、全校生徒を対象にした「性に関する講演会」を行いました。講師は、9月の校内研修でも講話していただいた曽方晴希(そがたはるき)さんです。演題は「性ってなんだろう?~それぞれの共通点と相違点について」です。3人の感想を紹介します。

一番驚いたことは、10人に1人は、LGBTQ+の人がいることです。知らず知らずのうちに会っているかもしれません。もし、その人が打ち明けてくれたら、優しく受け止めてあげようと思います。
質疑応答の際、「夢は、自分で自分の命を絶つ方を減らすこと。」と言われました。新しい夢を追いかける曽方さんは、本当にかっこいいと思います。
自分の「好き」も、相手の「好き」も知ろうとすることから始め、決めつけたりしないような、自分を大切にできる大人になりたいです。

研究授業1年理科「音の性質」

11月21日、1年生の理科の研究授業「音の性質」を行いました。単元の目標は「救急車の音の高さが聞く位置によって変化するのはどうしてだろう。」でした。興味関心を揺さぶられる目標です。今回は、音の伝わり方を「見える化」しようと4つの実験を行いました。実験のやり方が、実に、効率的・主体的・対話的でした。まず、班で分担して各自1つの実験を行い、その様子をタブレットで録画しました。そして、班に持ち帰り、班のメンバーに説明するという授業展開でした。11月25日には、人吉球磨理科研究会の先生方30名ほどが来校され、研究授業が行われます。ワクワクする授業になりそうです。

 

 

「朝の読書大賞」優秀校。全国の中学校でも2校のみ。

11月17日、図書委員長へ表彰を行いました。「第15回高橋松之助記念朝の読書大賞優秀校」に相良中学校が選出されたのです。全国の中学校の中で、大賞が1校(群馬県高崎市立第一中学校)で、次の賞として優秀校が1校(熊本県相良村立相良中学校)選出されました。素晴らしいことです。大きなポイントは、「中学生が年間一人平均72冊借りる『朝の読書』を中心とした読書活動」です。司書や国語の先生、そして図書委員会の皆さんの日常の啓発活動によりこの賞をいただいたと思っています。今後も、多くの本に出会い、人生をより豊かにしていってほしいと強く願っています。

美化ボランティア委員会の発表。環境にやさしい学校。

11月17日、生徒集会で美化ボランティア委員会の発表がありました。「『相良中学校版環境ISO宣言』は意識できていますか。」という全校生徒への投げかけでした。まず、6つの宣言の確認を行いました。本校で行っている6つのキーワードは、【①節電 ②歯磨きの水 ③エアコン ④ペットボトルキャップ ⑤紙のリサイクル ⑥ごみの分別】です。次に、ペットボトル回収の結果やお願いをしました。最後に、来年1月に行う「書き損じはがき回収」の紹介とお願いを行いました。環境にやさしい学校を作っていきましょう。

学習委員会の発表。自学のやり方も解説。

11月17日、生徒集会で、学習委員会が6つの〇✕問題を出しながら啓発を図りました。その中で、次のような〇✕問題がありました。「自学は習ったものを復習するものである。〇か✕か。」 正解は△でした。習ったものだけでなく、予習など自分にあう活用方法で使うという説明でした。そして、2人の自学の画像を見せながら解説をしました。学力向上に役立ちそうです。

文化祭、素敵な1日をありがとう。

11月13日、保護者の皆様等をお招きして文化祭を開催しました。私が今まで見た文化祭の中でも一番素晴らしい文化祭でした。すてきな1日になりました。執行部による開祭行事では、特に、夏休みから準備を始めた「ユーチューブ版かっこいい姿」が圧巻でした。各学年の劇のテーマは、1年「水俣病と人権」、2年「仕事と将来」、3年「東日本大震災と卒業」でした。劇の構成が工夫してあり、キャストの演技力が見事で、そして劇を通して訴えたいことがしっかりと伝わってきました。どの学年もレベルの高い劇でした。合唱は、始まる前の「円陣」で気持ちを高める姿、とてもいい雰囲気を作り出していました。元気よさ、強弱、そして、3部合唱が奏でるハーモニーは見事でした。

片付けの終わりに、全校生徒に「校長の話」をしました。その中で、各学年に対して文化祭を通して感じたことを伝えました。1年生には「1年生で、これだけの自治力。すばらしい。」、2年生には「安心して来年の相良中学校を任せられる。涙が目じりから出てきた。」、3年生には「さすが3年生。役者が豊富。背筋がぞくっとした。」誇れる105名の生徒たちです。本当にすてきな1日でした。保護者の皆様、ご観覧ありがとうございました。

 

研究授業 若鮎学級「自立活動」

11月8日、若鮎学級で、自立活動の研究授業が行われました。先月に蒔いた大根の間引きを行う内容でした。立派に成長した大根ですが、さらに大きくするために間隔を適切に開けていきます。間引いた大根葉は、持ち帰ったり、職員に配ったりしました。大根はこれからが季節です。収穫が楽しみです。あらためて、生徒が自然と触れ合うことの楽しさや大切さを感じ取れた時間となりました。