日誌

2023年12月の記事一覧

2学期終業式、各学年代表生徒の言葉紹介

12月22日、2学期終業式を行いました。各学年代表が体育館のステージ演台からスピーチしました。スピーチの一部を紹介します。

1年生代表「2つ目は、文化祭です。中学校に入学して初めての文化祭でした。文化祭では、1年生劇のリーダーとして、みんなの役やセリフを考えることをがんばりました。」
2年生代表「3つ目は、『これくらいでいいやをやめる』ということです。僕はこれまで勉強の量や質をこれくらいでいいやとあきらめていました。(省略)すると、理解度が意識する前と後では、違いがあることに気づきました。」
3年生代表「僕が冬休みに頑張りたいことは、受験に向けた勉強と英検に向けた勉強です。3月に受験があります。1度しか受けることができず、失敗するとその高校に入ることができないので、後悔がないように、この冬休みにしっかりと勉強したいです。」

長距離走・駅伝大会、素敵な雰囲気で大盛り上がり

12月22日、校内長距離走・駅伝大会を行いました。先日、来客の方が「生徒たち、一生懸命走りますね。」と言われました。私も体育の授業を見ながら同じ思いをしていました。大会でも、「チームのために走る。」「チームのために応援する」という素敵な雰囲気の中、大いに盛り上がりました。行事の取り組み方により、子供たちは成長します。クラスが成長します。そして、学校が成長していきます。そんな1日でした。

 

図書委員会による「読み聞かせ」、電子黒板活用

12月20日、図書委員会による「朝の読み聞かせ」が行われました。事前に本をスキャンして電子黒板でめくりながら、各教室で図書委員が読み聞かせをしてくれました。今回の本は「バスが来ましたよ」です。私は3年1組で聞きましたが、とても素敵なお話で、心が温かくなりました。図書委員会から少し早いクリスマスプレゼントを頂きました。

部活動の休日地域移行へ向け検討中

部活動は、少子化等の諸問題があり、すでに学校のみでは限界であり、専門的な技術指導を持続的に行っていくためにも、学校と地域が連携していく必要があります。スポーツ庁や文化庁では、まず「部活動の休日地域移行」を進めて、最終的には「完全地域移行」へという方針を示しています。相良村でも、11月1日に「相良村部活動の地域移行に関する検討委員会」を設立し、教育委員会を事務局とし、相良中学校、体育協会、各小中学校PTA会長、地域の部活動等指導者の計15名で協議を継続しています。検討委員会での令和5年度末ビジョンは次のとおりです。

令和6年度始めから、運動部活動(5つ)の休日地域移行がスムーズに実施できるように、その環境を整える。

協議の中で、休日地域移行の大きな課題は次の2つです。

①  「休日の指導者の確保」

②  「休日の指導者報酬等の運営費用」

 12月18日、各部活動保護者会長の皆様にお集まりいただき、趣旨説明等を行いました。今後も村の検討委員会にて協議を進めるとともに、村民の皆様にも周知を図っていきます。また、1月下旬には、臨時部活動総会と新入生説明会を開き説明等を行い、4月の部活動総会につないでいきます。課題解決に向けてのご理解、ご協力を宜しくお願いいたします。

薬物・タバコ・アルコールが人間の体に与える影響は?

12月15日、2年生で薬物乱用防止教育を実施しました。学校薬剤師の牟田様に講師として来校いただき、スライド等を使用しながら、分かりやすく説明をしていただきました。生徒の感想の一部を紹介します。

「タバコには、有害物質が約200種類、発がん物質が40種類入っていることを知りました。」
「大麻のタバコは、普通のタバコの20倍の発がん性物質があることを初めて知りました。」
「誘われた時の4つの断り方も分かりました。(①カエル作戦 ②こわれたCD作戦 ③3D作戦 ④逃げる作戦)この4つができな時は、ちゃんと自分の意思を伝えるようにしたいです。
「大麻では、4分の1が10代で逮捕されていることを知りました。大麻などは名前を変えて呼ばれていることがあるので、その時はちゃんと大麻かどうか見極めたいと思いました。」

 

選挙結果発表、生徒会としての「VとW」を!

12/15の朝、放送で、選挙管理委員長が、当選者の発表を行いました。当選した生徒の皆さん、おめでとうございます。是非、生徒会としての「VとW」を練り上げてほしいと思っています。そして、当選者も、残念ながら当選できなかった人も、応援者も、そして立会演説を聞いた生徒たちも、全校生徒で「さらによりよい相良中学校」を創っていってほしいと願っています。

 

立会演説会のスピーチを聞いて思うこと

12月14日、立会演説会と投票が行われました。会長に3名、副会長に7名、書記に3名の合計13名の立候補者と13名の応援者が体育館のステージ上で自分の思いをスピーチしました。聞きながら、3つのことを思いました。

①「こんな学校にしたい!」という想いを伝えることは、パワーとなり、自分自身をやる気にするし、聞いている人たちをもやる気にさせる。私自身もやる気をもらえた。
②立候補者と応援者の26名は、今回の選挙にあたり、一歩を踏み出した。葛藤や挑戦もあったと思うが、一歩踏み出したこと自体が、素晴らしく、必ず自分の成長、そして学校の成長につながる。
③学校のビジョン(学校教育目標、5つの育む力 等)に多くの生徒が触れていた。つまり、生徒を中心に同じ方向を向いた教育が推進していることを実感した。

会長賞受賞!「税金が〇〇と〇〇支えている」〇〇は何?

会長賞受賞作品「税金が〇〇と〇〇支えている」 さて、〇〇には何が入るでしょう?

12月14日、人吉税務署と租税教育推進協議会から3名来校され、校長室にて賞状等授与式が行われました。2学期の社会の授業で税について学び、標語を全校生徒が書きました。その中から「人吉球磨租税教育推進協議会会長賞」という素敵な賞を2年生の生徒が頂きました。標語は次のとおりです。「税金が 笑顔と未来 支えてる」

人権学習、「思いやり思考」と「思いやり言動」の向上を!

12月13日、各学年で人権学習を行いました。2学期は、先週と今週の合計2時間で、1年生と2年生が「ハンセン病回復者等の人権」、3年生は「部落差別問題に関する人権」を学習しました。各学期で「人権旬間」を設定していますが、メインは人権学習という授業です。様々な差別の歴史や現状から、自分たち自身を見つめ直す時間であり、「思いやり思考」と「思いやり言動」を向上させる大切な時間です。

 

ある授業の一場面です。何の授業の写真でしょう。

ある授業の一場面です。何の授業の写真でしょう。

答えは、2年1組の「音楽」の授業のラストの場面です。

12月12日、音楽の授業のめあては、「『Joyful,joyful』の曲にふさわしい表現を工夫して歌おう。」でした。また、本時の課題は「AとBの違いをどのように表現する?」でした。この曲は、しっとりしたAの曲想で始まり、途中からアップテンポのBの曲想に変わるのです。3つのグループで話し合ったり、練習したり、体でリズムをとったりしながら、班で発表し合ったそうです。私が音楽室に足を踏み入れたのは、この後でした。そして、最後に3グループ一緒に歌い終えた瞬間が、上の写真です。音を感じ、音を創作し、音を表現し、音を楽しんでいました。まさに「音楽」でした。