日誌

2023年9月の記事一覧

自学ノート、成長しているね。

9月28日、1年生の朝の会に参加しました。「先生からの話」の中で、自学についての話がありました。「昨日、『自学で、間違えたところをするといいよ。』と話したけど、早速、取り入れて自学をしている生徒が多かったです。とてもいいことです。特に、〇〇君の自学ノートは成長しているね。」早速、本人の許可も得て、担任の先生にコピーしてもらいました。

研究授業、3年1組道徳「将来の自分を見つめて」

9月28日、3年1組で道徳の研究授業を行いました。テーマは「将来の自分を見つめて」でした。とても素敵な教材で、「好きな仕事か安定かなやんでいる」という大学生の投書に、4つの考え方(①やりたいことを選ぶ ②まずは現実的な生き方 ③ゆっくり探してみる ④悩み続けている)が掲載された教材です。先生の中心発問は「一番共感できた仕事選びの考え方はどれですか?」で、「選択+焦点化」の発問です。生徒たちは、ペア発表やグループ発表、全体発表と、培ってきた発表力をしっかり活用しながら「主体的に学ぶ姿」で授業を進めていました。キャリア教育の授業としても素敵な1時間でした。

朝の読書、本を読む時間と借りる時間の設定

9月27日、本日の朝の読書は3年1組で読みました。朝読後の朝の会で担任の先生が「昨日の昼休みに本を借りました。そして、久しぶりに本を読みました。福沢諭吉の『学問のすすめ』です。この本おすすめです。それは、~~」と話しました。朝の読書には4原則があります。それは「みんなでやる」「毎日やる」「好きな本でよい」「ただ読むだけ」です。現代人は情報過多ですが、本を読む時間はなかなかありません。本を読む時間と本を借りる時間を設定すれば、全ての児童生徒、そして大人が本を読むようになり、そして、本を楽しむようになります。朝の読書20分は、相良中学校の大きな特色であり、この時間は、生徒たちにとっても、大きな財産になると思っています。

暴走族加入防止教室、警察の方からの講話

9月25日、人吉警察署交通安全課から来校され、「暴走族加入阻止教室」として20分間講話をしていただきました。内容は次の2点でした。①暴走族の危険性や犯罪性の認識 ②交通安全の知識や意識の向上

講話後に交通委員長がお礼の言葉を伝えました。「本日はありがとうございます。最近テレビで暴走族を見かけるので、3ない運動(暴走しない、暴走させない、暴走を見に行かない)を守りたいです。また、相良中では「徒歩・自転車100%」を目指しているので、今日言われたヘルメットの着用、一時停止等の交通ルールを守って登下校していきます。」

 

2学年学級活動、テーマ「修学旅行での班別行動のルート」

9月22日、2年2組で学級活動の授業を参観しました。めあて「話し合い活動を通して、班の意見をまとめよう」のもと、テーマ「修学旅行での班別行動(国際通り)のルート」について話し合いました。約1カ月後に迫った沖縄の修学旅行についての話し合いです。いやがおうでも盛り上がります。タブレットや地図を活用しながら、自分が行きたい場所や食べ物について班のメンバーに伝えたり、相手の意見を聞いて考えを広げたりしました。振り返りでの感想を紹介します。「計画を決めるには、譲り合いが大事だけど、それじゃ決まらないので、自分から意見を出すことも大事なんだなと思いました。それといろいろお店があって迷いました。とてもお腹がすきました。」

前期期末テスト終了、Vに向けてのWは如何に!

9月22日、朝の挨拶運動中に、3年生に「昨日、何時まで勉強したの?」と尋ねました。「11時30分までです。」や「12時までです。」の返答。「今日のテストがんばってね。」に、「ありがとうございます。」の返答。3日間の期末テストは本日で終わりです。本年度から通知表年2回発行に伴い、テストの時期や回数の見直しも図りました。定期テストとしては、前期中間テストに次いで、2回目となる前期期末テストとなります。さて、V(ビジョン=目標)に向けてのW(ワーク=積極性)はどうだったでしょうか?点数や順位も気になるところですが、「自分のVに向けてのW」について、振り返ってほしいです。これこそ「学力の基盤」です。

職場体験、事業所の皆様からの声②

前回の続きです。

白砂組様「現在、日本の土木業界では若い世代の人材が離れていく状況にあります。(省略)本日職場体験に参加してくれた二人に質問しました。私個人としては、非常に嬉しい答えが返ってきました。将来、土木技術者になりたい!と頭を縦に振ってくれました。今日の体験の中で頭に残ること、心に思うようなこと、ほんの少しでもあれば、本日の体験学習を実施してよかったと思います。二人はまだ中学生、将来がどういう風に変わるか分かりませんが、目標に向かって、前進して欲しいものです。」

ヒムカ食品様「今回のお話を頂いた時に、学生さんにどのような作業をして頂くか検討して「箱詰め」「袋詰め」「販促シールを袋詰め」「商品の計量」などの作業になりました。集合時間より皆さん早く集まられたため、予定より早く工場内に入っていただき作業をして頂きました。慣れない作業で、それも中腰ですることも多くあり、疲れられたと思います。(省略)工場の従業員に話を聞きましたが礼儀正しく、最初は緊張されていたとのことでしたが、徐々に雰囲気に慣れられたとのことでした。」

職場体験は、進路指導でもあり、キャリア教育でもありますが、「社会から学ぶ」素晴らしい時間です。生徒たちは、自分の将来や社会性について考える大きな機会となりました。職場体験を引き受け、生徒たちを受け入れ、いろいろな体験を検討し、そして体験を通してご指導して頂いたことに、心から感謝申し上げます。20の事業所の皆様、本当にありがとうございました。今後とも、生徒たちを、そして相良中を、応援していただけると幸いです。

 

職場体験、事業所の皆様からの声①

9月19日、2学年主任から「読んでみてください。」とFAX用紙を渡されました。その用紙には、職場体験学習に関するご意見やご感想が書かれていました。読み終わり、生徒たちの姿がよく伝わってくると同時に、事業所の方々の心遣い、想いがひしひしと伝わってきました。そして、「このFAXの文書を本校のHPで紹介したい。」と思い、4つの事業所に電話し、了解を頂きました。2回に分けて文章の一部分を紹介します。

イスミ商事(株)本社様「中学2年生とは思えないほど、指示された業務に対して真摯に取り組む姿勢には、感銘を受けました。作業スピードも速く、今後社会に出た際は、大きく活躍する逸材と感じました。特に素晴らしいところは、こちらが話している際は、こちらの目を見て聞いている姿が印象的でした。プラスワンとして、業務指示の際は、メモを取るなどあれば、なおよかったと思います。」

尾方様(農業)「生徒から『きつかったけど楽しかった。また来たいです。』と言ってくれたので、やってよかったと思っています。ドローンで農薬散布を見せましたが、びっくりしていました。みんな相良村で生活していますが、村のことを知らなかったり、興味がなかったりと、私も含めて、意外に村のことを分かっていません。職場体験に限らず、相良村のことを知る機会を作ることで、将来、村に貢献する人材が出てくればいいなと思いました。」

 

2年職場体験学習② まさに「現場で学ぶ」です。

前回の続きです。あと3名の職場体験を通して学んだことを紹介します。職場体験は、まさに「現場で学ぶ」です。

ヒムカ食品「お客様が口にする商品を扱うため、手洗いを2回するなど衛生面に気を付けること」

九州ソーシャルサポート「一日の始まりである『おはようございます』という言葉は、その人とのスタートを意味する挨拶であり、礼儀であること」

相良村役場「私は今まで将来何になるのか決めておらず、少し焦りを感じていました。ですが、今回の職場体験で皆様の働いている姿や優しさを感じ、私も将来は皆様のように、相手の気持ちに寄り添い、誰かの役に立てるような仕事をしたいと思うようになりました。」

 

 

2年職場体験学習① まさに「進路指導」です。

9月12日、2年生が相良村内や近隣市町村の20の事業所で職場体験学習を行いました。2学期に入ってからすぐ、伺う事業所について調べたり、電話で実際にアポイントしたりして、当日を迎えました。9月14日にお礼状を書きました。その中に、職場体験を通して学んだことがたくさん書かれていましたので、紹介します。職場体験は、まさに「進路指導」です。

なつめ保育園「体験する前は、楽しいだけの仕事だと思っていましたが、子供たちと触れ合ったり、先生方のお仕事をしていらっしゃる姿を見たりして、子供たちの命を預かる責任重大な仕事だと思いました。」

日野農園「休憩を楽しむためには、一生懸命仕事をがんばること。将来のことを考えるきっかけになりました。」

白砂組「決められた日数で工事を終わらせるために、チームでの連携や計画を立てることが大切になることが分かりました。」