日誌

朝の読書に関する作文①「読書は一つの成長の素」

全国配付の「YA2024朝の読書ガイドブック」等に掲載された、朝の読書に関する作文の1人目を紹介します。

「読書は一つの成長の素」 相良中学校2年生

私は、どちらかといえば、一人より大勢でいる方が好きだ。そのため、休み時間は、友達と遊んで過ごす事が多かった。しかし、中学生になると『朝の読書』が始まった。その時間は私に、一人の時間の大切さを教えてくれた。中学生になってからのこの2年をふり返ってみると、本と向き合った時間が私の成長の時間になっている気がする。本を読むと新たな知識、考えの他に自分の新たな一面を知ることができるような気がする。その度に私は、本の大切さを実感する。もっと早く出会っていれば、もっと多くの発見があったのではないかと、何度も思った。この考えを作り出してくれたのも全て、『朝の読書』のおかげだ。私は今、『異世界食堂』という本で新たな出会いを待っている。この本は私が中学生になって一番最初に心を奪われた本だ。あれから2年経った今でもこの本からは、たくさんのことを学んでいる。人に対する考え方や、今生きている「世界」との向き合い方など、本を読むことでしか得られないことばかりだ。楽しい学校生活の中にある『朝の読書』は私にとって一つの学習であり、経験である。この時間一つ一つを、私の一部としてこれからも大切に過ごしていきたい。