日誌

校長ブログ

2年職場体験学習② まさに「現場で学ぶ」です。

前回の続きです。あと3名の職場体験を通して学んだことを紹介します。職場体験は、まさに「現場で学ぶ」です。

ヒムカ食品「お客様が口にする商品を扱うため、手洗いを2回するなど衛生面に気を付けること」

九州ソーシャルサポート「一日の始まりである『おはようございます』という言葉は、その人とのスタートを意味する挨拶であり、礼儀であること」

相良村役場「私は今まで将来何になるのか決めておらず、少し焦りを感じていました。ですが、今回の職場体験で皆様の働いている姿や優しさを感じ、私も将来は皆様のように、相手の気持ちに寄り添い、誰かの役に立てるような仕事をしたいと思うようになりました。」

 

 

2年職場体験学習① まさに「進路指導」です。

9月12日、2年生が相良村内や近隣市町村の20の事業所で職場体験学習を行いました。2学期に入ってからすぐ、伺う事業所について調べたり、電話で実際にアポイントしたりして、当日を迎えました。9月14日にお礼状を書きました。その中に、職場体験を通して学んだことがたくさん書かれていましたので、紹介します。職場体験は、まさに「進路指導」です。

なつめ保育園「体験する前は、楽しいだけの仕事だと思っていましたが、子供たちと触れ合ったり、先生方のお仕事をしていらっしゃる姿を見たりして、子供たちの命を預かる責任重大な仕事だと思いました。」

日野農園「休憩を楽しむためには、一生懸命仕事をがんばること。将来のことを考えるきっかけになりました。」

白砂組「決められた日数で工事を終わらせるために、チームでの連携や計画を立てることが大切になることが分かりました。」

 

初の全校集会、3つのことを共有し、考えるきっかけに。

9月14日、本年度初めての全校集会を開きました。事前に生徒指導主事、学年主任、教頭先生で打ち合わせをして、3つのことに絞って、生徒に現状を示し、考えてもらう場としました。3つのこととは「①不要物を持ってこない」「②傍観者にならない」「③SNSの使い方」です。生徒指導主事は、途中生徒に考えさせながら具体的に3つことについて話をしました。小さな事かもしれませんが、大きくなる前にみんなで共有し、考えるきっかけになったと感じました。相良中学校が、今以上に「みんなが楽しくなる場」、今以上に「みんなが成長できる場」になってほしいと願っています。

 

6名の生徒が先生役で授業を進行、生徒の主体的な学び

9月13日、3年生の社会の授業で、生徒が前に立って説明をしていました。何の発表だろうと思って教室に入りました。「6人の生徒に先生役をしてもらっています。」とのことでした。「おもしろい。」と思い、私も授業に参加しました。「著作権って何ですか?」の質問に、1人の先生が「例えば~」と説明しながら、もう1人の先生が、教科書の関係する画像を電子黒板に提示しました。「先生の講義による学び」ではなく、まさに「生徒の主体的な学び」でした。

自由発表「アニメ」、熱きプレゼン!

9月11日、生徒集会で給食委員会と保健委員会の発表が行われました。その後、生徒会企画「自由発表」が行われました。テーマは「アニメ」で、2人が発表しました。1人目は「文豪ストレイドッグス」について熱く語ってくれました。太宰治や芥川龍之介等の文豪がキャラクター化され、異なる能力を用いながら戦うアクションマンガだそうです。2人目は、「地獄楽」というマンガで、死刑になった人々が、怪物等と闘いながら、不老不死の薬を探すマンガだそうです。パワーポイントを活用しながら、2人とも熱くプレゼンしてくれました。私も読みたくなりました。

期末テストの「VとW」、一番の勉強は?

9月7日、1年1組の数学の授業を参観していると、掲示物に目が行きました。9月20日から前期の期末テストが行われます。約2週間前に、各教科のテスト範囲が一覧表で配られました。その一覧表が全員分掲示してありました。私が注目したのは、一覧表の下にある個人で書き込む「VとW」の欄です。ある生徒の「VとW」を紹介します。

V(ビジョン=目標)は、「〇位以内に入って、平均点〇点以上とる。」でした。そして、その下に書いてあるW(ワーク=積極性)に私は注目しました。「時間など計画を立ててする。勉強に集中する。時間は1時間30分で1日2教科」特に「計画」という言葉です。すべての生徒が、自分の目標に少しでも近づけるように、積極的に考動してほしいです。このことが一番の勉強です。

 

 

サンボマスター「できっこないをやらなくちゃ」

只今、放送委員会が企画した「リクエストソング」週間中です。先生方もということで、大好きな曲をリクエストしました。9月6日の給食時間、校長室に、私が大好きな曲が流れてきました。サンボマスター「できっこないをやらなくちゃ」です。歌いながら1年1組の教室に行き、「この歌知っている人?」と聞きました。下の写真のように多くの生徒が手を上げました。私が大好きな曲です。元気が出ます。今日の給食時間は4人の先生方のリクエスト曲が流れました。

研究授業若鮎「自立活動」、生徒に応じた学習

9月5日、若鮎学級の研究授業を行いました。めあては「冬野菜の種まきをしよう」です。「自立活動」は、その生徒に応じて週1回程度行う学習です。この生徒は、身体の動きやコミュニケーション等の向上を目指しながら、年間を通して野菜作りを行っています。この日は、教室で3種類の種まきの方法を学習をした後、外に出て大根の種を「すじまき」の方法でまき、水やりを行いました。「大根が大きくなたら、校長先生に一本ちょうだいね。」と約束を交わしました。是非、おでんにしたいと思います。

手を振って登校する卒業生、いい朝です。

9月5日、家のゴミ出しに時間がかかり、いつもより少し遅く家を出ました。相良村役場を抜けて、堤池に差し掛かるところで、女子高生2人が自転車で登校する姿が見えました。「去年の卒業生かも。」と思い、スピードを緩めようとしたとき、2人の女子高生が大きく大きく手を振りました。私も車窓から大きく大きく手を振りました。すれ違いざまに顔が見えました。やっぱり去年の卒業生でした。「元気に高校生活を送っているなあ。」と思い、うれしくなりました。いい朝です。

「メディアコントロール1H(ワンエイチ)」我が子のために、村の子どもたちのために。

1学期の終業式にて、生徒指導主任が下のスライドを使用して「スマホ・ゲーム等の使用時間を考えよう。」という話をしました。脳科学の視点から、科学的な根拠に裏付けされた話でした。その中で、「毎日長時間スマホを使う子は脳発達がほぼゼロ!?」これはわかる気がします。しかし、次の事実には驚きました。「スマホやタブレットの使用時間が1時間未満の場合は成績に支障はない。むしろ、まったく使っていない子よりも成績がいい。」

家庭教育のことですが、村の「幼・保、小、中連携会議」で協議をし、共通実践事項の1つとして「メディアコントロール1H(ワンエイチ)」(メディアコントロール〔スマホ・ゲーム等を控える〕:原則1日1時間以内)に取り組むことにしました。以前は週1回ノーメディアデー(木曜日)としていましたが、現実的に、これからは、メディアをコントロールする力が必要です。各家庭で積極的に考動しながら取組を継続していってください。村の子どもたちのために、そして我が子のために。

保、小、中連携カリキュラム:R5改訂版.pdf

 

3年生パワーアップタイム、学力向上に復習は不可欠。

9月1日、3年生パワーアップタイムが始まりました。これは、3年生共通テストに向けた復習の取組です。昨年までは放課後に行っていましたが、本年度は日課表を工夫し授業中に行うことにしました。10月中旬まで週2回程度、合計9回行います。朝自習と1校時目で65分間を確保し、本日は、社会(30分)+休憩(5分)+理科(30分)で復習しました。学力向上に復習は不可欠です。受検勉強ファイトー!

救給カレー、給食で非常食を食べる体験を!

9月1日の「防災の日」に合わせて、相良村給食センターでは、「給食で非常食を食べる経験を!」という目的のもと、「救給カレー」が出されました。袋には「ごはんも入ってそのままおいしく食べられます」と書いてあります。実際食べてましたが、具材がたっぷり入っていて、冷たくてもおいしく、また250gも入っているので、お腹も満たされました。「もしもの時」を考える時間となりました。

 

女子バレー部、ビジョンは共有することにより達成に近づく

8月29日、体育館に部活動の練習を見に行きました。すると、男子バレー部と女子バレー部がそれぞれ集合してくれました。男子バレー部には、「先日の宇土大会、優勝おめでとう。」と伝えました。女子バレー部には、「郡市でもとても多い人数だと思う。優勝目指して、また、賞状目指して頑張ってください。」と伝えました。そして、ふと黒板を見ると、写真のように、女子バレー部の目標が書いてありました。ビジョンは、共有することにより達成に近づくものです。ファイトー!

 

「考動力」77点を目指そう。

8月25日、始業式の校長講話では、「考動力」について話しました。1学期の学校評価で、73点と一番点数が低かったのがこの「考動力」でした。生徒に「考動力とは何?」と問うと「考えて動く力」と答えました。その通りです。もう少し詳しく言うと、「考動力」とは、「目標達成に向かって、積極的に考え動く力」です。目標は立てて終わりではなく、その後の考動力が大切です。12月の学校評価では、77点を目指そうと伝えました。楽しみです。

 

2学期始業、3人の思いがスピーチの中にしっかりと!

8月25日、2学期がスタートしました。始業式では3名の生徒がスピーチしました。3名の思いがスピーチの中にしっかりと詰まっていました。スピーチの一部を紹介します。

1年生代表「2学期の抱負は2つあります。~省略~ 2つ目は、部活です。今週末には新チームになって初めての大会があります。新チームの目標は「凡事徹底」です。例えば、時間を守ることや挨拶を元気で大きく自分からできるように意識することです。これから試合も増えてくると思います。勝てるようにチーム一丸となって頑張ります。」

2年生代表「1学期頑張ったことが2つあります。1つ目は、今年から生活交通委員会さんが企画した『徒歩・自転車通学100%』の取組で、私は去年、車で登校することが多かったけど、2年生になってから自転車で登校することをがんばりました。なので、2学期からも、自転車で登校することをがんばります。」

3年生代表「今年の夏休みは、今までと違って少し忙しい夏休みでした。それは習い事のプログラミングと受験勉強が重なったからです。プログラミングでは検定合格を目標に頑張りました。僕は情報関係の高校に行きたいと考えているので、検定試験も受験勉強だと思いがんばりました。」

 

 

1学期終業。多くの皆様のご支援・ご協力、応援に感謝です。

7月20日、令和5年度の1学期が終わりました。学校教育目標「元気と挑戦で成長を」の達成のため、生徒を中心に五者連携で「同じ方向を向いた教育」が進んでいると実感しています。生徒たちのお陰であり、先生方のお陰であり、そして、保護者の皆様のお陰であり、地域の皆様や相良村行政のお陰です。多くの皆様のご支援・ご協力、そして応援に感謝です。

5つの育む力、一番点数が高かった力は?

7月20日、終業式で「学校評価の結果」について話しました。その中で、「5つの育む力の中で、一番点数が高かったのは、どれでしょうか?」と生徒に尋ねました。生徒の予想が一番多かったのは「元気力」でしたが、結果は「挑戦力」で84点でした。この後、生徒の頑張っている姿等を写真で紹介しながら、成果や課題を明らかにして共有しました。学校評価は、生徒や職員が、「5つの育む力」を振り返る良い機会です。2学期からの教育活動に活かしていきます。

授業参観、足をお運びいただきありがとうございました。

7月14日、授業参観&学年懇談会を行いました。1学年は学年閉鎖のため中止となりましたが、2年生は、英語と理科の授業を通して、お子様の様子、先生の様子、そして、クラスの雰囲気を感じていただいたのではないでしょうか。3年生は、親子で管内の公立高等学校等の学校説明会DVDを視聴しました。映像には、高校生の活動の様子があったり、高校生が説明したりと、親近感を感じながら、進路についてしっかり考える時間となりました。足をお運びいただき、ありがとうございました。

 

学校評価、タブレットで入力、5つの育む力は?

7月13日、生徒たちは、学校評価(前期)をタブレットで入力しました。質問は、「5つの育む力」についてで、各4問の合計20問です。例えば、「元気力」では「あなたは、『心の回復力』を使いながら、心を元気に保つことができましたか。」です。また、「挑戦力」では「あなたは、V(ビジョン=目標)を立てることができましたか。」です。集計・分析して、終業式の日に、生徒たちに返したいと考えています。