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【PTA総会校長あいさつ2】050502

 子どもを自立させるために、学校の職員を「高い壁」のままにさせておいてください。親は壁にはなれません。なぜか、子どもたちは、親は「最後は自分を許してくれる。」と思っているからです。ちゃんと階段が付いています。

 社会規範の一つである先生を乗り越えさせてしまうと、子どもは何も怖いものがなくなってしまいます。

 簡単に子どもに「おかしいよね」と賛同しない、「なぜだと思う。」「どうすればよかったと思う。」「本当は自分でも分かっているよね。」の言葉掛けで、しっかり判断させてください。指導で疑問に思われたことはこそっと相談されてください。

 過去に大変な生徒指導の問題を起こしてしまい、「昔はかわいかったんですけど」と泣かれた保護者の方がいらっしゃいましたが、「かわいい時が勝負です。」

 表が白、裏が黒の一枚の紙があります。子どもの思考は1枚の紙だそうです。どんなに今まで助けてもらったり、褒めてもらったりしても、怒られると。裏側の黒が表に出て、黒しか見えなくなるそうです。

 大人の思考は立体だそうです。怒られたとしても、こんなことで誉められた、こんなことで支えてもらった。と他の面も見えるそうです。子どもにかける言葉は、「ほかの面も見てごらん。」です。