学校生活

2020年3月の記事一覧

【学校生活】ご卒業おめでとうございます

 先輩方は、私たちの前に立ちはだかる大きな壁であり、また、目指すべきあこがれの存在です。だからこそ、先輩方を越えようとチャレンジしていきます。

 なぜなら、それが、今までお世話になった先輩方への恩返しとなるからです。

【学校生活】感謝と感動の卒業式

 3月14日(土)、午前9時30分より、令和元年度、山鹿市立鹿北中学校第48回卒業証書授与式を挙行しました。ご来賓の皆さまのご臨席、在校生の出席はかないませんでしたが、心のこもった温かい雰囲気の中での卒業式となりました。

 例年とは違う状況の中で、どうすれば卒業生がさびしい思いをすることなく鹿北中学校を巣立つことができるのかを在校生、教職員で様々なアイデアを出し合いながら1つ1つ創り上げた、手作りの卒業式となりました。

 在校生一人一人の顔写真や、鹿北市民センターの皆さまよりいただいた巨大な祝詞、さらには、3年間で作成した様々な掲示物を保護者席うしろのボードに掲示するなど、いろいろ人の思いが伝わってきます。

 また、200鉢以上のパンジーが並べられ、体育館が華やかな雰囲気に包まれていました。

 そんな体育館で、感謝と感動、そして笑顔と涙いっぱいの卒業式が挙行されました。

 そして、18名の卒業生が新たな一歩を踏み出すことができました。

 これからは、私たち鹿北中学校教職員は、卒業生のみなさんの応援団として成長を見守り続けていきます。

「己を重んじ 己を伸ばす 友を敬し 友に学ぶ」

 PTA会長の祝辞は、NO原稿(すべて暗記されていました!)で、卒業生の保護者としての熱い思いを一人一人に伝えてくれました。また、祝詞・祝電披露では、小学校6年生の時の担任の先生からのビデオメッセージがスクリーンに映し出さされ、卒業生、保護者の皆さまが、笑顔でなつかしそうに見入っていました。




【学校生活】3年生修了式、そして、明日は卒業式

 3月13日(金)、午前9時、3年生が登校し、短時間で証書授与の動きなど卒業式の練習に取り組みました。久しぶりに全員がそろった3年生。しかし、もう明日が卒業式。みんなで過ごす時間がもっとほしい、そんな思いが伝わってきます。

 卒業式練習後、3年生の修了式を行いました。中学校3年間、そして、義務教育9年間を修了した修了証を代表生徒に手渡しました。

 3年前のまだあどけない表情から、大人へ一歩近づいた生徒を前にすると、成長と3年間の時の流れを感じました。

 その後、これまでを振り返って、小学校生活から中学校生活までのなかまとの絆、成長の軌跡を女子生徒が発表しました。一言一言に、友だちを思う気持ちが込められていて、かけがえのない時を過ごしてきたことが伝わってきました。

 修了式閉式後、鹿北中教職員から、「思い出がいっぱい」の歌のプレゼント。生徒も先生もこみ上げてくるものを抑えきれず、涙、涙です。

 さらに今度は、3年生から先生方一人にメッセージが記された色紙が渡され、体育館が感動に包まれました。

 思い出に残る修了式となりました。 

 11時過ぎ、3年生は、駐在所や市民センター、そして、スクールバスの運転手さんなど、中学校生活でお世話になった方々に感謝の気持ちを伝えに行きました。

 お世話になった方々全員に思いを伝えることはできませんでしたが、時間が許す限り感謝の気持ちを伝えることができました。

 午後からは、生徒会の代表生徒が登校し、明日の卒業式に向けて掲示物作成などの活動を行いました。在校生は、卒業式には出席できませんが、いろいろな形で思いを伝えようと頑張っていました。 

 先生方も、「明日は心のこもった卒業式に」との思いで、全員で式場設営に取り組みました。 お借りした松を、男性職員で体育館壇上まで運び、最後の設置は3年主任と担任の先生で行いました。

 3月14日、感謝と感動の卒業式を創り、18名の卒業生を鹿北中学校から次の活躍の舞台に心を込めて送り出します。

【学校生活】春はもうそこまで来ているようです

 3月12日(木)、今日は、14日(土)卒業証書授与式の振替休業日ということで、ほとんどの先生は休みです。生徒も今日は、一人も登校してきません。

 上空に真っ青な空が広がり、パンジーが風にかすかに揺れているだけの、時が止まったように静まりかえった学校。遠くに見える国道3号線の車の流れだけが速く見えます。

 さくらの標本木はまだつぼみがかたく、チューリップもまだまだです。

 しかし、確実に春は近づいています。もうそこまで来ているようです。 

【学校生活】東日本大震災から9年目

 今日で、東日本大震災から9年目となります。復興はまだまだ続いています。9年目を迎えた3月11日、鹿北中学校はいつも通りとはいかないけれど、生徒の頑張りがたくさん見られた1日となりました。いつもと同じ日常にこそ感謝したいものです。

 今日は、公立高校後期選抜2日目。数学と社会のテストが行われます。8時30分、本校の3年生4名は高校駐車場付近に集合しました。みんな元気です。いい表情をしています。足取りも軽く体育館に向かって歩いていきました。 

 学校に戻ると、まず目に飛び込んできたのは、池の掃除をしてくだっている用務の先生方の姿です。日射しはあるものの風が冷たい中、壁面についている藻を高圧洗浄機などで削ぎ落としています。

 大変な作業ですが、時間をかけて一生懸命行なってくださいました。池の掃除が終わるまで、鯉はビニールプールでのんびりしています。寒い中本当にありがとうございました。

 1年生は、教室や少人数クラスに分かれて学習に取り組みました。2年生は、体育館でバドミントンで気分転換、3年生は、学習のあと体育館で卒業式の動きなどを確認しました。

 14日が卒業式ですが、まだまだ卒業するという現実に感情が追いつかない3年生。しかし、3日後には卒業証書授与式を迎えます。1つの区切りをみんなでしっかりつけて、新たな一歩が踏み出せる、感動と感謝の気持ちあふれた卒業式にしていきたいと考えています。

 職員室横の会議室では、連日、在校生の代表として送辞を読む生徒が2年主任の先生と原稿の最終チェックを行なっていました。3年生のことを思い描きながら作成した送辞。卒業式当日、心を込めて感謝の気持ちを伝えてくれることと思います。

 生徒が下校した学校は静かになりました。昼食後の13時より、ランチルームで鹿北小中学校合同で、自立活動についての研修を行いました。山鹿市より3名の先生に来校していただき、自立活動についての説明をしていただき、具体的に事例研究に取り組みました。

 複数の先生が一人の生徒を多面的に見つめ、自立に向けて具体的な課題設定と取組について協議しました。気がつけば3時間以上が経っていました。多くの学びがある研修となりました。

 午後6時頃、卒業生が小学2年生の時、岩野小学校で担任をされた先生が祝詞を持ってきてくださいました。一人一人に心のこもった写真入りのメッセージをいただきました。小学2年生の頃の写真を見ると、面影がしっかり残っていてとてもかわいらしいです。

 心のこもった祝詞からは、月日の流れとともに、確かな成長が感じられました。心が温かくなる祝詞、本当にありがとうございます。卒業生の笑顔が目に浮かびます。