学校生活

日々の生活の中で

【学校生活】アップルパイと温かい心

 先日、昨年度まで本校に勤務されていた先生が、アップルパイの差し入れを持って来てくださいました。

 在勤されていた時にも、手作りスイーツやコーヒーゼリーなどを作ってくださっていました。

 すぐに食べたいという衝動を抑えて、仕事を終えるまで我慢しました。そして、今日一日の仕事を終えた自分へのご褒美として、美味しく、また、懐かしく味わいながらいただきました。

 美味しいアップルパイと温かい心、ありがとうございました。

【学校生活】ふるさと自慢こどもまつり、リハーサル

 12月2日(木)の6時間目、5日(日)に開催される「ふるさと自慢子どもまつり」のリハーサルを行いました。

 2年生の実行委員がリーダーシップを発揮し、テキパキと指示を出していきます。

 最初は、音楽部による演奏。ふるさと鹿北をリコーダーなどの楽器で表現していきます。しっとりと聴かせる癒やしの音色に引き込まれていきました。

 続いて3年生の登場。茶山唄と茶山踊り。少ない練習期間でしたが、クオリティーの高さに驚かされました。

 鹿北はお茶処として有名。そんな鹿北の産業や文化を唄と踊りで優雅に表現します。

 最後は、1・2年生が、鹿北中生が歌い継いでいる歌の一つ「花は咲く」を手話をつけて歌います。

 東日本大震災でふるさとに帰ることができない方々がいることを忘れないように、そして、ふるさと鹿北を大切に思い続けていくために、これからも歌い継いでいきます。

 5日(日)は、地域の方や保護者の方にも、茶山踊りの着付けを手伝っていただきます。本当にありがとうございます。

 鹿北の自然・産業の豊かさ、人の心の温かさを、八千代座にて、中学生が心を込めて表現していきます。

 

【学校生活】支援学級、オンライン交流

 12月2日(木)の4時間目、鹿北小、三岳小、平小城小、そして、鹿北中の児童生徒が、オンライン交流を行いました。

 鹿北中では、大型画面を通して、自己紹介をしたり、小学生の自己紹介を聞いたりしました。

 また、中学3年生の男子生徒が司会をして、どんな交流をしたいのかを具体的に出し合いました。

 次回は、4校の児童生徒が集まって、今日みんなで出し合ったゲームやスポーツを通して、交流会を行います。

 中学生のお兄さん、お姉さんが、小学生をリードして、楽しい交流会を創ってくれることを期待しています。 

【学校生活】1・2年生、県学力検査実施

 12月2日(木)、今日は県下一斉に学力検査が行われる日で

 1・2年生教室に入ると、シーンと静まり返り、真剣に問題と向き合う生徒の姿が目に飛び込んできました。

 息が白くなるくらの寒い朝ですが、教室には冬のやわらかな陽射しが差し込み、エアコンも稼働しているので、快適な空間となっています。

 ペンを走らせる音とエアコンの音がかすかに聞こえるだけの緊張感が3時間目まで続きます。

 心の中で「頑張れ!」とつぶやくぐらいしかできませんが、一人ひとりがベストを尽くし最後までやり切ることを祈るばかりです。

 

【学校生活】ようこそ先輩!

 12月2日(木)、4時間目の始まる頃、本校を卒業した二人の高校生が来校しました。

 大学に合格をしたことを報告に来てくれました。

 あいにく当時の担任の先生は不在でしたが、礼儀正しく、笑顔で報告してくれました。

 一人は福岡県の大学へ、もう一人は、県内の大学への進学が決定しました。

 来年4月からは大学生。中学時代の面影が残っているものの、時の流れの速さに驚かされるばかりです。

 いろいろな夢を描ける今、たくさんの可能性を見つめつつ、自分の進む道を一歩ずつ歩んでいってほしいと思います。

 ガンバレ、卒業生!

【学校生活】心の友運動のさらなる広がりを

 12月2日(木)の朝、3年男子生徒が、「心の友運動のことで相談があります」ということで校長室に来室しました。

 どういうことだろうと話を聞いてみると、心の友運動へのさらなる協力を広げるために、今日の生徒集会の最後に時間をいただけないかということでした。

 生徒集会は、生徒が企画・運営しているので、生徒会長に依頼する方が自然ですが、司会の生徒が、「先生方から何かありませんか」と言った時に、手を挙げてみんなに伝えたいとのことだったので、「いいですよ!」と返事をしました。

 自分たちの活動を自分たちで盛り上げていこうとする意欲と姿勢がとてもうれしく、また、大きく成長していることを実感しました。

 生徒集会の時間にどんな風にみんなに伝えてくれるのか楽しみに待ちたいと思います。

【学校生活】タブレットを活用した授業を公開しました

 12月1日(水)の午前中、鹿北小・中学校では、GIGAスクールプロジェクトの取組の一環として公開授業及び概要説明会を行いました。

 山鹿市内の小中学校の先生方、県内各地の先生方、さらに県教育庁教育政策課、県立教育センター、市教育委員会からもご参加いただき、小中学校の授業を参観していただきました。

 2時間目は、小学5年生の国語の授業。3時間目は、中学1年生の社会科、中学2年生の英語科の授業を公開させていただきました。

 中学校の授業では、タブレットを「学ぶ道具」として位置づけ、教室内での習熟度別学習による個別最適な学びについて提案授業を行いました。

 先生の説明を聞きながらじっくり考え学んでいるグループ、タブレットを活用して自分自身で発展問題にチャレンジするグループ、それぞれ自分が学びやすい方を選択し学習を進めていきました。

 4時間目は、中学校ランチルームにて、鹿北小・中学校の実践について説明させていただき、質疑応答を行いました。

 タブレットを活用した家庭学習、校務改革、タブレットの利用状況等々、様々な角度からの意見交換を行うことができました。

 また、鹿北小・中学校には意欲的に学ぼうとする空気があふれていて、男女の壁がなく支持的風土があることがとてもすばらしいとの感想もいただきました。

 今日の公開授業は、一つの通過点。

 まだまだ、一人ひとりの学びに合った授業作りに取り組んでいきたいと考えています。 

【学校生活】心の友運動

 現在、支援学級の生徒を中心に、心の友運動を行っています。

 心のとも運動とは、毎日使う筆記用具などの販売を通して、障がいのある人たちをお手伝いしていく運動です。

 そして、障がいのある人もない人も分け隔てなく明るく暮らせる社会の実現をめざしていきます。

 朝8時前、あやすぎ学級には、筆記用具購入の封筒を持った生徒が入ってきます。支援学級の生徒の元気なあいさつと笑顔が迎えてくれます。

 朝から、心温まる生徒の交流する姿が見られる鹿北中は、やっぱりいいなあと思います。

【学校生活】演劇鑑賞 ~心が震えたすばらしい時間~

 11月29日(月)午後、鹿北町体育館に入ると 体育館がまるで本格的な劇場のようになっていて、とてもビックリしました。

 それもそのはず、今日は、鹿北の小中学生のために、本格的な舞台を設営してくださり、東京演劇集団「風」の皆さまが、演劇を行ってくださる日なのです。

 東京演劇集団「風」は、1987年創設。今から30年以上も前、小中学生が生まれるはるか前から活動されている劇団です。

 東京の自分たちの劇場での公演以外に、青少年を対象に、全国を回られて、年間200ステージ以上も行っているとのことです。

 今日の朝、お話をうかがう機会がありましたが、日本全国、自分たちのバスで移動し、道具などもトラックで運び、年末まで東京に帰らず、様々な地域で公演を行うということでした。 

 そのお話をうかがった時、演劇を行うというのはとても大変なことなんだなあと思いました。

 と同時に、そんな大変なことをしてまでも、演劇によって伝えたい何かがあるに違いないんだと思いました。

13時30分、「ヘレンケラー ~ひびき合うものたち~」がいよいよ始まりました。

 ヘレンケラーは、内容を知っている生徒も多かったことと思います。

 しかし、目の前で繰り広げられる圧倒的な表現力と迫力の演技によって、誰もが劇の中に引き込まれていきました。

 劇の後半は、サリバン先生とヘレンケラーの苦悩と魂のぶつかり合い。みんな固唾を飲んで見守りました。

 そして、劇はクライマックスへ。ヘレンケラーが自分の心を縛っていたものから解き放たれ、家族一人ひとりと抱き合う場面は、ただただ感動の一言でした。

 静かにしていてさえくれればいいという家族を変容させたのは、サリバン先生自身の変容であり、それはまさしく、人が人としての尊厳を取り戻していくための戦いでもありました。

 劇団のパンフレットの中に、「舞台と客席、その出会いのなかでつくり出すことから始まる」とあります。

今日この体育館の中での出会いを通して、一人ひとりにとっての「はじまり」とは何かを見つめていくには,十分すぎるインパクトがありました。

 「ひびき合うものたち」とは、体育館の中にいる私たち一人ひとりのことなんだということが感動と共に伝わってきました。

 東京演劇集団「風」の皆さま、本日は、私たちの心を揺り動かす素晴らしい時間を創ってくださり、本当にありがとうございました。

また、どこかでお会いできる時を楽しみしています。

【学校生活】授業参観・性教育講演会を実施しました

 11月27日(土)、今日の2時間目は授業参観で人権学習を行いました。

 1年生はハンセン病患者の方々への人権侵害、2年生は権利の熱気球、3年生は面接などでの違反質問などを取り上げ、保護者の皆さまにも授業に参加していただき、親子で人権について考えました。

 悩みながらも活発な意見交換を行ったり、真剣に保護者の皆さまの話、友だちの考えなどを受け止めている姿がたくさん見られました。

 親子で、人権について考えることはとても大切なことだと思いました。

 3時間目は、親子性教育講演会を体育館で開催しました。講師の先生は、福田病院助産師の片平 起句 様にお願いし、「性と生について」との演題でお話をしていただきました。

 「性」とは、「心+生きる」であり、心を育てる「いのち」の教育なんだということを力強く伝えてくださいました。

 そして、お話は、助産師の仕事、性の多様性など多岐にわたり、生徒とコミュニケーションをとりながらわかりやすく説明してくださいました。

 特に、心にストレートに伝わってきたのは、「命が生まれることはすごいこと。みんながここにいるすごさを感じてほしい。当たり前でなはなくてすごいこと。だからこそ、自分を大切にしてほしい。」との言葉。

 性や命について考え、見つめていたからこそ、心が共鳴したのだと思います。

 親子で、性について考える時間を共有できたことがとてもよかったです。

 自分のことも周りの人のことももっと大切に思える人になりたいと思いました

 片平様、本日はご多用の中、私たちのたために、性や命を見つめ、心温まるお話をしてくださりありがとうごあいました。