二中ブログ

2024年3月の記事一覧

【夢を実現する二中生】060331

 豊臣秀吉がまだ足軽という下級の兵士だったころ、他の足軽たちと集まって「どんな望みがあるか」を互いに言い合うことになりました。

 足軽たちは口々に、「殿様になりたい」、「百万石(300億円くらい)の国をとりたい(肥後藩で52万石)」と言いましたが、秀吉はこう言いました。

「今より百石(300万円くらい)多くもらえる身分になりたい」。すると他の足軽たちは「なんて夢の小さいやつだ」と一斉に笑い出しました。

 そこで秀吉は、こう言ったそうです。「おぬしらは所詮かなえられない望みを言い合っているにすぎない。俺の目標は頑張れば必手に入るものだ。空頼みではなく手の届く望みなのだ」

 手を伸ばせば届く小さな夢をかなえ続ける事で、とてつもなく大きな夢に手が届くようになります。

 令和6年度の学校教育目標は「自立心にあふれ、夢を実現する二中生」です。

【胴吹き桜】060330

〇春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)。

〇「咲く」と複数を表す「ら」を加えたもので、元来は花の密生する植物全体のこと。

〇富士の頂から種をまいて花を咲かせた「木花之開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)」から。

 桜の季節です。湯の児の海岸道路を歩いていると、幹から直接花を咲かせている桜の木を見かけることがあります。これは「胴吹き桜(どうぶきざくら)」と言い、老木に見られる現象です。枝を伸ばし、花を咲かせるのが通常ですが、光合成をするが衰え、根から栄養を取るのも難しくなると、眠っていた芽が幹から直接花を咲かせて、少しでも多くの養分を確保しようとするそうです。その木の中で一番早く咲き、一番遅くまで咲き誇る胴吹き桜に二中ベテランズが重なります。来年度も若もんズに負けんように頑張ります。(上は今朝、下は令和4年3月27日)

【退任式】060327

 退任式を行いました。転出される先生方は、二中に対するたくさんの思いを伝えて式場を後にされました。ネット上での発表が28日(木)の夕方、朝刊への掲載が29日(金)という事です。

【キャッチボール】060326

 校長会の資料配付のため湯浦中、佐敷中、田浦中を回りました。転出される先生にもごあいさつができました。湯浦中のO先生と2人で勝手に標準木と決めた桜も随分咲いていました。

 二中では放課後に若もんズ数人でキャッチボールやノックをしたそうです。職員室から見ていたS先生方もウルウルっときたそうです。K先生とF先生は八代高校時代は野球部の3年生と1年生という関係。当時はキャッチボールなど恐れ多くてできなかったそうで、憧れの先輩と同じ学校に勤務できたことにとても感謝して、限られた1年間を過ごしていました。「先輩の先生の言う事は9割は正しい。」郡市の研修会でK先生が初任者の先生方に贈ったメッセージです。F先生も納得していました。

 出会いは偶然、別れは必然。今年度のメンバーで過ごすのも残り5日間、一日一日を惜しんでいます。明日の退任式は先生の卒業式です。

【入試体験談】060325

N.Yさん

 私は中学2年生までは近くの高校への進学を考えていました。しかし3年生になり、受験について本格的に考えた結果、県外の高校への進学へ変更しました。その学校には推薦入試と学力入試の2つの方法がありましたが、私は推薦入試の条件に少し届かなかったので、学力入試で受けることになりました。推薦の条件には調査書の評定が大きく関わるため、合格する可能性を少しでも上げるためにも1・2年生のうちからしっかり勉強を頑張るべきだったと反省しています。

 学力入試の内容は国数理英の4教科と面接でした。私は勉強を始めたのがおそかったこともあり、特にスケジュールの調整に力を入れました。決める際は試験日から逆算して考えるのがお勧めです。

 次に4教科の勉強の方法についてです。国語は得意なので授業に集中しました。また、英語は早い段階で英検準2級を取得しました。英検は英語の勉強をするきっかけにもなるし、3級からは入試判定でも少し加点されるため、チャレンジしてよかったと感じています。逆に数学と理科は自信がなかったので、その教科は夏休みから対策を行いました。数学は先生からプリントをもらって問題を解き続け、理科は3年間で行った実験の内容を復習しました。

 4教科以外の勉強もしつつ、面接の練習を3学期から始めました。多くの先生から「面接は受け答えの内容もだけど、しっかりとした言動ができるかがもっと大切。」という助言をいただきました。そこで、目上の方への言葉遣いに気をつけて生活し、何回も何回も先生や友人に協力してもらい練習しました。

 受験勉強は自分が思った以上にきつかったです。しかし、友人と放課後に残って勉強したり、面接練習をしたりなどやり方次第ではとても楽しめました。本番の試験ではとても緊張するけれど、周りの受験生も同じなのであせらず自分の精一杯を発揮できたと思える受験になるよう後輩の皆さんも頑張ってください。

【令和5年度修了式1】060324

 1年代表 M.Hさん

 私がこの1年間頑張ったことは定期テストに向けての学習と駅伝です。まず、定期テストに向けては、最初のテストでたくさん勉強したにもかかわらず結果を出すことができませんでした。勉強方法の何が悪かったかを考え改善しました。具体的にはワークを中心とした勉強や、暗記することは紙に書いて覚えるなど方法を変えたことで少しずつ点数をあげることができました。これからもテストに向けてしっかりと取り組んでいきたいと思います。

 駅伝については、朝夕、2・3年生と一緒にきつい練習をしてきました。夏休みの練習が始まってすぐは中学校の練習についていくのがやっとで、とてもきつかったことを覚えています。郡市中体連駅伝メンバーを決める選考会では結果が出せずにメンバーに入ることができませんでした。そのため、県大会ではメンバー入りができるように練習を頑張りました。クラブチームや2・3年生と一緒に練習し、速いペースで何本も走りこみました。また、自主練習では自分を追い込む練習をしました。練習はきつかったけど、メンバー入りするために頑張りました。その結果、メンバー入りを果たすことができました。練習した分、成果が出るとわかり、嬉しかったです。

タイムを出したい気持ちが強かったからきつい練習から逃げず耐えることができました。この経験を生かして2年生でも得意な陸上競技を頑張っていき、さらに上位を目指したいです。そのためにも、自分より速い先輩と一緒に練習していきたいと思います。

【野球九州大会】060323

 水俣市4中学校合同チームが佐賀県立森林公園野球場(さがみどりの森野球場)で開催される第21回九州中学生選抜軟式野球大会に出場しています。選手は朝6時半に水俣二中を出発しました。試合は11時40分開始の予定です。勝利を期待し、応援しています。

 ※続報1(15時22分):途中、雨天中断になったようですが、再開して佐賀代表に2-1で勝利。2回戦に進み沖縄代表の東風平中と対戦しています。

 ※続報2(17時19分):東風平中との2回戦はタイブレークとなり、3-4で惜敗しました。応援ありがとうございました。

【1・2年生修了式】060322

 大掃除の時間、玄関側溝の金属の蓋を上げ、きれいに掃く2年生2人の姿がありました。

 中学校生活もそれぞれ残り1年間と2年間。楽しいこと、感動すること、困難なこと、いがみ合うこと、悔しい思いをすること、進路決定という大きな壁に挑むこと。学校生活でしか経験できないたくさんのことがあるでしょう。それらにどう向き合ったかが経験値をあげることにつながります。全てはこれからの自分の人生にとってプラスという意識で毎日を過ごしましょう。卒業時に目指すのはレベル99です。

【水俣二小卒業式】060321

 水俣二小の卒業式に参列してきました。大きな声の返事、6年間の思いが伝わる呼びかけと歌。久しぶりに4・5年生も参列しての心のこもった式でした。それぞれが進学する学校での活躍が楽しみです。(写真は卒業証書授与前の校長先生と介添えのM先生) 

 

【春分の日】060320

 今朝、ウォーキング中に撮影しました。湯の児海岸道路の一本の桜の老木に花が咲いていました。温泉入り口のチューリップも咲きました。今日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」春分の日です。天文観測による春分が起こる春分日が選定されて休日とされますが、通常は3月20日から21日ごろのいずれか1日となるようです。昼が長くなって「昼と夜の長さが等しくなる日」と言いますが、実際は昼の方が少し長いそうですね。

【デマ】060319

 行動制限なしの令和5年度、昔のことを忘れ始めました。4年前を振り返ってみます。

 令和2年2月27日(木)の臨時休校の報道を受けて、帰り道に給食の代わりのカップ麺を買いに量販店に行きました。すると、駐車場は車でいっぱいです。中に入るとみんながトイレットペーパーとボックスティッシュを手にしています。トイレットペーパー売り場もレジも人でいっぱい。

 何事か?と思っていると、田浦中の保護者Kさんに会いました。「トイレットペーパーとティッシュがなくなるというデマがSNSで流れている。」とのことでした。Kさんは「デマ」という認識があり、別なお買い物でしたが、ほとんどの人のカートには一人あたり制限のあるトイレットペーパーとボックスティッシュが入っていました。子どももたくさんいました。複数で買いに来たようです。自宅用ばかりでなく、買いに来ることができないじいちゃん・ばあちゃんちの分、兄弟の分となるんでしょうね。レジの横には購入制限を超えた個数を買おうとして回収された分がたまっていました。

 ネットを見ると今回のデマの記事が大きく載っていました。熊本県の人が特に騙されているようです。デマゴーグはどこの誰でしょう、「マスクの材料に紙が回収される」ということが根拠のない根拠のようです。

 手持ちのマスクの箱を見ると素材は「本体・フィルタ部…ポリプロピレン・ポリエチレン」、「耳ひも部…ナイロン・ポリウレタン」という表示がありました。使い捨てマスクは「紙」製ではないようです。
 いや、よく読むと下の方に「外箱…紙」という表示が。回収された紙製品は「外箱」になるのかと大笑いです。オイルショックのトイレットペーパー事件から、情報を正しく判断する目はまったく育っていないように感じました。これも、未来の人からは「なんで?」と笑われることでしょう。

【下着・靴下の見直し】060318

 060315R6年度家庭訪問のお知らせ(家庭配付).docx

 060315校則の見直し(お知らせ).pdf

 今年度、下着と靴下の色の見直しについて生徒会で討議を行ってきましたが、先日の生徒総会で確認し、以下の通り見直しを行うことになりましたのでお知らせします。令和6年4月1日より適用します。(3月15日付文書でお知らせ済み)

【現行】 

〇年間を通じて白、ベージュ、グレー(無地)の下着(ワンポイントが入ったものは可)をにつける。

〇靴下は、白色(側部ワンポイントは可)でくるぶしが隠れる長さのものとする。

【見直し箇所】

〇年間を通じて白、ベージュ、グレー、紺、黒(無地)の下着(ワンポイントが入ったものは可)を身につける。

〇靴下の色は、白、紺、黒、グレー(側部ワンポイントは可)のいずれかでくるぶしが隠れる長さのものとする。

 備考

※新しく購入していただく必要はありません。

※下着は「無地のワンポイントまで可」であること、靴下は「くるぶしが隠れる長さで側部ワンポイントまで可」であることに関しては、これまで通り変更はありません。

【校長式辞2】060317

 運動面では、郡市総体を経て野球部、男女バスケットボール部、ソフトテニス部、陸上競技部、水泳、空手道が県大会に出場し、野球部は三位入賞。駅伝男子は県大会五位入賞。野球も駅伝も他の学校がうらやむこれほどの結果をあげながら、悔しいという感情が先に来るハイレベルなチームに育ちました。この思いはきっと後輩たちがつなぎます。

 また、社会体育の新体操、フットサルも全国レベルの活躍を見せました。

 文化面では、税の作文や人権作文、絵画や作品展、SDGs未来都市みなまたオリジナルロゴマークなど多くの表彰を受けました。一階廊下を飾った皆さんのすばらしい美術作品の数々は、来校者を楽しませました。

 その集大成である文化祭。O実行委員長は「3年間で初めての文化祭。授業での学びを工夫して楽しく、展発表や展示をすることができたこと、各学年が一丸となって練習し、最高の合唱ができたことなど、生徒一人一人が挑戦し開花した文化祭だった。」と振り返っています。 

 特に皆さんの合唱は水俣市小中学校音楽会でも、いろいろな方から褒めていただきました。今日も圧倒的な歌声で、下級生が越えられない壁となって卒業してください。

 生徒会活動にも創意工夫がありました。毎月のいい朝いいあいさつの日に二小に出かけてのあいさつ運動、校舎周辺のゴミ拾い、闘魂碑周りの整備と自ら「風格ある二中生」としての範を示しました。A生徒会会長を中心に、信頼され実行力のある生徒会執行部でした。

 加えて、先月末の水俣市民駅伝では、3年生有志で「Winner’s」というチームを作り、見事優勝。苦労を共有してきた仲間だからこその結果でした。

 リセットされた学校生活の中で「挑戦」とは、「開花」とは、「躍進」とはを常に問い続け、結果で後輩を導いてきた卒業生の皆さん。皆さんのこれまでの頑張りに対し、改めて称賛の拍手を送ります。

【校長式辞1】060316

 振り返れば入学からの2年間は、感染症拡大防止のために三密を避けた生活が続きました。行事や部活動の制限、リモートによる全校集会、修学旅行も貸し切りバスでの集団行動、会話が楽しい給食は一方向を向いての黙食など、学校生活は大きく制限されました。

 そのような日々でしたが、皆さんは『夢に向かって挑戦する生徒 自立と自律』という学校教育目標の具現化に向けて、『挑戦・開花・躍進 ~共力しあって 理想を追求し続ける二中~』の生徒会スローガンのもと、水俣二中の伝統と校風をより輝かせてくれました。

  行動制限が解除された今年度、最上級生としての集団の力は、まず体育大会で発揮されました。2年間の積み重ねが少ない中、大会を成功に導くには大変な苦労があったかと思います。

 T体育大会実行委員長は、「一番大きな声を出して頑張りましたが、たくさん失敗しました。しかし毎日の練習が終わるたびにその日の反省をして、次の日には前の日の自分より成長できるように努めました。」と、振り返っています。

 中でも、全国陸上選手権大会に出場した県トップ選手2人による男子1500m走の同着優勝。今後も体育大会の度に語り継がれる名場面です。

 その後も皆さんは輝き続けました。

【2組担任より】060315

3年2組の皆さんへ

 後期入試も終わり、クラスマッチで良い思い出も作り、いよいよ卒業式を待つのみになりました。今、どのような心境ですか。あっという間の3年間でしたか?入学してから長かったですか?人それぞれ、様々な感情がわいてくると思います。

 3年前、あなたたちと出会って、最後の1年間を担任として関わることが出来ました。そんなあなたたちは、すごく特別な存在です。3-2になって、多くの出来事がありました。中学校最後の体育大会や文化祭で、困難にぶつかっても前を向き、協力しながら乗り越えてきました。3-2の前向きな姿や団結力がとても好きです。この2つの大きな行事での3-2は、先輩として頼もしい姿を後輩に見せてくれていることが、担任として大変嬉しかったです。合唱コンクールでは、みんなで最優秀賞を目指して昼休みも放課後も合唱をしましたね。正直、苦手な人にはきつかったと思います。しかし、文句も言わずに、みんなのために歌う姿が最優秀賞をとるクラスの姿だと感じていました。本番では、緊張しながらも精一杯の合唱を聴かせてくれたことにとても感動しました。また、最優秀賞を取り皆で喜び合った瞬間はとても幸せでした。

 入試が近づいてきて、多くの人が不安を抱える進路選択の時期になると、今までとは顔つきが変わり学習に向かう姿勢が見られ、いいクラスになっているなと感じていました。また、この時期から学び合う姿が増え始めました。卒業が近づくにつれ、いよいよ新たなステージに旅立っていくのかと寂しい気持ちと期待する気持ちと半分半分あります。しかし、5年後、10年後に成長した姿を報告してもらえることが楽しみです。

 私自身、あなたたちを担任でき最後の1年間に関わらせてもらったことは本当に幸せです。出会えて、ともに成長できたことが大切な宝物です。

【1組担任より】060314

3年1組の皆さんへ

 卒業おめでとうございます。いよいよ二中から旅立つ時が来ました。みんなにとってどのような3年間でしたか?

 小学校の時とは違い、みんなが少しずつ大人になっていく中で取り残されているのではないかという不安。毎年のクラス替えの中で、新しい友人関係を築いていくことの難しさ。定期テストがあるたびに出る順位やハードな部活動で自信をなくしてしまったこともあったのではないでしょうか。また、コロナ禍の中で、行事等が制限されることも多くあった3年間だったと思います。

 しかし、最後の1年間、この3-1のメンバーで過ごした時間はとても充実していたのではないでしょうか。みんなで全力で声を掛け合った体育大会、金賞を目指してぶつかって頑張った合唱コンクール、笑いの絶えなかった給食・・・。一つ一つがとても素晴らしい思い出です。

 意見の食い違いで、ときにはぶつかることもありましたが、お互いがお互いを大切にする気持ちを持って、切磋琢磨できる笑いの絶えない素敵なクラスでした。みんなとたくさん関わることのできたこの1年間は私にとっても宝物です。本当にありがとう。みなもたくさんの経験をして心が大きく育ったはずです。どんなことがあっても常に笑顔で、常に前向きに突き進んでください。

3-1のみなさん、ずっと大好きです!これからも応援しています。

【合格おめでとうございます】060313

 今日は公立高校の合格者発表日でした。二中の受検生全員が希望の学校に進むことが決定しました。おめでとうございます。合格はただの通過点、これからが本番です。

 さて、今日の熊日新聞の15面に努力結実「安心できる場を」というタイトルの記事が掲載されていました。津奈木小のH先生が採用試験に挑み続け、昨年夏の選考考査に合格したという話です。記事を見て「なんで年が何回も書いてあっと!」と叫ばれているかもしれません。

 私も田浦中で一緒に仕事をしたことがありますが、バイタリティ溢れる先生で、生徒もとても慕っていました。新聞に載っていない逸話を当時のブログで紹介します。本人に電話したところ「面白い枠」採用かもと話されていました。赴任地でのご活躍と逸話を楽しみにしています。

【師弟対決】投稿日時 : 2018/10/03 
廊下から、生徒と先生の大笑いが聞こえてきた。

近づいて話を聞くと、選手宣誓をすることになったRさんが、原稿の最初を『先生』と書いていたとのこと。先生に向かってするから『先生』と思っていたようだ。最初の言葉は呼びかけと思っていたのか。納得。

その時、他の先生から「それは『宣誓』よ、と笑いながら教えていた先生は『U.S.A.』の歌詞『カモンベイビーアメリカ』をずっと『カモンベイビーハモニカ』と口ずさんでいた。また『関(カン)ジャニ』も『セキジャニ』と読んでいた。」との情報が。

どっちもどっち、さらに大笑いする2人。2人は同じ部活動の師弟である。納得。

【卒業生代表答辞2】060312

 中学校最後の文化祭と合唱コンクールは、新型コロナウイルス感染症への対応が緩和され、ステージ発表も行うことができました。私たち3年生は、『福祉』をテーマに、総合的な学習の時間で学んだことを劇を入れながら発表しました。合唱の練習では、意見が食い違ったりして、大変なこともありました。しかし、最後の合唱コンクールにかける想いの共有ができたからこそ、当日は緊張感もありながら楽しく歌うことができて、歌い終わった後に舞台からは降りたみんなは最高の笑顔でした。今年の文化祭は絆が深まり、最高の思い出となりました。

 そして今日、たくさんの思い出を胸に、私たちは水俣第二中学校を卒業します。

 この3年間でたくさんの事を教えてくださった先生方。授業中はもちろん、学校生活内外でも、私たちを大切にしてくださり、教科だけではなく、人間性や人としての在り方についても学ぶことができました。先生方は時には私たちと共に涙したり、熱い思いを語ってくださったり、私たちに真剣に向き合い、私たちの可能性を広げてくださったりしました。先生方の励ましやご指導のおかげで、私は生徒会長の仕事を全うすることができました。たくさんの先生方からの思いを受け、これから待っている一つ一つのことに、全力で取り組み、行動で応えていきます。3年間ありがとうございました。

 そして、生まれてから今まで育ててくださった家族のみんな。迷惑をかけて怒らせてしまったこともありますが、習い事や学校生活を優しく見守り、応援してくれました。また、私たちの一番の理解者で不安や悩みを聞いてくれました。ありがとう。これからも近くで見守り、私たちの心の支えでいてください。

 最後に、共に中学校生活を送ったみんなへ。私は一小から来て面識がないにも関わらず、優しく楽しく接してくれました。そのおかげで、緊張や不安がなくなりとても救われました。ありがとう。私たちには、毎日一緒に登校してくれた友達、休み時間も休日も一緒に過ごした友達、部活動や学校行事で共に汗を流した友達がいます。支え合い、切磋琢磨し、一緒に成長することができました。みんなとのこの3年間は、とても大切な宝物です。これからみんなそれぞれ違う道に進みますが、それぞれの場所で自分らしくお互いに頑張りましょう。しかし、道の途中で悩むこともあるかもしれません。そんな時は、大切な三年間を一緒に過ごした仲間を思い出してください。どこに居ても応援しています。二中に来て、たくさんの友達や先生方に出会うことができ、多くの事を学び成長することができました。心の底から二中に来てよかったと思います。

 在校生の皆さん、この学校の伝統を受け継ぎ、更により良い素晴らしい水俣第二中学校を作り上げていってください。これからの二中をよろしくお願いします。

 最後に、これからの水俣第二中学校の更なる発展を祈念し、私の答辞といたします。3年間本当にありがとうございました

 第13回卒業生代表  A.A

【卒業生代表答辞1】060311

 

 1年生。初めての体育大会、初めての文化祭。何もかもが初めてで、私たちを優しく導いてくださった先輩方を一生懸命に追いかけることしかできませんでした。はしゃぎ過ぎて、入学してすぐに先生に叱られたことも、今では懐かし思い出です。新しい仲間たちとの集団宿泊教室は、色々な活動をする中で友達との仲を深め、中学校生活で大切にしていくべきことを学びました。

 2年生。修学旅行ではたくさんの寺院を巡る中で、集団行動の大切さを知り、仲間との絆を深めることができ、中学校生活での良い思い出です。立志式では、一人一人が座右の銘とそれに込めた自分の思いを語り、自分の言葉に責任感を持ち、実行しようという気持ちになり、大人への一歩を踏み出すことができました。職場体験学習や修学旅行などの行事で、外に出る機会が増え、学校の代表としての自覚も芽生えました。

 そして、中学校最後の年、3年生。1、2年とは違い、すべてに「最後」が付く年になり、やる気に満ちた一年が始まりました。中学最後の体育大会が始まると、練習にも熱が入りました。上手くいかないことや苦しいことも多くありましたが、仲間と一緒だったからこそ乗り越えることができました。

 当日は、生徒会スローガン『挑戦・開花・躍進』のもと、赤団は『百花繚乱』、青団は『龍翔鳳舞』のテーマのもと、応援団長を中心に全員が輝き、私たちにしかできない感動的な体育大会になりました。

 中学生最後の郡市中体連駅伝大会。男子は優勝し、県大会への切符をつかみました。惜しくも県大会出場を逃してしまった女子メンバーの思いも背負い、県大会に向けて、今まで経験したことのないとても良い雰囲気で、きつい練習を乗り越え、チーム内での競争力も更に上がりました。県大会の選考会の翌日、ミーティングで、涙しながら語り合った仲間たちを絶対に忘れません。

 そして迎えた当日、体調不良者も出る中、駅伝メンバー全員が心を一つにして、本番に臨みました。結果は五位入賞と、本来の目標であった九州大会出場は達成することはできませんでした。しかし、それ以上の学びを得ることができました。共に走り、共にたくさんの汗をかいた仲間、精一杯応援してくれた仲間、プレッシャーを背負いながら、たすきを繋いでくれた後輩たち。たくさん迷惑をかけたけれど、一緒に走ってくれてありがとう。次はみなさんにたすきを渡す時になりました。日々練習に励み、仲間と支え合い、伝統を繋いでいってください。

【佐敷城下祭り】060309

 5日(火)の熊本日日新聞でも紹介されていましたが、3月3日(日)に佐敷城下祭りが開かれました。本校のTさんも招待されて参加、プラ素材にグレードアップした甲冑姿で葦北鉄砲隊とともに佐敷城を守り抜きました。

 段ボール甲冑は「どうする家康」で使われた甲冑、エンジェルスで使われたものと同じタイプの兜と一緒に佐敷中学校近くの「桝屋」に展示されました。

【3年生修了式・同窓会入会式】060308

 同窓会の榮永德博会長様、鹿島省治様をお迎えし、先ほど3年生の修了式と同窓会入会式を終えました。

  両クラスの代表の名前には、「青空映す海のように」の「蒼(あお)」と「潮風包む緑のように」の「碧(みどり)」、それぞれに校歌に詠まれた色が入っていました。今日にふさわしい代表でしたね。 

 修了証には「本校第3学年の課程を修了したことを証する」と書かれています。「終わり」ではなく「修める」と書くのは、単に中学校生活が終わったのではなく、「学問などを身につけた」、「普段の行いを正しくすることができた」、ということを意味します。 中学校は義務教育最後の学校ですので、世の中で生きていくための基礎となる力を付けた証明ともいえます。

  家族や地域の皆さん、先生方に支えられ、励まされ、守られ、鍛えられて過ごした15年間が3月31日をもって終わります。

 これから平均で70年間続く社会での学びはもっと大切です。「人を支え、励まし、守り、鍛える側に立つ」ための学びを続けてくれることを願っています。

  本当に「修了」したことの証明は、明日の卒業式での一人一人の「態度」、「返事」、「歌声」に表れます。特に歌声、明日は合唱コンクールで審査員として来校された平尾先生がいらっしゃいます。課題をクリアしましたよというところを見せてください。歌声で1・2年生を圧倒してください。 

 最高の卒業生の最高の卒業式を楽しみにしています。

※写真は卒業式に向けての合唱練習、気持ちが入っています。

【最後の給食】060308

 卒業生の中学校生活最後の給食です。メニューは野菜スープ、コロコロサラダ、ハンバーグのイタリアンソース、黒糖パン、牛乳、お祝いデザートでした。よく噛んで、味わって残さず食べましょう。

【クラスマッチ】060307

 体育委員会では3年生の中学校生活の思い出づくりにドッヂボールクラスマッチを計画しました。3年生は今日の1・2・5・6校時は卒業式の練習、間の3・4校時を使って最後のクラスマッチです。総当たり方式で全クラス同士が対戦、楽しく汗を流しました。明日はいよいよ修了式・同窓会入会式です。

【臨時生徒総会】060306

 今日は後期選抜2日目です。出来はいかがだったでしょうか。今年度は個人情報請求(入試の得点)の申請をしている生徒が例年になく多い状況です。結果をもらうだけでは意味なし。申請をした人は自己採点とやり直しも必ずやっておきましょう。

 さて、昨日は午後から臨時生徒総会を行い、執行部や各専門委員会の次年度の計画について承認されました。また、下着と靴下について服装規定の変更が確認されました。1・2年生は令和6年度に向けて動き出しています。

【後期選抜】060305

 今日は公立高校後期選抜の1日目でした。明日、明後日の朝刊に入試問題が掲載されます。1・2年生の皆さんはぜひ習っている範囲を解いていてみてください。

 推薦や前期選抜で進路が内定している3年生は、今日、明日は教室の片付けや卒業文集づくりに取り組みます。(追伸:下の写真の4人のうち3人は苗字が同じです。二中生に多い苗字です。)

【薔薇の棘】060304

  以前、エコパークのバラ園でブルームーンという品種の鉢植えを買いました。薄紫の色や形の良さはもちろん、棘(トゲ)の少ない品種だというところが、猫と暮らしている私が気にいった点の一つでした。 

「きれいな薔薇には棘がある」という有名な諺(ことわざ)があります。諺の「トゲ」は人を傷つける言動のこと。「うわべだけは良いが、心の中は~」といった意味で使われています。

 ところで、薔薇の棘は何のためにあるのでしょう。これには「蔓(ツタ)が絡まりやすくするため」、「茎の強度を上げるため」、「自分の身を守るため」などの説があるそうです。自分を守るための棘です。 

 では、人の棘は?ちょっと考えてみましょう。

  人を傷つける、人を下げる。攻撃の棘。薔薇の棘とは違うようです。

 「薔薇の棘の痛みは、指に刺さった者にしか分からない」こんな諺もあります。ふざけや冗談のつもりで、人を傷つけておきながら「それぐらいのことで大げさだなあ」と思ったことはないでしょうか。傍から見ていると、そんな小さな棘くらいと思ってしまうことがあります、しかし、その傷みはとても鋭いものです。

  心の棘は深く刺さったまま抜けないことがよくあります。日に日に奥に入っていく棘もあります。鋭い槍や太い杭のような激しさで心を貫き、いつまでもそこにとどまります。

  私も今話しながら、小学生、中学生の時から刺さったままの棘のことを思い出しています。ちょっと嫌な気分になりました。もう58歳ですがそんなものです。

  ちなみに「きれいな薔薇には棘がある」は、もともとドイツの「棘のない薔薇は無い」ということわざで、誰にだって欠点はある。という意味だそうです。棘が欠点と言うことならば、棘で傷つける人は、自分の欠点をさらけだしているのでしょう。

 ちょっと言い方にトゲがありましたね。

【熊本城マラソン2】060303

Y先生の日記より 続き

 やっとの思いで熊本城の麓までたどり着きました。そこから地獄の上り坂。何とか登り切り、フィニッシュ。時間は5時間12分23秒。目標からは1時間以上遅れてしまいましたが、今年は完走を達成しました。

 喉から手が出るほど欲しかった完走メダルを手にし、娘に渡すと、「パパ頑張ったね」そのひと言ですべてが報われました。

 帰り道、車の中で、「私が大人になったらパパと一緒にマラソン走る!」と娘が言ってくれました。大人になったら・・・高校を卒業すれば走れるので、あと12年・・・。

 最低でもあと12年フルマラソンを走ることができる体力を維持しなければならなくなりました。

 マラソン翌日に休めば負けだと思い、体に鞭を打ち、学校に行くとたくさんの先生方から「お疲れさま」、生徒たちからも「完走できたんですか?」「頑張りましたね!」とたくさん言葉をかけていただきました。とっても嬉しかったです。

 何か目標を持って挑戦すること、支えてくれる人、気にかけてくれる人がいることへの感謝の気持ち。何気ないひと言の大切さ。多くの学びのあったマラソン挑戦でした。

【熊本城マラソン1】060302

Y先生の日記より 

 2月18日(日)に熊本城マラソンに挑戦しました。今年は昨年に引き続き、2回目の挑戦。昨年は、20キロ地点で膝を痛め、その後足を引きずりながら10キロ歩きましたが、これ以上やると今後走れなくなりそうな気がしたので、30キロ地点で無念のリタイアとなってしまいました。もちろん、途中棄権ですので、完走メダルをもらうことができませんでした。家に帰ると、娘から「なんでメダル持って帰ってこなかったの!」と怒られたため、完走できるまではやめられないと思い、それから1年間、時間があればランニングを継続してきました。

 今年の目標は完走・・・あわよくばサブ4(4時間切り)。9時02分にスタートの号砲。5分40秒/キロのペースで走ると4時間を切ることができるので、5分30秒/キロにペースを設定し、順調に10キロ地点に到達。そこに家族の応援があったので元気が出ました。そのまま20キロ。20キロでのタイムは1時間52分でこのままいけば、サブ4を達成できます。20キロ地点ではかなり元気で、フォトブースでポーズを決めるほどの余裕がありました。

 しかし、25キロ地点になると少しずつ体に異変が・・・股関節に痛みが出てきたので、少し走り方を変えてみました。すると、大腿部やふくらはぎに激痛。路肩でストレッチをしては走り(歩き)の繰り返し。30キロ到達時間が3時間07分の大ブレーキを起こしてしまいました。サブ4をあきらめ、目標を「完走」のみに変更。30キロ地点にある整体師さんによるマッサージブースへ。10分ほどストレッチやマッサージを受けると症状が劇的に改善していきました。「これであと12キロ行ける!!!」と思ったのも、束の間・・・500mで走れなくなりました。

 涙が出るくらいの痛みに耐えながら走ったり歩いたりしていると沿道からサロンパススプレーの差し入れ。これまでの30キロを振り返ると、給水エリア、給食エリアでのたくさんのボランティアの方のサポート、沿道での絶え間ない応援、太鼓や歌での励ましなど多くの方に支えられて走ることができているのだと感謝の気持ちが溢れてきました。

 明日に続きます。

【熊本県立高校卒業式】060301

 生徒会執行部による朝の闘魂碑周りの整備風景です。新執行部にも伝統が受け継がれています。私も始めてから12年目、活動が生徒の手に移っていることがとても嬉しいです。

 午前中は熊本県立水俣高等学校の卒業証書授与式に参列してきました。菅校長先生からは式辞の中でネルソン・マンデラ氏(元南アフリカ大統領で、平等を求める闘いに生涯をささげ、南アフリカの人種隔離政策、アパルトヘイトの終焉に貢献した公民権活動家)の「生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある。」という言葉が贈られました。