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【三者面談】060730

 今日から3年生の三者面談です。自分はどうしたいのか、そのために何をするか。しっかり考える時間にしましょう。

 ところで、テレビ番組を見ていると、何10年前の話だ?というものがずいぶんあります。投稿をもとにした再現ドラマなども、「本当に投稿をもとにしているの?作家の思い込みや想像の産物じゃないの?」と疑いたくなるものが多くあります。刑事や医者、弁護士等、職業ドラマを見ている当該職業の方も同じことを思っているでしょうが、学校は他の職業と違って、児童・生徒・学生として所属していたことがあるので、想像しやすいのでしょう。「今でもそうなんだ。」と誤解を広めないようにしてほしいところです。
 よくある場面「内申書に書くぞ!」、「内申点を下げるぞ!」についてそもそも、学校では「内申書」という言葉を使いません。高校入試の際に提出する「調査書」を再現ドラマではそう呼んでいるようでが、その時点で間違いです。日々の授業の評価をもとに適正な評定をつけており、校長の決裁まで、複数で数段階のチェックを行います。違和感がある場合は各段階で評価者に説明を求めますし、システム上、評定は恣意的な改ざんができないようになっています。
 また、所見や行動の記録もマイナス内容は一切記入しないので、調査書が不利に働くことはありません。部活動も「毎日の練習に頑張った。」は顧問の主観。県大会で何位、〇〇検定が〇級などの成果が反映されるのみです。そうしないと、担任の文章表現力が合否に反映されることになってしまいます。生徒指導上の課題があっても「元気がよく」や「行動力があり」と肯定的に書きますが、そこは許してください。
 評価を下げることを書くなど、二次募集や浪人による生徒や家庭の心の負担、担任の心労と事務的負担が増すばかりです。しっかり褒めた文章が続きます。
 つまり、ドラマのセリフの「内申書に書くぞ!」は「良いことを書くぞ!」という意味のはずです。