学校生活

2017年12月の記事一覧

鹿北小6年生、中学校一日体験入学

 12月15日(金)、今日は小学校6年生の一日体験入学が行われました。朝から中学校に登校し、1年生の教室に入りました。少し緊張している表情でしたが、今日一日担任の内山先生が気持ちをほぐしてくれました。そして、21日行われる「がん教育」の事前学習を朝の学習の時間に行い、みんな真剣に話を聞いていました。

 授業は、乗り入れで行っている社会や音楽ではなく、今日は国語や理科などの授業です。いつもより5分間長い50分授業ですが、いつもと違う先生とともに午前中4時間の授業よく頑張りました。

 給食は中学生と一緒にランチルームで食べます。エプロンをつけて自分たちで準備をしました。みんなで食べる給食はあまり慣れていないけれど楽しい時間となったようです。

 昼休みは、教室や体育館などで自由に過ごしました。中学生とも楽しそうに遊んでいる姿をたくさん見ることができました。

 掃除の時間は、2班に分かれて教室とランチルームの掃除です。無言掃除を徹底し黙々と掃除を行うことができました。

 5時間目の体育は、いつもの乗り入れ授業。中学校の西浦先生の授業なので何となくホッとした感じで楽しそうでした。

 6時間目は、中学校生活についての説明会。生徒会執行部の鬼塚君(1年)と福永さん(1年)が行事や部活動、委員会活動などについて元気よく説明してくれました。さすが先輩です。テスト勉強のことなどの質問にもしっかり答えてくれました。

 あっという間の一日体験入学でしたが、中学校生活を少しですがイメージできたことと思います。中学校生活は小学校6年間の「学び」を土台としてスタートします。今の頑張りを大切に、4月には目を輝かせて入学してきてほしいと思います。その日を楽しみにしています。


沖縄に学ぶ

 昨日12月14日(木)の人権集会で発表してくれた2年女子生徒の発表原稿を掲載いたします。沖縄修学旅行で学んだこと、感じたことを率直に綴っています。ぜひご覧いただければと思います。



 修学旅行で行った沖縄は、海の色がエメラルドグリーンでとてもきれいでした。多くの人が沖縄と聞くと、私と同じようにきれいな海や美しい景色を思い浮かべるでしょう。しかし、その裏に戦争の歴史があることを忘れてはならないと思います。

 ガマに入りましたが、入った瞬間に空気が変わったことがわかりました。ガマの中で、私たちが立っていたところも、苦しんでいた人がいたと思うと胸が苦しくなりました。資料館ではたくさんの戦争体験の手記を読みました。言葉で言い表せないほど悲惨で辛いものでした。私が読んだ中には、「麻酔なしの手術で切断された手や足を、ひめゆり学徒隊が運んだ」という話がありました。背筋が凍りそうな気持ちになり、私だったら耐えられないと思いました。しかし、戦争の中にいたら、それが普通になるのかと思うととても苦しいです。人間を人間でなくしてしまうものが戦争です。人権とは、人として生きる権利だと思います。戦争はすべてを壊してしまいます。今、目の前にいる人が人間である権利を失い、自分も人間ではなくなる。今、みんなと話したり、協力して達成できたりしていることもとても幸せだなと思います。講話をいただいた具志堅さんは、何度も私たちに「考えてください」と言われました。今の私たちにできることは、考えることです。平和の礎の前で誓った、「この悲しい過去を繰り返さず、事実を心に刻み、伝えていくのは私たちの役目であり、平和な世界を築いていくために私たちにできることは何なのかを考えていきたい。」という決意を忘れず、これからを大切に生きていきたいです。

鹿北小学校6年生、算数の授業

中学校のランチルームをのぞいてみると、小学校6年生の算数の授業が行われていました。小学校から2名、中学校から2名、計4名の先生による授業です。子どもたちは質問があるときやわからない時は手を挙げますが、すぐに先生が対応していました。そして、ホッとして笑顔になります。

 こんな形で授業ができるのは、鹿北ならではだと思います。これからも様々な工夫をして、小中学校の子どもたちの学力向上に取り組んでいきます。

全校集会 ~たくさんの表彰~

  12月8日(金)午前8時10分よりランチルームにて全校集会を行いました。今回は、様々な大会やコンクールで賞をいただきましたがその表彰が中心です。部活動、科学展や発明工夫展、人権作文、県の英語暗唱大会などたくさんの生徒、部活動に賞状や盾などを渡すことができました。

  一人一人またチームとしての頑張りがこのような結果として表れる場合もあれば、なかなか結果として表れない場合もあります。ただ、共通していることは日々の努力、そして感性を磨くことにチャレンジしていることだと思います。今回の賞を励みとして、全員が自分の目標に向かって一歩ずつ前進していく、そんな生活を創っていくことを期待しています。