部活動
【部活動】キラリ☆と輝いた女子ハンドボール部
8月1日(土)14時30分、山鹿市総合体育館にて山鹿市スポーツ交流会女子ハンドボールの試合が行われました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、山鹿中、鹿北中両校の応援は15名以内。いつもと違う雰囲気の中で試合が始まりました。
スピードとパワーで勝る山鹿中に対して、様々な連携プレーで応戦する鹿北中。序盤は互角の展開。しかし、攻守が変わった瞬間、速攻をしかけてくる山鹿中が徐々に点差を広げていきます。
ハーフタイムに、もう一度戦術とともに、最後のシュートの場面では、一人一人の一瞬の判断力、決断力が求められる、そのことを再確認しました。
後半、鹿北中は積極的な攻撃を繰り返しますが、なかなか得点できず、逆に山鹿中は速攻で得点を重ねていきます。
タイムを取って気持ちを切り替えましたが、点差を縮めることはできず試合終了の時を迎えました。結果は、18対8で山鹿中が勝利しました。
試合終了のブザーとともに、選手の目から涙があふれてきました。閉会セレモニーで先生からメダルをかけてもらうと、また涙があふれてきました。
山鹿中との力の差を埋めようと、多彩な攻撃を仕掛けた鹿北中。いったいいくつ攻撃のバリエーションがあるのかと思うくらい、創造力あふれる攻撃に、点差を忘れてワクワクさせられました。
「きっと何度も何度も練習を重ねてきたのだろう」ということが伝わってきて胸が熱くなりました。
思えば、純粋に今日のこの一戦のために、2年4ヶ月を費やし努力できるなんてことは、人生の中でも、学生時代ぐらいしかないと思います。
それほど、濃密な試合を経験している中学生の姿は、一瞬一瞬が最高の瞬間なんだろうと思いました。
今日の一戦は悔しさもあると思いますが、人生の中で最高にキラリと輝く記憶として心に刻まれていくことと思います。
そのこと自体が、実は最高の勝利の瞬間なんだと感じてほしいと思います。