二中ブログ

2025年9月の記事一覧

【リアス海岸】070913

 教科書の表記が変わったという話を以前書きましたが、今回の2年生定期テストの解答「リアス海岸」も随分前に変わったことをご存じでしょうか。30歳以上の皆さんは知識のリセット、リセット。

株式会社 帝国書院のHPより

「リアス(rias)」とは、スペイン語で入り江を意味する「リア(ria)」の複数形です。スペイン北西部のガリシア地方には入り江が多く見られ、「リアスバハス海岸」とよばれています。この「リアス」を由来として、山地や丘陵の谷に海水が浸入してできた入り江が顕著に連なってみられる海岸地形のことを、「rias coast」(英語)というようになりました。この和訳として「リアス式海岸」という表記が昭和30年代以降使用され、定着してきました。しかし、「リアス」そのものが入り江の地形を表す語であるので、あえて「式」を入れる必要はなく、地理学・地形学の学術用語としては「リアス海岸」という表記がより適切であるとされるようになりました。
 地図帳・教科書でも、長らく「リアス式海岸」と表記していましたが、こうした近年の学界等の動向をふまえ、平成20年度用のものから「リアス海岸」に表記を変更しました。

 

【モス日通信⑥】070912

 モス日通信6号はY先生の夏休みについてです。サンクトペテルブルクへ旅行をしたことが紹介されています。

モス日通信⑥070912.pdf

 夏休みは、ロシアのことをもっと知りたいという思いから第二の都市サンクトペテルブルクを訪れました。サンクトペテルブルクはモスクワから約700km(新幹線のような特急列車で約3時間半、飛行機だと約1時間半)のところに位置しています。また、隣の国フィンランドのヘルシンキまでは約300kmです。
 実は、1712年から1918年までロシアの首都はサンクトペテルブルクでした。今でこそロシアの首都はモスクワですが、以前はサンクトペテルブルクが首都で、ロシア革命後にモスクワに移されました。歴史に詳しい人は知っていましたね。
 サンクトペテルブルクは歴史的に貴重な建物や文化遺産が多く、世界遺産に登録されているものも多くあります。私も、世界遺産の建造物や世界3大美術館の1つともいわれるエルミタージュ美術館を訪れました。次回の通信で、①エルミタージュ美術館②ぺテルゴフ宮殿③エカテリーナ宮殿④血の上の救世主教会を紹介したいと思います。楽しみにしていてください。

【火のまつり】070911

 今日の生徒会の時間に、第28回「火のまつり」に供するための、一人一人が願いを込めたメッセージを書いた折り鶴を作りました。

 火のまつりは不知火海における水銀汚染の犠牲になった全ての生命に対する祈りと、地域再生への願いを火に託し、水俣の過去と未来に想いをはせる、火のまつり実行委員会による市民手作りの行事です。今年は11月22日(土)に開催され、慰霊と再生の願いを込めた「火」が場内に灯されます。

【ミナマタに生きる】070910

 坂本しのぶ様、谷由布様、梅田卓司様をお招きして、全校生徒を対象に「胎児性水俣病患者としてミナマタに生きる」と題した講演会を行いました。耳と目、心を十倍にしてしっかり聴く姿がありました。放課後は梅田様を講師に職員向けの研修を行いました。学びを深めた1日でした。

【当選標語】070909

 社会を明るくする運動の標語の当選作品を栞にしていただきました。優良標語作品100点が市内各所に立看板として展示されています。立看板が欲しい当選者は、令和8年5月末までに保護司会までご連絡いただくと、掲示が終わった令和8年の今頃、ご家族へ渡されるそうです。保護司会の連絡先は学校までお尋ねください。

【什の掟】070908

 会津藩(現在の福島県西部と新潟県および栃木県の一部)では、同じ町に住む6歳から9歳までの藩士の子供たちが、十人前後で「什 (じゅう)」という集団をつくっていました。毎日順番に、什の仲間のいずれかの家に集まり、什長(年長者・座長)が
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ ならぬことはならぬものです
といった「お話」を一つひとつみんなに聞かせ、昨日から今日にかけて「お話」に背いた者がいなかったかどうかの反省会を行いました。
 そして、背いた者がいれば、什長はその者を部屋の真ん中に呼び出し、事実の有無を「審問」し、事実に間違いがなければ、年長者の間でどのような制裁を加えるかを相談して、無念(むねん)、竹篦(しっぺい)、絶交(ぜっこう)といった制裁を加えました。
「お話」も「制裁」もすべて大人たちに言われてつくったものではなく、子供たちが制約や強制を受けずに自分たちでつくり、「会津武士の子はこうあるべきだ。」ということを互いに約束し、励み合ったそうです。「絶交」もいつまでも引きずらず、許される手段があるのがさすがです。詳しくは会津藩校「日新館」のHPをご覧ください。

【さかなクン】070907

 今日は湯の児で「さかなクン in 湯の児 海のギョギョッと大作戦」が開催されました。ハコフグちゃんやサメの帽子をかぶった子どもたちもたくさんいました。海中ライブ観察、タッチプールコーナー、くまモン登場などたくさんの人出で賑わいました。湯の児住民の何十倍の人でしょう。さかなクン人気で朝から車の大行列、他県のナンバーも多く見かけ臨時駐車場もいっぱいでした。

【ギョギョットと】070906

 昨日は水俣市校長会の研修会で「水俣ダイビングサービスSHAHORSE」代表の森下誠さんに講話をお願いしました。美しい水俣の海と、ヒメタツをはじめとするそこで暮らす生き物の映像に癒されました。森下さんのふるさと水俣への熱い思いを受け止め、校長としてそれぞれの学校の子どもたちに何を伝えるかを考える時間になりました。

 講話の中でも紹介がありましたが、「みなまた・あしきたギョギョギョ大使」である「さかなクン」が、9月7日(日)に開催される「さかなクン in 湯の児 海のギョギョッと大作戦」にやってきます。

ヒメタツをはじめとする海の生き物を海中ライブで観察したり、タッチプールコーナーで魚と触れ合うことができます。美味しい&楽しいマルシェも開催するなど、お楽しみ企画が満載です。「くまモン」も遊びにやってきます!
海中ライブ中継 1回目:11時00分頃~ 2回目:13時00分頃~

〇タッチプールコーナー 10時00分~16時00分

〇美味しい&楽しいマルシェ 10時00分~16時00分

〇くまモン登場  12時00分~12時30分

【大人の部活動(コーラス部)】070905

 水俣二中文化祭のPTA合唱へ参加のお願い    PTA会長・文化部長

 今年度の二中文化祭が12月11日(木)に予定されています。

 つきましては、昨年に続き「PTA合唱」で子供たちと共に文化祭を盛り上げたいと思います。ご参加頂ける方や大人の部活動(コーラス部)に興味がある方は、下記の合同練習予定日に二中音楽室までお越しください。時間は18時30分~19時30分の1時間程度です。

 今年度のPTAスローガンは「子ども達の夢と希望のために今こそつながろうチーム二中」です。美しいハーモニーを通じて仲間との強い絆を築き、会場全体で感動を共有しましょう。迷っておられる方も、お気軽にご参加ください。(男性も大歓迎です。)

 皆様、日々お忙しい中ですが、音源を聴きながら自主練習での参加も可能ですので、よろしくお願いいたします。

練習予定日(変更の場合は二中メールでお知らせいたします。)

・9月30日(火)   ・10月14日(火)  ・10月28日(火) 

・11月25日(火)     ・12月2日(火)     ・12月9日(火)

【2学期の抱負2】070903

夏休みに頑張った事と2学期の抱負 3年生YYさん

 私が夏休みに頑張った事は2つあります。

 1つ目は陸上競技です。7月19日には県総合体育大会があり、800m走に出場しました。2分1桁台を目標に頑張りましたが達成できませんでした。しかし、走っているときはいけるような感覚があったため、実際のタイムとはずれがあることに気づくことができました。これからも目標に向けて練習を頑張りたいです。

 2つ目は市役所で行われた「みなまた未来ラボ」への参加です。1日目に水俣市の経済や福祉、環境問題などについての講義を受け、2日目は議会での発表内容や質問について話し合いを行いました。子ども議会では実際に議員として席に座り、演台から水俣市の各課の職員の皆さんに質問を行うことができました。各学校から数名しか参加できない中で、とても良い経験をすることができました。

 これら夏休みの2つのことを踏まえて2学期は何事にも頑張り、自分の意見を言えるようにしていきます。

【種植え】070902

 今朝、整美・環境委員でマリーゴールドの種植えを行いました。次は正門とPTA花壇のヒマワリの種の収穫です。花いっぱいの学校を持続するために頑張っています。

【救給カレー】070901

株式会社 SN食品研究所のHPより

 全国の栄養教諭・学校栄養職員の手により災害時学校給食用非常食が開発されました。東日本大震災では建物の損壊、ライフラインの停止による学校給食施設の使用不能や、交通寸断による輸送不能により、給食の提供が不可能になりました。震災直後は救援物資が届かず食料不足に陥りました。そこで、全国の栄養教諭・学校栄養職員の手により、災害被災体験の教訓をもとに非常時に備えることを考え、成長期の子供たちの栄養バランス、心の安定、体力保持等、心身の健康に寄与することを目指して、ライフラインが途絶えた中で、救援物資が届くまでの72時間の間「命をつなぐ」ための非常食を、専門職ならではのこだわりをもって開発されました。

救給カレーの名前について
「いのちをつなぐ」カレーとして、給(食)を救うカレー『救給カレー』という名前になりました。

【防災の日】070901

 今日の給食のメニューの主食は救給カレーです。あわせて、切り干し大根やツナ缶など普段から備蓄(ストック)できる食材を使ったストックサラダが出ます。献立表を見て、なぜ?と思った人もいたでしょう。今日は政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する「防災の日」です。

 今から100年近く前の1923(大正12)年9月1日 11 時 58 分 32 秒。大きな被害をもたらした関東大震災が発生しました。
 内閣府の防災情報のページには、「マグニチュード 7.9 と推定される、近代化した首都圏を襲った唯一の巨大地震であり、南関東から東海地域に及ぶ地域に広範な被害が発生した。死者 105,385、全潰全焼流出家屋 293,387 に上り、電気、水道、道路、鉄道等のライフラインにも甚大な被害が発生した。」「地震が昼食時に起こったこともあり竈(かまど)、七輪から同時多発的に火災が発生し、水道が断水したため最新の装備も役に立たず、おりからの強風によって火災はたちまち延焼し、消防能力を超えた。」と書かれています。
 9月1日前後は二百十日にあたり、台風の襲来が多い時期とされています。防災の日制定の前年である1959年9月26日には伊勢湾台風が上陸し、大きな被害をもたらしています。

「政府広報オンライン」の「防災の日」をぜひ検索ください。