二中ブログ

2023年7月の記事一覧

【自転車ヘルメット】050714

 これまでも13歳未満の子どもは自転車ヘルメットの着用は努力義務とされていましたが、今年の4月1日に改正道路交通法が施行され、大人も努力義務となりました。

 愛媛県では平成27年からの高校生の自転車ヘルメット完全着用の取組が始まっています。愛媛県のHPによると、「平成26年に県立高校生の自転車による死亡事故が相次ぎ、再発防止が急務となった。平成 27 年度から、県立高校生等によるヘルメットの完全着用に取組み、自転車通学時や部活動、学校行事等におけるヘルメット着用を自転車通学の許可要件とし、7 月 1 日から、県立高校生等によるヘルメットの完全着用が始まった。それ以降、自転車と自動車の接触等による重大事案が10件起こり、中には、追突された衝撃で頭部がフロントガラスにぶつかり、フロントガラスが割れるなどの事故もあったが、いずれもヘルメットをきちんとかぶっていたために、命を守ることができた。」とのことでした。

【予防運転】050610でも書きましたが、私の次男も中学生の頃に車と正面衝突をして空中に飛ばされてボンネットに落下したのですが、ヘルメットを着用していたため大事には至りませんでした。事故の電話連絡を受けた時は覚悟をしました。その時にもし高校生になっていたらヘルメットはかぶっていなかったはずです。ぞっとします。

「ヘルメットを着けない、タスキを着けない」は次の「これくらい」につながるゲートウェイです。

【激励の言葉】050713

 芦北水俣郡市の大会を勝ち抜いた軟式野球、男女バスケットボール、ソフトテニス、水泳、空手道の代表選手の皆さん、県大会からはじまる男子バレーボール、陸上競技、新体操の皆さん、おめでとうございます。

  県大会は楽しもうという大会ではありません。各郡市の代表がプライドを掛けて戦う大会です。

  今日から大会まで、寝る前にはこれまで一番良かったプレーをイメージしましょう。「監督・コーチから褒められた。仲間が驚いた。俺って天才かも?って思った。」そんな瞬間がこれまで1度ならずあるはずです。失敗したことはすべて忘れ、良いイメージを焼き付けて大会を迎えましょう。

  試合当日は、マイナスの言葉を発しないこと。

「緊張せずにいこう」と「リラックスしていこう」はほぼ同じ意味ですが、「リラックスしていこう!」と口に出すと、「リラックス」という言葉が頭に残りリラックスできるそうです。

  納得のいくプレーをしましょう。「あの時こうしていれば。」と思うくらいなら、ミスを恐れずチャレンジしましょう。迷ったら強気です。

  靴を並べる。道具を並べる。大きな声で挨拶をする。きびきびと動く。普段の姿がプレーに出ます。大会までの残り数日間、心を整えましょう。

  最後に、これまで一緒に頑張ってきた仲間、お世話になった先生方、そして保護者の皆さん、大会の運営にかかわっていただく方々、水俣二中の仲間、皆さんに敗れた郡市のライバル。

  一人一人の顔を思い浮かべ、感謝の気持ちでプレーしましょう。みんなが応援しています。健闘を祈ります。

 

【主任児童委員さん訪問】050713

 今日の5時間目は主任児童委員の皆様が来校されました。まずは全学級の授業参観。3年生は共通テストの模擬試験の解答、数学のY先生からは、夏休みの頑張りの大切さについても話があり、生徒も気持ちが入ったようでした。

 後半は校長室で懇談会。心配事や悩み事、民生委員・児童委員、主任児童委員のはみなさんの身近な相談相手です。学校もしっかり連携していきたいと思います。

【全校集会】050712

 学校経営グランドデザイン(PDF).pdf タイトルページにパワーポイント版もあります

 体育館の予定でしたが、急遽リモートに切り替えて全校集会を行いました。「学校経営グラウンドデザインについて(校長)」、「学力向上の取組について(Y研究主任)」、「学校の決まりの見直しについて(K生徒指導主事)」について学校がどんな取組をしているかを生徒に伝え、先生と生徒が両輪となって学校教育目標の具現化を目指すことを確認しました。

【昭和57(1982)年 田浦水害(後編)】050712

  後編です。令和2年7月豪雨の雨量はこの時を超えています。今回の水害のこと、中学生の皆さんが親になったら必ず伝えてください。「とにかく早く、迷わず非難しなさい。」

 当時の記録を読むと、田浦では11日から14日にかけて1時間雨量65mm、2時間雨量120mmと短時間に集中して降り、田浦川等、吉尾川等が氾濫して大きな被害が発生したとあります。

  私は水俣にいたため、田浦水害のまさにその時の怖さは体験していません。聞くところによると、小学校の運動場横の土手が決壊し、大量の水が流れ込み運動場が見る見るプールのようになったそうです。低学年の子どもたちは怖くて泣きだしたそうです。

  田浦中のある先生は当時保育園入園前だったそうですが、庭に水がどんどん入ってきた記憶があるそうです。お母さんは小学校からの電話連絡を受け、膝上まで水につかりながら、宮坂医院前の三差路に張ってあったロープを伝って、低学年のお姉さんを学校まで迎えに行かれたそうです。

  私の父は学校からの電話を受け「学校が一番安全だけん、学校に残してください。」と言ったそうです。家庭も学校も判断が難しい状況だったと思います。

  「天災は忘れた頃来る」物理学者で俳人の寺田寅彦氏がしばしば語ったという言葉があります。災害は語り伝えないと風化していきます。今日を「絶対はない」「想定外のことを想像する」と言うことを肝に銘じる日、防災について考える日にしています。