二中ブログ

2025年3月の記事一覧

【積み重ね】070331

 今年度も昨年と同じ内容でブログを終えます。

 イチロー選手が2004年にシーズン最多安打記録を残したときの言葉「小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」

 パナソニックホールディングスを一代で築き上げ「経営の神様」とよばれた松下幸之助の言葉「大きな夢も大事だが、もっと大事なことは、足元の、些細と思われるようなこと、平凡と思われるようなことを、しっかりとやり遂げていく、おろそかにしないということも考えておかないといけない。難しいことはできるが、平凡なことはできないということはない。平凡なこと、些細なこと、それを積み重ね積み重ねて、そのうえに自分の知恵と経験を加えていく、それではじめて、成功をすることができる。成功は小さい努力の積み重ねやね。」

 全国統一を成し遂げた豊臣秀吉が足軽だった頃の言葉。他の足軽たちが口々に、「殿様になりたい」、「百万石(300億円くらい)の国をとりたい(肥後藩で52万石)」と夢を語る中、秀吉が「今より百石(300万円くらい)多くもらえる身分になりたい」と言うと、皆は「なんて夢の小さいやつだ。」と一斉に笑い出した。

 秀吉は、その時こう言った。「おぬしらは所詮かなえられない望みを言い合っているにすぎない。俺の目標は頑張れば必手に入るものだ。空頼みではなく手の届く望みなのだ。」

 さあ明日からまた「自立心にあふれ、夢を実現する二中生」へのちょっとずつの積み重ねを大切にして過ごしましょう。

【片付け】070330

 明日で令和6年度が終わります。今日は日曜日ですが片付け作業で学校に来る先生がいるかもしれません。明日の16時40分をもって二中での勤務終了です。

 私は以前、二中に8年間連続で勤務していました。社会科担当ということもあり、資料室に授業用の書籍や模型などの資料を大量に置いていました。最後の2年間は教務でしたので、この時期は担任からあがってくる生徒の書類や成績の点検、次年度の年間計画等の作成で自分のことまで手が回りません。先生方も忙しく、私の仕事もどんどん押していきます。やっと片付けに入ったのが31日の昼前からでした。今ならデジタル化されている資料も多いのですが、当時は実物が主です。ためにためた資料を整理し、軽トラに運び込み、学校を出たのが夜中の12時ちょっと前。当時のM教頭先生に見送っていただきました。

 教頭になって以降は1年での異動もあり得るため、毎年2月中頃には次年度の準備と片付けを終えることにしました。早いことは良いことです。春休みは式典での挨拶やPTA新聞、残り366回のブログなど次年度の原稿を少しずつ書き貯めています。

【昼休み】070329

 先生たちの春休み。年度末の大量の事務整理に追われる毎日、切り替えは昼休みの運動です。剣道部出身のO先生もノックや守備にチャレンジしています。竹刀の振りですが確実にミートしています。さすがです。みんな生徒の昼休みと同じくらい声が出ていて良い感じです。

 二中には野球部出身者が4人、Y高校野球部マネージャーが1人。4月に赴任されるM先生も、米野岳中に異動したK先生の一つ上のマネージャーだったとか。一中、三中、湯浦中の野球部監督を務めた津奈木中の校長先生も教諭として赴任します。野球が一大勢力です。ちなみに、長距離走の朝練も始めました。目指しているのは箱根駅伝か甲子園か。

【事務引継ぎ】070328

 26日、二中に赴任される先生方が来校されました。二中についての説明、研究発表に向けた校内研修の第0回(研究主任Y先生の最後の仕事です)、教科の学習内容などいろいろな情報の引継ぎを行いました。来年度からよろしくお願いします。(校長写真の右から2番目と、左端に座っている先生は同一人物です。来年度も3名の退職校長先生に支えられながら学校経営に頑張ります。)

 新高2世代がY先生の見送りに来てくれました。担任冥利に尽きますね。

【退任式】070327

 この度の定期異動で7名の職員が二中を去ることとなり、全校生徒で見送りました。それぞれ7年から1年の在職期間、二中生の教育に尽力していただきました。保護者の皆様にも大変お世話になりました。(すごくすごく遠くに異動するY先生にお別れを言うために、昨日は新高2世代のバスケット部員が来てくれました。)

【桜】070326

 世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし(在原業平・古今集・伊勢物語)

 たぶん土・日のどちらかで二中の桜も開花宣言だったようです。和歌に登場する花は万葉集の頃までは「梅」、平安初期からは「桜」とか。以下四首は百人一首から桜の歌。

 花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに(小野小町)

 久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ(紀友則)

 いにしへの 奈良の都の 八重桜 今日九重に にほひぬるかな(伊勢大輔)

 高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ(大江匡房)

「さくら」の名前の由来は(諸説あります)

〇春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)から。

〇「咲く」と複数を表す「ら」を加えたもので、元来は花の密生する植物全体のこと。

〇富士の頂から種をまいて花を咲かせた「木花之開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)」から。

ついでに「世の中に たえてテストの なかりせば 中学生の心は のどけからまし」

 

 

【27日は退任式】070325

 昨日の夕方に熊本県教育委員会のHPと熊日の電子版、今朝の朝刊に掲載されましたが、この度の定期異動で7名の職員が二中を離れることとなりました。保護者の皆様には大変お世話になりました。それぞれ7年から1年の在職期間、二中生の教育に尽力していただきました。ご退職3名、水俣市内の中学校への異動2名、芦北町の中学校への異動1名、すごくものすごく遠くへの異動1名と様々ですが、それぞれのご健康と活躍を祈念いたします。
 27日(木)の退任式の開式は9時です。生徒・卒業生の皆さんは服装を整えて、8時40分までに登校してください。

退任者

 県教委HPと新聞に掲載あり

  3年学年主任(美術)・事務主査

  ※初任者拠点校指導員は新聞に退職と載っていますが規定によるもので、来年度も二中所属です。

 県教委HPと新聞に掲載なし

  2年学年主任(数学)・大成2組担任(知的)・2年副担任(家庭科)・1年副担任(国語)・学校用務員

 

【修了式】070324

 卒業式から2週間ほど経ちました。式辞に変えて、3年生の先生方のPTA新聞のメッセージを読みます。

 大成担任MY先生「授業、昼休みのサッカー、学校行事。皆さんと過ごした時間は 私にとってかけがえのないものでした。それぞれの場所で頑張っている皆さんを応援しながら、私も頑張ります。」

 1組担任FK先生「1年間のすべてがいとおしく感じます。別れがあるから出会いがある。曲がらなかったはずの角を曲がり、歩かなかったはずの道を歩いて、なかったはずの明日がある。周りの人から愛される人生を歩んでください」

 2組担任FY先生「きつくても、教室に行くと元気をもらっていました。これまであなたたちを支えてくれた多くの人に感謝することを忘れないでください。これから先、あなたたちの背中を押してくれる人、励ましてくれる人が沢山いることを忘れないでください。」

 副担任MÝ先生「『形として見えないけど大切なものがある。』ということが皆さんに伝えたいことの一つです。その頭文字は『あ・い・う・え・お』、漢字で『愛・命・運・縁・恩』です。」

 学年主任SY先生「この1年間での成長はめざましく、体育大会での団を越えた絆に涙し、文化祭の劇のエンディングの『僕のこと』に心を揺さぶられ涙し、感動させられっぱなしの1年間でした。一方で、一つの行事が終わるごとに、皆さんとのお別れの日が近づいていることに気づき、寂しさがこみ上げてきました。あなた方は、私にとっては一人一人が自慢の息子、娘のような存在です。そして、決して忘れることのできない人たちです。」

ぜひ、PTA新聞で全文を読んでください。

 それぞれ残りの1年間、残りの2年間。困難なこと、いがみ合うこと、悔しい思いをすること。人を助けること、人から助けられること、感動すること、喜び合うこと、進路決定という大きな壁に挑むこと。学校生活でしか経験できない全てのことにどう向き合ったかで卒業時の姿は変わります。「そっくりそのまま同じ中学校生活を繰り返しても構わない」と言える新2年生・新3年生でありましょう。

【美術館・博物館に行こう】070323

 昨日の続きです。百聞は一見に如かず。本物に触れる経験は大事です。田中達也さん、冨田伊織さんの展示で撮影しました。「どうやって作っているのだろう?」と疑問に思った人は、明日はぜひ二中図書室へ。熊本市現代美術館は4月26日から6月30日まで「やなせたかし展~人生はよろこばせごっこ~」の予定です。土日用のブログのネタが書けそうです。