2019年5月の記事一覧
【学校生活】鹿北版学習過程スタンダード
5月30日(木)、各学年の授業を参観しました。どの授業にも共通点があります。それは黒板に貼ってあるカードです。「め」➔(「課」)➔「自」➔「友」➔「ま」➔「振」。これは鹿北版学習過程スタンダードで、鹿北小・中学校の全学年、全教科で統一された授業のかたちです。授業の流れがわかるように、最初から黒板にカードを貼ります。
「め」今日の学習で獲得する知識や技能を生徒の視点で示します。
「課」めあてを達成するための学習課題を示します。
「自」まずは自分で考えたり、調べたり、解いてみます。
「友」友だちとの意見交換や話し合い活動で学びを深めます。
学び合いを通してめあてに近づきます。
「ま」めあてと連動させて自分の言葉で学びを整理します。
獲得した知識や技能を確認します。
「振」学習での様々な気づきや課題を見つめます。
課題や気づきを次の授業に生かします。
この流れを「鹿北の授業のかたち」として児童・生徒にも説明し、今何をするのか、次に何をするのかがわかるようにしています。授業の中で児童・生徒が迷子にならないようにと、小中学校の教職員で話し合って決めた鹿北の学びの姿が今日も実践されています。