学校生活

学校生活

人権学習

 今週に入り、各学年人権学習が始まりました。

 1年生は、水俣病の問題について学び、差別の問題を考えたり、その差別をなくすための生き方に触れたりして、自分たちの身近に潜む差別や自分のことを語る意味について学んでいます。













 「話したいと思うようになりました。」…1年生の学習のタイトルです。

 長年、自分のなかで語ることができなかった(そうさせられていた)水俣病や水俣のこと、家族のことなどを、様々な人たちとの出会いや活動の中で、「話したいと思うようになった。」こと、そして、語ることの意味について考えていきます。
 













 
 2年生は、「今、いわなければ」という題材を通して、噂が予断や偏見のおかしさ気づき、それをなくしていく意味や行動していくことの素晴らしさについて学んでいきました。














 導入では、担任の先生方の実際に体験した話などを交えて、生徒達の関心を高められていました。














 人権学習は、自分たちの生き方を豊かにしていくための学習だと思っています。

 そして、学び続けていかないと、身近に潜む差別に自分自身が飲み込まれ、自分自身が苦しめられる。

 それまで当たり前と思っていたことが、実はそうではなく、世の中の人々の無関心や無理解によって、苦しんでいる人々が数多くいます。

 
 人権学習では、学べば学ぶほど、新しい発見や新たな出会いがあります。そのことで自分の生き方がより豊かになっていくものだと私は思います。

ひとつのいじめは、みんなの…。

 今週から、来週にかけて「特定非営利活動法人 くまもと子どもの人権テーブル」の皆様をお招きして、「ストップ、いじめモード」という授業が展開されています。













 授業の冒頭では、いじめに関して様々な質問がされ、生徒達の考えを探られました。

 さまざまな場面設定や立場の状況から、それはいじめにあたるのか、その人、それを周りで見ている人たちは、どんな気持ちなのかなど質問され、丁寧に確認されていました。

 そして、学級でひとつのいじめがおきることは、当人達の問題だけではなく、みんなの問題であるということを確認されました。
 
 
 











 そのあとクラス全員で輪になりました。

 「何だろう」と思って展開を見ていると片手でOKサインをつくり、その輪の中を毛糸をぐるりと通されました。

 OKサインを通った毛糸は、一人一人が自由に動かすことができます。それでも、みんなが毛糸でつながっている。

 これが、居心地のいい学級であり、一人一人が縛られずに自由でいられる。いじめのない学級ではないだろうか。

 一方、誰かが少しでも不安などを感じて、手に力が入ってしまうと、毛糸は思うように動かすことはできない。

 これが「いじめモード」の学級ではないだろうか。

 ではいじめに遭遇したらどうすればいいのか。

 今日の授業では、先ず近くにいる人に「相談する」













 だれでもいいので話をして、一人で抱え込まないようにすることが重要であると確認されました。

 次に、「イヤだという」こと。はっきり自分の意思を表示して欲しいと。

 それでも、状況が改善しない時は、その状況から「離れる」こと。

 そのグループや場所、場合によっては教室や学校。とにかく命を優先すること。

 そして、さまざまな電話相談窓口に相談して欲しいということ、が話されました。

 ※本校では、ゴールデンウィーク前に「相談窓口紹介カード」を全生徒に配布して  
  います。














 最後に、一人一人がで今きることを付箋紙に記入し、担任の先生からの思いを聞いて、授業は終わりました。

 来週も「くまもと子どもの人権テーブル」から来ていただき、同様の授業をしていただきます。
 
 次は、31日(木)の3、4校時に1年3組、1年4組の順で行われます。

 

必笑…体育大会!!

 遅くなりましたが、5月20日(日)、体育大会が実施されました。

 雲1つない晴天のスタートでした。













 素晴らしい入場行進、そして開会式。整然としています。














 各学年のリレーも拮抗し、大きな盛り上がりを見せました。最後まで全力疾走でした。














 3年男子による「ソーラン節」。迫力がありました。













 
 3年女子によるダンス。テクニカルな振り付けがかっこよかったです。

 楽しそうに踊っている姿が印象的でした。













 午後の部の団対抗綱引き。男女ともに全力を尽くしました。
 












 表彰式。赤星校長先生、最後の体育大会の表彰。













 解団式では、各団のリーダーを中心に、感謝の言葉が述べられていました。

 4月末から、約3週間。体育科と生徒会、そして担任を中心にして、体育大会に向けて取り組んできました。

 素晴らしい体育大会でした。最後まで全力で競技に向かう姿に、胸が震えました。

 保護者の皆様には、朝早くから毎日お子様を支えていただき心より感謝申し上げます。

  

最後の練習、そして…

 体育大会に向けて、最後の練習…。













 生徒も職員も気合いを入れて、練習に打ち込みました。

 最後に行われた大声合戦も、心を1つにがんばる姿がありました。

 午後からは…。














  準備です。テントにロープを括り付ける作業に追われています。

 西川先生指導のもと、毎年忘れるロープの結び方を思い出しながら行いました。

 

 











 本年度のテーマ「必笑 ~精一杯がつくる笑顔と感動~」。

 是非、たくさんのみなさんのご来場をお待ちしています。

大詰め

 体育大会まであと2日となりました。天気予報では、午前中からの雨予報でしたが、夕方からの雨となりました。

 日曜日の予報も当初とは変わり、このまま行けば天気は心配なさそうです。ありがとうございます。
 
 さすが赤星校長先生。「晴れ男」です。













  黄団は、体育館への通路で応援の練習をしていました。リーダー達は、雨の中濡れながら、団員に檄を飛ばしています。
  













 青団、赤団、緑団は、体育館のフロアや二階で、最後の追い込みを駆けています。

 各団、体育館が震えるほどの気合いでした。

 本番が楽しみです。乞うご期待です。