二中ブログ

2023年8月の記事一覧

【あいさつ名人】050817

 平成17年頃からはじまった水俣二中伝統の「あいさつ名人」表彰。1学期の名人は3年生のKさんでした。私も毎朝の正門付近の掃除の時、登校する生徒とあいさつを交わしますが「私より先にあいさつ」、「私からあいさつをされて返す」、「会釈のみ」、「声も会釈もなし」などいろいろです。入試の面接前に練習しても間に合いません。緊張した場面では普段の姿が出ます。

 もうすぐ2学期。「先にすればあいさつ、後からすれば返事」あいさつ名人のKさんのような心が伝わるあいさつが飛び交う学校にしたいですね。

【汐と潮】050816

 夏休みも休まず更新してきましたがそろそろネタ切れです。

 私は、湯ノ児に住んでいます。夕方に散歩をすると、海に日が沈んでいく風景が広がります。空は朱色に染まり、感動的な気分になります。海岸沿いの堤防やトントン峠から見る風景がおすすめです。

 ところで、水俣市のエコパーク付近は「汐見町」という地名です。

そう言えば、「朝潮」という高知県安芸市出身の大関がいました。

さて「汐(しお)」と「潮(しお)」、どう使い分けているのでしょう?漢字をよく見て考えてみましょう。

二中のH先生の名前には「汐」という漢字が入っています。何か関係があるのでしょうか?

 答えは2学期の始業式で。

【閲覧注意】050815

 校長室には50種類近くの日本の天然記念物のフィギュアが置いてあります。その中に岩国のシロヘビがいます。それを見て好きだという生徒がいました。私はヘビ年生まれで、ヘビとは相性が良い。(と親に思い込まされてきた。)ヘビの(マムシですが)短い実話を2つ。ヘビの話を聞くのも嫌な方は、今回は読み飛ばしてください。

 第1話:中学生の頃はとにかく腹が減る。ある日曜日、午前中の部活動が終わり帰宅すると、親はミカン山に仕事に出ていて誰もいない。私は何か食べるものはと探すが、ご飯はあるけどおかずがない。戸棚を空けるとビンに入った自家製のふりかけを発見。それを掛けて食べるが、味がほとんどしない。仕方ないけどとりあえずご飯を食べる。

 夕方、帰宅した母に「戸棚のふりかけは全然味のせんやったよ。」というと、「そら、ふりかけじゃなか。マムシの粉。」

 第2話:私が初任校で同勤した体育のK先生は「鬼瓦」と呼ばれるような風貌だが、世の中で一つだけ怖いものがある。それはヘビ。K先生が球磨郡の中学校に勤務していた時のこと、昔は家庭訪問に行くと最後の家でご飯を食べさせてもらうこともあった。K先生は焼酎が好きで毎日かなりの量の晩酌をする。家庭訪問先もそのことをご存じで焼酎も出された。

 途中、「先生はこれは飲んだことはあんなっですか。」と出されたのは、マムシの入った一升瓶。身の毛がよだち青ざめたが、家庭訪問でせっかく出されたものを飲まないわけにはいかない。さすがである。この恐怖が一瞬でも早く終わるよう、コップに少しだけ次いでもらったマムシ焼酎を、目を閉じて一気に飲み干した。

「おっ!先生は好きなっとですね。」気を良くしたお父さんは一升瓶を振った。砕けた身が入った2杯目を今度はなみなみと次いで渡された。

おあとがよろしいようで。

【産忙】050814

 テレビ番組を見ていたら、元サッカー女子日本代表の丸山桂里奈さんがゲストで出ていました。今年2月に女児を出産されて、今、生後5か月だそうです。48時間の陣痛に耐えての出産だったそうで、「スーパー難産」だった。という話をされていました。「自分の母親もだが、赤ちゃんを産んでいるお母さんたちは本当にすごいな」と思っているそうです。

 また子育てについては「産休という名前がいけない。世の中に言いたい、休みじゃないから。」という話をしていました。夜中の3時頃、SNSに「授乳なうウ」とあげると、フォロワーから「私もです」という返信がたくさんあるそうです。MCから「(育休がだめなら)何が良いですか?」と聞かれ、しばらく考えて「産忙(さんぼう)」と答えていました。なるほど。

 16日(水)の11時半頃に、「産忙」中の日巻先生が赤ちゃんと来校されるとのことでした。子育てについてのお話が聞けると良いですね。

【お盆】050813

 毎年この時期恒例、お墓参りでしてはいけないことが紹介されています。「お墓はご先祖様そのものなので上から水をかけてはいけない。」、「墓はきれいに研磨をしてあるのでタワシでは磨かない。」、「亡くなった方は香りを楽しむのでビールやお酒などのふたは開ける。」、「お供えの花はバラでもよい。」など、いろいろな番組で情報が重なっています。

 きゅうりとなすに割りばしなどを刺して作った馬と牛を模したお供え物「精霊馬(しょうりょうま)」も紹介されていました。先祖の霊に早く帰ってきてほしいので行きは「馬」、ゆっくりあの世へ戻ってほしいので帰りは「牛」だそうですが、関西から九州にかけては作らないので馴染みがありません。田浦では「柏だご」をお供えしていました。ダンゴが少ないと、あの世に持って帰る時、あの世の友だちから「お前の所は少なかねぇ。こすかねぇ。」と言われるそうです。