2017年6月の記事一覧
沖縄「慰霊の日」
一般住民を巻き込み、20万あまりの尊い命と財産や、沖縄の文化財、自然が奪われた沖縄戦は、太平洋戦争で唯一、日本国内の一般住民が地上戦を体験したという、まさに地獄そのものでした。沖縄戦における20万人を越す戦死者のうち、約半数に近い、じつに9万4000人余りの戦死者が、兵隊以外の一般県民や子どもたちです。
この沖縄戦で、沖縄防衛第三十二軍司令官牛島満中将と同参謀長の長勇中将が糸満の摩文仁で自決した日が昭和20年6月23日の未明とされています。そしてこの日を、日本軍の組織的戦闘が終結した節目ととらえ、沖縄慰霊の日が制定されました。
毎年この日は、糸満市摩文仁の平和記念公園において午前11時50分から「沖縄全戦没者追悼式」が行われ、正午の黙祷などにより戦没者の御霊を慰めるとともに世界の恒久平和を願う沖縄県民の思いを世界に発信しています。また同時に、沖縄県内に散在する各地の慰霊塔などでも一斉に慰霊祭が行われます。
鹿北中学校では毎年12月、修学旅行で沖縄を訪れます。そして戦争の悲惨さとともに平和の大切さ、命の尊さについて学び、実感して帰ってきます。今日の沖縄慰霊の日に際して、もう一度平和の大切さ、命の尊さについて見つめるとともに、明日からの中体連夏季大会に参加できる「日常の平和」「安全な毎日」についても感謝したいものです。
ただ、今も世界のどこかで「争い」が起きていて、多くの尊い命が奪われていることも忘れてはいけないことだと思います。
季節風№8(学校便り)をお届けします
心遣いに感謝!
6月22日(木)、1階サポートルーム前廊下に折り紙で作った金魚ばちと金魚が飾ってあります。風でゆらゆらと泳いでいて、とても涼しそうです。窓の外にはあじさいの花が咲いていて、廊下を通るたびにさわやかさを届けてくれます。ちょっとしたことですが、ちょっとしたことで人の心を豊かにしてくれる心遣いに感謝です。
あやすぎ学級花壇 雨よけ作り
雨が降り出すのが早いか、雨よけが完成するのが早いのか、時間とのたたかいです!
10時50分、1時間半かけてようやく雨よけが完成しました。通りがかった何人もの先生が雨よけ作りに参加し、途中から生徒以上に先生たちの方が子どもに返ったように夢中になっていました。
あやすぎ学級花壇
6月20日(火)朝、あやすぎ学級の花壇のところで二人の男子生徒が話をしていました。そばに行ってみると、スイカが少しずつ大きくなってきていること、トマトが実をつけはじめていることなどを楽しそうに話してくれました。また、今日から雨が降るので、トマトとスイカが雨粒に打たれないようにビニールや傘で雨よけをつくらなければならないと話してくれました。
いろいろな話をしていると、そこにイトトンボが飛んできました。なかなか捕まえることができなかったけれど、何とかかごでつかまえて近くから観察しました。そして、また逃がしてあげました。
花壇では、たくさんの野菜が日々成長ていいます。鹿北中でも子どもたちが日々成長しています。
いろいろな成長が楽しみです。