学校生活

2017年7月の記事一覧

今日から夏休み。朝から克己タイム頑張りました。

7月21日(金)今日から夏休みですが、生徒は、克己タイムに参加するため全員朝7時30分までには登校です。ランニングをしたあと、8班に分かれて、様々な種目のトレーニングを行いました。朝のまだ暑くなる前の日射しの中で、しっかり声を掛け合いみんなで頑張りました。

 吹奏楽部の生徒も、目の前にせまってきた県吹奏楽コンクールに向けての練習を同じく7時30分より始めています。

 夏休みの1日目は、朝から気持ちを引き締めてスタートすることができました。

1学期終業式での発表

バレーとのかけがえのない2年半

3年 北原 結

6月24日、1年生の時にはあんなにやめたかったバレーボール。3年生になった時、絶対にやめたくないと思えるようになったバレーボールが終わりました。この日は、鹿北・鶴城中合同チーム最後のバレーの試合となりました。

 私は、中学校に入る前からバレー部に入ろうと決めていました。体験入部も行って入部しました。しかし、それから毎日は地獄のような日々でした。毎日汗だくになりながらボールを追い続けて、どなられ、何回も職員室に「お願いします。練習をお願いします」と言い続け、自分は何という部活に入ってしまったのだろう、そのような気持ちでした。正直、後悔しました。勉強との両立もできずに、家で毎日のように泣きました。「こんな部活、早くやめたい」親に何度も言いました。学校を休みたい、部活をやめたい、勉強もしたくない、そのような状態でした。
   それから半年後、私はセッターというポジションをまかせられました。その頃の自分は、本当に何にも自信が持てなくて「こんなトスでごめんなさい」そんな気持ちでいつもトスを上げていました。そんな時行われたのが
山鹿市の1年生大会です。菊鹿、鶴城、鹿北の合同チームで出場しました。その時に、莉緒さんがバレー部に入ってくれました。莉緒さんとはバレーを通して仲良くなりました。
   2年生になって、鶴城中の3人とも練習を通して仲良くなることができました。2年の中体連が終わり、鹿北中のサッカー部、バスケットボール部が廃部になりました。自分の好きな部活、スポーツができなくなることを私は想像することができませんでした。バレー部も自分たちで最後の年だと言われました。でも絶対、サッカー部とバスケットボール部のなかまの方が、きつかったと思います。そのなかまの分も背負って6人で頑張っていこうと決めました。
   それから1年間、練習や練習試合をたくさんしてきましたが、一番印象に残っているのは、3年生になって6月初めの練習試合の時です。私は、その時先生に「思いやりのプレーが全然できていない。なんでなかまが一生懸命つなげてくれるのに、その気持ちをつなげるのができないんだ。」と言われ、悔しくて、何もできない自分に腹が立ち、ボロボロ泣きました。

 たくさんの厳しい言葉をあびせられてきたこの2年半、きつかったです。楽しいことより、きつかったことの方が多かったかもしれません。でも、バレーが好きになりました。
   そして、いよいよ中体連。3年連続、鹿本中との対戦となりました。
結果はセットカウント1対2で負けました。でも、試合中の得点をとった後のみんなでしたハイタッチ、自分がサーブで得点をとった後のハイタッチは手がしびれるほど痛かったです。それほど、1点1点がとてもうれしくて、うれしくて、うれしくてしかたがなかったです。
   応援も、どの学校と比べてもずば抜けて多かったです。目標だった中体連優勝を、いつも支えてくれた親、一生懸命応援して下さったみなさん、そして先生方に恩返しのプレゼントをすることができず、とても残念でした。
   でも、他のチームと比べ良かったと思えることが1つあります。それは、合同チームとは思えないほどの仲の良さです。お父さんに言われました。「このチームを初めて見る人は、絶対合同チームとは思わないだろう」と。正直、ここまで仲良くなれるとは思いませんでした。本当に良かったなあと思っています。まだ、みんなとバレーがしたかったです。
   でも、これからは、バレーボールをペンに持ちかえて頑張ります。あの6人と3人の先生方とバレーボールができて本当に良かったです。後輩をつくることはできなかったけれど、かけがえのないなかまをつくることができました。
   最後に、こんなに一生懸命になれる
「今」を、1・2年生はこれから過ごすことができる。正直うらやましいです。代われるなら喜んで代わります。しかし、それはできません。だからこそ、1・2年生はこれからしっかり楽しんでください。そして、私たち3年生の「鹿北魂」を受け継ぎ、どんなにきつくても「今」を一生懸命にやれる部活動をやりきって下さい。3年生になった時に必ず「この部活をやってて良かった」と思うことができます。「やってて良かった」とうれし涙を流せるくらい、頑張って下さい。応援しています。

1学期終業式

7月20日(木)10時10分より終業式を行いました。各学年代表生徒と生徒会執行部代表生徒が1学期の反省とこれからの決意を発表しました。発表した4名の生徒の頑張りと成長が目に浮かんでくるようでした。特に、3年生代表の北原さんは、バレーボールを続けてきた2年半の様々な葛藤や思い、そして出会いや感謝などを発表してくれました。たくさん悩みたくさん涙を流したからこそ、今の自分があることをさわやかに力強く伝えてくれました。(後日全文掲載)

 最後に情報委員会の委員長、副委員長が、先日行った「親子で考える情報モラル集会」で出た意見をもとに作成した、鹿北中生が守る8項目のルールを発表しました。これは自分たちで作ったルール。みんなで守っていきたいと思います。

かほくまつりサポーター会議

7月19日(水)17時00分より鹿北市民センターにて、かほくまつりサポーター会議が行われました。かほくまつり実行委員の方々が、中学生の意見を参考にしたいということで、意見交換会を行いました。中学生からは、「何かショーのようなイベントより、会場内を見て回ることが多いので、よるたくさんの様々な出店があると楽しめるのではないか。」などの意見が出されました。企画段階から中学生がかかわらせていただけることは、とても勉強になり、鹿北の一員としての自覚も高まると思いました。

県中体連&県吹奏楽コンクール推戴式

7月20日(木)9時35分より県中体連出場部活動(弓道部、バドミントン部、空手競技)と、吹奏楽部の県吹奏楽部コンクール出場の推戴式(激励会)を行いました。各部の代表生徒が決意を語り、、生徒会長からの激励の言葉、生徒代表から応援旗の授与がありました。どの部も今までの練習の成果をすべて出し切って悔いのないように頑張ってほしいと思います。推戴式後に吹奏楽部がコンクール出場曲の演奏をしてくれました。とても豊かな気持ちになりました。

なお、県中体連は22日(土)23日(日)に行われます(弓道は八代、バドミントンは芦北、空手は菊池)。県吹奏楽部コンクールは25日に県立劇場で行われます。