学校生活

2017年8月の記事一覧

防災教室

8月31日(木)の午後、山鹿消防署鹿北分署の皆さまに来校していただき、防災教室を開催しました。

初めに、様々な状況を設定し、その際どのように判断・行動するのかを考える「防災クロスロード」に取り組みました。縦割り班を活用し話し合い発表しました。

 次は、救命救急の講習です。生徒会代表が心臓マッサージを行い、手順について説明してくれました。そして、全員で心臓マッサージを行いました。

 AEDについては、鹿北分署の方々に説明をしていただき、実際にAED使っての救命に取り組みました。

 大切なのは、経験しておくことだと思いました。とっさの時に、経験しているかどうかは大きな差となります。今回の経験を忘れることなく、万が一の場面で学んだことを生かせる一人一人であってほしいと思います。

 鹿北分署の皆さま、ありがとうございました。

継続は力なり

 8月31日(木)、朝7時30分からのランニング、たくさんの1・2年生が参加して頑張っています。自分では気づかないかもしれませんが、毎日の積み重ねが一人一人を強くし、成長させてくれているはずです。

「継続は力なり」、毎日の努力の積み重ね、ぜひ続けてください。

鹿北小・中合同フラバールボールバレー練習会(2回目)

8月30日(水)午後6時より、鹿北小・中学校合同PTAフラバールボールバレー練習会(2回目)を行いました。鹿北小・中学校それぞれ2チーム、計4チームでの総当たり戦を行いました。練習の時はそれほど実力差を感じませんでしたが、試合になると、なぜか大差がついてしまいました。不思議なものです。

 参加された保護者の方々、小中学校の教職員とも、汗びっしょりになりながら、楽しく練習をすることができました。お疲れ様でした。

 9月2日(土)の山鹿市PTA球技大会が楽しみです!!


2学期が始まりました

8月29日(火)、今日からいよいよ2学期です。朝の日射しの中、生徒が登校してきました。そして、元気のよいあいさつとともに2学期がスタートしました。

親子ふれあい活動

 8月27日(日)朝6時30分より、親子ふれあい活動を行いました。2学期に備えて、草刈りやグラウンドの草取りを行いました。

また、今回は、玄関前のくすのきが枯れて空洞化して、根っこがアスファルトを持ち上げ倒れる恐れがあるので、思い切って伐採していただきました。大変な作業でしたが、みなさんのご協力をいただき伐採することができました。

学校がきれいになり、また、危険を回避することができました。本当にありがとうございました。




PTAフラバールボールバレー練習会

8月25日(金)午後6時より、PTAフラバールボールバレーの練習会を行いました。楽しく歓声があげながらの練習となりました。30日(水)にもう1回練習があります。そして、いよいよ9月2日(土)には、山鹿市PTA球技大会に出場します。

優勝めざしてがんばりましょう!!

3年生実力テスト実施

8月22日(火)、昨日と今日の2日間、3年生は実力テストを行いました。夏休みの学習の成果を確認したり、苦手な領域や単元を把握し次の学習に生かしていくためのテストです。また、9月上旬には第1回共通テストが実施されますが、その前哨戦となるテストです。みんな真剣に取り組みました。果たして結果は・・・。

市中体連陸上競技大会をめざして

現在、9月に行われる山鹿市中体連陸上競技大会に向けて、全校生徒で練習に取り組んでいます。人数は少ないけど、みんなで声を掛け合い、一生懸命練習しています。まずは、自分との戦いです。自分の記録をどこまで伸ばすことができるか、一人一人自分の壁を越えた姿で当日を迎えることを期待します。

ようこそ鹿北へ!オーストラリア、クーマ交流団

8月19日(土)、今日は終日、オーストラリアのクーマから来られた方々との交流の日です。この日のために、生徒会を中心に、地域の皆さまにもご協力をいただき準備を進めてきました。今、オーストラリアの季節は冬。気温5度の国から、気温35度の日本へと来られたのだから、暑さはとても体にこたえることと思います。だけど、そんなきつさを少しも出さずに、笑顔で鹿北中に来てくれました。

 歓迎の言葉のあと、鹿北中生が今年から様々な場面で歌っている「しあわせ運べるように」の歌と手話を披露しました。

 その後、弓道場に移動し、弓道部の生徒の試射を見学。的に当たるたびに「オオッ!」と歓声があがり、とても興味深そうでした。いつも弓道を指導してくださる野口先生とALTのシャンテル先生が、弓道についての解説をしてくれました。

 体育館にもどり、1年生の鹿北太鼓の出番です。勇壮な太鼓の音が体育館に響き、迫力が伝わってきます。そして、クーマの方々にも一緒に太鼓をたたいてもらいました。生徒がたたいた通りのリズムをとりながら、一生懸命太鼓をたたく姿が印象的でした。

 太鼓の共演のあとは、教室で来民うちわに習字で漢字を書きました。私たちにとって漢字は文字による情報伝達の道具ですが、クーマの方々は文字を形でとらえているのか、書き順もバラバラです。しかし、最後は漢字が完成します。不思議な感じがしました。

 午前中は、弓道、太鼓、書道とうちわなど日本の伝統文化との出会いがありました。また、日本文化を通しての生徒同士の交流をたくさん行うことができました。

 午後は、岳間に移動しての交流です。この交流は3年生が中心。旧岳間小学校でみなさんを出迎えて、すぐに昼食。鹿北の方々の協力を得て、たくさんの郷土料理や創作料理を作っていただきました。バイキング形式でいただきましたが、食べ物はみんなを笑顔にしてくれます。ホッとする時間となりました。

 昼食後、近くの川に移動しての水遊び。思っていた以上にみんなで楽しむことができました。水をかけ合ったり、滑り台のようにすべったり、着ている服がびしょびしょになりながら遊びました。

 そして、小学校にもどり、流しそうめんです。保護者の方々に竹を切って作っていただき、器もはしも竹で作っていただきました。そうめんが流れてくるたびに必死で器にいれました。日本の夏の風景の中での貴重な体験となったことと思います。

さらに、夏と言えばすいか割り。5つもすいかを用意しました。希望者を募ると積極的にやりたいという生徒(オーストラリア)がたくさんいました。一人目は見事に地面をたたき、木刀がおれてしまい、みんな大爆笑です。みんなで「ライト」、「レフト」など声をかけて、こちらも、夏の風物詩を通しての交流となりました。 

   たくさんの交流ができた一日。モナロ高校の生徒にとっても、本校生徒にとっても、出会いと交流を通して、たくさんの思い出をつくることができました。クーマとの交流はこれから続きます。来年は鹿北中から、たくさんの生徒がクーマに行ってほしいと思います。言語や文化の違いを乗り越え、人と人との交流を通して、国際感覚を身につけてくれることを期待します、思い出に終わらせることなく、自分の未来を切り開くチャンスととらえてほしいです。










オーストラリアのクーマとの交流歓迎レセプション

 8月17日(木)16時00分より、鹿本市民センターにて、オーストラリアの姉妹都市クーマのモナロ高校より来られた方々の歓迎レセプションが行われました。市長歓迎の言葉や代表生徒あいさつなどの後、琴やバイオリンの演奏、そして、交流会と続きました。

 少し緊張した表情の生徒もいましたが、すぐに笑顔になり簡単な会話や身振り手振りでのコミュニケーションをとっていました。楽しいひとときとなりました。



長崎 72回目の原爆の日

平和への誓い

   原爆が投下された1945年8月9日、私は16歳。爆心地から3・6キロ離れた長崎県疎開事務所に学徒動員されていました。11時2分、白い閃光(せんこう)と爆発音を感じ慌てて机の下にもぐり込みました。
   夕方、帰宅命令が出て、私は学友と2人、金比羅山を越えて帰ろうと山の中腹まできたところ、山上から逃げてくる多くのけが人に「山の向こうは一面火の海だから…」と制止され、翌朝、電車の線路に沿って歩き始めました。    
   長崎駅の駅舎は焼け落ち、見慣れた町並みは消えてなくなり、別世界に迷い込んだようでした。
   ようやく辿(たど)りついた山王神社近くの親せきの家は倒壊していました。
   その中で家の梁(はり)を右腕に抱きかかえるような姿で18歳の姉は息絶えていました。    
   あの時、私が無理をしてでも家に帰っていれば、せめて最期に声をかけられたのではないかと、今でも悔やまれてなりません。
   そのあと大学病院へ向かい、さらに丘を越えると眼下に浦上天主堂が炎上していました。
   涙があふれ出るとともに怒りを覚え、「ああ、世界が終わる」と思いました。
   ここ平和公園の横を流れる川には折り重なって死体が浮いていました。
   私は、三ツ山に疎開していた両親に姉の死を報告し、8月12日、母と弟と3人で材木を井桁に組み、姉の遺体を荼毘(だび)に付しました。
   その日は晴天でした。
   頭上から真夏の太陽が照りつけ、顔の正面からは熱気と臭気がせまり目がくらみそうでした。
   母は少し離れた場所で地面を見つめたまま、ただ祈り続けていました。
 たった一発の原子爆弾は7万4千人の尊い命を奪い、7万5千人を傷つけました。
   あの日、爆心地周辺から運よく逃げ延びた人々の中には、助かった喜びも束(つか)の間、得体(えたい)のしれない病魔に襲われ多くが帰らぬ人となりました。なんと恐ろしいことでしょう。

   中略

 私は1979年、原爆で生き残った有志6人で原爆写真の収集を始め、これまでに様々な人たちが撮影した4千枚を超える写真を収集検証してきました。
   原子雲の下で起きた真実を伝える写真の力を信じ、これからも被爆の実相を伝え、世界の恒久平和と核廃絶のために微力をつくすことを亡くなられた御霊の前に誓います。

卒業生の話を聞く会

8月8日(火)10時00分より、3年生はランチルームにて「卒業生の話を聞く会」を行いました。高校生や社会人となられた身近な先輩から直接話を聞くことができ、自分の進路や将来について見つめることができました。

 先輩からは、高校生になって、たくさんの人との出会いがあり、それが刺激となり充実した高校生活を送っていること、また、社会人の先輩からは、仕事をする上で一番大切なのはやはり「あいさつ」であることなど、貴重なお話やアドバイスをいただきました。

 3年生は、進路選択において、さらには社会的自立に向けて、今何をすべきかがはっきりしてきたことと思います。

 鹿北中の卒業生のみなさん、ありがとうございました。


広島 72回目の原爆の日

平成29年度「平和への誓い」

原子爆弾が投下される前の広島には、
美しい自然がありました。
大好きな人の優しい笑顔、温もりがありました。
一緒に創るはずだった未来がありました。
広島には、当たり前の日常があったのです。

昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分、
広島の街は、焼け野原となりました。
広島の街を失ったのです。
多くの命、多くの夢を失ったのです。
当時小学生だった語り部の方は、
「亡くなった母と姉を見ても、涙が出なかった」と語ります。
感情までも奪われた人がいたのです。
大切なものを奪われ、心の中に深い傷を負った広島の人々。

しかし、今、広島は人々の笑顔が自然にあふれる街になりました。
草や木であふれ、緑いっぱいの街になりました。
平和都市として、世界中の人に関心をもたれる街となりました。

あのまま、人々があきらめてしまっていたら、
復興への強い思いや願いを捨てていたら、
苦しい中、必死で生きてきた人々がいなければ、
今の広島はありません。

平和を考える場所、広島。
平和を誓う場所、広島。
未来を考えるスタートの場所、広島。

未来の人に、戦争の体験は不要です。
しかし、戦争の事実を正しく学ぶことは必要です。

一人一人の命の重みを知ること、互いを認め合うこと、
まっすぐ、世界の人々に届く言葉で、
あきらめず、粘り強く伝えていきます。

広島の子どもの私たちが勇気を出し、心と心をつなぐ架け橋を築いていきます。

広見の星空まつり・岳間の夏まつり

8月5日(土)の夜は、広見の星空まつりと岳間の夏まつりが行われました。

広見の星空まつりには、本校吹奏楽部が出演し、演奏とともに進行を自分たちで行うなど「さすが中学生!」と感心させられました。演奏後は、吹奏楽部OB・OGからの励ましの言葉や演奏に対するアドバイスをもらい、とても有意義な時間となりました。まつりは、小学生なども参加できる楽しい企画があり、また出店もあり、地域の方々の笑顔があふれ歓声が響いていました。

 岳間の夏まつりは、台風の影響で体育館で行なわれましたが、地域の方々がたくさん来られていて、いろいろなお話を聞かせていただき、地元ならではの温かさがあふれていました。まつり最後の抽選会は、たくさんの賞品があり、当たるたびに歓声が聞こえました。中学生もたくさん賞品が当たりました。卒業生とも会えて近況を知ることができ、頑張っていることが伝わってきてうれしかったです。

 広見の星空まつりも、岳間の夏まつりも、ふるさとの良さがあふれ、何となく懐かしさを感じさせてくれるすばらしいまつりでした。

広見の星空まつり



岳間の夏まつり

ガンバレ!吹奏楽部

8月5日(土)吹奏楽部は、今日の広見の星空祭りに向けて練習を頑張っています。暑さを避けて、玄関前での練習です。何度も何度も繰り返し、自分たちの演奏を確認していました。自分たちも楽しく、そして聴いてくださる方々にも音楽の楽しさを届けてください。もうすぐ、本番です。

台風接近に備えて

8月4日(金)、朝の陸上練習後、台風接近に備えるために、生徒、職員で飛ばされそうなものを校舎の中に入れたりしました。3年生は教室のカーテンをしめてくれました。よく見るとカーテンをしめた校舎の窓に夏の青空と白い雲が映ってきれいです。
 どこにも台風が来ないことを祈ります。

県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター

8月2日(水)から5日(土)までの3泊4日、県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(JRCトレセン)が阿蘇青少年交流の家で開催されています。このトレセンに本校から4名の生徒が参加しています。4日間でリーダとしての自覚を高めスキルを磨きます。また、県内の様々な中学校の1・2年生が参加しているので、他校の生徒との交流も大きな目的の一つです。

 活動としては、グループインタビュー、非常食体験、国際理解について、防災教育プログラム、救急法、リーダーシップについて、トピックアルバム作り、フィールドワーク、キャンドルの集い、ワークショップ、朝の集い、夕べの集い、ホームルームなど多岐にわたります。

 様々な活動は、コミュニケーション、状況判断、リーダーシップ、問題解決、タスク(役割)配分などを意識して行われます。そして、連絡事項はすべて黒板に掲示されたものを確認するなど、常に自分が動くことが求められます。

鹿北中の4名の生徒は、話し合いや体験活動など積極的に交流し笑顔で取り組んでいました。たくさんのことを、感じとって帰ってきてほしいと思います。そして、リーダーとして力を発揮してくれることを期待しています。

中体連陸上練習(長距離)

 8月に入り、市中体連陸上競技大会に向けての練習に熱が入っています。長距離チームはグラウンドを自分たちで決めた1周のタイムをクリアするために必死に走っています。長距離の人たちに、短距離チームから、「ファイト!」、「離れるな!」、「腕を振って!」、「負けるな!」など、たくさんの声がかけられています。その声に応えるようにねばりがでてきています。一人一人が今の努力の先にある自分の成長を必ず実感できるはずです。「ガンバロー!」

ワークキャンプ

7月31日(月)、8月1日(火)の2日間、鹿北町のあやすぎ荘と小規模多機能ホームかほくにてワークキャンプが行われました。8名の生徒が2つに分かれて参加し様々なボランティア活動を体験しました。そして、施設の方々や高齢者の方々との交流を通してたくさんのことを学ばせていただきました。福祉についての説明、食事介助やゲーム、レクリエーション、パン作り、戦争の話を聞かせていただいたり、鹿北の歴史についても話していただきました。1日目の夜は社会福祉協議会に宿泊し、反省会なども行いました。

 この2日間、とても貴重な体験をさせていただきました。また、交流を通してのコミュニケーション、社会性についての学びなど、地域の方々との交流により普段の学校生活ではなかなか経験できないことを学ばせていただきました。

 地域との連携、交流の大切さをあらためて感じた2日間でした。施設の方々との話の中で「日常の中でのちょっとした交流をしましょう」との提案をいただきました。今後は、学校の近くに施設があるので、昼休みなどの時間を利用して継続的な交流を考えていきたいと思います。

 2日間ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。