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【クリスマス1998】011222
平成10年。長男は5歳、次男は2歳になりました。作戦の効果もあり、サンタさんはまだいます。保育園で後輩に「サンタさんの正体はお父さんだ!」と教えたりもしていないようです。
クリスマスイブ。「うちには煙突がないからサンタさんが来ないかもしれない。」ことが長男の今日の悩みです。「〇〇をプレゼントしてくれるかなぁ」、「靴下に入らんよねぇ。」悩みは尽きません。大丈夫。準備は完璧です。
ご飯を食べて、ケーキの前で写真を撮って。欧米の習慣のようにサンタさんのためにカップ1杯のミルクとクッキーも用意しました。
夜も遅くなり、そろそろ寝たかなと思って覗くと、次男はぐっすり、長男は毛布から顔が出ていません。息苦しいだろうと毛布をめくってみると、隠れて目を開けていました。「サンタさんが来たら、パッ!て捕まゆっと!」やる気満々でした。
しばらくすると、熟睡。チャンス到来。プレゼントを置いて、ミルクを飲んで、クッキーをかじってサンタさんが来たという証拠を残したら、サンタさんの仕事は完了です。
明日は子どもは早起きです。先に起きて、寝たふりをしてプレゼントを開けて大騒ぎする瞬間を待ちます。その時の笑顔が子どもたちから私へのプレゼントです。(H)
【クリスマス1996】011221
クリスマスも子どもが大きくなってからは楽しみも100分の1以下。毎年、ケーキと一緒に写真を撮っていましたが、今はそれぞれ。CMで「〇ンタッ〇ーにしない。」と呼びかけられても寂しいばかりです。楽しみは猫さんたちに高級なご飯をプレゼントすることくらいです。今年は「おはぎ」にはいつもの「ちゅーる」、「ふわり」には特別な「カリカリ」にします。Y中のH先生、プレゼントを選ぶ楽しみも今のうちです。
今日から3日連続で昨年の加筆・再掲です。
平成8年のこと。長男は3歳、次男は0歳。子どもが少し大きくなって、やっとクリスマスの楽しみも出てきました。プレゼントは何にしようかなと考えていると。
子「サンタさんはおらんとよね、あれはお父さんだよね。」
父「え~っ。いるよ。去年も来たたい。」「何でね?」
子「おらんよ。保育園の〇〇くんが、お父さんがサンタさんの格好をしとるとばい。て言ってたもん。」
保育園で5歳の先輩が3歳の息子にサンタさんの中の人のことを教えたらしい。5歳児にして夢がない。せめて保育園児の間はサンタさんを信じて欲しい。
家では「サンタさんはいる」作戦を開始します。色々な手を打つが、なかなか信じません。一計を案じ、隣の本屋さんの公衆電話から家に掛ける。
母「サンタさんから電話だよ。」わざと大騒ぎをして息子に代わる。
父「サンタさんだよ、おりこうにしているかな。」もちろん声は変える。
子「サンタさんから電話だった!サンタさんがいた!」
父「ただいま~。」と帰宅すると、目がキラキラしていました。(H)
【まずは君が落ち着け】011220
これまで担任をした生徒の入試直前の実話をもとにしています。田浦中3年生の皆さんはどんな言葉を続けますか。
第1問:Aくんが「Bくんは、とても勉強しているのに、テレビの話題に完璧についてくる。いつ観ているんだろう。」と不思議がっていました。そこで直接聞いてみました。するとBくんは。「見たいテレビ番組は全部…。」
第2問:Cさんが「英語は難しいよね。」と言うと、Dさんは「そうでもないよ、英語の教科書は…。」
第3問:歴史の問題集を3冊ほど抱えたEくんが「この問題集も終わっていない、この問題集も終わっていない。歴史は…。」
1問目「録画して、コマーシャルは飛ばして、2倍速で観ている。」
2問目「小1から並べると全部の教科で一番薄い。たった3年分勉強すれば良い。」
3問目「アウストラロピテクスだけ詳しくなっている。」最初の方だけやって挫折して、新しい問題集を買って挫折して…。ありがちです。Eくんには「そこはあんまり出らんぞ、歴史の問題集は1冊を後ろのページからしなっせ。」と助言しました。(H)
ちなみに、最古の人類は今の教科書ではサヘラントロプスチャデンシスです。
【修学旅行の思い出】011219
2年生が修学旅行新聞を作成しています。みんなが紙面をびっしり埋めており、楽しかった様子が分かります。目標の達成度もとても高いようです。「これからの生活に生かしたいこと」には余裕を持った行動、ルールやマナーを守ること、災害への備えをすることなどが書かれていました。学びのある旅行になったようです。
私が小学生の頃、修学旅行先は鹿児島でした。あまりにも昔のことで、宿泊先の指宿のホテルが塩湯だったこと、夕食時の「このパンツは誰のだ~。」という先生の言葉しか覚えていません。良い子でしたので、すぐに寝ました。
卒業アルバムで確認すると、中学校は山口・広島、秋芳洞や明治維新の史跡、錦帯橋、厳島神社、原爆ドームを見学しているようです。「夢にまで見たあこがれの新幹線」の文字と団子っ鼻のひかり号が写っていました。松下村塾と吉田松陰の「親思う~」の辞世の句は強く心に残っています。歴史に興味のある子どもでした。良い子でしたので、すぐに寝ました。
高校は奈良・京都に行きました。金閣、銀閣、竜安寺の石庭。雪のため比叡山の見学が中止になった事などを覚えています。信じられないことに進学クラスは修学旅行の翌日から県の模擬試験でした。良い子でしたので、みんなで旅館でも勉強しました。お陰様で、帰りはフェリーに泊まったらしいのですが、全く思い出せません。
旅行から帰ったら写真の掲示がされて、欲しい写真を注文するというのも修学旅行あるあるでした。異性の写真を買っていたりすると、その後大変賑わいました。(H)
【回収完了】011218
今日は、芦北消防署と立尾電設様にご協力いただき、理科室からの出火を想定した避難訓練を行いました。私もこれまで担任をした生徒の家が火事になった経験があります。命に別状はなかったことだけが幸いでしたが、何もかも失いました。担任以外の生徒宅の火事も複数回経験しています。火事は身近なことです。しかし、どの避難訓練も事後のこと。訓練を契機に各家庭の危険箇所を点検し、未然防止に努めましょう。我が家はふわふわ浮いている「ふわり」は大丈夫ですが、「おはぎ」は心配です。脱出ルートを確保しておきます。
今年度のブログも残り100回余り。過去の分を読み直していますが、その中に回収が済んでいない話がありました。
「私は湯ノ児に住んでいます。普段は津奈木町役場の前を通り、高速道路に乗るルートで通勤していますが、買い物の命を受けたときはトントン峠方面から帰宅します。タイミングが合えば、海に日が沈んでいく風景が広がります。空は朱色に染まり、一番好きな風景です。
ところで、水俣市のエコパーク付近は「汐見町」という地名です。大相撲で活躍した大関「朝潮」は高知県安芸市出身です。水俣市(熊本県)と安芸市(高知県)の話にそれぞれ「しお」と読む漢字が出てきますが、「汐」と「潮」どう使い分けているのでしょう? 」
太平洋側の地域は日が昇るので「さんずい」に「朝」、日本海側は日が沈むので「さんずい」に「夕」と書くようです。1年越しの解答でした。回収完了です。(H)
【ベホマ】011217
昨日は3ヶ月に1回の定期通院日でした。血圧が高いそうです。キリンと同じで背が高いと血圧が高いのは仕方ないと言い訳をしています。医師や看護師による測定の時はいつも緊張してしまいますが、今日はさらに高めでした。理由は見当がつきます。11日の夜から不調です。完全復活までもうしばらくかかりそうです。目の疲れも続いていますがゲームのせいではありません。発売されたばかりのガンダム目薬のシャアザクモデルを買いました。3倍早く回復しそうです。
今朝は生徒集会でプロフィールブックを使った、他者理解のゲームを行いました。前生徒会会長Kさんの公約の一つでしたが、年間通して取り組むことができました。先週はKさんが仕上げた生徒会新聞の校正をしましたが、修正する箇所が見当たりません。U先生と、「私たちが中学生の頃の方が知識の量は多かったと思うけれど、このような文章を書いたり、レイアウトを工夫して新聞にする能力は今の子どもの方が圧倒的に高いですね。」という話をしました。執行部の仕事は確かに大変ですが、確実に力がついています。新執行部への期待が高まります。
集会後に町校長会議に出席、忘れ物をしました。毎回のことなのに頭の片隅にもありませんでした。やはり何か弱っています。車を停めるとカーナビが「芦北地方に大雨の恐れがあります。注意してください。」とアナウンス。外は晴れており、大丈夫、大丈夫と会場へ。昼が近づいた頃、窓の外は雨。大雨ではありませんでしたがよく当たります。次からは信じます。(H)
【雑記】011216
修学旅行の復習問題を採点して、金剛力士を作った鎌倉時代の仏師は?の問いに、一番多かった解答は「空海」。清水寺本堂入り口の鉄下駄と錫杖の持ち主は?の問いに一番多かった解答は「聖徳太子」。「清水の舞台~」を使って文章を作りなさいに対し、生徒の解答は「私は清水の舞台から飛び降りた。」、「私は清水の舞台から飛び降りて宿題を出さなかった。」、「私は清水の舞台から飛び降りてテストを受ける。」などなど。
21万6325票の中から、今年の世相を表す漢字に「令」が選ばれました。2年生もの正解者はTくん1人でした。2位は「新」、3位は「和」だそうです。
スマホの画像フォルダを開いてみると…。気になった新聞記事、駅で撮影したおれんじ鉄道や新幹線の時刻表、ショッピングセンターでどこに停めたか忘れないための駐車場と車、出張等で泊まったホテルの外観と部屋のナンバーが入ったカギ、ほとんどメモ帳代わりです。あとは学校の花、メダカ、そして大量の猫の写真と動画。野良猫の画像も多数。 日曜は撮りためた我が家の「おはぎ」と「ふわり」の画像を整理して過ごしました。「おはぎ」は凜々しいのに、「ふわり」はおもしろ画像しかないことに今更ながら気づきました。(H)
【修学旅行の復習(解答)】011215
12日の解答です。全問正解できたかな。(H)
1 まずは、九州新幹線で①熊本県(新八代・熊本・新玉名)・②福岡県(新大牟田・筑後船小屋・久留米)・③佐賀県(新鳥栖)・②福岡県(博多)、
山陽新幹線で④山口県・⑤広島県・⑥岡山県・⑦兵庫県・⑧大阪府、
後は貸し切りバス等で1日目⑨奈良県・2日目⑩京都府・3日目⑦兵庫県
2 運慶。平成の解体修理の際に、像内納入文書から運慶、快慶、定覚、湛慶(運慶の子)が小仏師多数を率いて造ったことが裏付けられました。
3 鼻の穴(縦37㎝ × 横30㎝、直径120㎝)柱の穴をくぐり抜けると「無病息災」「祈願成就」のご利益があると言われています。私は通れません
4 1388頭。昭和30年から毎年調査をしています。
5 法隆寺(607年)→東大寺の大仏(開眼会は752年)→金閣(1397年)→銀閣(1490年)→二条城(1603年)
6 鹿苑寺。ちなみに銀閣は慈照寺
7 武蔵坊弁慶。鉄下駄は一足12㎏。錫杖は大が96㎏、小が17㎏です。
8 ものすごく高級な抹茶パフェが売ってあって、小遣いがすべてなくなりそうだったけど、せっかくの修学旅行なので「清水の舞台からとびおりる」つもりで買った。
9 地球は360度で24時間。1時間に15度ずれる計算になるので、京都・田浦間の5度のずれは約20分。田浦より暗くなるのが少し早く感じませんでしたか?
10 景観条例により、建物の外観や色に、京都の美しい町並みをまもるためのガイドラインが定められているから。
【令和元年度招福餅つき】011214
今日は3年生のPTA行事「招福餅つき」が行われました。民生委員の皆様にも大変お世話になりました。杵と臼を使った餅つきも、保育園や学校の行事くらいになってきたのではないでしょうか。毎年12月30日に親戚が集まって餅つきをしていた頃を懐かしく思い出します。もちろん、食べる係でしたが。
さて、3年生にとって招きたい『福』に高校合格があります。1月の早い時期に入試を迎える生徒もおり、インフルエンザの流行を避けて、昨年度から12月に餅つきを行っています。受験は団体戦です。同じものを持ってチームとしてつながって欲しいと思い、今年も3年生全員に『頑張ればどぎゃんかなる』セットを贈りました。強く発音するのは「どぎゃんかなる」ではなく「頑張れば」の方です。
五角形の枠に入ったダルマのスタンプは昨年、事務のH先生が年賀状より優先して彫られた物です。作品は本人に似るとも言いますが、優しい笑顔にホットさせられます。勉強に疲れたとき、先生たち全員からのメッセージで気合いを入れてください。
裏面は卒学級目標「3-1win win ~意識は高く、姿で魅せる~」入りの集合写真。ラミネートして下敷きにしました。金色五角形の鉛筆も入れました。
学校でできる神頼み、縁起担ぎは完了です。最後は今年の流行語大賞で締めましょう。田浦中の生徒、保護者、先生、地域は「ONE TEAM(ワンチーム)」です。(H)
【HP更新】011213
便利な世の中になったものです。私は今回の修学旅行の引率ができないため、ホームページを随時更新すること、学校だよりの号外(修学旅行版)を旅行期間の毎日発行することの2つにチャレンジすることにしました。
修学旅行先からラインで画像を送ってもらい、学校で編集して配信することにしました
今回、画像送信に対応できる引率者は4名中2名です。1日目は集団での動きでしたのでうまくいきました。夕方には号外を完成させHPにもアップできました。
2日目の班別自主活動ではタイミングが合わず、出発と最終合流地点の清水寺の2回しか更新ができませんでした。夜に夕食やレクリェーションの様子をアップしました。号外は生徒が見学地で撮った写真を使って、後日発行します。
3日目は会議のため、朝食の様子と出発風景、昼休みに「人と未来防災センター」での集合写真をアップしました。夕方、学校に戻り号外を発行しようと思っていましたが、どうしても旅行団の出迎えに行けない状況になったためあきらめ、今朝、出勤後に号外を完成させHPを更新しました。
3日間の閲覧数は1日平均365回でした。通常が150回ほどですので、たくさんみていただき、大変ありがたいです。情報発信は即時性とサプライズ感が大事かなと思っています。(H)
【修学旅行の復習】011212
修学旅行団の皆さんは、のぞみ29号の中ですね。帰ったらたくさん土産話を聞かせてください。では、修学旅行の復習問題です。修学ですから当然難問です。(H)
1 修学旅行で通過や滞在した府と県を、熊本県を含めすべて挙げてください。
2 東大寺南大門の金剛力士像制作の総指揮にあたった鎌倉時代の仏師は誰ですか。
3 東大寺の大仏のそばにある柱の穴は、大仏の何のサイズと同じ大きさですか。
4 令和元年7月調査では、奈良公園の鹿の生息数は何頭だったでしょうか。1300頭以上1400頭未満の数字で答えなさい。(誤差30頭まで正解とします。)
5 「金閣」、「銀閣」、「二条城」、「法隆寺」、「東大寺の大仏」の5つを最初に造られた年が古い順に並べてください。
6 「金閣」と呼ばれる舎利殿がある寺の名前を答えなさい。
7 清水寺の本堂の入り口に鉄下駄と錫杖(しゃくじょう:修験者が持つ杖)があります。誰の物だと伝えられていますか。
8 「清水の舞台から飛び降りる(た)」を正しく使って、文章を作りなさい。
9 京都駅は東経約135度、田浦中は東経約130度に位置します。両地点の日の出は約何分違いますか。
10 京都市内のコンビニや有名飲食チェーン店の外観が、イメージカラーではなく落ち着いた色合いになっているのはなぜですか。
※解答は15日(日)の朝にアップします。
【京都市内班別自主活動】011211
先日、町の校長会研修会で赤松館を見学しました。以前は父が庭の手入れをしていたのですが、私は中に入ったのは今回が初めてで、元気な頃の仕事姿を思い浮かべました。
田浦を巡ると、あちらこちらに父が造った庭を見かけます。小さい頃に仕事場について行っていたこともあり、日本庭園にとても興味があります。高校の修学旅行の班別自主活動では、友達に竜安寺を入れてもらいました。教科書にも載っている有名な庭です。思ったよりもこぢんまりしているという印象でした。慈照寺銀閣の緑一面に見える庭の、苔の違いによる微妙な色合いの変化も心に残りました。やはり実物を見ることが大事です。父には竜安寺の解説本をお土産に買いました。
学校に勤めるようになって修学旅行で3回。小学校免許を通信教育で取るためのスクーリングで10日間。職員旅行で1回。息子たちが中2、小5の時に「男だけの京都の旅」と称して1回(このときは大雨で、庭の補修の様子を見ることができました。)、京都に行く機会がありました。そのたびに発見があります。
修学旅行2日目。京都市内の班別自主行動に出ています。本物に触れ(触らんごつしてね。)、貴重な時間をじっくり味わってほしいと思います。私は学校で写真が送られてくるのを楽しみに待っています。学校だより号外の準備であ~ぁ忙しい忙しい。(H)
【体罰禁止】011210
昭和50年度卒業生の皆さんが、令和2年5月3日(土)に還暦の同窓会を開かれるそうです。田浦中HPにも案内をアップしました。卒業から45年経ち、宛先不明で返送されたハガキも多くあるようです。対象者は誕生日が昭和35年4月2日から昭和36年4月1日生まれの皆さんです。ご親戚やご友人に対象の方がいらっしゃったら、田浦中のHPをご覧いただくようぜひお伝えください。会長は田浦小学校の百原校長先生です。他の学年も卒業学年単位での同窓会を開かれる場合は中学校にご相談ください。
さて、今国会で「親による体罰禁止が規定された改正児童虐待防止法と、児童相談所の機能強化を盛り込んだ改正児童福祉法が成立した。」ということが報道されました。「しつけ」という名の虐待、死亡事件が頻発していることがきっかけになったようで、来年の4月から施行されるそうです。
体罰の範囲は今後示されるそうですが、「どんなに軽いものであっても、身体に苦痛または不快感を引き起こす行為」は体罰、「子どもを保護するための行為、第三者に被害を及ぼすような行為を制止する行為」は体罰ではない。と線引きされるようです。
各学校では、体罰防止の研修を年に何度も行い理解しているはずですが、それでも全国のどこかで体罰の報道がされています。親による体罰も同じです。根底に「躾のためには時には体罰も必要だ。」と言うような考えだったり、事件の報道時に自分事として考えなかったりする人は、常に体罰と隣り合わせです。(H)
【修学旅行未来日記2】011209
いつもより早く目覚めました。修学旅行効果です。朝食をとって、荷物を点検、準備万端です。少し曇り空です、一時雨との予報も出ていますが心の中は快晴です。
8:00にホテルを出発、6班に分かれて京都市内班別自主活動のスタートです。伏見稲荷、鹿苑寺金閣、清水寺、二条城、三十三間堂などを見学しました。途中、走ったりもしましたが、教科書やテレビでしか見たことのない本物に出会えて感動しました。紅葉もきれいでした。
17:00前、楽しい時間もいよいよ終わりに近づきました。時間が不足し、お昼ご飯はコンビニおにぎりで済ませてしまいました。マックに入ったグループもいました。集合時刻までに全グループがホテル到着。T主任からとても褒められました。
夕食もしっかりとりましたが、夜になるとお腹が空きました。家族に買ったお土産を食べてしまおうかと悩みました。今日はしおりもびっしり書けました。
いつの間にか、朝でした。昨日は随分歩いたので疲れました。今日は旅行最終日です。
9:30に人と防災未来センターを見学、語り部の方の講話、再現ビデオに衝撃を受けました。この地震の反省が、熊本地震の時にも生かされたということを学びました。
のぞみ29号は新神戸駅を14:18に出発、博多駅でさくら415号に乗り換えて新八代駅到着は18:08。車中ではみんな爆睡です。行きより短く感じました。バスの中で解散式を済ませ、赤松トンネルを抜けると田浦の風景が広がりました。やっぱり田浦が一番です。肥後うららに19:10到着。ケガも病気も誰一人いませんでした。家に帰り着くまでが修学旅行です。
ここで未来日記は終わります。楽しい修学旅行になるよう祈っています。荷物を確認したら、今夜は早く寝ましょう。(H)
【修学旅行未来日記1】011208
今週の火曜日から2年生の修学旅行です。旅の様子は毎日夕方にHPで発信する予定です。引率をしないので、予想だけで楽しみます。私の未来日記によると…。
朝5:30に道の駅たのうらに遅刻もせず全員集合。しおりを教室に忘れたという生徒もおらず、出発式の後、6:00に出発しました。
担任K先生と養護教諭T先生は八代方面からの通勤。「この道はさっき通ったのになぁ。」というつぶやきが聞こえます。
車の流れはスムーズで予定よりも早く新八代駅に到着。7:11発の新幹線つばめ308号に乗り込み、8:12に博多駅に到着。のぞみ14号に乗り換え8:36に出発しました。学校ではM先生の、「生徒は今頃新幹線か、中で騒いでいたらかんしんせんなぁ。」と言うダジャレが飛びますが、修学旅行団に届くはずもありません。
「トンネルが多いなぁ。」という生徒の声。新幹線内でデラックスな弁当を食べて、11:04新大阪駅到着。芸人に会わないかとキョロキョロしながら移動、バスに乗り込み一行は法隆寺へ。
12:50に法隆寺到着。教頭先生から「法隆寺を建てたのは誰でしょう。」というクイズが出されます。生徒は「聖徳太子」と答えますが、正解は「大工さん」。少し体感温度が下がります。
15:20~16:30は奈良公園と東大寺を見学。金剛力士像の迫力、大仏の大きさに圧倒されました。奈良公園では妙に鹿に好かれた生徒もいました。
ホテル「京都高台寺よ志のや」到着は18:00頃の予定です。夕食ではご飯を何杯お替りするかが競われ、県駅伝メンバーが上位を争いました。
入浴、自由時間、班長会議を終え22:00消灯。なかなか寝付けません。先生たちが回ってくる足音が聞こえます。ドアが開き、寝たふりをしてやり過ごします。先生たちは気づかないふりをして去って行きます。(H)
【冬瓜(とうがん)】011207
先週、相撲甚句会の文化祭での発表の写真が載った学校だよりを持って、宮本達也さん宅を訪ねました。帰りに大きな「冬瓜」をいただきました。冬瓜は夏が旬の野菜で、冷暗所で保存すると冬までもつため、「冬瓜」とよばれるようになったようです。「夏ミカン」も春に収穫し、冷暗所で保存して糖度が増した初夏に出荷するので「夏ミカン」です。
さて、どうやって食したものか?便利な世の中です「冬瓜」、「料理」で検索すると「鶏肉団子の冬瓜スープ」、「鶏ひき肉あんかけ」、「麻婆冬瓜」、などのメニューがどんどん出てきます。簡単そうなスープにチャレンジしてみました。
ワタとタネをスプーンでとって、ほどよいサイズに切って、塩をちょっと入れて下ゆでをして。冷蔵庫の中にあった鍋用の肉団子、玉ねぎ、えのき、しめじなどを適当な大きさに切って、鶏ガラスープで煮込んで、味が足りなかったので、うどんスープを入れて。できばえは冬瓜がトロトロで「ずいきのこうき」でございました。
翌日は挽肉のあんかけにしました。下ゆでしたものがまだ4分の1ほど残っています。
水俣市の黄色い壁の家にお住まいのYさん。いつもブログ読んでいただきありがとうございます。今夜のメニューは「冬瓜の~」等いかがでしょう。(H)
【飲酒・酒気帯び運転根絶】011206
初任の頃、先輩の先生から「高くてもタクシーで帰れ、タクシー代よりこれから退職までもらう給料の方が遙かに高い。」という指導を受けました。30年前は飲酒・酒気帯び運転に対する意識が今より低い時代でしたが、良い先輩です。
これから忘年会、新年会のシーズンです。私は日本人の平均身長より随分大きいので、酒席でも「だいぶ飲みなっとでしょう。」と勧められますが、地球からアルコールがなくなっても全く問題のないタイプです。訂正します。このシーズンだけ発売される洋酒の入ったチョコレートはなくなると困ります。
家でも飲まないので、「お酒を最近飲んだのはいつ。」と聞かれると、前回懇親会があった日と答えることができるくらいです。
生徒指導を担当することが多かったので、夜でも電話がかかってくればすぐに動けるように、教頭の時も校長が動けないときに代わって動けるように、生徒や職員の不測の事態に対応できるようにと言うことで、宴会以外では飲まないようにしています。
もっと遡ると、祖父が酒飲みで、子どもの頃にあまり良い思いをしていないと言うことが一番大きな理由かと思います。
懇親会でも量は少なく、翌日の午前中は車の運転をしません。懇親会でも飲めない時は、間違って本物を注がれるリスクを回避するため、ノンアルコールビールでも飲まないことにしています。最近は、無理矢理勧められることが少ない時代になってきたので大変助かっています。
飲酒・酒気帯び運転は自分で防ぐことができる不祥事です。(H)
【生徒会会長・副会長任命式】011205
今朝の全校朝会は生徒会会長、副会長の任命式を行いました。会長Iさん、副会長Oくんの表情にはやる気が感じられました。
前会長のKさんは、放送委員会のインタビューで1年間をこのように振り返っています。「すべての活動を行うことが簡単ではありませんでした。計画を立てていてもうまくいかなかったり、臨機応変に対応できなかったりすることがあり、大変でした。」、「生徒会長としての1年はあっという間でした。すべての活動が難しいからこそ、できたときは感動で一杯だったし、皆さんの笑顔を見ることができたときが一番嬉しかったです。また、人前でも堂々と話せる精神力もつき、自分を成長させてくれた、とても楽しくて充実した1年間でした。」、「まずは新生徒会長Iさん、副会長Oさん、就任おめでとうございます。2人を中心とした新しい田浦中学校の姿を見るのがとても楽しみです。今年を超える田浦中学校を創ってください。期待しています。」
ここ7年間で、生徒会長はHさん(女)、Kさん(女)、Hさん(女)、Kくん(男)、Iさん(女)、Kさん(女)、新会長のIさん(女)と続きました。昨年に続き、今年も体育大会の赤青両団長は女性でした。
昨年、1年生に私の中学時代の話をする機会がありました。子どもたちの反応の良さに、つい同級生の子どもの前で「私が中学生の頃も田浦中は女子が強かった。」と口を滑べらせてしまいました。その子どもも、お母さんを思い出しながら納得した表情でうなずいていました。間違ったことは言ってないようです。田浦中は「すべての女性が輝く社会づくり」を強力に推進する学校です。(H)
【ずいきのこうき(後編)】011204
やがて殿様が、「あいや、百姓仁助、ばくさく(麦作)はいかに。」と問われたが、仁助は「ばくさく」の意味が分からない。とっさに「はい、はい、ずいきのこうきでございます。」
今度は殿様の方で「ずいきのこうき」の意味が分からない。近侍の者に、静かに「瑞気の香気と言うようだが、どんな意味か?」と、おたずねになる。家来たちも何のことか分からないので、仕方なく庄屋を差し招いて、こっそり、「ずいきのこうき」の訳を聞くと、庄屋も知らない。庄屋はそっと仁助にたずねると、仁助は声を潜めて庄屋に「ばくさくとは何のことでございましょうか?」と反問する。庄屋が「麦の作柄はどうかという意味じゃよ。」と、耳打ちして教えると、「そうでございますか。ずいきのこうきとは、ひじょうに良いできばえと言うことで。」と答えた。
さすがの仁助。正に見事な応対ぶり。そして、殿様に答えは届いて、めでたくけりがついたという。
それからも、いろいろな問答が交わされ、とんちの仁助も庄屋も面目を施して、褒美をいただき、殿様の御前を引き下がったが、このことから田浦では、「はい、はい、ずいきのこうきでございます。」が、はやり言葉として使われ始めたのである。
※出典は「田浦百話」、「あしきたの民話・伝説」
【ずいきのこうき(前編)】011203
田浦の古老たちが難問にぶち当たって困惑したとき、苦笑いしながら、「はい、はい、ずいきのこうきでございます。」と、とぼけた返答でお茶をにごす格好は、近頃めっきり少なくなったようだが、たまに出会うと懐かしい気分が湧いてくる。この「ずいきのこうき」については、ちょっと面白い物語がある。
ずっとむかし、田浦に百姓頭の仁助という大変とんちに長けた男がいた。その評判が時の殿様の耳に入り、一ぺん会ってみようと、庄屋を通じてお召しの達しが来た。
ちょうど春のこと、服装を正した庄屋につれられて、仁助もどうやら整えたこざっぱりした身なりで、御殿へまかり出た。
殿様は、中央玉座に、両側には家来たちがずらりときら星のごとく居並ぶ中に、遙か末座に平伏した庄屋と仁助。庄屋は緊張して小心翼々、少し震えとるが、どうしたことか仁助はケロリとして平気の平左である。
型のごとく、殿様が「その方が、田浦の仁助か、遠路のところ大義であった。さあ近うまいれ。」
「はい、はい。」仁助は庄屋とともに進み出る。庄屋が冷や汗をかきながら小声で、「これ仁助、頭を低く下げて。」仁助は、畳のへりのところに手をついてぴったりおじぎをする。殿様が「苦しゅうない。おもて(面)を上げよ。」
そこで仁助は、畳のおもてにてをかけて引き上げようと力む。庄屋があわてて声を落とし、「おもては、畳じゃない。つら(面)のことじゃ。目鼻のついとるのがおもてじゃ。」
「ははあ、目鼻のついとる方がおもてで、ぼのくど(盆の窪)の方が裏でございますか。」仁助は澄まして顔を上げた。(後編へ続く)
【生徒会役員選挙】011202
今日の午後は生徒会役員改選選挙を行いました。「田浦中生の良さは何ですか。」、「引き継ぐべき伝統は何ですか。」会場からも質問がありました。「笑顔が良い」、「挨拶が良い」、「学年関係なく仲が良い」。共通してこのようなことを答えていましたが、私なら何と答えたでしょうか。「生徒数が少なく一人一人の役割が大きいが、自分のできることにチャレンジし、成果を上げているところ。」、「生徒と先生が両輪となって、学校をつくっているところ。」でしょうか。
来年、同じような質問が立候補者に投げかけられたらこう答えてほしいですね。「田浦中に通って良かったとみんなが思っているところ。」、「一人一人が自立しているところ。」。選挙結果は放課後に判明します。
先週の金曜日に田浦中学校区学校地域教育協議会の会合がありました。そこで委員の一人である倉永淳一さん(季刊「野坂の浦」の編集長)とお会いしました。田浦中の今年の文化祭で1年生が「ずいきのこうき」を劇にした話をしたところ、倉永さんたちが編集された「ななうらの民話・伝説(上・中・下巻)」にも載っているとのこと、今朝、わざわざ学校まで持ってきていただきました。せっかくの機会です。田浦の民話をブログで時々紹介したいと思います。(H)
【ながらスマホ厳禁】011201
いよいよ師走です。師(僧侶)がお経をあげるために、東西を馳せる「師馳す(しはす)」、年が果てる「年果つ(としはつ)」などの説があるそうですが、正確な語源は分からないようです。学校は入試事務のまっただ中です。確かに走り回っています。
ご存じの通り、今日から改正された「交通の方法に関する教則」の「自動車の運転の方法」が施行されます。警察庁のHPを見ると、平成30年中の携帯電話使用等に係る交通事故件数は、2,790件(過去5年間で約1.44倍に増加)、カーナビ等を注視中の事故が多く発生していること、また、携帯電話使用等の場合には、使用なしと比較して死亡事故率が約2.1倍であることが書かれています。
留意事項として、「走行中はスマートフォンなどの携帯電話などを使用したり、カーナビゲーション装置などに表示された画像を注視したりしてはいけません。また、スマートフォンなどの携帯電話などについては、運転する前に電源を切ったり、ドライブモードに設定したりするなどして呼出音が鳴らないようにしましょう。」
「運転中に、どうしてもスマートフォンなどの携帯電話などを使用しなければいけないときは、必ず安全な場所に停車してから使用してください。」
ということが示されていますが、「罰則が厳しくなったのでしない」は、「見つからなければする。」につながります。前段の「なぜいけないのか。」が大事です。中学生には関係ない?自転車運転中のながらスマホ事故も多く発生しています。(H)
【興味がある人だけに】011130
今日、「THE GUNDAM BASE FUKUOKA」が博多の商業施設にオープンします。韓国、台湾、上海など世界に15店舗を展開、日本では東京のお台場に次ぐ2号店です。
アジアの玄関口である福岡への出店により、世界に情報発信と販売強化をしていくことがねらいだそうで、限定品の販売、店員のアドバイスを受けながら購入したガンプラの組み立てができる「ビルドルーム」、プロモデラーの作例展示などもあるようです。「シャア!謀ったやろ!?」、「坊ややけんさ…。」、「ザクとは違うったい!」等、名台詞を博多弁で表現した限定キーホルダーが気になります。
機動戦士ガンダムは1979年に放送が始まったテレビアニメ。80年代はガンプラブームで、私もよく作っていました。最初は人気がでなかったそうで、私たちが見たのはブーム後の再放送なのですが、マジンガーZからのロボットアニメで育った私は、敵が毎回同じロボット(ザク)と言うことに、「?」でした。「ロケットぱぁぁ~んち!」とも叫びません。
最終回は高校1年生の時。田浦まで帰ると間に合わないので、水俣に住む同じクラスの宇田津くんの家で見せてもらったことを思い出します。
最近は上司が「ガンダム」や「ドラゴンボール」について若い部下に熱く熱く語るのもパワハラと受け取られるケースがあるらしいので詳しく書くことはしませんが、最近全話を見直して、記憶違いや脳内補正を随分していることに気づきました。職員室で分かってくれるのはM先生だけです。
ふぅ、ガンダムのおかげで今月のブログもなんとか乗り切った。(H)
【つながるつながる】011129
朝5時前からネコたちの大運動会でした。ネコはこたつで丸くなっているはずですが。体の上を走り回られるのは勘弁してください。ネットにペットの種類と飼い主の関係という記事がありました。「猫は宗教、犬は主従、鳥は恋人、亀は介護」という内容ですが、私も「ご飯!」、「カリカリじゃない方!」、「なでろ!」、「遊べ」、「シロを追い払え」、という猫神様の命に素直に従っています。
地域の方(濱崎さん)からハガキが届きました。学校だより11号で生徒会の歌を紹介したのですが、それを読まれた濱崎さんが、友達のお姉さんではなかったかと思い、兵庫県にお住まいの農中さんに連絡されたそうです。農中さんは、お姉さんが作詞されたものだと言うことで、さらに三智に連絡を取られたそうですが、記事を読んで田浦を懐かしく思われたとのことでした。私もとても嬉しくなりました。
生徒会の歌を再掲します。(H)
1 山に囲まれた 海のような青空の下で 日ざしを浴びて 我らの心に太陽が
希望は燃えて 進む我らの前に清らかに 泉のように湧いてくる
進もう この我らの力で我らの道を
2 あの山 この山 楽しい思い出あの時を なつかしみつつ 澄みゆく心に太陽が
希望は大きく 進め我らのこの手この足よ いばらの道も踏み分けて
進もう この我らの力で我らの道を
3 進んだこの道 友と互いに築いたあとを じっと見つめて 進む道には太陽が
希望を目指して 進む我らのこの前のこの道の 理想の山 は遠いけど
みんなで さあ進もうよ この我らの力で我らの道を
【レン・ヒマリ】011128
私の父の名前は「タツオ」、昭和12年、祖父が日中戦争に立っていった年に生まれたので「タツオ」と名付けられたと聞きました。時代を感じます。
平成31年(令和元年)に生まれた赤ちゃんの名前ランキング(ベネッセコーポレーション・たまひよ名前ランキング1月~9月、17万1,111人)が発表されました。
男の子は①蓮(レン)、②律(リツ)、③湊(ミナト)、④樹(イツキ)、⑤蒼(アオイ)、⑥悠真(ユウマ)、⑥陽翔(ハルト)、⑧大翔(ヒロト)、⑨新(アラタ)、⑩大和(ヤマト)
女の子は①陽葵(ヒマリ)、②凛(リン)、③芽依(メイ)、④結菜(ユイナ)、⑤紬(ツムギ)、⑥咲良(サクラ)、⑦莉子(リコ)、⑧葵(アオイ)、⑨澪(ミオ)、⑩結月(ユヅキ)
の順でした。改元の影響もあり、和風の名前が増えたのではと言うことです。いろいろな会社で調査されていますので、比べてみるのも面白いですね。
ちなみに、田浦中で複数名いる名前(男女含む)は、アオイ、サキ、ソウマ、タイヨウ、リン、です。
私の妻は、まだ結婚もしていない息子2人に、子どもが女の子だったら「桜子(さくらこ)」ちゃんか「薫子(かおるこ)」ちゃんがいいなとつぶやいています。息子たちは聞き流す力を身につけています。(H)
【秘密です】011127
昨日の夕方、日奈久で強盗事件が発生したとの情報がありました。集団での下校、職員による見回り等の対応を行いました。今朝も7時頃から通学路のあちこちに立ち、登校の見守りを行いました。巡回するパトカーも見かけます。昼の時点で新しい情報は入っていません。
今日の昼休みは立候補者、現執行部、選挙管理委員会による立候補者討論会のリハーサルを行いました。立候補者の表情には緊張感がありました。
立候補者と責任者は、今週は朝の選挙運動、給食時間の教室訪問、討論会に向けての準備と忙しく過ごしています。学校の良さは何か、課題は何か、田浦中のステップアップのためにどのような取り組みを行うか、1日中考えていることと思います。
現執行部に「当日はどのような質問をしますか?」と聞いてみたところ、「田浦中の現状と課題について。」、「目指したい学校について。」、「どのような取り組みを行うか。」、「公約実現は可能か、根拠も一緒に。」等と教えてくれました。立候補者は今日のブログを読んでくれるかな?
生徒会長のKさんに聴いたところ、一言…。「秘密です!」、繰り返し聞きましたが「秘密です!」一番手強い先輩です。(H)
【手柄は生徒に】011126
昨日は芦北教育事務所の学校訪問でしたが、職員と生徒が両輪となった取組について評価をいただきました。学校で一番大切にしていることですので、職員一同とても嬉しく思いました。
生徒を主役とした取組は、教師側が主導する生徒指導の面にも見受けられます。生徒指導の今年度テーマは「潤いと輝きにあふれる学校~生徒に寄り添い、自立へつなげる生徒指導~」です。
年度当初、生徒指導主事からは、「生徒一人一人が輝くためには、『頑張る自分』、『頑張りを支える仲間』が大切になる。職員には、生徒一人一人が伸びていくための支持的風土づくりに取り組み、互いに思いやりを持って、認め合い、励まし合い、高め合いながら協力していく人間関係づくりに務めること、そのための視点を与えながら教育活動を行うこと、また、一人一人の良さを認める目をもち、成長段階を把握した上で、どのような思いで自分が指導しているのかを語り、説得ではなく納得させる指導を行うこと、人権感覚を高く持つこと、毅然とした態度で生徒と向き合うこと。」を共通理解・共通実践していきましょうという提案がされました。型にはめ、私たちの自己満足で終わらないようにしたいという思いがあります。
本校の生徒指導の具体的実践の一つに「学級経営、行事、部活動などさまざまな取組を教師が見通しを持ってPDCAサイクルにより取り組む。また、できたことを生徒の手柄にし、充実感や達成感を味合わせるようにし、次の取組につなげる。」ことがあります。今回の選挙も、そのことを共通理解・共通実践ができていることが嬉しいです。(H)
【明日から三者面談】011125
ずっと前のこと。私が初任校で中2・中3と担任した生徒から手紙をもらいました。野球部の主将として活躍していた彼は、熊本市の甲子園大会常連校への進学が夢でした。しかし結果は出ず、1年間浪人して再チャレンジ。模試の結果は十分でしたが、まさかの不合格。県北の私立高校に進みました。
入学当初の手紙には、今の自分の気持ち、勉強に目が向いてないクラスの雰囲気、そんな中で出会った信頼できる先生とのつながり・・・、愚痴や自分自身への慰めなどが綿々とつづってありました。
彼とは連絡をとり続けていましたが、電話や手紙の内容に徐々に母校への誇りを感じるようになりました。彼自身が目標を失わず、周りに流されず頑張ったのはもちろんですが、進学先の高校が甲子園大会に出場したことが大きかったようです。
彼からもらった高校生活最後の手紙には、「先生、入学した頃とは学校の雰囲気が大きく変わりました。野球部の連中が甲子園に行ったことで、あんなに頑張っている奴らの夢を、俺たちが問題を起こしてつぶすことになっていいのか、という気持ちがみんなに出てきたんです。今、うちの学校はみんなが自信を持って頑張っています。僕は推薦で大学進学が決まりました。先生の後輩になります。」
明日から三者面談。悩みに悩んで進学先を決めていくと思いますが、高校はスタート地点です。(H)
【立候補者出揃う】011124
令和2年度の生徒会役員選挙を2日(月)に迎え、会長立候補者2年生4名と副会長立候補者1年生2名が出揃いました。今日は選挙ポスターからスローガンと公約を紹介します。今週は田浦中の良さや課題と対策など、立候補者の考えを紹介する予定です。(H)
Aさん:「一人一人が必要とされ、主体的に行動できる学校」①学級プレゼンツ・②いいコトトレジャー・③いろいろコンテスト
Bさん:「分かり合う!認め合う!高め合う!」①縦割り活動の実施・②団対抗マッチ・③田浦メモリアルトレイン
Cさん:「一人一人が輝き、認め合う田浦中学校」①目安箱の設置・②あいさつ+1・③チャレンジ!
Dさん:「自他共に認め合い、つながり合う学校」①ナイスボックスの設置・②地域への挨拶運動の向上に取り組む・③生徒会新聞の発行(毎月1回)
Eさん:「相手への思いやりがもてる学校」①月に1回の振り返り・②隣の席の人との交流・③2人組でのゲーム形式の活動
Fさん:「いじめのない笑顔あふれる学校」①生徒の意見を取り入れ、生徒会で実現させます・②1日1善ありがとう運動・③ウェルカムフレンド
【担任としてのこだわり】011123
それぞれ担任にこだわりがあると思いますが、掃除・給食の私の場合は、
掃除:4月の教室掃除は照明、スクリーンの上、黒板の溝、チョークケース等1日1カ所を完了。毎日どこをやったか分からないような掃除をするよりも、4月に隅々まで終わらせておけば、残りの11ヶ月は現状維持でOK。掃除の回数が減った今こそぴったり。
特に窓ガラスにはこだわり、窓枠はすべて外して洗い、レールは歯ブラシ・爪楊枝を駆使。学校で一番窓ガラスがきれいな教室にしようと言い続ける。帰りの会で担任はガラスを拭きながら見学。時々助言。そのうち、他のクラスの生徒が窓ガラスに触ると、みんなが自然に「あーっ!」と言うようになる。授業参観等で掲示物がきれいに貼ってある教室に感心しますが、窓ガラスに手形やテープの跡がついていると残念、画竜点睛を欠く。新しい学校に赴任した時は、職員室の窓を外して洗うということもずっとやっています。
給食:素早く準備、楽しく食べるはどの担任もやっている当たり前のこと。こだわりは食器を片付けるときに「音を立てず優しく置く」ということ。
大事なのは、子どもたちに担任のこだわりに気づかせることかなと思います。良いことはち~っとだけ真似するようになります。(H)
【雲を貫け二中生】011122
今年の県中体連大会のバドミントン会場で、人吉二中で最初に担任をした学年の生徒、Tさんから声をかけられました。今は山江中の保護者だそうです。そこから数名とつながり、先日、人吉に行く機会があると言う話をしたところ席を設けてくれました。
その中の2人、Yさん、Sくんは、子どものスポーツクラブでずっと面識があったのに、つい最近まで同級生だと言うことを知らなかったとのこと。当時の人吉二中は7クラスあり、3つの小学校から集まっていました。教室配置から前半クラス、後半クラスという分け方をしており、接点がないまま3年間を過ごしたようです。
当時の中学1年生も今年度で41歳。先生たちが知らない中学生時代の秘話、中学校卒業後の生活、職業について、子育てのことなど26年間のいろいろな話を聞くことができとても楽しく過ごせました。
「先生、いつも授業中に棒を持っていましたよね。」昔は棒を持っている先生がとても多かったように思います。息子に譲りました。
「先生とクラスで一緒にボーリングに行って生徒指導の先生から怒られました。」その後、私も生徒指導の先生から怒られているはずです。まだ25歳。「認めたくないものだな。」です。
「3年間、先生に担任をしてもらいたかった。」Mくんのとても嬉しい一言。ブラックだ何だと言われることもありますが、こんなに充実感のある仕事はないと思っています。
「先生が昔と変わっていなくて嬉しかった。」一番の褒め言葉です。当然、姿形のことではありません。みんなも中学生に戻っていました。
次は2月にYさん、Tさんの誕生会だそうです。2人は1歳の誕生日だと言い張っています。(H)
【演奏家派遣事業】011121
今日は芦北町の演奏家派遣事業で、日本ギター界の第一人者である荘村清志さんが来校されました。明日は佐敷中学校と湯浦中学校で演奏会を開かれます。
荘村さんは、現在東京音楽大学客員教授。9歳からギターを始め、1963年に来日した巨匠ナルシソ・イエペスの歓迎演奏会での演奏が氏に認められ、翌年からスペインに渡り師事。1969年に日本デビューし、実力・人気ともに日本を代表するギタリストとして活躍されています。今年がデビュー50周年に当たり、全国各地でリサイタルを開かれています。
今日は「魔笛」、「アンダルーサ」、「アルハンブラの思い出」、「ベネズエラ風ワルツ」、「愛のロマンス(禁じられた遊び)」などを演奏されました。帰られる時、生徒の演奏を聴く態度の良さを褒めていかれたとの報告を受けました。
残念ながら、私は出張のため演奏を聴くことができませんでした。23日(土)の13:30からしろやまスカイドームでコンサートが開かれますので、そちらに参加したいと思います。(H)
【静かな昼休み】011120
今日から3日間の期末テストです。授業時数確保のため3年生は5・6時間授業、1・2年生は3時間テスト、1時間授業の後、給食、掃除、下校です。3年生は、下級生の下校を羨ましそうに眺めています。今日明日は3年生だけの静かな昼休みです。
校長室は事務室と職員室の間です。職員室はドア1枚でつながっていて話し声がよく聞こえます。今日の昼休みはテストの採点をしている先生もいますが…。
K先生とU先生の間では年金の話が交わされています。K先生は来週、教科等研究会の社会科部会で年金の授業を行います。自分のこととしての捉えがよくできています。
YS先生は、選挙立候補者と打ち合わせを行っています。その公約にしたのはなぜか?質問を重ねて、立候補者自身の言葉で語らせています。生徒は困った表情ですが、選挙当日は立候補者による討論会を行います。困るまで学校のことを考えて準備することが大事です。
I先生は、昼休みに赤松館横の溝からメダカを8匹すくってきました。思いがけない大漁でした。最後の1匹は大きく満足していました。左隣の事務室からいつもの笑い声が聞こえてきます。
M先生は、年末ジャンボ10億円の話をしています。早い時期に買うのが良いか、残り物には福があるか、芦北弁で熱弁を振るっています。平和な昼休みです。(H)
【赤松館(せきしょうかん)】011119
昨日は町校長会の研修会で保存会の松本さん、町生涯学習会深川係長(学芸員)の案内により、赤松館の見学を行いました。
余談ですが、私の父は庭師でしたので、入院するまでは赤松館の庭の手入れを行っていました。江上トミさんの生涯が平成18年にテレビ熊本でドラマ化された時も、撮影中に手入れを行っており、主演の細川ふみえ(江上トミ)さんと榎木孝明さん(トミの夫、山田巌)からのサインをもらって喜んでいました。
HPによると、『赤松館(せきしょうかん)は明治26年(1893年)、熊本県県南の大地主として財をなした藤崎家5代目当主藤崎彌一郎により建造されました。1,000坪の広大な敷地の周りを塀で囲み、敷地内に主屋・味噌蔵・長屋・篭部屋を建造し、周囲に池・庭園を造営した配置となっています。
赤松館の名前の由来は赤松太郎峠です。赤松太郎峠は天険として名高い三太郎峠の一つで、赤松館の座敷から庭の木立越しに望むことができ、それを庭園の借景としていました。その赤松(あかまつ)を赤松(せきしょう)と読み替え、館の名称としました。県南の地に文化人を招く迎賓館を作ろうとしたようです。
各所に銘木を用い、高い大工技術によって建造されている赤松館ですが、一階部分が完成し二階部分の内装に取り掛かった翌明治27年(1894年)、日清戦争が勃発。これにより赤松館の建造は中断を余儀なくされ二階部分は未完成のままの状態です。(中断後、内装がほどこされ、使用さていた部屋が一部屋だけ存在しています。)以来、藤崎家の住居として代々引き継がれ、今日に至っています。
建物のうち米蔵については、昭和7年に現在地に移築されています。米蔵の建造自体は明治7年で、昭和6年に発生した八代・天草・芦北を襲った地震のため解体・移築したものです。
平成12年(2000年)10月、「高い水準の大工技術を 有する近代和風建築である」として、主屋をはじめとする9件の建造物を国の登録有形文化財に登録されました。平成21年(2009年)11月、生きた文化財として一般公開を開始しました。』
子どもの頃、父たちは「せきしょかん」と発音していたので、ここに「関所」があったと思っていました。(H)
【阿蘇神社例大祭】011118
今日は田浦阿蘇神社の例大祭でした。御由緒にはこう記されています。
『御祭神』健磐竜命(たけいわたつのみこと) 阿蘇都比咩命(あそつひめのみこと)
『御由緒』健磐竜命は阿蘇外輪山を跳破ってたまっていた水を流し、現在の阿蘇谷(平野)を拓かれた神様として、熊本県においては最もご信仰の篤い神様です。この田浦阿蘇神社は、一ノ宮町宮地の阿蘇神社(肥後一ノ宮)からの御分祀であり、約500年前(推定)にこの地に御鎮座されたものと思われます。
『御神徳』五穀豊穣 商工業の発展等 子孫繁栄 田浦郷の総鎮守
あいにくの雨天のため、会場を境内から田浦中学校武道場に移し、田浦祝いうた、田浦保育園遊戯、田浦中空手演武、各地区親子会による御神輿担ぎ、女性演舞、俵踊り、棒踊り、臼太鼓、田浦小海龍太鼓等が奉納され、最後に餅投げで例大祭を終えました。武道場での開催で、畳席があったことが好評だったそうです。
私は午後から出張のため見ることはできませんでしたが、地域からもたくさんの見物客が集まり、大いに賑わったとのことでした。
小田浦・宮浦地域は旧小田浦小学校体育館で行事を行い、小学生の相撲大会で大変盛り上がったという話を聞きました。小学校の先生同士の対決もあったそうです。
祭りが終わると寒くなるといいます。いよいよ季節は冬です。(H)
【彩り】011117
芦北町立大野小学校のHPを見ています。「芦北の地で、地域の彩りとなる学校経営を」~児童・保護者・地域・教職員の思いを形に~という渡邉校長先生の実践発表の中に「ホームページ閲覧数が1年間で8000件から40000件に増えた。」という一文がありました。閲覧数は1日平均90件ですが、PTA数の3倍近く。田浦中HPの閲覧数がPTA数の2倍の150件程度なので内容が気になり開きました。
HPでは子どもたちや学校、地域とのつながりの様子が1日何度も更新されています。これが閲覧数3倍の秘密か。
「忍者の森観察日記」、「図書室へGo!」。タイトルが気になります。「とうとう昆虫ランドができました!腐葉土やカブトムシの幼虫を募集していますので、よろしくお願いします!」何のことかとさらに気になり画像を探します。HP自体がみんなで楽しめる「大野小ランド」です。
地域に住む皆さんにとって、学校が「彩り(例えれば、人生の中で楽しみや生きがいのようなもの)」になればという思い。発表にもHPにも、渡邉校長先生の「気合いだぁ~!」を感じました。
校区が広い学校では、HPは子どもたちの普段の様子を伝える重要な手段です。関心を持っていただくことで次のステップにつながります。
しまった、ブログを読んで大野小のHPが気になった人が閲覧するかもしれない。いや、ここは味方に塩を送ると言うことで。芦北は一つです。(H)
【進路希望調査】011116
昨日は3年生の進路希望調査の締め切り日でした。随分悩んだ家庭もあるかと思います。「前期選抜を受けたい。」、「スポーツ推薦で行きたい。」、「学力特待にチャレンジしたい。」いろいろな声が聞こえてきます。高校合格は単なるハードルの一つです。ゴールはいくつものハードルを越えた先にあります。ただ、私のゴールもまだ見えていません。
大学3年の頃、『新しい仮面ライダーの主役を募集します』との雑誌広告。全てのライダーの主題歌が歌え、変身ポーズをこなせる私が、ついに新しい仮面ライダー(後の仮面ライダーブラック)になる日がやって来た。
早速、実家の母に言う。「オーディションに行く!」
「ばかなこつば言うな。」母はショッカーよりも強い。
大学4年の時、出身の水俣高校に教育実習に行かせていただいた。生徒に接し、何としてでも先生になりたいと考え、残り1ヶ月間のスケジュールを細かく作り寝る間を削って勉強した。熊本県警の願書は実習期間中で出しそびれた。後はない。
合格内定の通知を受け、小学校1年生から高校3年生まで担任していただいた先生方全員に報告の葉書を送った。すると、小2の頃担任をしていただいた金子勲子先生からの返信に…。「作文に学校の先生になりたいと書いていたのを覚えています。夢がかなってよかったね。」そうだったのか。子ども時代の方がしっかりしていた。(H)
【気合いだ!】011115
急に寒くなってきました。こたつだけでは耐えきれなくなりました。昨日の朝、ついにエアコンのスイッチを入れました。ファンヒーターを出し、灯油を買いに行きました。ふとんの中にはふわり、上にはおはぎ。ネコ暖房も完璧です。ただ、身動きがとれないのが難点です。
ふとんから出るのに気合いが必要になってきました。ネコはすでに家の中を走り回っています。もう少しと思っていると、テレビから浜口京子さんの「気合いだ!気合いだ!気合いだ!」の声が聞こえてきました。元気が出ました。
家を出る前にメダカに餌をやろうとしますが、夏場のようにすぐに集まっては来ません。メダカにも「気合いだ!」の注入が必要なようです。
冬になると「夏は良かった。」、夏になると「冬が来ないかな。」春と秋が好きですが、昔より短くなったような気がします。
出張を終え学校に帰るといつもになく静かです。文化祭が終わった子どもたちにも「気合いだ!」が必要かなと思っていると、今日から部活動はテスト休みでした。多分、各家庭のアニマル浜口さんから「気合いだ!」の声がかけられていることと思います。(H)
【芦北郡中学校音楽会】011114
午後から津奈木文化センターで芦北郡中学校音楽会が開かれ、本校からは3年生が参加しました。担任S先生は「金賞を取るぞ!」と意気込んでいたようですが、コンテストではありません。
全員合唱「夢の世界を」の後、佐敷中、湯浦中の学年合唱、学級合唱が続きました。休憩を挟んでいよいよ田浦中の出番。曲は文化祭で歌った「あすという日が」と「正解」の2曲。文化祭と比べても、指揮者のTくんはより柔らかく、Kくんはよりダイナミックに。2人とも気合いが入っていました。Sさん、Yさんの伴奏もばっちり、合唱の声もよく出ていました。
その後、津奈木中、全員合唱「翼をください」で会を終えました。どの学校もよく練習し、堂々とした発表ができていました。参観の保護者の皆さんと一緒に素敵な時間を過ごすことができました。
講評では、学級のいろいろな問題をまとまりにかえていく合唱の力、歌声が響く学校の良さについて触れられていました。良い学級の条件「歌をしっかり歌える」、「給食が残らない」。田浦中3年1組もまさにそんな学級です。(H)
【高く遠い夢】011113
今日は道徳のローテーション授業の当番日です。プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さんが70歳の時にエベレスト登頂(8848m)を成し遂げた「高く遠い夢」という授業を3年生で行いました。
三浦さんは1970年に、エベレストの8000m地点からのスキーでの滑降に成功、54歳になった1985年に南米最高峰のアコンカグアからの滑降を成功させ、世界7大陸最高峰からの滑降を達成しましたが、それによって目標を失い、不摂生な生活で健康状態も悪くなったそうです。
65歳の時に、「70歳でエベレスト登頂を成功させる」という目標を立て、手始めにと札幌の家の近くの藻岩山(531m)に25㎏ほどの荷物を背負い登ったところ、ゼーゼー、ハーハー。日頃藻岩山を登られているおじいちゃん、おばあちゃんにもどんどん抜かれていく始末。そこからトレーニングを開始、2003年5月22日に世界最高齢記録となる70歳7ヶ月での登頂を果たしました。
その後も、80歳でのエベレスト登頂成功。86歳でのアコンカグアからの滑降はドクターストップがかかり、現地で断念することにはなりましたが、夢への挑戦は続きます。
「より高い目標を目指して生きていくために必要なことは何だろう。」この授業のテーマです。あるインタビューで三浦さんは「なぜ挑戦し続けるのか?」という質問に対し、「老いは怖くない、目標を失うのが、怖い」と答えています。(H)
【生徒朝会】011112
今朝の生徒朝会では放送委員会の発表、執行部の文化祭の取組についての「いいこと流星群」の記入についての説明、田浦小・田浦中人権スローガンの発表、生徒会役員選挙の告示がありました。総括生徒総会、選挙と残された任期もわずかです。生徒会長を中心とした執行部に自治意識の高まりを感じた1年でした。
土曜日、プール横の通学路に雑草が茂っていましたので、半日かけて草むしりをしました。通りかかられた近くの方から飲み物をいただきました。気にかけていただき大変ありがたいです。近くを通られる方には文化祭への声かけをしていたのですが、来校していただいた方もいらっしゃいました。地域の発表も大変喜ばれました。学校へ来ていただく機会を工夫し、敷居のない学校にしたいと思っています。
文化祭のお礼状に学校だよりを添付しました。昨日は1並びの日でしたので、ホームページに先にアップして1年11月11日の発行としました。どうでも良いことにこだわりを持っています。
街はすでにクリスマスの飾り付けで賑やかになっています。随分早いですが、田浦中も生徒によりクリスマスツリーが飾られました。(H)
【ヒット商品2】011111
今日は「1」並びの日です。スマホの「11月11日11時11分」の画面をスクリーンショットで残しました。
先日のブログを受け、1・2年生から「私たちが生まれたときのヒット商品は何でしたか。」との質問があったので調べました。爆発的なヒットを経て定番になった商品もあれば、数年のブームで終わった商品もあります。さらに進化した商品もあります。違いはどこにあるかを考えてみると良いですね。
2年生が誕生した平成18年は、Wii、ビリーズブートキャンプ、キッザニア東京、クロックス、クリスピー・クリーム・ドーナッツ、千の風になって、ipodtouch、nanaco、フランスパン工房、フリクションボール、ワンセグケータイ、メガマック等。
1年生が誕生した平成19年は、プライベートブランド、WiiFit、アウトレットモール、ブルーレイレコーダー、iphone3G、花畑牧場生キャラメル、クルトガ、崖の上のポニョ、カレー鍋等。
1年生の1月以降生まれの平成20年は、プリウス・インサイト、キリンフリー、ドラゴンクエストⅨ、ドット入り罫線ノート、い・ろ・は・す、1Q84等がランクインしています。
しかし、私にとっての「この前」が生徒が生まれた年とは恐ろしい。(H)
【ずいきのこうき】011110
文化祭が終わりました。子どもたちの表情はやりきった感にあふれています。HA先生の「片付けまでが文化祭です。」の定番のフレーズで、祭りの後がどんどん元に戻っています。閉会後、3年生保護者向けに進路事務説明会を行っています。生徒は卒業式に近づく寂しさを感じているようです。
生徒発表や掲示物はICT活用が当たり前、プレゼンテーションソフトの活用やビデオ編集なども上手です。今回、県駅伝大会で生徒の3分の1が2日間不在となり、全員揃っての練習期間が短くなりましたが、レポートや壁新聞作成においては、デジタル機器の利便性が生かされ、作業時間の短縮につながりました。劇の台詞の暗記はアナログ作業。どの学年も苦労して暗記していたようでした。
みんなとても頑張り、田浦の昔話の中にあった1年生の発表でのフレーズ「瑞気の香気(ずいきのこうき)※非常に良いできばえ」な文化祭でした。
明日は代休です。リフレッシュして…。20日からの期末テストが瑞気の香気になるよう頑張りましょう。
ご都合により会場に来ることができない保護者の皆様に向けてホームページの「学校生活」を文化祭のプログラム順にアップしました。ぜひご覧ください。(H)
【明日は文化祭】011109
明日は文化祭です。「田浦中PRIDE~僕らが創る新時代~」をテーマに、音楽、美術、技術家庭、国語、理科、英語、総合的な学習の時間等の授業や委員会活動、芸術部の活動などを中心とした学習の成果を、ステージ部門並びに展示部門で発表します。
また、今年度は地域より、毎年美しい歌声を聞かせていただくオオルリ・コールの皆様、相撲甚句全国大会グランプリを受賞された芦北相撲甚句会の皆様、熊本県学校農業クラブ連盟年次大会のプロジェクト発表の分野Ⅱ類で、芦北高校農業科としては初めての最優秀賞に輝き、九州大会にも出場した先輩方をお招きして発表していただきます。
総合的な学習の時間の学習では、1年生の「地域理解学習」、2年生の「職場体験学習」、3年生の「進路学習」と、地域を知り、体験し、発信する活動に取り組んできました。報告や劇にして、それぞれの成果を発表します。
合唱コンクールに向けては、朝夕、各教室から常に歌声が響いていました。歌詞の風景が浮んでくるような、心がそろい、気持ちのこもった合唱を楽しみにしています。
午後に田中前校長先生が来校されました。田浦中時代の生徒であるYY先生が「差し入れをお願いします。」と言っていたようです。私たちには前校長先生なのですが、さすがYY先生。教え子は恐ろしい。
しばらく歓談された後、3年生のリハーサルを少し見て帰られました。ちょうどKYくんとKMさんのシーンでした。現3年生は田中前校長先生が在任中の1年生。成長がとても嬉しいとのことでした。明日は多くの皆様のご来校をお待ちしています。(H)
【県駅伝競走大会】011108
学校の外からのブログアップがどうもうまくいきません。昨日の分も今日アップしています。
昨夜はボクシングの井上 対 ドネア戦、野球のプレミア12の日本 対 台湾戦を交互に見ながら過ごしました。試合の分析がニュース等であっていましたが、トップ選手の判断力のすごさには感心します。
県駅伝大会本番です。早朝からの散歩の後は朝食。夕食も朝食も何杯もおかわりをする生徒もいましたが、いつも通りだそうです。良いことです。歩いて5分程度で会場へ、アップを済ませたらスタート30分前くらいにはゆっくりして過ごしました。応援に来た保護者のMさんはバレーボールをされているのですが、競技によって直前の過ごし方が違うなぁという感想でした。岩田教育長からも激励のお電話をいただきました。選手・監督・田浦中生、応援していただいている田浦の皆さんがワンチームです。
女子1区のKさん、男子1区のCくん。それぞれ緊張した面持ちで準備をしています。10時、女子スタート。結果は1位山鹿中、2位松橋中、3位出水中。その後、11時10分、男子スタート。結果は1位松橋中、2位山鹿中、3位小川中。
田浦中は女子16位、男子19位という結果でした。思うような走りができなかったCくんの目には涙がありました。今日、ベストタイムを出すことができた選手も複数いました。男子は2年生主体のチームです。雪辱への1年が始まります。
大会記念のポロシャツには、参加全中学校の校名がプリントされています。来年も、その次も、男女揃って田浦中の校名を刻みたいですね。選手・補助員、応援の皆様、お疲れ様でした。(H)
【県駅伝競走大会開会式】011107
朝5時30分に道の駅たのうらを出発、今日は県駅伝競走大会の開会式です。午前中は汗を流す程度の練習を行い、午後から開会式に参加。男女とも校名を呼ばれた後、大きな声で返事ができていました。どの学校も気合いが入っています。
監督のY先生の分析では、昨年の記録と照らした試走タイムはまあまあの位置。大会経験の少ないチームですが、本番でベストタイムを出せる生徒もおり楽しみです。Y先生自身は津奈木中勤務から8年連続で県大会に出場、これまで子どもたちに寄り添って指導をしてきました。今、最後のミーティング中ですが部屋からはいつもの大きな声は聞こえてきません。最後は過去の大会のビデオでイメージトレーニングをしてミーティングを閉じていました。
今日、竹浦前教育長が激励に来校されたという連絡が教頭先生からありました。他にも多くの方から応援いただいています。ありがたいことです。
開会式で、参加した全チームに、天草の中学校から応援メッセージカードをもらいました。田浦中には倉岳中と栖本中からのカードが届きました。今日、会場の駐車場に8時頃には到着しましたが、すでに天草の先生が誘導のため待っていらっしゃいました。いろいろな人の支えで成り立っている大会です。恩返しは一生懸命の走りだけです。(H)
【ヒット商品】011106
日経トレンディが選ぶ、2019ヒット商品ランキングが発表されました。もう授業をすることはありませんが、経済分野の資料として、ランキングが掲載される12月号を過去20年分くらい、家のどこかに保存しています。
今年のトップ3は、ワークマン(1)、タピオカ(2)、PayPay(3)でした。タピオカの入ったドリンクは2億杯以上売れたようです。ちなみに昨年のトップ3は、安室奈美恵、ドライブレコーダー、ペットボトルコーヒーでした。
私の家で「見た・知っている・買ったことがある」を探してみても、ラグビーW杯2019日本大会(4)、令和&さよなら平成(5)、ボヘミアン・ラプソディ(6)、ルックプラス バスタブクレンジング(9)、こだわり酒場のレモンサワー(12)、バスク風チーズケーキ(13)、大粒ラムネ(15)、ドラゴンクエストウォーク(21)、新ペットボトル紅茶(26)等たくさんあります。
調べてみると、3年生が誕生した平成17年はipodnano、愛知万博、ブログ、ニンテンドーDSと続き、他にはNANA、寒天、のどごし生、レクサス、リセッシュ、ウコンの力、おサイフケータイ等がランクインしていました。(H)
※商品とは売ることを目的としてつくられたモノとサービスのことで、人名が入ることもあります。
【全校集会】011105
今朝の全校集会では郡市発明工夫展と郡市駅伝競走大会の表彰を行いました。郡市の代表となった2名の作品が県発明工夫展でも優秀な成績を収めました。2年生のMさんの「マジックテープで簡単スプーン」が日本弁理士会会長奨励賞に、Yさんの「夏も快適、涼しいうちわ」が優賞。2人とも県の表彰式に出席の予定です。Mさんの作品はこの後、全国大会にも出展されます。
駅伝チームはいよいよ7日(木)が県大会の開会式、8日(金)が大会です。男女揃っての参加は初めてですが、郡市で2番目に生徒数の少ない学校のため、約3分の1が参加することになります。文化祭直前の2日間不在ですが、学校に残るチーム田浦中の生徒の応援は天草まで届きます。
集会の中で、K先生からは無言清掃について、「話し声が聞こえるようになっている。掃除は探し物、どこが汚れているか、片付いていないかを探し、時間いっぱい取り組むこと。」と言う話がありました。
学級に帰り、担任から「なぜ」を考えさせる話がされたことと思います。他の先生のフォローまで含めて指導です。(H)
【おめでとう】011104
今日は県駅伝競走大会前の最後の休みの日です。天草での試走に多くの学校が集まりました。風が強い中でしたが、郡市大会より随分伸びていました。多くの保護者の皆様に試走に参加いただき大変助かりました。
夕方、帰宅すると、長男の幼なじみAさんから「水俣二中の時の生徒が結婚するので、お祝いのメッセージを撮りたい。」との連絡があっていました。昨日も今日も家まで来てくれたそうですが、あいにく不在でした。6ヶ月になる赤ちゃんのも一緒に来たとのことでした。保育園の頃から知っている子どもが「お母さん」。感慨深い。
結婚するのはFRくん。ダンサーをしていて、某CMにも出演しているそうです。せっかくなので水俣二中の高橋校長先生に電話で許可を得て、職員玄関の「水俣市立水俣第二中学校」の校名掲示の前で撮影しました。ビデオを撮りに来てくれたのはAさんと、夫Sくん、6ヶ月の息子Aくん。Sくんは二中でバスケット部顧問をしていた時の生徒です。
卒業アルバムを見て昔のことを思い出そうとしますが、アルバムがありません。車の中でいろいろ考えますが、なぜかインパクトのある話が思い浮かびません。二中に到着して、「大変失礼だけど、教室でのエピソードが浮かばないんだけど、私は担任だった?」と聞くと、「違います。Y先生でした。先生からは社会科を習っていました。授業中にガンダムを見せてもらいました。」とキッパリ。
なるほど。本人を小学生の頃から知っていたし、FRくんの妹さんは担任をしたので、担任としてのメッセージだとばかり思っていました。「ご結婚おめでとうございます。しっかり二人で支え合ってください。」
ガンダムの件は、ブログの話題がないときのためにキープしておきます。(H)
【文化の日】011103
今日は、自由と平和を愛し、文化をすすめる「文化の日」です。明治6(1873)年から明治44(1911)年までは天長節(天皇の誕生日を祝った祝日。唐の玄宗皇帝が老子の「天地長久」の語に基づいて創始したことが起源。)。昭和2(1927)年から昭和22(1947)年までは明治節でした。また、昭和21(1946)年の今日は、日本国憲法公布の日でもあります。
明治時代頃から、culture(カルチャー)の訳として「文化」が使われ始め、大正時代には定着したようですが、語源はラテン語の「耕す」という意味を持つ言葉にあるそうです。Cultureには耕す、育成する、教養などの意味もあり、自然に手を加えたものと言うような意味合いのようです。
2年生が12月に修学旅行で訪れる奈良・京都に関する文化は、縄文・弥生を入れて中学校の教科書に載っているだけで、古墳文化、飛鳥文化、白鳳文化、天平文化、国風文化、室町文化(北山文化・東山文化)。どんな風に耕してあるのか楽しみですね。
地域理解講話の講師をされた濱崎さんが、生徒の前で言いたかった台詞で締めます。「ここ、テストに出します。」(H)
【芦北町文化祭】011102
息子がドアを開けた隙に、ふわり脱走。今日は8時半から芦北町の文化祭。芦北相撲甚句会とオオルリ・コールの発表には間に合わせないと。
いつもの草むらで発見、中に入って捕まえようとするが奥に走り去る。家の中では近くに寄ってくるのに、外では必ず逃げる。「イヌならとうに来とるぞ。」と言いながら帰宅する。ズボンは雑草の種だらけ。そこはシロの縄張り、やられるのは目に見えている。
あきらめて着替えていると、窓の外にネコ影。珍しくすぐに帰ってきた。着替えを済ませ『しろやまスカイドーム』へ。到着すると運良く駐車場も空いている。車から降りようとするがカギがない。もう時間がない。あちこち探してシートの下から発見。
オープニングセレモニーは田浦祝い唄保存会による「祝いめでた」と芦北町吹奏楽団による演奏。開会行事の後はステージ発表開始、芦北相撲甚句会とオオルリ・コールの発表を見て、いったん学校へ。文化祭と学校訪問の準備をしていると、YY先生と娘みこちゃん登場。「ママがわすれものをした。」とのこと。
午後は養老孟司氏の講演会、満席で椅子を追加。演題は「ヒトの見方」。人間をノイズととらえる時代に生きる子どもたち。人間の情報化・数値化への違和感について考える。
終了後はあしきた映画ふるさと上映会「ふたりの空」、本校卒業生のUHさんも大事な役で出演。帰宅して、ブログを書いて文化的な1日終了。(H)
【文化祭まで10日間】011101
3年生の共通テストが終わり、文化祭まで残り10日となりました。昔は、5・6時間目と放課後は部活も休み、時間が足りなければ日曜もグループごとに登校して文化祭準備などという時代もありましたが、今は決められた時間の中で工夫して取り組んでいます。文化祭準備期間中の放課後も部活動あり。普段の授業での取組をしっかりお見せする。合い言葉は「でけたしこ。」です。
今日から3年生も文化祭準備の追い込みです。とはいえ、文化祭までの登校日は今日を入れて5日間。県駅伝大会出場のメンバーは、その内の2日間は大会で不在です。1日1日が貴重です。
美術担当のM先生から、「先生方も出展してみませんか。」という呼びかけがありましたので、段ボールを使って『県駅伝大会男女出場を記念したランニングシューズ』を作ることにしました。ブランド名を何にしようかと思いましたが。『KANYAKURI‘S(かにゃくり’ず)』、シューズ名は「NYANSOKU(にゃん足)」とどこかで聞いた名前です。正面から見るとネコが舌を出した顔、靴底は肉球仕様にしています。ぜひご覧ください。
今日から11月、文字通り霜が降る「霜月」です。朝夕は随分冷え込むようになりました。学校も今日から衣替えです。帰った今日もまた「扇風機を片付けて。」、「部屋のインテリアたい。」の攻防が待っています。(H)
【合唱コンクール2】011031
昨日の続きです。学級通信のコラムにこのようなことを書いていました。友達がどんな思いで合唱コンクールに臨んでいるのか、考えるきっかけにしてほしいと思います。(H)
教室での合唱練習中、課題曲伴奏者のSHさんに、「どのくらい練習した? 」と聞いた。すると笑顔で「平日5時間、休日10時間です。」という答えが返ってきた。正直そんなに練習しているとは誰も思っていなかった。クラス全員が感激した。
別の日、自由曲伴奏者のSSさんは、練習中のふざけた歌い方を厳しく訴えた。MAさんは指揮がうまくいかず悔し涙を流した。OHくんはクラブチームの練習に行く車の中でも指揮の練習を繰り返した。「友だちの頑張りに応えよう。」それがクラスの目標だった。
「力山で最初に歌ったクラスが優勝している。」そんなジンクスも担いだ。「授業で一番声が出ているクラス。」普段、音楽担当の先生から聞いていたとおりの力が出せた。何よりも歌うときの笑顔が一番だった。
【合唱コンクール1】011030
文化祭まで残り10日。朝夕の教室からは合唱コンクールに向けての歌声が聞こえてきます。伴奏者はどんな思いで練習をしているのでしょう。私が最後に担任をしたSHさん(1年生)の作文がありましたので紹介します。(H)
私が文化祭で頑張ったことは、合唱コンクール課題曲の伴奏です。私は最初「With you smile」を聞いたときに、いい曲だなぁと思ったのですが、まさか自分が伴奏をすることになるとは思ってもいませんでした。伴奏者に決まったときは「文化祭まで間に合うかなぁ~」と思いあせりました。最初は前奏も弾けないし、ピアノの先生に相談してやっと前奏が弾けるようになりました。
同じ頃、自由曲の伴奏者のSSさんは前奏もうまく弾けていて、メロディーも弾けるようになっていました。私はさらにあせって毎日遅くまでピアノを弾き、親からは「もうやめなさい。」と言われても、聞かずにずっと練習しました。練習のかいもあって、1カ月ほどで半分弾けるようになりました。
音楽の時間、先生から「弾けるところまででいいから歌と合わせようか。」と言われて弾いてみたのですが、緊張して弾けるところも弾けなくなったりしてボロボロになってしまいました。私は弾けない悔しさと、みんなの足を引っ張っているという申し訳ない気持ちで涙を流してしまいました。
その日から練習時間を増やして、いつの間にか平日5時間、休日10時間という無茶な時間になってしまいました。でもそのおかげで弾けるようになり、歌に合わせることができるようになりました。
そして合唱コンクール本番。わたしはあがってしまい、伴奏が速くなり失敗してしまいました。でも、みんなの頑張りで最優秀賞が取れてとてもうれしかったです。練習のかいがあったと思いました。来年も再来年も絶対、最優秀賞を取りたいです。
【口内炎】011029
昨年の鳥取大会の後は風邪を引いて帰り、数ヶ月咳が止まらなくなりました。誰も信じませんが繊細な私です。今年は群馬大会のレセプションで出された料理と一緒に、上唇の裏側をかじりました。口内炎生活の始まりです。なぜか下唇にも口内炎ができ、右側でしか噛むことができません。口内炎に効くという、ビタミンB2・B6の入った某有名ドリンクと、塗る治療薬で対応しています。
口内炎はかなり大きく、痛みます。食事は熱いもの、辛いものはだめ、ゼリー飲料やヨーグルトが中心です。右側にそーっと入れて、顔を傾けて食べています。昨夜も「晩ご飯はいらない。」と言いながら、子どもが食べている熱々のチャンポンを眺める悲しさ。
他県で、民間から校長になられた方が、「一般の企業で、社長が従業員食堂の毒味をするなどあり得ない。」と驚かれたそうですが、学校では校長は給食の1時間ほど前に検食を行うことになっています。家では「学校じゃないからゆっくり食べたら。」と言われる私ですが、今週に入り、薬を塗って準備して冷やしながら少しずつ口に入れ、いただきますから30分でやっと食べ終わりました。今日もおいしい給食でした。(H)
【敬老会】011028
昨日は田浦1・2地区の敬老会のお祝いの会が開かれました。中学校にも協力のお願いがあり、飾り付けと敬老会の皆さんへのお祝いメッセージをすることになりました。
メッセージ担当は誰にしようかと思いましたが浮かんだのはNくん。写真に写っている表情がいつも笑顔、中体連選手激励式の司会や英語暗唱大会でも大きな声で発表ができており、敬老会の皆さんにもきっと笑顔を届けることができると思いお願いしたところ、快く引き受けてくれました。こんな内容でした。よか孫ですね。(H)
今日は敬老会おめでとうございます。ぼくもおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいますが、毎日楽しく暮らしています。おじいちゃんには送り迎えをしてもらったり、おばあちゃんにはご飯を作ってもらったりしています。
ぼくのおじいちゃん、おばあちゃんは元気で優しくて、話をしていてとても楽しい人です。近所のおじいちゃん、おばあちゃんたちは、笑顔で元気でとても優しい人たちです。田浦のおじいちゃん、おばあちゃんたちの良いところは、みんな仲が良いところです。
この前、学校で「すずめ」のおじいちゃん(尾崎吉秀さん)にお話をしていただき、一度しかない人生を大切にすることが大事だと感じました。ぼくも人生を大事にして、おじいちゃん、おばあちゃんたちのように優しく、笑顔の大人になっていきたいと思います。これからも健康に気をつけて長生きしてください。(NT)
【お許し】011027
ふわりが、またもや近所のシロネコに追い詰められていました。前回、あれだけのケガをさせられたのに、家のドアが開くやいなや懲りずに脱走、そしてシロと遭遇、追い詰められ、攻撃されるの繰り返しです。今日も脱走後に争う声が聞こえたので急いで救出に向かうと、溝に落ちてシロから逃げていました。体はびしょ濡れです。
家に入ろうとするところを捕まえ、そのままお風呂に連れ込みました。猫用シャンプーで洗い、シャワーをかけるととても不満そうな顔。怒りの攻撃を仕掛けてきます。こちらも慣れたもので引っかかれないように服を着たままのシャワー。タオルとドライヤーで乾かしますが抵抗は続きます。シロにはあんなに弱腰なのに。
耳の後ろにシロから引っかかれた跡を確認、ひどくならないと良いのですが。とりあえず軟膏で治療。自分でなめることができない位置なので大丈夫です。
乾燥がだいたい終わり、放つと別の部屋に逃げていきました。しばらくたって、ご飯に出てきましたが、私と目が合うとすーっと移動。警戒したままです。危害を加える者と助けてやった者の区別がつきません。目が合うと移動、立ち上がると移動。数時間はこの状態が続きました。
夕方、いつもよりデラックスなネコ缶を買ってきました。しっかり食べています。夜、ついに「なでろ!」とやって来ました。やっとお許しがもらえました。(H)
【初任校】011026
群馬大会には発表者として参加しましたので、移動と会場、ホテルでの生活のみで、残念ながら名所旧跡などを見て回る時間はとれませんでした。機会があればゆっくり訪ねたいと思います。
2日目の夜は、熊本県からの参加者の懇親会でしたが、東部中学校の園田研之校長先生とお話をしていると、田浦中学校が初任校とのことでした。当時中学2年生だった私の弟を覚えていただいており、写真を送ったところ弟も覚えていました。学年担当は違っていたのにありがたいことです。弟に電話をかけ、話をさせてもらいましたが、「昔、園田先生が言っていたことをいろいろ思い出した。」とのことでした。
奥様は田浦出身、古田校長先生の奥様と同級生ということも分かり驚かれていました。偶然の出会いで縁がつながります。
校長室で卒業アルバムを見てみると、当時の3年生担任は1組園田研之先生、2組平野英明先生、3組田中誠也先生。集合写真では園田先生は生徒におんぶされピースサイン。学級写真には田浦中の現保護者の皆さんや、教育委員会でお見かけする顔がちらほら。
学級目標は「前進あるのみ“・協力してがんばる3-1・明るく仲良く楽しい3-1・絶対に正義が勝つ3-1”どんなに苦しくても前向きな気持ちだけは忘れずにいよう。」いよいよ今年度末でご退職だそうでが、初任校での思い出はいつまでも忘れないとのことでした。(H)
【全日中群馬大会3】011025
この3日間、くまモンのネクタイ、ピンバッジで熊本県の代表だという気合をいれて臨みました。レセプションでは、群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」と写真撮影をしてきました。くまモンのような「わるぼうず」な感じのない上品な対応でした。
「新たな時代を切り拓き、よりよい社会を創り出していく日本人を育てる中学校教育」を主題とした研究協議会が終わりました。最終日は作家の横山秀夫氏(「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」等)による「自己点検のススメ」と題した記念講演が行われました。
大会を終え、前橋市を出た時はそんなには降っていませんでしたが、東京駅付近から本降りになってきました。千葉県の大雨のニュースも入りました。
羽田空港に到着したところ、飛行機は1時間遅れのアナウンスが入りました。成田空港が大雨のため着陸できず、羽田空港に移動した飛行機もあると言うことでした。すべての飛行機が遅れ、空港ロビーは一杯です。繰り返しお詫びの放送が入っています。
天候が悪く、飛行機もよく揺れました。熊本空港到着は20時前、約45分の遅れでした。熊本空港のロビーにもまだたくさんの人がいます。最終便がずいぶん遅れるようです。家に帰り着くまでが全国大会です。安全運転で帰ります。(H)
【全日中群馬大会2】011024
群馬大会初日です。午後からは第5分科会で「社会的・職業的自立に向けたキャリア教育と進路指導の充実~教育活動全体を通した組織的・計画的な進路指導の充実~」と題した実践報告を行いました。隣に司会者として湯浦中の古田校長先生が座っていただいているだけで安心でした。
私は「のど元過ぎている途中で熱さを忘れる」タイプですので、発表が始まってしまえばさほど緊張はしないのですが、流ちょうな熊本弁が伝わったかが心配です。
田浦中ではすべての年間計画や指導計画を学校・生徒・地域の実態に適合したものか、継続する価値のあるものか、さらに工夫できることはないかといった視点から見直し、学校総体として「潤いと輝きにあふれる学校」の具現化に取り組み、成果が見えるようになってきました。
今回の研究では、将来ほとんどが地域を離れ生活するようになるという本校生徒の実態に鑑み、組織的・計画的にキャリア教育と進路指導の充実を図ることで、義務教育最後の学校として子どもたちが将来の夢に向かって主体的に進路の選択・計画をしていく能力と、社会の変化に適応して自分の力を発揮し自立していく能力を育成することを目指しました。その取組は学力面、進路希望の実現、高校での活躍といった面の成果となって表れました。
文字にすると表現が固いですが、いつもの調子でプレゼンはちょっとくだけたものにしてみました。発言が起こされて冊子に載るので心配です。会場では参加された全国の校長先生方から多くのご助言をいただきました。学校に帰ったら田浦中の更なるレベルアップに頑張ります。(H)
【全日中群馬大会1】011023
朝7時35分の飛行機で熊本空港を出発しました。明日からの2日間、群馬県前橋市のベイシア文化ホールを主会場に全日本中学校長会研究協議会が開催されます。熊本県からは私が報告者、湯浦中の古田校長先生が司会者として協議会に参加します。
私は水俣市に住んでいるのですが、隣り合う鹿児島県出水市に買い物などに行くこがよくあります。昨年は全日中の鳥取大会に参加、そして今日から群馬大会に参加と、動物の名前が付く4つの県をすべてクリアし、ちょっと嬉しく思っているところです。
群馬は文字通り「馬が群れる」土地であったという意味だそうです。県名の由来となった群馬郡は、もとは「くるまのこおり」と言い、藤原京木簡では「車」の一字で表記されていましたが、奈良時代の初めに全国の郡や郷の名を二文字の好字で表記することとなり「群馬」と書くようになったそうです。
熊本はもともとは「隈本」。 加藤清正公が、城ができたときに「隈」には畏(おそれる、かしこまる) が入っているので、勇ましい方が良いと「熊」に変えたというのは熊本県民には有名な話です。文字通り「熊が本当にいる」県ではありません。清正公がいなければ「くまモン」もいないかと思うと。
群馬県のHPに「ぐんまがいちばん!」という、群馬の魅力を「ぐんまちゃん」が紹介する冊子がありました。ホテルでは予習をしっかりして大会に臨みます。(H)
【即位礼正殿の儀】011022
朝からテレビを見て過ごしています。毎朝のニュースを見ている局のアナウンサー2人の服装も色使いやチーフなどに今日の日らしさを感じます。どの局でも装束や儀式の流れについて丁寧な説明がなされています。日本の歴史と文化を学ぶ良い機会です。
テレビ台の上には18日に交換が始まった500円記念貨幣(図柄は、表面が即位礼正殿の儀で使われる「高御座(たかみくら)」、裏面が「菊花紋章と梓とハマナス」)と、先月購入したトミカの「トヨタセンチュリー」を飾ってあるのがポイントです。
午後になり、いよいよ即位礼正殿の儀が始まりました。殿上人ではなくとも映像を通して体験できる。平安時代の人は何と思うことでしょう。この後、歴史の教科書を開いてみましょう。(H)
【追記】 翌23日は群馬県前橋市へ出張でした。上越新幹線は台風による影響のため、本数を減らして運行していました。指定席は満杯、目視で乗車率は200%。私も東京駅から高崎駅まで約50分間を立ったままでした。いつも利用されている方でしょうか「こんなに混み合ったのは初めて。」だそうです。
私の近くに座った妙齢の女性5人グループは、昨日の即位礼正殿の儀について話をしていました。皇族の方々の装束から始まり、イギリスやオランダ王室の参列について、出席者のドレスの評価、自分の子育てと皇室の違い、長男と次男の役割の違い、天皇陛下のお人柄等、ワイドショーのコメンテーター顔負けでした。私も解説者として参加しようかと思いましたが、さすがにやめておきました。(H)
【地域理解講話】011021
1年生は総合的な学習の時間に地域理解学習に取り組んでいます。18日(金)は「漬物工房すずめ」の尾崎吉秀さん、「道の駅たのうら」駅長の山田良介さん、「田舎工房」の濱崎智久さんをお招きし、地域理解講話を行いました。講師の皆さんからは、職業と人生観についてお話しいただきました。「田浦だからできること」は何かという視点を与えていただき、故郷の魅力を再発見して、田浦が益々好きになりました。
いよいよ今週水曜は赤松館の「百年カレー」の再現。学年主任のYY先生は「芦北牛を手に入れた!」とニコニコしていました。他の職員からは「当時は芦北牛ブランドはなかったろ。」と指摘されましたが、気にしない気にしない。生徒の感想を紹介します。(H)
尾崎さんの「楽と便利ほど恐ろしいものはない。」というお話が印象に残りました。僕は今まで楽をして生きていきたいと思っていましたが、苦を知ってこそ楽があるのだと強く思いました。きつくなったとき、尾崎さんのお話を思い出したいと思います。
山田さんのお話を聞いて、田浦に対する強い思いを感じました。田浦の歴史や文化、良いところを聞くことができてとても面白かったです。田浦に住んでいるのに知らないことをたくさん学ぶことができました。
私は、濱崎さんが黒板に書かれた「無い物ねだりより、ある物探し」という言葉が心に残りました。簡単ではないと思うけど、人の縁が広がって、また新しい発見ができるという話から、社会の中では人との関わりがとても大事だと思いました。
【芦北町演能会】011020
「佐敷城跡観月会」としてこれまで21回開催されていた会が、今年から「芦北町演能会」と名称を変更し開催されることになりました。これまで、田浦中でも中学生対象の能教室を開いていただきましたが、舞台での狂言と能を観覧するのは初めてです。会場のしろやまスカイドームに向かいました。
箏演奏の後、演目の解説、火入れ式と続きました。新聞に例えると狂言は4コマ漫画、能は社説のようなもの、どちらも社会風刺だが切り口が異なるという解説がありました。
まずは狂言「縄綯(なわない)」、主人の博奕の借金のかたとして何某(なにがし)に売られた太郎冠者は、ふてくされて仕事をしない。何某は、太郎冠者は使い物にならないので借金は金で払ってくれと言いに行くと…。
続いて能「清経(きよつね)」、平家一門が都落ちした後、都でひっそり暮らしていた平清経の妻のもとへ、家臣の淡津三郎が「清経が、豊前国柳が浦の沖合で入水した。」という悲報をもってやって来た。形見の品に、清経の遺髪を手渡された妻は、再会の約束を果たさなかった夫を恨み悲嘆にくれ、悲しみが増すからと、遺髪を宇佐八幡宮に返納してしまう。しかし、夫への想いは募り、せめて夢で会えたらと願う妻の夢枕に、清経の霊が鎧姿で現れた…。
昨年、能教室の時に「観月会」に行きたいと言っていたKくんもお父さんと2人で来ていました。良い夜になりました。(H)
011019水俣病犠牲者慰霊式
午後から、郡市の校長先生方と「水俣病犠牲者慰霊式」に出席しました。会場は水俣湾を埋め立てた「エコパーク水俣」の親水公園にある慰霊の碑の前です。
水俣市では昭和31年5月1日の水俣病の公式確認日にちなみ、毎年5月1日に「水俣病犠牲者慰霊式」を開催していますが、今年は新天皇即位日と重なり、慰霊式は二度と公害を起こさないというメッセージを届ける場であり、即位日に無理して行うのではなく、全員が落ち着いて祈りをささげられる日にということから、今日になったそうです。
慰霊式には患者・遺族の皆さん方をはじめ、小泉環境大臣・蒲島熊本県知事・国や県の関係機関代表・チッソ代表や多くの水俣市民、各小中学校の児童生徒代表などが参加し、犠牲となり亡くなられた方々の慰霊と、環境破壊に対する反省と環境再生への誓いを込めて、全市民で祈りを捧げました。
式では夫と長女を水俣病で亡くされた、認定患者の上野エイ子さんが「祈りの言葉」を捧げられました。亡くなられた胎児性水俣病患者の娘さんに対し「母ちゃんと呼ばせたかった。」という言葉が心に刺さりました。
水俣市立水俣病資料館のHPでは、これまでの式辞と祈りの言葉を読むことができます。(H)
【郡市中学校駅伝競走大会(女子の部)】011018
女子は平成29年度が優勝、30年度が準優勝。3年連続県大会出場を狙いました。区間賞なしの、チームワークでの準優勝でした。男女揃っての県大会出場は初です。(H)
1区(Kさん):幾度も前と離れそうになったり、後ろから抜かれそうになったりしたけど、沿道の方の声援や仲間の思いがあり、ベストタイムで走ることができました。ラスト1000mはとても苦しかったけど、前から離れずに2位とほぼ同時の3位でたすきをつなぎました。
2区(Tさん):試走の時は1000mから1500mの距離が遅かったけど、今回は一番きついその場所でたくさんの人が応援をしてくださったので、1位でたすきをつなぐことができました。ベストタイムでした。
3区(YHさん):津奈木中に追いつかれ、逃げられ、最後は2位でたすきをつなぎました。でも、周りの人からたくさんの応援をもらい、その応援を力に変えてほとんど同時にたすきをつなぐことができました。県大会ではまた選手に選ばれ、もっと良いタイムを出せるように頑張りたいと思います。
4区(YAさん):試走では1000mの入りと、ラスト500mの切り替えがあまり上手にできていませんでした。今日は応援のおかげで予定通りの走りができましたが、1000m付近から津奈木中と離れてしまい悔しかったです。
5区(Mさん):試走や練習であまり走っていなくて不安がたくさんあったけど、仲間からの応援や沿道の方々からの声援のおかげで楽しく走ることができました。ラスト500mできつくなりペースが落ちたけれども、ひなたさんやおばあちゃん、親の声援のおかげでペースを上げることができました。笑顔でゴールすれば良かったと思いました。
【郡市中学校駅伝競走大会(男子の部)】011017
今日、津奈木グラウンド周辺を会場に、郡市中学校駅伝競走大会が開催されました。結果は男子が平成18年度大会以来の優勝、女子は2年連続準優勝という結果でした。2回に分け、レースの様子を選手の声でお伝えします。(H)
1区(Cくん):スタートから3㎞地点まで、互いを牽制し合いスローペースでした。最後の1㎞で一気にペースが上がり、佐敷中と接戦。2位でたすきをつなぎました。
2区(Aくん):1㎞を過ぎてずっと佐敷中と併走していましたが、海岸沿いに入ったら水俣一中がスピードを上げ、追い抜かれました。1つ順位を落とし次につなぎました。
3区(Nくん):スタートから1㎞を3分5秒で入りました。坂のところで佐敷中の選手に足が引っかかり転倒しそうになりました。2㎞地点から水俣一中の選手とだんだん離れていきました。
4区(Sくん):大橋のところで佐敷中を抜き、2位になりました。ラスト500mでスパートをかけ、トータルで14秒ほど詰めて2位で5区につなぎました。(区間賞)
5区(Tくん):大橋のあたりで一度水俣一中を抜きましたが、大橋の下を過ぎたあたりで並ばれ、2位で最終走者にたすきをつなぎました。
6区(Iくん):水俣一中が最初オーバーペースだと感じたので、後半はタイムを落とすと思い、自分のペースを守って走りました。あけぼの橋を渡りきったところでトップに立ち、そのまま優勝することができました。本当に仲間に感謝しています。(区間賞)
【学級会活動】011016
昨日は湯浦中学校で郡市の特別活動研究会を行いました。授業者は過去に数回ブログに登場したH先生。進んで授業者になってくれました。ちょっとした手順のミスは目力でねじ伏せる。生徒はそれに笑顔で応える。生徒との信頼関係づくりが上手な先生です。
今回はハイパーQUアンケートの結果をもとに学級の課題を分析し、「わからないことがあるときに友達や先生に聞く」という題材でソーシャルスキルを高める学級活動を行いました。「問いを創る授業」に取り組み、授業はもちろん授業研究会も盛り上がりました。袋中のN先生からは、人間関係づくりに役立つゲームが紹介されました。佐敷中のU先生はすでに取り組み、手応えを感じたようです。
今日、田浦中では2年1組でK先生、M先生による「お楽しみ活動を計画しよう」という議題での話し合い活動の研究授業を行いました。鬼ごっこ系の遊びがいくつか、ドッヂボール、ハンドボールがお楽しみ会の内容として提案され、活発に話し合いが進みました。途中、ドッヂボールに絞られ、みんなが楽しめるルールについても考えましたが、時間切れで議長団に一任。今回が7回目の話し合い活動。力がついてきています。(H)
【学級通信】011015
机上に3年1組の学級通信が置いてありました。どれどれ…。(H)
『その日は給食の準備がいつになく早く終わりました。体感で5分ほどでしょうか、「いただきます」の体勢になっていました。「生徒議会」だと言うことで、「あ~、それほど議題があるのか。」と思って見ていました。
突然、Hさんが「月の振り返りをします。」と言いました。「今?!」と思いましたが、生徒は当たり前のようにしているので、振り返りムービーを一緒に見ていたところ、途中から私のバースデームービーに…。驚きのあまりその場で号泣する坂本(泣)。それを見る笑顔のみんな(笑)。何かの歌詞にありそうですが、「ありがとうの言葉じゃ伝えきれないぐらい感謝」しています。昼休みには全員笑顔で写真撮影をしました。
ひと段落かと思ったら帰りの会でまたしてもサプライズ。色紙とアルバムを貰いました。みんなからのあふれんばかりのメッセージにまた号泣(笑)。どんだけ泣くんだよと。今年27歳にもなるのに、この日ばかりは涙腺の調節が全くできませんでした。
こんなに素敵な1日を演出してくれた3年生のみなさんには本当に感謝してもしきれません。アルバムに「なんにでも一生懸命な坂本先生」と書いてくれていました。まさに私が目指す教師像そのもの。子どもたちに伝わっていることが何よりも嬉しかったです。
これほどの準備をするには、相当な時間と労力がかかったはずです。そうまでして、人のことをお祝いできる人はそうそういません。素晴らしいことだし、子どもたちの飛躍的な成長を感じました。その時に、担任として関わることができ「教師になれてよかった」と心の底から思いました。これまでの人生で最高の1日でした。私も、3年生のみなさんが大好きです。』
【大岩小学校校歌】011013
平成17年の市町村合併により、旧芦北町立の大岩小学校は、同3月に田浦小学校に統合されました。母の実家は大岩なのでなじみの深い土地で、大岩小学校にも何度か行ったことがあります。小学生の頃、夏休みはいとこの家に数日間泊まっていました。
低学年の頃のことです。いとこ宅の隣を流れる川の深いところを石を持って歩くということを近所の中学生がやっていました。真似をしました。溺れました。(H)
『大岩小学校校歌』 昭和11年9月1日制定
作詞:金森 宏 作曲:岡本敏明
1 連山めぐるふるさとの 千春万秋うるわしく
瀬鳴りの音もこもらいて 平和の光輝けり
2 遠き昔は文禄の 御代に知られし牧山の
秀峯天にそそり立つ 高きはわれらの理想なり
3 学びの道をひとすじに 赤き心のまこともて
いざや進まんむつまじく われらに希望の光あり
【海浦小学校校歌】011012
海浦小学校の跡地は、今は芦北幼稚園になっています。数年前、2年生の立志式の遠歩で久しぶりに行きました。海を前にしたとても景色の良い場所です。私たちが中学生の頃は、鹿児島本線に御立岬公園駅はなかったので、海浦小と井牟田小校区の生徒は、小田浦駅で降りて、後は4㎞近くの徒歩通学でした。ギリギリまで部活動をして、駅まで走って帰る友達も多くいました。足が速くなるはずです。(H)
『海浦小学校校歌』 昭和34年4月26日制定
作詞:江原白村 作曲:廻 政純
1 海は晴れそみ波しずか 峰はみどりによそおえる
ゆかし野坂の古歌に生く 入江にたてりわが母校
2 仰げこの峰 歌え海 和むわれらの学び舎は
白砂の浜にいろどられ 幸にめぐまれ映えわたる
3 平和に香る海の浦 伸びゆく郷土の栄光を
祈りて立たんああわれら 母校よ永遠(とわ)に栄あれ
【臼太鼓(相撲甚句)】011011
文化祭では地域からの発表として芦北相撲甚句会の皆さんにご披露をお願いしています。宮本達也さん作の「臼太鼓」という甚句を紹介します。会場の皆さんと一緒に声をそろえて甚句を歌いたいとのことです。
宮ノ後の臼太鼓については熊本県のホームページ「くまもと手しごと研究所」の中に詳しい紹介がありました。知った顔もずいぶん写っています。ぜひ、検索してみてください。(H)
※「二十四節気」と「七十ニ候」のお話 芦北町田浦の郷土芸能 宮の後臼太鼓踊り くまもと手しごと研究所
臼太鼓踊りを 甚句に詠めばヨ~
ア~ ここは田浦宮ん後 代々伝わる臼太鼓
輝き跳ねるは陣羽織 雨ごい踊りにお祭りと
祭りの夜は胸弾み 聞こえる太鼓や鉦(かね)の音
子供にじいちゃんばあちゃんと
笑顔でにぎわう阿蘇神社 今日は子供や大人たち
男や女性やお年寄り すべてにかかわる臼太鼓
伝統行事のお祭りは 神輿に踊りに餅投げよ
商売繁盛豊作と 皆様方の幸せを
願う踊りの華やかさ
上げて臼太鼓ヨ~ホホイ ア~踊りますヨ~
【英語暗唱大会】011010
駅伝の練習をしながら頑張ってきた人も多くいます。今日は郡市英語暗唱大会がつなぎ文化センターで開かれました。田浦中からは1年生5人、2年生5人、3年生3人が参加し、入賞こそ逃しましたが、それぞれが表現力豊かな素晴らしい発表ができました。文化祭でも発表予定です。
実は私も中学生の時に英語暗唱大会に出場したことがあります。繰り返し練習した、「We have a lot of earthquakes in Japan.(日本はたいぎゃな地震の多か。)」の一文が頭に残っています。日常生活で使う場面がないのが残念です。
開会式のあいさつで、「英語が話せるようになると、世界の5分の1の人と話ができるようになる。」というお話がありましたが、高校時代は英語の先生に「予習しとらんやつは2階から飛べ。」と言われながら受験勉強に取り組み、何のために学ぶかが抜けた、単なる合格への手段になっていました。40年前は、「外国で暮らしたりはせんけん、英語は勉強しても使わん。」と思っていましたが、ネットでつながる時代になるとは。
当時ほしかったのはドラえもんの「ほんやくこんにゃく」。食べれば相手の言葉は自分の国の言葉に聞こえ、自分の言葉は相手の国の言葉にほんやくされて伝わるというすごい道具です。今は、スマホの翻訳機能が「ほんやくこんにゃく」の代わりになっています。アプリの精度が上がることを期待するばかりです。
余談ですが、私たちと言葉が通じるのは歴史上の人物で言うと、織田信長以降くらいからだそうです。源頼朝と話すには「ほんやくこんにゃく」が必要です。(H)
【しょのむ】011009
朝から、翼が生える飲み物に頼りましたが、うたせ船体験の疲れが抜けません。生徒は昨日の放課後には復活していました。この差が何なのかは分かっているけど言いません。
月曜日の昼休み、3年生の2人が校長室にやってきました。「S先生の誕生日集合写真を撮ってください。」とのこと。教室に行き、集合写真と「ハッピーバースデー」の歌の動画を撮りました。生徒の依頼の通り迅速にホームページにも載せました。雑用でも「校長先生!」と来てくれるのが嬉しい日々です。自分もこれまでそうしてもらってきたので「担任はよかねぇ。」と、しょのまんごつします。
今日は道徳のローテーション授業の日です。2年前までは全学年の技術科を担当していましたので、3年生は私を写真撮影に呼びに来るような状況ですが、2年生と1年生は入学の時から校長先生、授業者としての顔を知りません。教室に入ったときの生徒の構えが異なります。ちょっと緊張した様子です。
導入は「旬の食べ物ビンゴ」と「世界の三大料理」からスタート、まとめは「ラグビー日本代表チーム」と絡めて。それが「『和食』の良さって何だろう」にどうつながっているのか。展開は、ぜひ2年生に聞いてみてください。1年生と3年生の授業も頑張ります。(H)
【うたせ船漁業体験学習】011008
芦北町農林水産課と芦北町漁協による地域理解の取り組みとして、毎年この時期に田浦中・佐敷中・湯浦中の3年生を対象とした『うたせ船漁業体験学習』を行っています。台風19号の影響も心配されましたが、今朝6時に実施が決定。9時頃にスクールバスで計石漁港に到着しました。
芦北漁協で、まず「魚の三枚おろし」体験。ビクビクせずに、大胆に、繊細に。Kくん、とても上手でした。担任のS先生も2回チャレンジ、のこぎりのような切り口でしたが3枚には下ろせました。途中、Kくんの手助けが入りました。そしてさばいた魚の「フライ」と「すり身の天ぷら」づくり。今年、八代から赴任したT先生は試食担当。
漁協2階で御立岬の温泉水による「天然塩づくり」を終えたら準備完了、3グループに分かれて「うたせ船」に乗り込みました。船の上で食べる昼食は最高。私はこれまでの経験を生かし、タルタルソースを持って行きました。誰がさばいたのでしょう、私のフライには小骨が4本。
続いて「太刀魚釣り」を行いましたが、私が乗り込んだ船はSさんが大きな太刀魚を釣り上げました。Nくんによると、「欲がない」のがよいとのこと。Nくん本人は欲があったようです。今日の太刀魚の釣果は全員で2匹。底引き網にはアシアカエビ、ミノカサゴ、モンコウイカ、エソなどがかかっていました。生徒みんなで分けて持ち帰りました。料理の手伝いまでできるとよいですね。(H)
【道徳ローテーション授業】011007
田浦中では年に1度、校長・教頭と全授業者による道徳のローテーション授業を行っています。今週の水曜日は私が2年生で授業をする日です。主題名は「『和食』の良さって何だろう」。ねらいは「和食を通して日本文化の良さについて話し合い、日本の伝統と文化を継承するとともに新しい文化を創造してその発展に努めようとする意欲を高める。」こと。昨日は久しぶりに教材研究をして過ごしました。
農林水産省のHPによると、「南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきました。このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録(平成25年)されました。その特徴は次の4つです。
(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
(2)健康的な食生活を支える栄養バランス
(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現
(4)正月などの年中行事との密接な関わり
社会科の授業にならないように展開を練っていますが、授業は給食前の4時間目。プレゼンテーションに用意した写真はおいしそうなものばかりです。(H)
【井牟田小学校校歌】011006
今日は井牟田小学校の校歌を紹介します。残念ながら、井牟田小学校だけ行ったことがありません。田浦・小田浦・井牟田小の校歌は作詞家が同じ。「山口白陽文学館」というHPにはすごい数の校歌が紹介されています。ぜひ検索して下さい。何と私が以前勤務した人吉二中、再編前の水俣二中も山口白陽さんの作詞でした。(H)
『井牟田小学校校歌』 昭和30年1月制定
作詞:山口白陽 作曲:妻城良夫
1 黄金が浜は青い風 沖にはかすむ島つづき
波もきらめく不知火の 海にかもめの歌がよぶ
ここよわれらの井牟田校
2 ゆたかに実る田をこえて 藤原山はうす緑
晴れて明るい大空に 雲は希望の夢とわく
たのしわれらの井牟田校
3 上下井牟田波多島の 三村の人が手をくんで
一つ心にはげむとき 井牟田の泉いつまでも
のびるわれらの井牟田校
【小田浦小学校校歌】011005
今日は小田浦小学校の校歌を紹介します。何年生の時だったかは覚えていませんが、遠足の休憩地点として行ったことがありました。田浦小学校は田浦弁、小田浦小学校は標準語。駅や工場もあり、ちょっと都会に感じました。
小学校の陸上大会で仲良くなった友達もいました。名前も覚えていないのですが、転校していったのだと思います。中学校の入学式では会うことができませんでした。(H)
『小田浦小学校校歌』 昭和38年6月15日制定
作詞:山口白陽 作曲:出田賢二
1 潮の香送る浜風に 松が枝鳴らす和田の山
そびゆる岩は雲を呼び 流るる川は歌を呼ぶ
われらの母校 小田浦
2 南の国の青空に 汽笛の響こだまして
甘夏香る丘つづき とうとい汗のいとなみを
仰いで学ぶ 小田浦
3 若木の生命限りなく のびゆく力鍛えつつ
希望は燃ゆる不知火の 海より遠くひらけゆく
われらの母校 小田浦
【旧田浦小学校校歌】011004
せっかく母校に赴任したので、学校の歴史を調べようと倉庫をごそごそ捜索していると、「新編 葦北郡教育誌」という冊子を見つけました。中には各学校の歴史と、校歌が載っていました。小学校の統合により、前の校歌が忘れられていくのは寂しいことです。今は田浦小学校に統合された田浦小・小田浦小・海浦小・井牟田小・大岩小の校歌を今週と来週に分けて紹介します。
田浦小校歌は3番を紹介していなかったので再録です。式などで歌うのは大概2番までなので、私も知りませんでした。「塘(とも)」は「土手」のことです。中学生の頃、船江の土手は「桜土手」と呼ばれていた覚えがあります。(H)
旧『田浦小学校校歌』 昭和27年3月13日制定
作詞:山口白陽 作曲:滝本泰三
1 太田の浜の白波に 野坂の浦の歌を聞き
もかけの松のみやしろに 歴史のあとを仰ぎ見て
学ぶよわれら 朝夕に
2 伝えも古き牧山に 見おろす村のいとなみや
さざ波寄する殿島の 漁(いさ)りの舟と競いつつ
励むよわれら 雨風に
3 海辺の塘(とも)に咲わたる 桜の花をしるしとし
藤なみゆるる真清水(ましみず)の 泉と絶えず勉めつつ
進むよわれら 日々月に
【いいこと】011003
通勤中、高速道路で東海カーボン田ノ浦工場が見えるところに差し掛かると、海側に大きな虹が出ていました。道の駅たのうらに車を止めて写真を撮りました。「いいこと」がありそうです。
学校につき車を降りようとすると、急に激しい雨。参りましたが、少し汚れていた車が雨できれいになりました。とりあえず、これを今日の「いいこと」にキープします。
3・4時間目、1年生の家庭科は調理実習。イワシのフライに挑戦しました。今日は佐敷中学校栄養教諭の櫻田先生ににもご協力いただきましたが、「エラのところに指を入れて、グッと!」のアドバイスに、おっかなびっくり格闘しました。いつもの4人が持ってきてくれたフライは「ああっ!うま~い!」。「いいこと」を上書きします。
今日と明日の2日間、3年生は「野坂の浦荘」と「どんぐりの家」で福祉体験学習を行います。両施設には職場体験もお願いしており、大変お世話になりました。9月に認知症サポーター養成講座で学んだことを生かしながらの体験で、職場体験学習で養護施設を選んだ人もいましたが、その時よりも更に学習が深まりました。生徒はとてもいい顔をして学校に帰って来ました。これが一番の「いいこと」でした。(H)
【イタリアに勝利!】011002
給食前、強い雨が急に降ってきました。昼休みに入り、廊下の公衆電話を掛ける声が校長室まで聞こえてきます。「カッパ持って来れる?迎えには来んでいいけん。」廊下に出てみると、2年生のKくんでした。自分で帰る。よかこつです。私の息子たちも湯の児から水俣一中までトントン峠を越えて片道3.7㎞ありましたが、送り迎えはしませんでした。「雨やもん、濡るっとが当たり前たい。」ということです。
昨夜はワールドカップバレーの日本対イタリア戦に燃えました。私も少しやっていましたが部活動の指導は剣道、サッカー、柔道、バスケットボール、バドミントンと変わり、バレーボールは通算3年程度。今の時代のウィングスパイカー、ミドルブロッカー、ユーティリティーといったポジション名も何のことやら。ただ単純に観戦を楽しみました。
日本が2セットを連取し、第3セットもあと5点。ワールドカップで38年ぶりにイタリアに勝利する瞬間がやってきます。そこで、監督(妻)から「洗濯をするから、すぐにお風呂に入って。」との非常な指令。何とかかわし、ゲームセットまで見ることができました。バレーボール、ラグビーそして次は。「熊本で世界の頂点が決まる」ハンドボール女子世界選手権。楽しみは続きます。
毎週水曜日は定時退勤推進日です。早く帰りましたが、妻はヨガ教室です。監督の居ぬ間に私はeスポーツ(H)
【スケッチ大会】011001
今日はスケッチ大会でした。行事の精選をと言われる中ですが、故郷の風景をゆっくりと眺め、心に刻む行事はそうはありません。外で弁当を食べ、友達とおしゃべりしながら開放的な1日を味わうことができる大切な行事です。
百人一首は春の歌が8首、夏が4首、冬が5首。秋の歌は20首あります。歌を詠んだり、絵を描いたり、良い季節ですね。
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露にぬれつつ 天智天皇
奥山に もみぢふみわけ なく鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき 猿丸太夫
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 在原業平朝臣
このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに 菅家(菅原道真)
村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ 寂蓮法師
きりぎりす 鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしきひとりかも寝む 後京極摂政前太政大臣
などが、校内百人一首大会の人気札です。
先日、静岡に宿泊したラグビーのアイルランド代表フルバック、ロブ・カーニー選手は「昨日の夜、耳栓をしながら寝た。街中から離れるのはいいことだ。とても禅のような体験だ」と語ったそうです。原因はコオロギでした。(H)
【最優秀賞おめでとう】010930
昨日は田浦小学校の運動会に来賓として出席しました。早く到着したので、グラウンド側の窓から教室を眺めていると、1年生が気付き、一緒に「エイ!エイ!オー!」で盛り上がりました。開会式では下山PTA会長に合わせ、子どもたちが大きな大きな声であいさつ。元気いっぱいの運動会でした。
1年生の玉入れでは「チェッチェッコリ チェッコリサ リサンサマンガン サンサマンガン ~。」という不思議な曲に合わせたダンスと玉入れが組み合わさっていました。アフリカのガーナ民謡が元だそうです。息子たちが小学生の頃はピストルか笛と、太鼓の合図だったので新鮮でした。テレビでも使われていたそうですが知りませんでした。
運動会の席で、元PTA会長の大岩さんから「卒業生が写真コンテストで最優秀賞を受賞した。」という話を聞きました。土曜日の熊本日日新聞を読むと、熊本県高校文化連盟写真専門部2019年度前期写真コンテストにおいて、県内748点の作品の中から、最優秀賞の熊日賞に田浦中卒業生の伊藤愛子さん(八代白百合3年)の「雨の動物園」(4枚組)、優秀賞3点の内の一つに池邉奈央さん(同3年)の「丹精込めて」(3枚組)、優良賞15点の内の1つに植田英愛さん(同2年)の「夏」が選ばれたとの記事がありました。おめでとうございます。田浦中の先輩の活躍、すごいですね。
作品は10月9日(水)~14日(月)、鶴屋百貨店東館8階ギャラリーで展示されるそうで楽しみです。見に行きます。(H)
【出水兵児修養掟】010929
全校集会後、ベテランの先生の間では「什の掟」とあわせ、「出水兵児修養掟(いずみへこしゅうようおきて)」が話題に上りました。さすが知識が豊富です。地理的には出水市(薩摩藩)は水俣市(肥後藩)との境に位置し、防衛上の重要な拠点でした。
出水兵児修養掟は、江戸時代の後期に、青少年をたくましく育てるために作られた、武士の心構えを示したもので、かなり厳しいことも書かれていますが、今日でも生きる心構えとして通用するところが多く、今でも多くの人に親しまれているそうです。
人は正しいことをしないといけない。
正しいこととは、嘘を言わないこと、自分よがりの考えをもたないこと、素直で礼儀正しく、目上の人にぺこぺこしたり目下の人を馬鹿にしたりしないこと、困っている人は助け、約束は必ず守り、何事にも一生懸命やること、人を困らせるような話や悪口などを言ってはいけないし、自分が悪ければ首がはねられるようなことがあっても弁解したり恐れたりしてはいけない、そのような強い心を持つことと、小さなことでこせこせしない広い心で、相手の心の痛みが分かるやさしい心を持っているのが、立派な人と言えるのです。
「嘘を言わない」、「人を困らせない」、「相手の心の傷みが分かる優しい心を持つ」。普遍的な価値ですね。詳しくは「鹿児島県出水市役所」のHPをご覧ください。(H)
【什の掟】010928
先週、全校集会でモラルやルールについての話をしましたが、その中で「什の掟」を紹介しました。詳しくは会津藩校「日新館」のHPをご覧ください。
会津藩(現在の福島県西部と新潟県および栃木県の一部)では、同じ町に住む6歳から9歳までの藩士の子供たちが、十人前後で「什 (じゅう)」という集団をつくっていました。毎日順番に、什の仲間のいずれかの家に集まり、什長(年長者・座長)が
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ ならぬことはならぬものです
といった「お話」を一つひとつみんなに聞かせ、昨日から今日にかけて「お話」に背いた者がいなかったかどうかの反省会を行いました。
そして、背いた者がいれば、什長はその者を部屋の真ん中に呼び出し、事実の有無を「審問」し、事実に間違いがなければ、年長者の間でどのような制裁を加えるかを相談して、無念(むねん)、竹篦(しっぺい:田浦弁で“すっぺ”)、絶交(ぜっこう)といった制裁を加えました。
「お話」も「制裁」もすべて大人たちに言われてつくったものではなく、子供たちが制約や強制を受けずに自分たち自身でつくり、「会津武士の子はこうあるべきだ。」ということを互いに約束し、励み合ったそうです。「絶交」もいつまでも引きずらず、許される手段があるのがさすがです。(H)
【ノブレス・オブリージュ】010927
今朝、自宅のホテイアオイが今年初めての薄紫の花を咲かせていました。今日はきっと良い日です。
昨夜は、芦北町役場で海外派遣事業報告会(カンボジアスタディ―ツアー・英国派遣事業)が開かれました。それぞれの団長の概要説明の後、グループごとに学んだこと、感じたこと、日本と外国との違い、経験をこれからどう生かしたいかということについて発表しました。両国とも日本大使館の表敬訪問をしたそうです。観光旅行ではできない経験です。
田浦中の卒業生で、現在芦北高校3年生のHさんは両事業に参加しました。日本古美術収集家のチャップマンさんの自宅訪問では、日本刀を持たせてもらったそうです。11年間剣道をしていただけあって、凛とした姿でした。
英国派遣事業のコ―ディネーター角田さんは、イギリスで「小さな町だけで、カンボジアに学校を造ることができるのはなぜか。すばらしいことだ。」と聞かれたそうです。これは、現在でも貴族がいるイギリスでは、「ノブレス・オブリージュ(身分の高い者には義務が伴う)」が根付いているからだろうと話されていました。
私が最初にこの言葉を聞いたのは仮面ライダー「カブト」でした。特撮は勉強になります。(H)
【I”ll be back】010926
今日、教育研究実践論文と全国中学校長会での発表資料の送付を終え、ホワイトボードの10月中にすることリストが2つ消えました。パソコンから離れると頭も休まります。リストの中に楽しいことを1つは入れるようにしていて、今月は文化祭の作品と書いています。文化祭の作品展示会場にはキッズコーナーもつくる予定です。
久しぶりにターミネーターシリーズを見ています。T-800が未来からやってきたのが1984年5月12日のロサンゼルス。米ソ対立による核戦争の危機が映画の背景にあったようです。作品を重ねるごとの映像技術の進化を見るのも楽しみです。昔の映画は、未来を描きながらコンピューターが古い。スマホも無ければ、パソコン本体も大きく重い。想像と現実が、互いに進んでいたりいなかったりを見比べるのも面白いことです。
昨日、パソコン室にタブレットにもなるパソコンとiPadがそれぞれ35台入りました。芦北町の学校すべてに同様の環境が整いました。私が採用された昭和63年の4月。退職された前任の校長先生が学校に来られた時に一言。「これからはパソコンちゅうやつが学校に入ってくる。先生たちも大変なぁ。」あれから30年以上たち、黒板とチョークの授業から、ICT機器を活用した授業が通常になってきました。ずらっと並んだタブレットを見ると頭の中でターミネーターの音楽が流れました。タブレットをひっくり返しましたが「サイバーダイン社製」とは書かれていないようです。(H)
【ランタナ】010925
昨日、M先生が園芸店に立ち寄ったところ、「なんさま、あ~っか、ま~るか花」と同じ花があったそうです。写真を撮って、朝から学校で確認すると「間違いない!」ついに「ランタナ」という名前が分かりました。和名は「七変化」と言い、鮮やかな花の色がだんだん変化するという特徴があります。丈夫で育てやすい花で、特に手入れもせずほっといていますが、職員玄関周辺で元気に来校者を出迎えています。
M先生は私に名前を教えてくれた時に「ランタンと覚えとけばよかですね。」と確認されましたが、しばらくたつと、何と覚えておけばよかったのか、肝心のヒントを忘れてしまったようです。「モリ」教頭先生が着任された時に、人に「ウラ」教頭先生と教えたことがあるらしく、「2文字でも思い出せなかったのに、4文字が思い出せるわけがない。」とのことでした。8文字もある「アメジストサージ」は今後も「なんさま、あーおか花」で行きます。
今日は3年生の卒業アルバムの集合写真と授業風景の撮影がありました。生徒と3年部の先生は駐車場に集合し、カメラマンの「1・2・3・イェーイ!」でパチリ。早いもので、中学校生活も残り半年になりました。
ホームページトップ画面の田浦中学校遠景はフジ写真館様からいただいたものです。田浦中の遠景が映えるベストポジションを求めて、随分回られたとのことでした。(H)
【田浦中生の良さ】010924
今日は小学生4人が、田浦小運動会のポスターを持ってきてくれました。早速、校内に掲示しました。小中連携の取組の中で顔見知りになっているので、自分の学校の子どものような感覚です。29日(日)は「曇りのち雨」の予報ですが、ポスターに描かれた天気は晴れ。きっと晴れます。
午後は、芦北教育事務所から指導主事に来ていただき、T先生の英語の研究授業を行いました。英語で紹介文を書くと言う内容でしたが、ピクチャーカードをよく見て、気付いたことを英語で表現していました。
指導主事から「校内研修は、子どもたちの良さをさらに伸ばすために行う。」という言葉がありました。職員からあがったのは行動面では「明るさ」、「真面目さ」、「素直さ」、「屈託のなさ」、「「メリハリがある」、「チャレンジ精神がある」など。授業中は「学習意欲がある」、「学び合いがしっかりできる」、「指示に従って活動ができる」、「男女のペアでも遠慮せず話し合いができる」など。
田浦中卒業生の私としては、自分の事を誉められているようでこそばゆい。そう「謙虚さ」、「思慮深さ」も加えましょう。たいぎゃなこちょばいか。(H)
【秋分の日】010923
今日は祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ「秋分の日」。秋の彼岸の中日です。ラグビー日本代表が、「試合開始4時間前の食事で、選手が希望した『おはぎ』を食べて出陣した。」という記事がとても気になりました。
赤には、災難が身に降りかからないようにする力があると信じられ、赤いあずきからつくられるおはぎ(ぼたもち)を供えることが、ご先祖様の供養と結びついたようです。
今は年中「おはぎ」と呼ぶことが多いかと思いますが、春の彼岸の頃、「牡丹の花」に見立てたのが「牡丹餅」、変化して「ぼたもち」。秋の彼岸の頃、「萩の花」に見立て、丁寧な言い方をしたのが「おはぎ」だと言います。萩の花は見たことがあるでしょうか。よければ画像検索をしてみてください。牡丹の花はともかく、萩の花とおはぎを結びつける風流さは私にはありません。
昔、放送されていた「まんが日本昔ばなし」には、ぼたもちが登場する話がいくつかあります。久し振りに見てみました。
『首ひねり』:菊池を旅した行商人が、一軒の民家に泊りました。疲れて眠っていると、隣の部屋から「今晩は手打ちにしようか?半殺しにしようか?」という声が聞こえてきました。
『かえるになったぼたもち』:嫁と姑が、田植えの後にぼたもちをつくって食べました。腹いっぱい食べて、残りは4つ。これを翌朝独り占めして食べようと思った姑は、「嫁の顔を見たらかえるになれ。」と言って、鍋の中に隠して寝ました。
さて、2つの話の続きは…。(H)
【6か年の歴史2】010922
卒業文集より「6か年の歴史」5・6年生。ところどころ覚えています。文集中の室村先生の似顔絵「宇宙からの使者・かくされた秘密」。これは描いた覚えがあります。学校の先生になって改めて読んでみると…。広い心で受け止めていただき、大変感謝しています。大変申し訳ありませんでした。
もう時効ですが、ウサギ狩りの時は、猟友会に入っていた私の父が前日までに罠で獲ったものを、当日こっそり放っていました。知っていて「今年は何匹獲れるかなぁ。」と友達と会話する空気の読める子どもでした。6年生の時は、前日の夕方になっても家にウサギがいなかったので、収穫無しかと思っていたところ、当日はタヌキが獲れたので驚きました。予定外でした。(H)
5年生:1組室村先生・2組小田先生。遠足を兼ねて「十条製紙八代工場」を見学。弁当は球磨川の麦島にある公園で。寒かった。回旋遊具に乗り、目を回したものが多かった。社会科見学「阿蘇旅行」こづかい銭1000円也。草千里での弁当、おいしかった。
6年生:1組室村先生・2組水由先生。修学旅行「鹿児島市内と指宿」こづかい銭3000円也。家族への土産いろいろ買いこむ。桜島の噴煙ものすごく、鹿児島市内まで火山灰が降っていた。指宿の旅館での「枕投げ」が一番楽しい思い出である。
引率の先生方は、上田・池辺・山本・室村・水由の5人の先生であった。早朝ランニングをしておられた池辺先生を見て驚く。
秋の遠足は「国民休暇村」往復5kmをよたよた歩く。しかし、ソフトボール、魚釣り、ターザンごっこ、木登りやテープで音楽を聴いたり。楽しかった。
12月のウサギ狩りで収穫はタヌキ2匹。ウサギがタヌキに化けたのかも…。
【6か年の歴史1】010921
前述の卒業文集に「6か年の歴史」が載っていました。文字を見比べてみると、6年1組担任の室村先生がまとめられたようです。
1年生:1組担任先生・2組担任先生。遠足「大木場」でイチョウの大木に驚く。
2年生:1組百原先生・2組金子先生。遠足「佐敷」へバスで行く。警察署、青木パン、田中牛乳など見学。風邪大流行。クラス6名出席の日もあった。
3年生:1組西嶌先生・2組金子先生。クラス替えがあり、新しい友達ができた。八代市へ社会科見学旅行に行く。「太洋デパート」が楽しかった。こづかい銭500円也。田浦小学校100周年の年
4年生:1組松田先生・2組小田先生。熊本市へ社会科見学旅行。こづかい銭1000円也。「動物園」が一番楽しかった。学級新聞「星の子」と「山びこ」づくりに頑張った。1と2組競走するように。叱られることも多かった。
2年生の「風邪」は、「おたふく風邪」だったような記憶が。
「1000万円あったら」のページを見ると、買いたいものとして「ランボルギーニ・カウンタック」、「ランボルギーニ・ミウラ」、「フェラーリ308GTB」、「ランチア・ストラトス」、「ロータス・ヨーロッパ」などなど、スーパーカーブーム真っただ中でした。今、それらのミニカーが校長室の棚にあります。1台800円です。(H)
【学校の花と華】010920
花と華の写真は18日の「学校生活」をご覧ください。
『彼岸花』プール・技術室付近。真っ赤な花が群生しています。曼殊沙華(まんじゅしゃげ)はサンスクリット語のmanjusakaから。別名は死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、蛇花(へびのはな)等々、お墓の近くに咲いているとか、毒があるとか言うことで、子どもの頃は摘んでくるなと言われたことを覚えています。大人になった今は気にしない気にしない。
『アメジストセージ』職員玄関、技術室側。唇のような形をした紫色の小さな花が集まって咲いています。手触りはベルベットのようです。
『オシロイバナ』生徒玄関の「継続は力なり」の碑付近。濃いピンク色の花を咲かせています。南アメリカ原産で、江戸時代の始めに日本に入ってきたそうです。子どもの頃は、種を割って、中の白い粉を顔に塗ったくって遊んでいました。
『?』職員玄関の両脇。残念ながら名前が分かりません。とても色鮮やかです。Siriに「なんさま、あ~っか、ま~るか花たい。(とにかく、赤くて丸い花です。)」と聞きましたが、「お探しの場所は見つかりませんでした。」との回答でした。
『M先生』年中、学校のあちらこちらに咲きます。美しく咲くには、1日1本のミニ羊羹が必要だそうです。(H)
【とろーりとろける】010919
校長室の隣が職員室です。ドアは開いているので、先生方の話が良く聞こえてきます。ある日、YS先生の「CもDも変わらん。」、「Aなんかおらんよね。」、「3か月後ば見てみらんば。」というような声が聞こえてきました。「生徒の評定?教務主任ともなると厳しい話をしているな。」どれどれ会話に参加しようと、職員室に入ってみると…。YS先生の手には自身の健康診断の結果が握られていました。「頑張れ!」心の中で励まし、にこやかな表情で校長室に戻りました。
各団体・事業所のご協力により、今日は「赤ちゃんふれあい体験学習(1年)」。今日と明日の2日間は「職場体験学習(2年)」を8つの事業所で行います。今後も3年生の「認知症サポーター研修」と「福祉体験」、「うたせ船体験」。1年生の「地域理解講話」と続きます。1年YY主任が職員会議で「100年カレーを作ります。」という提案をした時の嬉しそうな顔。「とろーりとろける」表情でした。(H)
【モラル・ルール】010918
中国の秦の時代の終わり、都を制圧した劉邦は「殺すな」、「傷つけるな」、「盗むな」の3つの法を施行しました。混乱の時代ですから、シンプルな法が効果的であったと思います。学校に置き換えると、「殺すな」、「傷つけるな」は人を死に追いやることや一生消えない心の傷をつくることにもつながる「いじめ」や「差別」、「からかい」にあたり、「盗むな」は人の物を隠したり、本人の許可なく人の物を使ったりということにあたるのではないでしょうか。
江戸時代、会津地方では同じ町に住む6歳から9歳までの藩士の子どもたち10人前後で「什(じゅう)」という集まりをつくり、掟(「嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ。」、「卑怯な振舞をしてはなりませぬ。」、「弱い者をいぢめてはなりませぬ」など)を守った生活が1日できたかどうかという点検をして、決まりを破った者には自分たちで罰を与えていました。決まりの最後は「ならぬことはならぬものです。」で締めくくられていますが、これは「決まりは守るものである。」というような意味だそうです。将来、戦場に出ることが義務付けられた子どもたちですから、自分たちの命を守るために、「規律」を第一義にしたということが分かります。
さて、私たちの言動を縛るものに「ルール」、「マナー」、「モラル」、「タブー」等があります。いろいろな学校に勤務しましたが、田浦中はいわゆる「校則」の少ない学校です。さらに、生徒会では毎年「校則の見直し」を行っています。「ルール」で縛るのではなく、普遍的な「モラル」を大切にして将来の自立に繋ぐ学校。人と人との信頼関係を大切にする学校。生徒会スローガン「田浦中PRIDE」の根幹です。(H)
【表彰】010917
昨日、プール周りの雑草を刈ろうと思い学校に来たところ、学校応援団の村中さんに綺麗に刈っていただいていました。ありがとうございました。
今朝は全校集会で、郡市新人バドミントン大会と郡市陸上競技大会の表彰を行いました。バドミントン部はシングルスで2位と4位、ダブルスが1位と4位、陸上大会は女子走り幅跳び、2年女子800m、オープン競技の2年男子1500m・2年女子800m・代表女子800mが1位でした。県陸上には女子走り幅跳び、2年男子1500m、代表男子1500m、2年女子800m、代表女子1500mの5競技に出場が決まり、集会の中で選手5名が紹介されました。
最後に、お盆休みに長崎県で開かれた全国教職員バドミントン大会で団体戦準優勝に輝いたM先生を表彰しました。これまでに、優勝と3位の経験があるため、今大会で金・銀・銅メダルが揃いました。生徒も活躍、先生も活躍、過去には県大会優勝、全国大会出場の実績があるバドミントン部ですが、現在は部員が4名しかおらず、団体戦には出場できない状況です。1・2年生で学校の部活動に入部していない皆さん、ぜひバドミントン部へ。基礎から丁寧に指導します。(H)
【エリザベスカラー】010916
10日(木)、「ふわり」が1日見当たりませんでした。外に出たような形跡はないとのこと。とても心配していました。夜になっても、翌朝になっても帰って来ません。
9時過ぎ、妻が「ふわちゃ~ん」と声を掛けながら探し回ると、押入れの奥の方で、か細い鳴き声が聞こえたとのこと。抱きかかえると、噛みつかれるのではないかと思うくらいの大声で鳴いたので驚いて離しそうになったそうです。ご飯を食べてからまたいなくなりました。
その後、帰って来ません。車にはねられていないかが心配です。22時過ぎ、外に出た長男が見つけました。「ふわり」と声を掛けたところ、出てきたそうです。右足の付け根付近が血だらけでした。朝、妻が抱きかかえた時に鳴いたのは、傷に触ってしまったからかもしれません。ネコは大きなけがをしたり、命が終わりに近づいていると感じると、安全なところに隠れるそうです。よくぞ出てきてくれました。
11日(金)、動物病院で検査。かなり傷口は大きく、膿が一度破裂したような跡があったそうです。数日前に、朝から近所の白猫に追われ、毛が随分落ちていたことがありました。叫ぶような鳴き声も聞こえました。その時にけがをさせられたようです。数針縫ってその日は入院。翌日、傷口を舐めないように「エリザベスカラー」をつけられて退院してきました。かなり不満そうな表情でした。ひげセンサーが働かないので、あちこちにぶつかりながら家の中を歩き回っています。「外してくれにゃー」連発です。
治療費は家族で割り勘だそうです。生きていたからこそ笑い話になります。(H)
【クラブの思い出】010915
先日、お借りした卒業文集。「廊下を走った罰」、「忘れ物」、「しかられたこと」、「初めてのビンタ」、「最後の罰」、「げんこつ」、「授業をサボって」、「ガラスを割ったこと」タイトルを読むだけでも面白い。その中からある児童の文を紹介します。このブログと文章の流れがあまり変わらないことをおかしく思います。
「今まで僕が入ったクラブの中で、いま一番心に残っているのは、4年生の時の工作クラブだ。そのクラブには、武志くんと美紀哉くんと好昭くんと一緒に入った。そのクラブに入ってから作った物の中では竹とんぼが一番おもしろかった。山から切ってきた竹をいくつかに分けてから、四つ割りにして一人一人削り始めた。
その時は、ナイフでけがをしたり、削り損ねたりした人が多かった。僕は途中まではよくできていたが、羽を薄く削りすぎて失敗してしまった。
次の週のクラブの時、担当の松田先生は懇談会で来ることができなかったので、6年1組の教室で竹とんぼで遊んだ。だが、後ろの方で6年生がチョークを投げ出したので、もう竹とんぼ大会か、チョーク投げ大会か分からなくなってしまった。それからは、全員が人をねらってクラブが終わる時間までチョークを投げていた。
こんなクラブだったが、飛行機づくりや竹とんぼづくりなど楽しいことも一番あったと思う。その時作った竹とんぼはもうないが、今度はそれに負けないくらいよく飛ぶのを作ってみたいと思う。」(6年1組HM)
【付録】010914
「小学館の学習雑誌『幼稚園』の付録がすごいことになっている。」ということが巷ので話題です。企業とコラボしたユニークな付録は、meijiの「お菓子すくい」、SEGAの「メダル落としゲーム」、幸楽苑の「ラーメン」、タカラトミーアーツの「ガチャマシン」、牛角の「焼き肉リバーシ」、セブンティーンアイスの「自販機」、セブン銀行の「ATM」など、本物そっくり。子どもだけでは決して完成させることができない付録ばかり。あっという間に完売になったと言う「ガチャマシン」のHPを見ると「おうちの方が組み立て係、お子さんは台紙から部品を外す係、という風に手分けして作っていただけたら。」とありました。
「本物には触らせてもらえないもの」が子ども心をくすぐるようです。いや、一番くすぐられているのは「大きなおともだち」のようです。
そこで、本題。今月号はタカラトミーとのコラボ。色を塗れるようになっている真っ白のフェアレディZ(トミカ)とトミカショップの販売棚。トミカ仲間の卒業生Hくんに、中2の妹経由で情報のメモを渡しました。
すでに知っていたと思います。翌日、組み立てた棚と、自慢のトミカコレクションの写真と一緒に「早速ゲットしました。」との手紙をもらいました。(H)
【魔王】010913
10日、K先生が研究授業をおこないました。題材は私たちも中学生の頃に習ったシューベルトの歌曲「魔王」。力強さ、不安感、楽しさが交互に現れる旋律と、ゲーテの詩をもとにした「子はすでに息絶えぬ」という突き落とされて終わる歌詞。ドイツ語の力強さも相まって、特に多感な時期の中学生には一度聴いたら忘れられない曲だと思います。
シューベルトは31年間の生涯で600曲もの歌曲を作曲し、「歌曲の王」とも呼ばれていますが、そのうちの70曲ほどはゲーテの作品をもとにしています。
「18歳のシューベルトは、ゲーテの魔王の詩を朗読しながら、興奮していた。本を手に行ったり来たりしていたが。突然坐りこんだかと思うと、ごく短時間のうちにすばらしい曲が紙に書きつけられた。」という魔王を作曲した時の様子が友人の記録に残っているそうです。
最初、ゲーテは曲が前面に出すぎているとして気に入らなかった様子ですが、晩年に聞いたときは「イメージが絵のように浮かんでくる。」と絶賛したそうです。そういえば、中学生の時、音楽の授業でこの曲を絵にした覚えがあります。魔王は優しそうで怖いロバート・デ・ニーロでどうでしょう。(H)