校長ブログ「秘密の部屋」

【クラブの思い出】010915

 先日、お借りした卒業文集。「廊下を走った罰」、「忘れ物」、「しかられたこと」、「初めてのビンタ」、「最後の罰」、「げんこつ」、「授業をサボって」、「ガラスを割ったこと」タイトルを読むだけでも面白い。その中からある児童の文を紹介します。このブログと文章の流れがあまり変わらないことをおかしく思います。

「今まで僕が入ったクラブの中で、いま一番心に残っているのは、4年生の時の工作クラブだ。そのクラブには、武志くんと美紀哉くんと好昭くんと一緒に入った。そのクラブに入ってから作った物の中では竹とんぼが一番おもしろかった。山から切ってきた竹をいくつかに分けてから、四つ割りにして一人一人削り始めた。

その時は、ナイフでけがをしたり、削り損ねたりした人が多かった。僕は途中まではよくできていたが、羽を薄く削りすぎて失敗してしまった。

次の週のクラブの時、担当の松田先生は懇談会で来ることができなかったので、6年1組の教室で竹とんぼで遊んだ。だが、後ろの方で6年生がチョークを投げ出したので、もう竹とんぼ大会か、チョーク投げ大会か分からなくなってしまった。それからは、全員が人をねらってクラブが終わる時間までチョークを投げていた。

こんなクラブだったが、飛行機づくりや竹とんぼづくりなど楽しいことも一番あったと思う。その時作った竹とんぼはもうないが、今度はそれに負けないくらいよく飛ぶのを作ってみたいと思う。」(6年1組HM)