校長ブログ「秘密の部屋」

2019年6月の記事一覧

【縁】010630

 夏の甲子園大会県予選1回戦で、水俣高校と八代高校が対戦することになりました。両校に田浦中出身の野球部員が在籍しています。その話をする中で、次男から「職場の上司が、夏の甲子園大会で準優勝(第78回大会)した時の熊工のピッチャーだった。すごいよね。」という話を聞きました。

 私も「震災の時に熊本市内の学校から田浦中に一時転入していたMくんも、お父さんがその時の選手だったと言ってたよ。」という話をしました。

 話をつないでいくと息子の上司は、まさかのMくんのお父さんでした。Mくんのおばあちゃんは、私が保育園児の時のK先生。選択と偶然が交じり合って、人と人はどんな縁でつながっているか分かりません。

 これも縁、あれも縁、たぶん縁、きっと縁です。(H)

 

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【郡市総体3日目】010629

 今日の空手道と水泳を最後に郡市総体のすべての競技が終了し、田浦中からは卓球15名、バドミントン7名、剣道1名、空手5名の4競技28 名が県大会への出場権を得ました。

 県大会は参議院選挙の投票日の関係で年度当初の予定が変更となりました。7月24日(水)・25日(木)にバドミントン(八代)が、27日(土)・28日(日)に卓球(宇城市)・剣道(合志市)・空手(菊池市)・水泳(熊本市)が開かれます。ぜひ、会場での応援をよろしくお願いします。

 余談ですが、技術室の横でシマヘビを見かけました。それほど大きくない若い個体でした。写真を撮ろうとすると、するすると建物と土台の隙間に入っていきました。ヘビ年生まれで、何となくヘビには親しみがあるため、子どものころは首に巻いたりできたのですが、今はやめておきます。(H)

 

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【上級学校説明会2】010628

 昨日、芦北町で震度3の揺れが観測されました。所用で湯浦小学校にいましたが、下から突き上げるような揺れを感じました。田浦中に連絡したところ、揺れをあまり感じなかったとのことでした。生徒・建物にも被害がなく一安心でした。

 昨日・今日の2日間、上級学校説明会を行いました。2日目は熊本高等専門学校、芦北高校、八代高校、八代東高校、水俣高校、自衛隊工科学校の6校から来校されました。卒業生の頑張りを紹介してもらうと嬉しいですね。

 学年主任のK先生からは、学校ごとに担当の生徒を決め、高校の先生方を駐車場で出迎え、控室へ案内してお茶を出し、そこで紹介のために名前を聞いて、しばらく話した後に会場へ案内。終了後は駐車場で見送りという丁寧な接遇の指導がなされていました。

 やはりここはベテランの力。将来、経験を元に自分でできるようになることを意識した指導をされています。このままでは「お・も・て・な・し」が田浦中の「あ・た・り・ま・え」になってしまいます。大変なことです。高校の先生方も「田浦中生は全員欲しい。」という話をして行かれました。団体戦のウォームアップはできました。

 私も、他の先生への来客であっても、必ず2階の校長室を出て玄関まで見送るようにしています。短い時間ですが、階段を下りながら田浦中の良さを伝える貴重な時間です。(H)

 

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【上級学校説明会1】010627

 今日・明日の2日間、上級学校説明会を行います。1日目は秀岳館高校、八代白百合学園高校、八代清流高校、八代工業高校、出水中央高校の5校から来校されました。学校紹介に参加してくれた卒業生もいて、高校の様子がよくわかりました。

 挨拶を依頼されましたので、会の冒頭に少し話をしました。

 まずは、県大会を終えれば、「3年1組」という部活動が始まること。中学校卒業時点でのそれぞれの進路希望を叶えるというゴールに向けて、学級を仲が良い集団から一歩前進。目的集団に変容させ、「団体戦」のつもりで入試に臨むこと。練習・健康管理・心の安定、すべてが整わないと試合会場には立てません。私立高校推薦・専願、公立高校前期選抜、公立高校後期選抜と入試は続きますが、先鋒が勝利するとチーム3年1組は勢いづきます。

 高校の入学式で緊張感を感じるのが、校長先生の「入学を許可する。」という言葉。小学校から中学校への進学と違い、要求される一定の条件をクリアしたものだけが入学を許されるのが高校です。言葉の重みを感じます。希望の進路先に求められる生徒になるよう努力すること。

 最後に、「受験生だから」を言い訳にしないこと。行事にも全力で取り組み充実した9か月にすること。なにより家族の一員としての役割を果たすこと。(H)

 

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【学校等警察連絡協議会】010626

 今日は、芦北地区学校等警察連絡協議会の全体会でした。本協議会は、学校等の教育機関と警察とが一体となって、児童生徒の問題行動に対する情報交換、行動連携の他、非行防止、健全育成及び安全確保等の支援活動を効果的に行うために、平成15年に設立されたものです。

 昨年度は会長挨拶で、小中高生が被害にあったさまざまな事件・事故について言及しましたが、それ以降も幼児・児童の虐待死、相次ぐ運転操作ミスによる死亡事故、川崎市の通学バス襲撃、吹田市の交番襲撃事件と、安心・安全な暮らしが脅かされる事態が相次いでいます。

 特に虐待については、警察庁の平成30年度統計によると、昨年1年間に全国の警察が摘発した児童虐待事件は1380件でした。これは平成15年の212件から6倍近い数です。数が多くなったのは、児童虐待防止法をはじめとする法環境整備や、関係機関のご尽力の成果として、見逃されなくなったことも一因と理解していますが、虐待死を防ぐことができず、関係機関の対応について議論される場面も繰り返し目にするところです。また、同統計では、SNSに起因する被害児童生徒数は1811件でした。

 児童生徒の命と、安心・安全な暮らしを守るには、学警連の活動を中心にした取組と保護者・地域への啓発、そして小・中・高の12年間に渡る自他を大切にする教育と遵法教育の積み重ねが不可欠であると考えています。(H)

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【カレー評論家】010625

 先週、SCのO先生が来校されました。給食の時間になり、「カレーだぁ。」の声。O先生は複数の学校を回られているのですが、行く学校、行く学校カレーに当たるとのこと。スマホに、各学校のカレーの画像を残していました。

 O先生によると、

A中学校は「ルーがサラサラで、ジャガイモがゴロゴロしている。」

B中学校は「涙が出るほど辛い」

C中学校は「キーマカレー、ひき肉で食べやすい。」

D小学校は「小学生向けで、あま~い。」

田浦中は「クリーミーで濃厚。」もはやカレー評論家です。

 ヱスビー食品のHPによると、全日本カレー工業協同組合が公表している統計から計算すると、日本人は1年に約73回カレーを食べている計算になるそうです365÷73=5なので、5日に1回食べている計算になります。1回作れば連続しますし、一人暮らしの頃はレトルトカレーが定番でしたから、さもありなんというところです。

 わが家のカレーは私がつくることが多いですが、具材は牛バラ肉・玉ネギ・ニンジン・エノキ・シメジ・マイタケなど、キノコ尽くし。ジャガイモは無し派です。(H)

 

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【メダカと学校】010624

 「学び舎応援私募債」の発行記念として、フクマツ建設様の指定により肥後銀行様からご寄付をいただき、本日贈呈式がありました。陸上競技用のユニフォーム15着とハチマキ11本を購入させていただきました。大会にはずいぶん古いユニフォームで出場しており、大変助かりました。陸上大会・駅伝大会にぜひご期待ください。

 2年生からメダカを飼いたいという申し出がありました。せっかくたくさん孵化したので、飼いたいと言うクラスはないものかと待っていました。早速、最初に言ってきたクラスだけへの特典として、用意していた水槽セットと底石、餌を渡しました。ダンゴムシのガシャポン5回分なので大切にしてください。

 昼休みに係の3人が底石を洗い、水草とポンプをセットし、準備を整えていよいよメダカの投入。それぞれがタライから稚魚をすくい、30匹近く水槽に入れました。名前を付ける予定だったそうですが、太郎から始まり何郎まで行くか分かりません。

 教室にもっていくと、教室にいた生徒から「メダカはいつ入れるんですか。」との声。安心してください。入っていますよ。     

 …古い。(H)

 

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【郡市総体2日目】010623

 今日は田浦中生が出場する競技はありませんでした。昨日の各競技の結果はトップページに載せています。

 昨日の午前中は卓球会場で会場長としての役目がありました。順々決勝から田浦中生同士の対戦でしたが、プレーにそれぞれの個性を見ることができました。3年生が1年生の時の担任・卓球部の顧問だったI先生も応援に駆けつけてくれました。3年生の成長が嬉しかったとのことでした。

 競技終了の頃、他協議の結果もメールで届きだしました。野球が敗退、バレーボールも惜敗。サッカーは2対2の同点で後半戦へ。

 卓球の閉会式後、バドミントン会場へ向かう準備をしていたところ、団体優勝の朗報が入りました。会場に着くと個人戦も全員が2回戦へ進出していました。

 シングルスのIさんは激戦を制し決勝へ、ダブルスの第1シードMSさん・MRさんペアは順当に決勝へ、ダブルスのもう一つの準決勝、YHさん・YKさんペアは1セット目を取られ、2セット目を取り返し、3セット目へ突入。皆の声援を受け、ついにこれまで一度も勝ったことのない相手に2-1で勝利。嬉し涙を流していました。

 それを見ていたMRさんは、「まだ早い、私たちに勝ってから泣いてほしい。」との一言。仲間への愛情を感じました。(H)

 

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【郡市総体1日目】010622

 今日は郡市総体1日目。私は卓球競技の会場長でした。生徒数、部員数の減少により、団体戦は無し。2つの中学校からの参加のため、個人戦も田浦中同士の対戦がほとんどでした。郡市代表として、県大会での活躍を期待しています

 2020年のオリンピック競技加盟国数のランキングでは1位バレーボール、2位卓球、3位バスケットボール、4位サッカー、5位ハンドボールの順です。

 6月の日本選手の世界ランキング上位3人には、女子は6位伊藤美誠選手、7位石川佳純選手、9位平野美宇選手。男子は4位張本智和選手、12位丹羽孝希選手、13位水谷隼選手、女子10人、男子9人が50位以内に入っています。

 水谷隼選手は、人生で1番質問されてる嫌いな内容は、「どうやったら卓球が強くなりますか?」「この技術はどうやったら上手くなりますか?」「◯◯はどうやったらできるようになりますか?」だそうで、それに対する回答は「1万時間練習してから質問しに来てください。」近道なんてないということを言っています。

 3年生は入部から27か月、今日の日を目標に1日平均2時間×週5日、月平均40時間、これまで1000時間を超える練習に取り組んできました。水谷選手の言う10分の1かもしれませんが、一つのことを続けることができたという経験が大事です。(H)

 

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【部活動の思い出】010621

 明日から郡市総体が始まります。私が中3の時は大野中に敗れて最後の大会を終えました。完成して間もない、佐敷中学校の体育館が試合会場でした。敗戦後に涙を流したのが教室棟から体育館に向かう通路の横のスペース。佐敷中勤務の2年間、そこを通るたびに「はぁあ。」となっていました。

 中学時代は、同級生のKくん(今は八代高校の先生)転出先、八代五中とよく練習試合をしていました。下級生は6個入りのボールバッグを持って、肥後田浦駅から鹿児島本線に乗り、高田駅からは徒歩で移動。「行きに疲れて、試合で疲れて、帰りに疲れる。」が当たり前でした。保護者やスクールバスの送迎にはたいぎゃ感謝せんとばちかぶっですよ。

 佐敷中に練習試合に行ったときは、帰りに「勝屋」さんに寄ってくるのが楽しみでした。列車、バスの時刻に間に合わず、友達のHくんと歩いて帰ったことがありました。バカな思い付きを実行するのが中学生です。佐敷トンネルの長さと暗さ、スピードを出して通過するトラックの恐怖と言ったら。中学生時代、最も後悔したことの一つです。結局、トンネルを抜けた後、海浦からバスに乗りました。

 郡市総体前は、八代第一高校(秀岳館高校)、水俣工業高校とも練習試合をしました。F先輩に水光社に連れて行ってもらい、「釜揚げうどん」をごちそうになりました。食べ物をくれる先輩は良い先輩です。

 顧問のO先生は、バレーボール経験はありませんでしたが、練習ではよくサーブを打ってもらいました。作戦タイムの「確率では…。」数学の先生らしいアドバイスでした。

 練習や試合以外のことを含めて部活動生活ですね。(H)

 

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