校長ブログ「秘密の部屋」

【手柄は生徒に】011126

 昨日は芦北教育事務所の学校訪問でしたが、職員と生徒が両輪となった取組について評価をいただきました。学校で一番大切にしていることですので、職員一同とても嬉しく思いました。

 生徒を主役とした取組は、教師側が主導する生徒指導の面にも見受けられます。生徒指導の今年度テーマは「潤いと輝きにあふれる学校~生徒に寄り添い、自立へつなげる生徒指導~」です。

 年度当初、生徒指導主事からは、「生徒一人一人が輝くためには、『頑張る自分』、『頑張りを支える仲間』が大切になる。職員には、生徒一人一人が伸びていくための支持的風土づくりに取り組み、互いに思いやりを持って、認め合い、励まし合い、高め合いながら協力していく人間関係づくりに務めること、そのための視点を与えながら教育活動を行うこと、また、一人一人の良さを認める目をもち、成長段階を把握した上で、どのような思いで自分が指導しているのかを語り、説得ではなく納得させる指導を行うこと、人権感覚を高く持つこと、毅然とした態度で生徒と向き合うこと。」を共通理解・共通実践していきましょうという提案がされました。型にはめ、私たちの自己満足で終わらないようにしたいという思いがあります。

 本校の生徒指導の具体的実践の一つに「学級経営、行事、部活動などさまざまな取組を教師が見通しを持ってPDCAサイクルにより取り組む。また、できたことを生徒の手柄にし、充実感や達成感を味合わせるようにし、次の取組につなげる。」ことがあります。今回の選挙も、そのことを共通理解・共通実践ができていることが嬉しいです。(H)