校長ブログ「秘密の部屋」

【英語暗唱大会】011010

 駅伝の練習をしながら頑張ってきた人も多くいます。今日は郡市英語暗唱大会がつなぎ文化センターで開かれました。田浦中からは1年生5人、2年生5人、3年生3人が参加し、入賞こそ逃しましたが、それぞれが表現力豊かな素晴らしい発表ができました。文化祭でも発表予定です。

 実は私も中学生の時に英語暗唱大会に出場したことがあります。繰り返し練習した、「We have a lot of earthquakes in Japan.(日本はたいぎゃな地震の多か。)」の一文が頭に残っています。日常生活で使う場面がないのが残念です。

 開会式のあいさつで、「英語が話せるようになると、世界の5分の1の人と話ができるようになる。」というお話がありましたが、高校時代は英語の先生に「予習しとらんやつは2階から飛べ。」と言われながら受験勉強に取り組み、何のために学ぶかが抜けた、単なる合格への手段になっていました。40年前は、「外国で暮らしたりはせんけん、英語は勉強しても使わん。」と思っていましたが、ネットでつながる時代になるとは。

 当時ほしかったのはドラえもんの「ほんやくこんにゃく」。食べれば相手の言葉は自分の国の言葉に聞こえ、自分の言葉は相手の国の言葉にほんやくされて伝わるというすごい道具です。今は、スマホの翻訳機能が「ほんやくこんにゃく」の代わりになっています。アプリの精度が上がることを期待するばかりです。

 余談ですが、私たちと言葉が通じるのは歴史上の人物で言うと、織田信長以降くらいからだそうです。源頼朝と話すには「ほんやくこんにゃく」が必要です。(H)