学校生活

2018年12月の記事一覧

願書書き

12月13日(木)放課後、会議室では、3年の生徒と3年の先生方が顔を突き合わせて何かしています。入ってのぞいてみると願書を清書していました。付箋がいくつかついていたので書き直しているようです。真剣な表情で一字一字丁寧に書いている姿を見て、いよいよだなと気を引き締めました。


鹿北小・中学校学校運営協議会

12月13日(木)15時00分より、鹿北小学校会議室にて、鹿北小・中合同学校運営協議会が行われました。最初に学校側から、小学校運動会と中学校体育大会合同開催について説明し委員の方々から意見をうかがいました。様々な意見が出されましたが、方向性としては、1回やってみて成果と課題を確認していくことが大切ということで集約されました。

2つ目は、体力向上についてです。小学校運動部活動が社会体育へ移行したこと、スクールバス利用等により体力低下が懸念されるとの学校側からの問題提起に対して、白熱した議論が展開されました。そして、地域主体の組織を立ち上げ、PTAからの資金援助等を受けながら、指導者を確保すること、小さい時には、遊びや楽しく運動できる環境を整えることなどたくさんの提案がありました。

 地域の方々が課題に対して、自分たちの課題ととらえていただき、主体的に関わっていこうとの熱い思いが伝わってきて、こんな話し合いができることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。本当にありがとうござました。

委員会活動

12月13日(木)の昼休み、ランチルームでは、生活安全委員会とすこやか環境委員会が話し合いを行っていました。それぞれの委員会が自主的に活動を創る話し合いを行っていくことで、自治力がつき、自治的な学校づくりが行われていきます。こんな地道な活動こそが大切だと思いました。


2年英語、検証授業授業

12月13日(木)3時間目、2年英語の検証授業が行われました。じゅぎょうの見どころ(工夫した点)は、「板書やヒントを参考に、自力解決できる工夫を行う」です。鹿北町を英語で紹介する文章を作成する際に、黒板の掲示物を参考に各自で考える姿がたくさん見られました。英文にあてはめながら、そして、いくつかの英文をつなげることせ、一人一人が自然と紹介分を完成できる配慮がなされていました。生徒も集中して積極的に取り組んでいました。楽しく、真剣に学ぶ雰囲気がありとても活気のある授業が行われていました。


鹿北小・中学校期集会

12月13日(木)8時10分より鹿北小・中学校期集会を行いました。

Ⅰ期(小1~小4)は鹿北小学校で、Ⅱ期(小5~中1)は鹿北中学校ランチルームで行いました。なお、Ⅲ期(中2・3)は、21日(金)に開催予定です。

Ⅱ期の集会では、小学生が司会進行を担当し、「もっとあいさつができるようになるのは」との問題提起をして、各班で話し合いを行いました。小・中学生とも頭を突き合わせて活発な話し合いを行う姿を見て、1年間話し合い活動に取り組んできたことでの成長を実感しました。その後、話し合った結果を発表しましたが、みんな元気よく手を挙げることができ、安心して発表できる雰囲気があることがうれしかったです。

 今日の話し合った結果をこれからの一人一人の行動に生かしていくことを期待します。



クーマ成果発表会&生徒会認証式

 12月12日(水)6時間目、クーマ交流成果発表会と生徒会認証式が体育館で行われました。新執行部への委嘱状交付、新委員長の発表、選挙管理委員長からの言葉、旧生徒会役員感謝状授与と続きました。また、新委員長任命式も引き続き行われました。

 まず、今年の生徒会執行部のみなさんに「本当にありがとう。ご苦労さま」と言いたいです。冬休みの生徒会年間テーマを決めるリーダー研修会。テーマが決まるまで何度も議論を重ね、ようやくテーマ設定までこぎつけました。この生徒会年間テーマは、新年度の様々な目標(テーマ)の中でも一番最初に決まる目標です。だからとても重要なのです。なぜなら、この生徒会テーマが鹿北小・中学校の教育活動に大きな影響を与えていくからです。「相手の気持ちを理解し、意見を言い合える仲間になろう」、「お互いの思いや意見を、勇気を持って素直に伝えよう」との実践事項が決まった時、生徒自身が感じている自分たちの今の課題をその中に落とし込みました。それを受けて、小・中学校の教職員で話し合い、鹿北小中学校の校内研修でも特別活動を大きな柱として、小学1年生から中学3年生まで全学級で徹底的に「話し合い活動」に力を入れていこうということになりました。これは、生徒会テーマや実践項目と学校の教育活動が連動しているということです。

 生徒が悩んで話し合って決めたテーマや実践だからこそ、そこに課題が見えてくる。それならば、それはそのまま学校の課題ともなりえる。だから、私たちも一緒にその課題克服に取り組んでいこう、というスタンスです。

 そんなテーマや実践を創ってくれた生徒会執行部のみなさん、本当にありがとうございました。

 そして、新生徒会執行部のみなさん、みなさんが、冬休みの小・中合同リーダー研修会で議論を重ね、どのようなテーマや実践を創っていくのか、そのことを大いに期待しています。そして楽しみにしています。

 鹿北小・中学校は、再び新たな一歩を踏み出そうとしています。



オーストラリア、クーマ交流成果発会

12月11日(火)15時30分より、山鹿市民交流センターにて、オーストラリアの姉妹都市「クーマ」交流の成果発表会が行われました。今年の11月に山鹿市の代表としてオーストラリアに行った各中学校の生徒が、その時に学んだこと、気づき、感じたこと、驚いたこと、文化の違いなどについて発表しました。どの学校の生徒も、新鮮な感覚でそこに行った人でなければわからないことを、丁寧に伝えてくれました。本校の2名の生徒も、食、建物、ホームステイ先での生活など様々な角度からの発見や交流の様子を伝えてくれました。そして、高校生活に生かしていきたいこと、これからの生徒会活動で生かしていきたいことなどについても発表してくれました。

 2名の生徒は、12日(水)鹿北中学校体育館にて全校生徒にも報告してくれます。学びを共有してたくさんの刺激を受けることができることと思います。

鹿本農業高校教育課程研究指定校研究会

12月11日(火)13時10分より、鹿本農業高校にて国指定の教育課程研究指定校事業に係る研究協議会が開催されました。

 研究主題は、「地域資源を活用した系統的な農業学習の実践」です。特に印象に残ったことは「農業を学ぶ」から「農業で学ぶ」という視点です。生徒が地域資源の活用や地域との交流を通して、思考力・判断力・表現力をつけるとともに、社会人基礎力の育成を図っていく。この取組はとても魅力的な実践だと思いました。

 2年間の研究の1年目の中間発表ということで、これからの研究がますます楽しみになりました。

読み聞かせ、ありがとうございました!

12月11日(火)、今日は8時10分からマザーグースの皆さまに「読み聞かせ」を行っていただきました。2年生の教室では、「クリスマスのおくりもの」を読んでいただきました。遠くの山の上の一軒家までプレゼントを届けようと、いろいろな困難を乗り越え、いろいろな人のやさしさに助けらながら進むサンタクロース。ひやひやどきどきの展開に、「フ~!」とか「あぶない!」などの声が聞こえてきます。みんな完全に絵本の中に入り込んでいます。そして、やっとの思いでプレゼントを届けることができた時、教室の中にホッとした空気が流れました。そして、心が温かくなりました。

こんな形で一日がスタートできるというのは、とてもいいなあ!と思いました。

マザーグースの皆さま、少し早いですが、すてきなクリスマスプレゼント、ありがとうございました。

「授業力向上プロジェクト」社会科検証授業

    12月7日(金)、社会科の検証授業が行われました。今回は鹿北版UD化チェックリストの項目「ねらいに応じて様々な学習形態を工夫している」を重点的な取組項目として、「課題を追求する内容について、机を対面にし、自分の考えを出し合える場の工夫」に取り組んできました。その成果を検証する授業です。見どころは「討論形式の学び合い」と設定されていました。
    3年生公民の授業内容は、どこにコンビニエンスストアを出店するのかを様々な条件を考察して決定していくというもの。5つの出店候補地から、まずは自分の考えをまとめて出店場所を考え、その後、それぞれのメリット、デメリットについて意見を出し合い、どこに出店するのが良いのかをみんなで考えていきます。
    机を対面形式にしての意見交換では、たくさんの意見が出され活発な学び合いの場面が見られました。最後にもう一度、意見交換後の、自分なりの出店場所を確定しました。意見交換前と後で、出店場所を変えた生徒もいれば、変えない生徒もいました。
     今までの実践が生かされ、授業改善の成果が見られる内容でした。今回の授業改善の流れを止めることなく次の課題を自ら設定してさらなる授業力向上につなげてほしいと思います。
     今回の社会科の授業のように、鹿北小・中学校では、すべての授業で短期間のPDCAを繰り返しながらの授業改善に取り組む「授業力向上プロジェクト」に取り組んでいます。

山鹿市長表敬訪問

    12月7日(金)、「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰受賞報告のため、山鹿市長を表敬訪問いたしました。
    生徒会長から受賞の報告と、どのような活動に取り組んできたのかを紹介させていただきました。また、鹿北町を代表して校区長さんより、地域の人たちに希望を与えてくれる活動をこれからも継続して行ってほしいと思いが伝えられました。
    中嶋市長より、受賞に対するお祝いの言葉と、かほくまつりの時の中学生と地域の方々が協力して神輿を担ぎ復活させる姿を見て本当に感動した。中学生が地域の方々とともに様々な活動を行うことで地域がますます発展する。これからも頑張ってほしいとの激励の言葉をいただきました。
    堀田教育長からは、鹿北中学校の取組は、山鹿市だけでなく熊本県を引っ張っていく取組。今、鹿北中学校はとても勢いがある。生徒が大きく成長している。この勢いをさらに強くして、鹿北中ブランドを築いてほしいとの熱い励ましの言葉をいただきました。
    今回の受賞を励みに、これからも地域とともにある鹿北中学校を目指して、様々な取組を地域の方々と創造していきたいと決意を新たにしてます。

2年生が帰ってきました。

    12月5日(水)、午後6時30分過ぎ、鹿北中学校修学旅行団が沖縄から帰ってきました。平和について学び、団結を深めて帰ってきた2年生。修学旅行は終わりましたが、これからが始まりです。平和を学び、どのように日々の生活に生かしていくのか、団結を深めどう学校生活に生かしていくのか。いよいよ2年生の出番がやってきます。学びを行動に。これからが力を発揮する時。
    明日からまた学校がにぎやかになります!

「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰

12月3日(月)東京の文部科学省にて、地域学校協働活動における鹿北中学校の取組が評価され、「かほくまつりサポーター会議」が文部科学大臣表彰を受賞しました。

この賞は鹿北中学校が受賞したというよりも、昨年度の卒業生も含め、鹿北町のためにとの熱い思いを持ったすべての方々に対する賞だと思っています。

7日(金)は、生徒会長が代表して山鹿市長を表敬訪問し、受賞の報告をさせていただきます。また、10日(月)は校長が地域の方々に報告をさせていただきます。

これからも地域の方々と共に歩んでいく鹿北中学校でありたいと、さらに決意を強くしています。