二中ブログ

2023年8月の記事一覧

【資源ごみの分別】050802

 夏休み中で朝からの分別収集参加も可能です。地域の方とのコミュニケーションをどんどん取りましょう。

 水俣二中は平成8・9年度に「郷土の自然を愛し、思いやりのある生徒の育成~水俣に根ざした環境教育の実践~」を主題に、熊本県教育委員会指定環境教育研究推進校の取組を行いました。その実践の一つとして平成8年から始めたのが、地域ごみ分別収集活動です。

 3年生の入試面談の練習でボランティア活動の経験を問うと、多くの人が「分別収集をしました。」と答えます。さらに、「分別収集はなぜ始まったのですか?」と聞くと、正しく理解していない生徒が多くいます。ここでおさらいをしておきましょう。

 水俣環境クリーンセンターでは、最初は「燃えるもの」と「燃えないもの」に分けていたのですが、平成5年の3月に燃えないごみの中に黒い袋に入れられた中身の残った小型プロパンガスボンベが入っており、そのまま破砕処理施設に運び込まれて、作業中に爆発、機械は破壊され、屋根も破壊されるという大事故が起きました。人身事故にはなりませんでしたが、何千万円もの費用が修理にかかり、このような危険なものを出してしまう市民にも責任があるのではないかという意見が出たそうです。

 20種類の分別は、モデルの7地区からスタートし、全地域で実施されるようになりました。2種類から20種類へ、大変なご苦労があったかと思います。平成13年からは生ごみの分別が始まり24種類、令和2年度からは23種類に分別しています。

 私の息子たちも生まれた時から分別が当たり前なので、小さい頃は「コンビニなど、ゴミ箱が燃えるゴミ、ペットボトル、カンの3つしかないと困る。」と言っていました。水俣で育った子どもたちには当たり前のこととして定着しています。

【葉月】050801

 8月の呼び方に葉月(はづき)があります。旧暦では9月に当たるため、語源は秋に関係しているようです。木の葉の紅葉が進み、葉が落ちる月、「葉落ち月(はおちづき)」の略、稲の穂を張る「穂張り月(ほはりづき)」の略、雁が渡ってくる月であることから「初来月(はつきづき)」の略などいろいろな説があります。

実は私が昭和62年に受考した教員採用選考考査にこの中の一つが出題されました。

1月睦月(むつき)正月に親類一同が集まる、睦び(親しくする)の月。

2月如月(きさらぎ)衣更着(きさらぎ)とも言う。まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する(更に着る)月。

3月弥生(やよい)木草弥生い茂る(草木が生い茂る)月。

4月卯月(うづき)卯の花の月。

5月皐月(さつき)早苗(さなえ)を植える月。

6月水無月(みなづき)「無」は「の」、田に水を引く月。

7月文月(ふみづき、ふづき)稲の穂が実る月(穂含月:ほふみづき)

8月葉月(はづき)木々の葉落ち月(はおちづき)。

9月長月(ながつき)夜長月(よながづき)。

10月神無月(かんなづき)全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になるから。出雲地方だけ神在月(かみありづき)

11月霜月(しもつき)霜の降る月。

12月師走(しわす)師(お坊さん)が走り回る月。