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【ネコの日】310224
過ぎてしまいましたが、2月22日は「ニャンニャンニャン」でネコの日でした。9月29日は「来る福」で招き猫の日、11月1日は「ワンワンワン」で犬の日です。
ネコの日は世界各国で制定されており、ロシアが3月1日、イタリアが2月17日、アメリカが10月29日、国際動物福祉基金(通称IFAW)が定めた『世界猫(International Cat Day、World Cat Day)』は8月8日。その日にした理由は不明ですが、イエネコから野生のヤマネコまで、ネコの保護について考える日とされています。
うれしいことにアメリカが8月17日、イギリスが10月27日、イタリアが11月17日など色々な国に「黒猫の日」がありますが、制定された理由はあまりうれしいことではありません。黒猫は不吉と考えられ虐待された歴史があるため、理解を図ろうと言うことのようです。今でも、保護施設にいるネコの多くは黒猫。写真写りが悪い、インスタ映えしないなどと言う身勝手な理由で捨てられることが多いと聞きます。許せないことです。
黒は自然界では隠れやすい色なので外敵に襲われることが比較的少なく、穏やかで甘えん坊が多いそうです。黒猫を飼いだすと、世の中には黒猫グッズがやけに多いことに気づきます。そして、身の回りが黒猫だらけになっていきます。確かに魔法が使えるようです。(H)
【お礼】310223
義父の通夜及び葬儀に際しましては、大変お忙しい中、過分なるご厚情を賜りありがとうございました。この場をお借りしまして、深くお礼申し上げます。(H)
【PTA臨時総会】310222
本日は大変お忙しい中、臨時PTA総会にご参加いただきありがとうございました。本来ならば、会の中でご挨拶を申し上げるべきところでしたが、都合により出席できず大変申し訳ございませんでした。
さて、全国的に悲惨な虐待事件が続いていることはご存知かと思いますが、警察庁が2月7日に公表した、平成30年の犯罪情勢によると、虐待を受けた疑いがあるとして児童相談所に通告した18歳未満の子供は前年比22.4%増の8万104人に上りました。8万人を超えたのは統計のある平成16年以降初めてで、過去5年間で約2.8倍に増加したそうです。内訳で、5万7326人と最も多かったのが暴言などの心理的虐待、暴力による身体的虐待が1万4821人、ネグレクト(育児放棄)などの怠慢・拒否が7699人、性的虐待が258人で、いずれも前年を上回ったそうです。
私たちが子どもの頃と今とでは虐待に関する社会の捉え方は大きく変化しています。しつけだから、自分もされたことだから、叩かれて良くなったから等の認識を変え、PTAを中心に、くまもと「親の学びプログラム」などを活用した、子育ての互いの悩みを共有できる取組を進めたいと考えるところです。(H)
【親離れ・子離れ】310221
今年の3月で次男は大学を卒業し、県内の企業に就職する予定です。明日10時が卒業認定結果の発表だそうです。「たぶん大丈夫。」まさかがないことを祈ります。
先日「就職、結婚(まだその予定はありませんが)、子育て(こちらもまだ先のことですが)など将来のことを考えると吐き気(嫌になるということではない)がしてくる。」と話していました。親からの精神的・経済的独立や、家族を支える立場になっていくことを真剣に考えている証拠だと思い安心しました。一番下の子どもは、いつまでも子どもと思いがちですが、いつの間にか成長しています。
そのことについて「爺ちゃんは2年間入院したままで回復は困難だけれども、生きていてるだけで安心感がある。お父さんも家族の中で本当に一番上の立場になることへの不安感がないわけではない。」という話をしました。大人と大人の話ができるようになったのはとても嬉しいことです。
確実に親離れは進んでいますので、難関の子離れを目指します。(H)
【偶然】310220
長男が3歳の頃、妻が車を買い替えました。新しい車を見て、「お父さん、ワゴンRに犬が乗っていたらどうする?ワワンRになるよね。」「ネコが乗っていたらどうする?ニャニャンRになるよね。」「ワニが乗っていたらどうする?ワニッRになるよね。」どうすると聞かれましても…。子どもの発想はおもしろい。しばらくは〇〇Rを考えるのがブームでした。
2代目も購入から10年以上経過したので、先日、車を見に行きました。軽自動車の装備の充実には驚かされます。最近の軽は値段が高いと思っていたのですが、「同じ機能ならデスクトップパソコンよりもノートパソコン、タブレット、スマホが高い。」という記事を読み、なるほどなと納得したところでした。小さなスペースに機能を詰め込む技術の凄さですね。
顔がオラついた車は嫌だとのことで、遊び心のある車に決めてきました。ナンバーもくまモンにしました。自動車販売店によると「この車は最近、水俣で2台売れました。」ということでした。
先日、義理の弟が新車に乗ってきました。何とその2台のうちの1台でした。近所の家が新車に代わっていました。何と2台のうちのもう1台でした。まさかの2台とも納車先は近所。4月にもう1台納車される予定です。(H)
【雨男】310219
今日予定していた持久走・駅伝大会は雨天のため中止になりました。最近天候に恵まれていたのに、今日だけ降水確率100%。各学級の応援旗もできていたのに残念でした。
ご存知かとは思いますが、特定の地域で、一定の時間内に1mm以上の雨または雪が降る確率のことです。過去に同じような気象状況となった際の降水の情報をもとに、統計処理をして確率を出しているので、10回中、すべて小雨でも10回降れば100%。土砂降りでも1回なら10%。小雨に期待しましたが残念でした。
行事や大会で雨が降ると、「雨男」「雨女」は誰かが話題になります。校長が交代するたびに、「今度の校長先生は雨男(晴れ男)やね。」等と言ったことがささやかれます。
「入学式も体育大会も文化祭も晴れた。立志式は小雨だったが、これはPTA行事なので除外だ!よし、晴れ男だ!」と思っていましたが…。卒業式はきっと晴れです。
余談ですが、昨年までの3年間はサッカー部の大きな大会はことごとく雨で、サッカー部の保護者の皆さんは雨対策が織り込み済みでした。
「誰が雨男?」私の口からは言えません。(H)
【いいコト流星群】310218
『現状維持は停滞』水俣二中で生徒会を担当するにあたり、村田校長先生から指針を示していただいたことを懐かしく思い出します。機を捉えた言葉の力は大きいですね。
田浦中の前執行部も新しいことに挑戦する姿勢がありましたが、新執行部は『いいコト流星群』という新しい取組をしています。先輩を越えようとする気持ちが良いですね。
『いいところ探しカード』自体はありふれた取組ですが、掲示方法が素敵です。黄色い画用紙でつくった星型のカードに友達の頑張りを記入し、夜空に見立てた職員室前の廊下の濃紺の広用紙に貼っていきます。今は、ただでさえ暗い廊下が、濃紺の広用紙でさらに暗くなっています。たくさんの星がきらめく明るい夜空にしたいですね。『映える』ようになったらHPに写真を掲載します。友達の輝きをカードに書いている時、きっと自分の心も輝いているはずです。
一人一人のプロフィールを書いた『プロフィールブック』の取組も実行に移すことができました。やると言ったことをどんどんやっていくエネルギーがあります。新執行部は公約実現内閣ですね。(H)
【烏賊(イカ)】310217
今週は部活動が1・2年生の学年末テスト休み期間に入ったため、福岡方面に職員旅行に行ってきました。ドームで「B〇〇」のコンサートがあると言うことで、ホテルはものすごく、恐ろしく、やっばなし値上がりしていてとれませんでした。
昼ご飯は海鮮料理に行きました、もともと行く予定だった人気店は開店前から行列ができていました。後の予定もあり、残念ですが早々に諦めました。メニューを眺め、旅行先だからと全員がスペシャルランチでと決めた後、N先生の目に「イカ丼」の文字が止まりました。普段は迷わない心が揺れました。「やっぱりイカ丼にします。」
イカの刺身と、色々な薬味が出てきました。みんなの「おおっ!」という声に満足げでした。写真を撮り、どんな味付けをして食べようかとニコニコ。おいしそうに方張り、後は黙々と食べ続けました。黙々と…。
車の中で「イカが多すぎた。」「新鮮で歯ごたえがありすぎた。」「イカ好きなのに。」「しばらくはイカはいい。」「なぜ自分はスペシャルランチから変えたのか。」
『後悔先に立たず』『過ぎたるは猶及ばざるが如し』『隣の芝は青く見える』
三つの教訓を得た意義ある職員旅行でした。(H)
【知行合一】310216
田浦中の『学校だより』のタイトルにもしている知行合一(ちこうごういつ)は、陽明学(孔子の生きた『春秋戦国』時代から1900年ほど後の『明』の時代に王陽明がおこした学問)の命題の一つで、簡単には「知識は行動と一致してこそ意味がある、本当の知識は実践をともなわなければならない」というような意味です。
学校の論語階段に掲示している為政第二の「子貢問君子、子曰、先行其言、而後從之」孔子に、弁が立つ弟子の子貢が、「君子とはどんな人ですか?」と問うと、「普段からあなたが話していることを先に実行しなさい、その後から言葉が出てくる(まずすることをして、言いたいことがあればその後で言う)ような人が君子です。」と答えた。ことがもとになっています。
王陽明は、知って行わないのは、未だ知らないことと同じであることを主張し、知っている以上は必ず行いにあらわれると説きました。この考えは、江戸時代初期の陽明学者である中江藤樹が有名で、1837年に大阪で乱を起こした大塩平八郎も私塾「洗心洞」で門弟に陽明学を教えた陽明学者でした。松下村塾の掛け軸にあったことは昨日書いた通りです。私にとって、とても困難なことなので座右の銘にしています。(H)
【ぼんの】310215
昨夜、あるテレビ番組を見ていると「田舎は布団が重い」という話題があった。確かにそうだ。冬場に実家に帰ると、母から重い布団を載せられる。「寒くなかけんいらん。」「動かれん。」と言っても容赦ない。親の『煩悩』のなせる業なので、まずは素直に聞く。
ご飯(米)の量も多い。「そぎゃんな食わん。」と言っても容赦ない。これも『煩悩』のなせる業なので、まずは素直に聞く。
大雨や台風などがあると「逃げんでよかっか。」電話がかかってくる。「俺はもう53ばい、あんたどんが逃げんば。」と言っても容赦ない。これまた『煩悩』のなせる業。親にとっては、いくつになっても子どもは子ども。毎回、同じ会話の繰り返し。
とは言うものの、私も成人した息子が高熱を出したりすると、ちょっと熊本市まで見舞いに行ってしまう。妻からは「もう子どもじゃなかっやっで。」と言われるが仕方ない。これも『煩悩』のなせる業。
中学生の時、修学旅行で松下村塾に行った。そこには『知行合一』の掛け軸があった。吉田松陰が処刑される(安政の大獄)前に詠んだ辞世の句を知り心に沁みた。
「親思う心にまさる親心 けふのおとずれ何ときくらん」
子が親を思う心よりも、親が子を思いやる気持ち(親心)のほうがはるかに強い、その息子が処刑されることを聞いて、親はどう思うだろう。(H)
【田浦中学校区地域学校協働本部協議会】310214
来校された地域の方と話をしていると、生徒数の話が良く出ます。昭和22年に開校した当時の田浦中の生徒数は327名、学校の制度が変わったこともあり、最初の卒業生は19名でした。それから徐々に増え、ピークは昭和37年の793名、その後は減少期に入り、今年の生徒数は95名です。
今夜、今年度第3回の田浦中学校区地域学校協働本部協議会が開かれました。特に、ここ数年は田浦小中で遠足・学習会・あいさつ運動など生徒間の交流と、授業参観・中学校の先生による小学校の授業支援(+年に2回の懇親会)など職員間の交流を通し、互いの先生の顔や名前をあまり知らなかった「近くて遠い」関係から「近くて近い」関係へと発展し、第23代校長、松本弘二先生が常日頃話されていた「9年間のスパンで田浦っ子を育てる」という意識が職員にも高まってきたように思います。田浦小中のこのような実践は、先日、町議会の質問でも取り上げていただいたと言うことでした。これも協議会の皆様のご尽力があってこそです。
平成31年度の小学校の児童数は179名、中学校の生徒数は76名の予定です。小規模ですが、地域の皆様の心の拠り所となるような特色ある学校づくりに両校で努めていきたいと思っています。(H)
【ルービックキューブ】310213
校長室の近くに、パズルと3×3と2×2の2種類のルービックキューブを置いています。2年生のMくんはそこを通るたびに回しています。
ルービックキューブは、Rubik Ernő氏(ハンガリー)が1974年に考案した立体パズル、日本では1980年(昭和55年)に発売され、大ブームになりました。私はまさにその世代でしたが、保護者の皆さんも遊んだことがある人も多いかと思います。揃えることができず諦めるのが大多数、最後は分解して、組み直す…。
置いた次の日、キューブを見ると6面がきれいに揃っていました。2年生のSさんが揃えたそうです。次の挑戦者を待っています。
ちなみに、YouTubeにも動画がアップされていますが、世界最速はFeliks Zemdegs氏(オーストラリア)が2018年に打ち立てた4.22秒!(H)
【避難訓練】310212
4月までに仕上げないといけない大物のレポート作成の時間を確保するため、3連休はその他のレポートやあいさつ文、式辞、ブログなど計9本の第1稿を書き上げました。
家で仕事をしていると、足音もなく厳しい上司が近づいてきます。文章が気に入らなかったのでしょう、キーボードに飛び乗って「じゅいいいいあq」と校正して去っていきました。どんな意味か解読できません。
今日、不審者対策の避難訓練を行いました。不審者役の芦北警察署の大森さんによると「昨年はすごく体格のよい先生が最前線で対応、柔道の達人であるT校長先生が刺股を持って鋭く睨みつける姿に圧倒された。」とのことでした。校長室の壁紙にその跡が残っています。今回は、ルートを変えましたが、職員は臨機応変な対応ができました。
生徒・職員に対して、登下校中の危機管理についてお話をしていただいた後、刺股と盾の使い方についての実技指導がありました。使用に当たっては複数で対応すること、思い切って使うことの大切さを学びました。今日の経験を活かすことのない世の中であって欲しいものです。(H)
【あぜ】310211
先日、今年度最後のPTA役員会を開き、22日(金)の臨時総会に向けて打ち合わせを終えました。
その後の懇親会では、中学時代の部活の話(今では笑い話ですが完全非公開です)、先生の話(知っている先輩の先生が登場したので非公開です)、それぞれの母校への愛を感じました。途中、田浦中の生徒が駅伝の練習に頑張っている話から、中学生の頃、持久走の練習で田んぼの「あぜ」を走ってショートカットをしたという話へつながり、「”あぜ”って何ね?」「”あぜ”も知らんと?」と、言葉の話題に移りました。
K会長がある会議で話をしたところ、八代市の人には通じたのに、熊本市の人には通じなかったとのこと。「話し方のせいやろ。」という突っ込みがはいりましたが、県北、県南でも違いがあります。私も大学に入ったころ、近所の小さい子供から「お兄ちゃんは話し方が違うね。」と言われましたし、西合志での初任の頃は「えじい」が何の意味か分かりませんでした。
古い笑い話です。東北の中学生と九州の中学生が修学旅行で出会いました。それぞれが楽しそうに話していましたが、相手集団の特徴的な語尾を耳にして、
東北の中学生「“げな”ずら」
九州の中学生「“ずら”げな」(H)
【サイコロ】310210
チョコレートの猫のイラストが描かれた缶ケースが欲しくて、某郷土のデパートの特設チョコレート売り場に行ってしまいました。イラストのネコが、わが家のおはぎ(黒)とふわり(八割れ)に見えます。きっとモデルです。妻の職場にも入荷したのですが、売り切れて手に入りませんでした。
会場の入り口にはチョコレートでつくられた等身大のくまモンがいました。甘い香りが漂ってきました。中に入ると当然のごとく女性ばかりでした。一瞬、慌てたミスタービーンのような表情になったかもしれませんが、あとは淡々と、にこりともせず、「あった。これか。」と、いかにも頼まれたような顔で購入しました。久し振りに緊張しました。
長男からは「お父さんはあんなにネコは嫌いだと言っていたのに。」と言われます。語弊があります。子どもの頃、近所のネコにかかとに深く爪を立てられたので、「そんなネコは好きではない」と言っていただけです。
「おはぎも時々引っ掻くよ。」違います。机に置かれた紙に書かれたものを見るように「嫌なことをされた」と一方向から捉えるのが子ども、サイコロを見るように「でも、こんなに良くしてもらったこともある」と立体的なものの見方、考え方ができるのが大人の証です。
おはぎが引っ掻くのは愛情表現です。(H)
【世界の人口】310209
昨日のブログを書くために世界の人口を調べました。大学2年生の時の人口は約52億人でしたが、現在は約75億人。30年間で増加率は1.4倍を超えています。銀行の利息なら大変なところです。世界の人口は1秒間に2人以上増加、40秒もあれば田浦中が1つできる計算です。現在の日本の人口は約1億2521万人、1989年は約1億2320万5千人なので、あまり増えていないことが分かります。
インターネットを使い、一人に1秒使って75億人全員とあいさつをしたとすると、1億秒は3年2か月なので、終わるのは237年6か月後ということになります。地球上の男は35億人と言われても、あいさつするだけで110年8か月かかりますね。
キッズ外務省というHPで調べると、人口ランキング(2017年)は次の順でした。少しずつ見るとクイズになります。日本は何位でしょう?
①中華人民共和国13億8639万
②インド13億3918万
③アメリカ合衆国3億2571万
④インドネシア2億6399万
⑤ブラジル2億928万
⑥パキスタン1億9701万
⑦ナイジェリア1億9088万
⑧バングラデシュ1億6466万
⑨ロシア1億4449万
⑩メキシコ1億2916万
日本は11位でした。(H)
【中国語】310208
昨日、熊本市で会議がありました。JRと市電を利用しましたが、車内のあちらこちらから中国語での会話が聞こえてきました。そういえば、2月5日は春節(中国の旧正月)だというニュースが流れていました。2月4日から10日までの7日間が連休になるそうで、家族連れの旅行客を沢山見かけました。
小さな子どもが口をとがらせてお母さんに訴えていました。「え~っ!またお店でご飯なの。旅行は行儀良くご飯を食べないといけないから嫌だ、早く家に帰りたい!」とでも言っているのでしょうか。おっと、これは息子が小さいころのセリフでした。
高校生の時に、先生から「中国語を学ぶと世界人口の4分の1の人と話ができる。」という話を聞き、素直な私は大学の第2外国語では中国語を選択しました。私の苗字に使われている「畑」は「漢字」ではなく「国字」なので、それに当たる中国語の発音がないことも講義の中で知りました。
ある日、バイト先に中国人の方がお客としていらっしゃいました。機会があれば実際に話してみたいと思っていたので、挨拶とほんのちょっとの説明はチャレンジしてみました。51億8574万3040人(1989年現在)分の1人と話ができました。
言葉は使わないと忘れます。同級生の某中学校M先生は、1月の同窓会の席で中学生の時、中国語クラブで競衛先生から習った中国語の歌を熱唱していました。ここだけの秘密です。(H)
【ダンゴムシ2】310207
ブログの10月6日号に書いた、カプセルトイの「ダンゴムシ」を先週、熊本市内の某ショッピングモールでついに発見しました。別のショッピングモールの「ガシャポンの森」はいつ行ってもソールドアウト、「入荷は未定です」の張り紙。クレーンゲームの景品にしてある店もあり、残念な思いをしていました。
ネットショッピングでは5倍近くの値段になっているものもあり、需要と供給の理論とは言え、欲しくもないのに大量に買って、転売して儲けようとする「転売ヤー」に憤懣やるかたない思いです。
お金を入れてハンドルを回すと丸まった形で実物の1000%(つまり10倍)のダンゴムシが取り出し口から出てきました。外骨格がそのままカプセルの代わりになっており、開くと軟質素材でつくられた触覚や足がゾワゾワと出てきて、苦手な人にはゾワゾワっとなる感じです。いつもの場所にグレーを展示中。本物を触ることができない人もいるでしょう。噛みついたりはしません。ぜひ模型を手に取って観察してみて下さい。可愛さがわかるはずです。
気に入っても、本物を集めてポケットに入れたりしないようにしましょう。洗濯機が大変なことになります。(H)
【笑顔条例】310206
1948年、アメリカ合衆国アイダホ州ポカテロ市(City of Pocatello)のジョージ・フィリップス(George Philips)市長はある条例案を提出、冗談で市議会も可決しました。施行はされていないようです。
ポカテロ市のHPをグーグル翻訳したところ「ジョージ・フィリップスは、それが違法ポカテロに笑顔を作っていない条例を可決しました。「スマイル条例」は市職員や市民の精神を湿らせていた非常に厳しい冬、結果として、頬に舌を渡されました。」と意味が分かりません。気になった方は姉妹都市の『北海道岩見沢市』のHPを検索ください。
第一条 しかめっ面、眉間にシワを寄せる、人をにらむ、怖い、不機嫌そう、落ち込んでいるといった印象を与える表情は違法である。
第二条 市民が笑う習慣を身につけるために、毎年8月9日から14日までを『笑顔週間』とする。
第三条 笑顔チェックの役所を新たに作り、笑顔がない人を逮捕する権限がある特別官を置く。
第四条 条例に違反して有罪となった人は、笑顔作りの講習を受けなければならない。
田浦中の校風にもぴったりです。生徒会活動に活かしたいなと考えています。(H)
【19人】310205
ニュースを見ていると、『アメリカ合衆国ハワイ州議会で、たばこの購入が許可される年齢を、現行の21歳以上から100歳以上まで段階的に引き上げる法案の審議が始まった。』という記事に目が留まりました。世界のおもしろ法律に追加されそうな内容です。
ハワイはもともと喫煙には厳しく、レストラン、ホテルのロビー、公共施設などは室内、屋外の関係なく、電子タバコも含め全面禁煙とされており、違反者は罰金を科されるということです。
この法案では「州内でたばこが購入できる年齢を2020年までに30歳以上として、その後も40歳、50歳と毎年10歳ずつ引き上げて、2024年以降は100歳以上とする。」とされていますが、電子たばこや葉巻、かみたばこは対象に含まれないなど?もつきます。年は1年に1歳しかとりませんので、来年30歳の人も、再来年は吸えないと言うこと。もはや『タバコは禁止』に等しい法案ですね。また、法律は滞在する外国人にも適用されますので、ハワイ旅行中は喫煙できないということになります。
ちなみに日本の100歳以上の人口は6万9785人、2017年の統計では芦北町で100歳以上の方は19人だそうです。
3年生は「自由権」、「公共の福祉」、「税収」など、公民の学習内容とからめて考えてみると面白いですね。明日は別の法の話です。(H)
【新入生説明会】310204
私たちが小学6年生の頃(昭和52年度)は、中学校に行ったら丸刈りにせんばいかん。部活に入らんばいかん。昨日まで〇〇ちゃんと呼んでいたのに「〇〇先輩」て言わんばん。授業ごとに先生が変わらす。先生が厳しい。先生たちはジャージじゃなか、背広ば着とらす。中学校は鉄筋コンクリートでできとる。など、どうでもよいことにもドキドキして中学校入学を迎えました。入学式では、中3の先輩方がすごく大人に見えて圧倒されました。
今、中学生に聞くと、入学前は少しドキドキしたけど、先輩は優しいし、先生たちもおもしろいと言います。
毎朝のランニングに休まず参加している先輩たちがいます。部活動の時間になると復活する先輩たちがいます。笑顔を広げる生徒会活動に一生懸命頑張っている先輩たちがいます。進路決定に向けて一所懸命勉強している先輩たちがいます。
私たちの中学時代との違いは、大人に用意された線路の上を走るのではなく、自分で道を切り拓きながら先に進んでいる生徒が多くなったことです。
田浦中学校は自分で自分を鍛える学校です。そのきっかけを与え、励まし、声を掛け、支える先生たちがたくさんいる学校です。手本となる先輩がたくさんいる学校です。(H)
【立志式】310203
今日、2年生のPTA行事「立志式」を行いました。式の初めに、平江大八隊長様と葦北鉄砲隊の皆様による祝砲が鳴り響きました。深く感謝申し上げます。志を立て、未来に羽ばたこうとする子どもたちの、まさに火蓋を切っていただきました。
少し雨が降りましたが、予定通り御立岬公園で決意表明をすることができました。
立志式は、武士社会で数え12~16歳の立春の日に行われていた元服式がもとになっています。この日を境に、髪型、衣服を大人のものに替えて、社会から一人前の大人として認められました。
西郷隆盛が尊敬した幕末の志士『橋本左内』は15歳の時記した『啓発録』に、「自分は何をしてもおろそかで、注意が行き届かず、弱々しくてぬるい性格であるため、いくら勉強しても進歩がない。これではとても父母の思いに応え、藩や主君のお役に立ち、祖先の名を輝かすような人間になれるはずもない。どうしてこんなに駄目なんだろう。そう思うと情けなくてたまらず、毎晩涙で布団を濡らした。」そして
〇稚心を去る 〇気を振う 〇志を立てる 〇学問に勉める 〇交友を択ぶ
ことが大切だとということを記しています。
今日を決意の日、具体的な目標、期限を決め動き出す日にしましょう。皆さんの挑戦に期待し、応援しています。(H)
【歌は気にするな】310202
明日は節分。節分はもともと、立春・立夏・立秋・立冬という4つの季節の始まりの前日ですが、江戸時代以降に節分と言えば立春の前日を指すようになったようです。
常駐している家庭もあるかもしれませんが、今日は鬼がやってくる日です。魔の芽が出ないように炒った『摩滅(豆・まめ)』を鬼に投げつけて追い払う「鬼は外、福は内」の声は聞こえるでしょうか。
過去には昼休みに教室を豆だらけにしたクラスもありました。この時期給食に出る節分の豆を先生にばれないように食べたふりをして袋だけ食缶に捨て、豆はティッシュに包んで隠し持っておく。なかなか創意工夫が働きます。参考にしないでください。
鬼がいるのは鬼門とされる丑寅(うしとら)の方角。鬼が「牛の角」と「虎のパンツ」を履いているのはそんな理由です。また、鬼を倒せるのは、逆方向(裏鬼門)にあたる未申(ひつじさる)の方角の「サル!トリ!イヌ!」コンボが最強。桃太郎の仲間には必然性があるということです。
やっぱりネコじゃ無理かぁ~。(H)
【まだまだです】310201
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。今年度も残すところ2か月です。今日は公立高校の前期選抜の日。朝から本校生徒が受検する高校を巡回してきました。結果通知は2月12日(火)、緊張の三連休ですね。
私は今月末に、1年の中で最も「言い訳」を考える日「人間ドック」を予定しています。思い立ったが吉日、大切な言葉です。わかります。子どもたちにもよく使います。
しかし、寒い中に外を歩き回るのも病気の元です。気温の変化は血圧上昇につながります。インフルエンザの流行するシーズン。食べて抵抗力をつけることが大事です。食べ物を残すことは間違っています。変わったお菓子は試してみると話題作りにつながります。挨拶の原稿もたくさん仕上げないといけません。期限を守るのは信用の問題です。色々な情報を収集するために、帰宅したらテレビやネットニュースも見ないといけません。ゲームを完全否定しては生徒と心から通じ合うことはできません。タバコもアルコールも摂りません。ヨーグルト・牛乳は毎日摂っています。「せっかく肥えたとに、痩すっともったいなか。」母の教えは守らないといけません。
それと、それと、う~ん…。
学校には私より大きい人がいます。私はまだまだです。(H)
【前日に言われても】310131
明日は公立高校の前期選抜です。自分をしっかりアピールしてきてください。
まず、面接官に体を向けてしっかり話を聞くこと。何を聞かれているのか正確に把握すること。自分の考えをまとめること。面接官に伝わるように話すこと。結論と理由を明確にすること。丁寧な言葉で。語尾ははっきり。
集団面接の場合は、前の人の意見に賛成か反対か立場を明確にすること。賛同した時は頷き。「同じです」と単に賛成せず、さらに意見を補強できるとこはないか考え。「間違っていると思います」と単に反対せず、同意したり歩み寄ったりできる部分はないか考え。
笑顔を絶やさず。時には圧倒的な熱量で。時には氷の中に入れた銘菓「陣太鼓」のような冷静さを保って…。「アメニモマケズ」のようになってきました。
そんな、前日に言われても…。
いいえ、面接官を「友達」や「先生」に置き換えれば、中学校入学時から毎年1015時間の授業の中で「田浦中スタイル」として取り組んできたことです。
「陣太鼓」のようには、今言いました。(H)
【集中できる時間】310130
2月は公式の場で挨拶をする機会が4回(立志式、新入生説明会、PTA役員会、PTA臨時総会)あります。入学式や卒業式の式辞は別ですが、他の挨拶の原稿はA4用紙1枚以内、3分程度で話せる内容と決めています。
元NHKのアナウンサー堀尾正明さんは、「ニュースは1分10秒~1分半の長さにまとめられている。視聴者はこれ以上だと長すぎると感じ、これ以下だと物足りなく感じる。『一言お願いします。』と言われた時も、たいていの人は話が15秒や20秒で終わってしまい時間が余り過ぎたり、逆に3分、5分と長く話しすぎたりしてしまうことが多い。短すぎれば印象に残りにくいし、長すぎれば飽きられてしまう。特に長すぎるのは禁物で、悪い印象しか残さない。」と話しています。
水俣二中でお世話になったF校長先生からも、「どんな良い話でも、長い話は拷問」と教えられました。来賓・保護者・地域の皆様へのお礼の後、「私の思いはこれです。」と、ジャージを開け、中のTシャツの「完全燃焼」の文字を披露。体育大会の30秒程度の挨拶にはあっけにとられましたが、拍手喝采だったことを思い出します。(H)
【雑記】310129
〇田浦小T校長先生は、毎朝集団登校に回られています。先日、私の実家の近くを通ると、母が家の外に出ていたようです。校長先生が「お早うございます。」とあいさつをしたところ、母から「おはよう」と返ってきたとのこと。近づくと「あらっ!すみません、息子と間違いました。」しょんなか、しょんなか。児童に間違えられ、母に間違えられ、こんなところでも小中連携が進んでいます。
〇1月18日に、横綱稀勢の里が引退しました。17日の相撲を見た母が「膝に力が入っとらん。」「膝を一回ケガすればわからん。」と、手術をした自分のヒザを見ながらしみじみ語っていました。まるで親方のようです。
〇今日は小学校の持久走大会でした。最後まで頑張る姿は良いものですね。田浦中男子チームは、昭和62年度に県中体連駅伝大会で3位入賞の好成績を残しています。生徒のお父さんたちが選手だったようです。いつかはその成績を超えさせたいと思います。
〇私が高校生の時の持久走大会は16㎞のロードでした。当日はペンを数色持ち、速い人がチェックされた色を確認し、自分で手に印をつけ途中で折り返す先輩。途中にジュースを隠している先輩。最下位集団で手を繋いでゴールした先輩。その後の先輩方の無残な姿に、真面目に取り組むことの大切さを学ばせてもらいました。(H)
【黄緑、緑、深緑】310128
シャープペンシル、定規、コンパス、カッター…。ペンケースを開いた瞬間、黄緑、緑、深緑。まるでバッタ!
スマホケース、タイマー、ペン立て、ドアストッパー、ホチキス、計算機…。周りを見渡すと黄緑、緑、深緑。まるで草むら!
MA-1、カーゴパンツ、セーター…。冬場の服は戦車の色、まるでザク!
緑色の持ち物が多くなったきっかけは、5月の誕生石がエメラルドだということを知ったこと。人の意見を良く信じ、影響を受けやすい純粋な子どもでした。
持ち物の色を統一すると、無断で借りて行かれたモノ(そもそも間違っていますが)が行方不明になると言うことがなくなりました。学校のどこそこに緑色の忘れ物があると「H先生のでしょ?」と生徒が届けてくれるようになりました。(H)
【ぜんざい】310127
水俣第二中学校のホームページをよく見ています。内容構成がとても参考になります。水俣二中は教諭で8年、教頭で3年、計11年勤務し、最後の担任生活を送った思い出深い学校です。HP運用担当者のI先生とは、縁あって水俣二中と佐敷中、さらに水俣二中で勤務しました。
10年ほど前の事、PTA学年委員さんと行事の計画を立てる時、ぜんざいを作るのに小豆と砂糖をどのくらい準備すればよいか誰もわからないということがありました。「ばあちゃんに電話してみれば。」、「家庭科の先生に聞けば。」、「図書室に本はないか。」ああだこうだの中、I先生が「調べましょうか。」の一言。ぜんざいづくりもインターネット検索の時代になったと感じた瞬間でした。今ではまずネット検索となりますが、そんな頃もありました。
たぶん、私がパソコンの前で困った表情を見せていたのでしょう。「しましょうか。」、「つくっておきました。」、「設定は済ませておきました。」等々、痒いところに手が届くとはこのことです。今もパソコンのことで困ったことがあると、常にキャンペーン期間で対応をしていただいています。(H)
【鍋鍋鍋おでんおでんカレーカレー】310126
今夜の献立は鍋、明日・明後日の献立も鍋、その後、数日間はおでんが続くでしょう、日によりカレーやシチューのこともあるでしょう。冬場は献立予報士にとって、予報しやすいメニューが続きます。
私と妻で、仕事が休みの日だったり、早く帰宅したりした方が晩御飯をつくるようにしてきました。この時期に書店に行くと、変わった鍋の本が多くて参考になります。鍋の時期は調理も片付けも楽でいいですね。ところで、
問1:豆のしぼり汁を型に流し込んで(箱に納めて)作る食べ物は何でしょう?
問2:豆を発酵させて(腐らせて)作る食べ物は何でしょう。
このような聞き方をされると、もともとは豆腐が納豆で、納豆が豆腐?どこかで名前と作り方が入れ替わったのでは?と考えてしまいます。
豆腐は中国から伝わった食べ物、納豆は日本でつくられた食べ物。腐は柔らかい食べ物と言うような意味で、豆を加工して柔らかくしたものが「豆腐」、豆を納所に置いて発酵させてつくったものが「納豆」のようです。(H)
【前期選抜出願状況・私立合格発表】310125
今日の新聞に公立高校前期選抜の出願状況が掲載されました。県の平均競争率は1.75倍、本校生徒が受検する学校の中には2.70倍という学科もあります。単純に考えると、前期選抜で定員の50%の合格内定者が出ますので、現時点で競争率が2倍を超える学校は、後期選抜の定員をすでに満たす志望者がいると考えられます。後期だけ受検する人もいます。放課後の教頭先生の面接でも随分気合が入っていたようです。
また、今日は2つの私立高校の合格発表があり、高校の先生が通知書を届けに来られました。放課後、私から一人一人に結果の入った封筒を渡しました。「別室で待っている間が一番緊張した。」「封を切る時に手が震えた。」来週水曜まで私立高校の合格発表は続きます。
家族へ感謝の気持ちを伝えること。走ったり、体を鍛えたり、勉強したり、高校ですることが決まっている人は期待を裏切らないための準備を怠らないこと。これから受験する友達を支えること。後輩を育てること。他にどんなことができるでしょうか。間違ってもお祝いにスマホなどないことを信じています。
合格内定者がずんだれとったら、みんなでやかましゅうおごったくりましょう。(H)
【とつけみにゃー】310124
平成28年1月23日(土)、「なぁ~ん、そぎゃんな降らんよ。」台風や大雨は信じるのに、大雪に関してはバイアスがかかっているようです。私は用心深い方なので、前日から田浦に泊まりました。
24日(日)の天気予報は見事的中、母に「こぎゃん降ったとはいつね。」と聞くと、「田浦に嫁いできたころ降った。」との答え。田浦は50年ぶりの大雪でした。
午後には奄美大島で115年ぶり、久米島で39年ぶり、沖縄本島の名護市では観測史上初の初雪を観測しました。
雪の中、施設管理と連絡のため出勤。最初は駐車場に大の字になって跡を写真に撮ったり、先生方にラインで実況報告を行ったりと雪を楽しむ余裕があったのですが、昼頃は駐車場の雪を定規で測ると24㎝!夕方には30㎝!とつけみにゃー降り方でした。。
25日(月)は臨時休校。雪は降りやみましたが、タイヤチェーンをつけていない車が3号線をふさぎ、全く動くことができない状態。翌日は私立高校の一般入試だったため、受験票渡しに苦労しました。また、生徒玄関の水道管が破裂、水を止める栓があるはずなのですが、降り積もった雪の下。応急処置をしていただきましたが、それから1週間の断水を余儀なくされました。
26日(火)も臨時休校。私立高校の入試は無事に実施されました。大雪はやおいかん。それ以来、いつでも学校に泊まれる準備をしています。(H)
【習慣化】310123
今日は多くの私立高校で推薦・専願・特待生等の入試が行われ、先ほど受験生全員から入試完了の連絡が入りました。
ほぼ全ての入試で面接が実施されましたが、多い人で7回の面接練習に取り組んできたこともあり、「緊張したけれど、質問にはしっかり答えることができました。」という感想も聞こえてきました。
服装、ドアの開け閉め、礼儀、姿勢、言葉遣い、受け答えの仕方、一つ一つの問いにしっかり考え答えを出すこと等々。習慣化していれば何のことはないものです。
余談ですが、数年のうちに全員が就職面接を受けるでしょう。SNSの情報を誰もが簡単に見ることができる時代、今まで何を書き込んできたか、どんな姿であったかバレバレです。その時だけ整えても見抜かれます。
来週の合格発表の後は、2月1日に公立高校前期選抜、中旬に私立高校の一般入試、3月6日・7日の公立高校後期選抜と入試が続きます。友達が合格を決めていくと、嬉しい反面、自分は合格できるのだろうかと不安な気持ちが高まる人も出てきます。ここからが団体戦、学級力の見せどころです。(H)
【T(Teacher)・S(Student)】310122
「おくのほそ道」の授業を参観していると…。
T:「どんな俳句を知っていますか?」
S:「カエルがいっぱいいて、頑張れ!頑張れ!みたいな俳句がありましたよね!」
T:「忍者で有名なのは何県でしょう?」
S:「手裏剣!」
本人は至って真剣に、忍者並みの抜群の反応の速さで授業を賑わわせてくれました。今回だけではなく、他の授業や全校集会等の場でも進んで発言をしてくれます。とてもありがたい存在です。
カエルの俳句は、「やせ蛙負けるな一茶これにあり(小林一茶)」のこと、本人も「あぁ~」と頷いていました。忍者で有名な県は「三重県(伊賀市)」です。
授業の前には、発問に対する生徒の反応や考えを予想して流れを組み立てるのですが、生徒の発想は数段上です。初任の頃の研究授業で、冒頭で生徒からいきなり解答が出てしまい、次の展開に焦ったことを思い出します。どんな発言も端から否定しない、無碍にしない。指導者の力量が試される場面です。(H)
【諸説あります】310121
「今度『おくのほそ道』の授業をするのですが、ゲストティーチャーとして奥州藤原氏についての話をしてもらえますか。」
本校の職員はなかなか厳しい要求をしてきます。
「余裕たい。」たいていの事にはそう返事をするようにしています。
誤った情報を伝えるわけにはいかないので、本やインターネット等で調べますが、これは史実か、定説か、都市伝説かを判断するのに、授業をしていた頃の教材研究が活きます。楽しんでプレゼンテーションをつくりました。
松尾芭蕉は忍者だった。年齢から考えると1日に歩いた距離がおかしい。行った場所も幕府に目をつけられているところが多い。どうも怪しい。何といっても芭蕉は忍者の里『伊賀上野』出身だ。
義経は幼いころ過ごした鞍馬山で天狗に鍛えられ、凄い武士になった。
義経は生き延びて中国に渡り、騎馬民族を従えチンギス=ハンと呼ばれるようになった。鎌倉幕府に恨みを持っていたので、孫のフビライ=ハンに日本を攻撃させたのが『元寇』だ。
胡散臭いけど楽しい情報も沢山あります。でも紹介するときっと興味を引くだろう…。
『諸説あります。』魔法の言葉です。(H)
【ニャンだ?】310120
私の家には黒ネコの「おはぎ」と、八割れの「ふわり」という2匹のネコがいます。私が帰宅すると、「ニャアニャア」とすり寄ってきます。癒される瞬間です。
ところで、家ネコはなぜ「ニャア」と鳴くのでしょう。ネコ科のトラやライオンは「ガオー」と鳴くし、ネコと骨格が似ている犬は「ワン」と鳴きますよね。ちょっと考えてみてください。
実は、人が赤ちゃんを可愛がっているのを見て、赤ちゃんの泣き声に似せた可能性があるという説があります。「お腹がすいた。」とか、「撫でてくれ。」とか、どうやったら要求が通るのかを考えた末なんですね。あくまでも説の一つです。
私は、子どもの頃にネコにひどく引っ掻かれたことがあり、ネコはあまり可愛いとは思っていませんでした。
しかし今、私の回りにはネコに関するものだらけ、モンハンのアイルーにも「おはぎ」と名付ける始末です。ぜひ、校長室にネコグッズがいくつあるか数えに来てください。
ちなみに、愛読書は「猫語大辞典」と「猫語レッスン帳」。ブログがネコ語になる日が近づいています。(H)
【笑顔が一番】310119
昨日、心の教室相談員のO先生の『息子らの姿、花に重ね』という話題が新聞に掲載されました。息子さんが26年前に旧田浦町の成人式でもらった記念品の『ツバキ』が、これまではあまり咲かなかったのに、今年は70~80の花を咲かせたという記事でした。写真も大きく載り、花とO先生のにこやかな笑顔が満開でした。
実は、1月10日付けの新聞にも少年補導員として、田浦中学校の校門にあいさつ運動に立つ写真が載りました。芦北警察署の皆さんや補導員の皆さんが正面を向かれる中、O先生のみ、ばっちり笑顔でカメラ目線でした。新聞社も写真を撮られた中で、これこそベストショットと選ばれたんだと思います。笑顔はみんなを幸せにしますね。
心の相談室では子どもたちと一緒に悩み、励まし、気合を入れ、時には保護者とも向かい合い。いつも笑顔で子どもたちと学校を支えていただく大先輩です。
O先生によると、「次はテレビデビュー」だそうです。(H)
【アジフライ】310118
4時間目、廊下にとてもおいしそうな匂いが漂ってきました。今日、1年生は調理実習でアジフライづくりに挑戦、校長室にも料理が届けられました。
最初に「骨せんべい」、カリっと揚げられ、塩味も効いてとても美味しくいただきました。カルシウムが吸収され、ストレスが解消されました。
次に「アジフライ」、教科書の見本では綺麗に開いて、三角形の美しいフォルムが見られますが、たぶん、あえてバラバラにして、二口程度で食べられる大きさにする工夫が見受けられました。オリジナリティがありました。衣もは薄く、サクサクとした食感がありました。あえて、黄身をゴロゴロと残したタルタルソースと相まって、こちらもおいしくいただきました。
最後に「ミニトマト」、良く熟しており、甘さがありました。たぶん、切り口を少しつぶすことにより素材の味を感じられるようにしていました。
調理室は実験室の様相。楽しくも、悪戦苦闘の調理実習だったようです。味は抜群でした。アジだけに。
ぜひご家庭でもチャレンジさせてください。(H)
【天災は忘れられたる頃来る】310117
手元に色あせた平成7年の明日の新聞があります。1面のトップは『死者1456名』『阪神で直下型大地震』『震度6・M7.2』、開くと横倒しになった阪神高速道路の高架の写真。被害の凄まじさが記録されています。
午前5時46分頃発生、出勤前に見た朝早くのニュースでは、「地震があったんだなぁ」というレベルの理解でしたが、時間がたつにつれ、どんどん被害状況が分かってきました。関西方面に住む親戚の無事に一安心したことを覚えています。
昨日は田浦小学校のY先生の授業を参観しました。めあては「大きな地震が起きた時、放送局はどのようにして情報を伝えているのだろうか。」授業の冒頭で、緊急地震速報から始まる東日本大震災と熊本地震のニュース映像が流されました。授業を通して、子どもたちは、阪神・淡路大震災の教訓がその後の災害の報道にどう生かされたかについて考えることができていました。
『天災は忘れられたる頃来る』防災科学を語るときに、寺田寅彦氏(科学者で随筆家、熊本にあった第五高等学校在学時代は夏目漱石の生徒)が、しばしば口にした言葉です。(H)
【レンガ積み(イソップ寓話)】310116
旅人が、とても辛そうな顔をしてレンガを積んでいる一人の男に出会いました。「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねると、
「見ればわかるだろう。暑い日も寒い日も、風の強い日も、来る日も来る日も、朝から晩までレンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり。」
「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、楽に儲けている奴らがいっぱいいるというのに。」と答えました。
隣を見ると、先ほどの男のようには、辛そうには見えない表情でレンガを積んでいる男がいました。「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねると、
「大きな壁を作っているんだ。これが俺の仕事でね。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。」と答えました。
さらに隣を見ると、活き活きと楽しそうにレンガを積んでいる男がいました。「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねると。
「歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ。」「ここで多くの人が祝福を受け、悲しみから救われるんだ。何て素晴らしいことだろう。」と答えました。
旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けました。(H)
【ちはやふる】310115
今日、校内百人一首大会を行いました。
先生方に聞くと、中二の時に八代大会と県大会で2位、小四の時は札を取りに行き、対戦相手の女の子の指を脱臼させたY先生のような強者から、「反射神経で勝負してきました。相手の目と手の動きを見ていて、相手が反応したらその下に手を入れます。」まで様々です。
知っているは「この世をば~」 …? それは藤原道長の例の歌ですね。
大会の人気札は一字決まりの「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」と、マンガの影響もあり「ちはやふる~」、なぜか「うかりける~」など。それらの札に狙いを定め、上の句が読まれるやいなや「ハイっ。」という声が一斉に響きました。よく練習していました。「ちはやふる~」は古今亭志ん生の演目にも有名な噺がありますので、ぜひ聞いてみてください。
私は高校生の頃のテストで全部覚えて、人吉三中勤務の時に2人の先生方と勝負するために再度覚え直しました。大会の1か月前になると、うろ覚えの札を右のポケットに入れ、覚えたら左のポケットに移すということを繰り返し、片道70分の通勤中もCDをかけ…。行事にはまず先生がのぼせんばね。(H)
【家族遺産】310114
私は妹、弟、弟の4人きょうだいなのですが、下の弟とは10歳離れています。子どもの頃、私と妹が「甘やかしすぎ。」と言うと、母から「すったれは親と過ごす時間が短かけん、甘やかさんば。」と返されました。なるほどと納得させられましたが、母も子どもの頃、大岩の祖母に同じことを言ったようです。受け売りでした。
私の長男は小さい頃、唐突に「お母さんは、俺には『こうき』って言うけど、だいきには『だいちゃん』て言うよね。」
確かにその通り。子どもはちょっとした差に気付いています。普段はとても仲が良いのですが、やきもちや不満が弟に向かうことがあります。時折「こなして」いたようです。
ある日、押入れを開けると、壁にたどたどしい字で「おにいちゃんのバカ」と書かれていました。面と向かって言えない弟のささやかな抵抗です。わが家の家族遺産に登録しています。(H)
S先生は、お正月に大学生の妹さんと、高校生の弟さんにお年玉をあげてきたそうです。さすがお兄ちゃんです。
【熊日三太郎駅伝競走大会】310113
県内で最も歴史のある駅伝大会「熊日三太郎駅伝競走大会」が開催されました。田浦中からも22名が選手・サポート役として参加し、水俣市役所をスタート、芦北町役場田浦支所をゴールとする10区間40.2kmでタスキをつなぎました。
今年度から、町でチームを編成しての参加でしたが、中学生チームは芦北Aが5位、芦北Bが2位、芦北Cが3位という成績、田浦中選手では3区のCくんが区間賞を取りました。応援ありがとうございました。
毎朝の練習。もう少し、あと5分、布団が恋しい朝もあったでしょう。選手発表でサポート役を指名された日。悔しかったでしょう、走りたかったでしょう。そして今日。きつくてスピードを緩めたかった場面もあったでしょう。我慢、我慢の積み重ねが、走ることの楽しさ、仲間との信頼につながったという声も聴きました。
今夜は三太郎駅伝の頑張りを思い出しながら「いだてん」を見て過ごすこととします。
ところで、マラソンの父と呼ばれる金栗四三氏の第5回ストックホルムオリンピック大
会マラソン競技の記録は、世界最遅の『54年8か月6日5時間32分20秒3』です。
その理由は?(H)
【しょっちゅう連携】310112
昨夜は、田浦小と田浦中の先生同士の懇親会でした。9年間のスパンで「たのうらっ子」の健全育成を図るため、平成27年度から月に1回の情報交換会(教頭・教務・研究主任)と、平成28年度から年に2回の懇親会(全職員)を開いています。
その他にも、毎月1回、1週間交代で互いの授業を参観する授業参観Weekや、合同歓迎遠足、合同あいさつ運動、小学校の夏休みの学習会に中学生が教えに行く、小学校の水泳や図工、卒業式前の合唱の練習に中学校の先生が協力するなどの小中連携の取組をしょっちゅう行っています。
いろいろな取組を重ね、中学校の先生の顔をあらかじめ知った上で入学しており、今の1年生は、入学後すぐに前から中学生だったような馴染み具合でした。
田浦小のY先生は、私が水俣二中に赴任した時の中学3年生でした。当時話したことをよく覚えていてくれて、とても嬉しく思いました。16日に研究授業だそうですので、お礼に参観をしたいと思っています。
昨年末、私が小学校の授業参観に行ったところ、突然、ある児童に組み付かれ押し出されました。その児童は顔を上げると、「はっ!間違えた!」と一言。誰と間違えたのかすぐにピンときました。
いつも小学校のT校長先生としている遊びだったようです。(H)
【おぶかつ】310111
今日は支援員のM先生の誕生日でした。プレゼントに「おぶかつ」セットを贈りました。今年で28歳だそうです。確か、去年もその前も、そのその前も28歳だったような気がします。M先生は何歳と聞くと、生徒は口を揃え「28歳!」と元気よく答えます。良く躾けられています。さすがです。
今年度中に誕生日を迎える先生は残り4名となりました。最後の一人の誕生日は公立高校後期選抜の初日です。「今日のテストは良くできました。」の声を誕生日プレゼントにしてください。
今は結婚式の引き出物は「カタログ」で選ぶということが多くなっています。持ち帰りにも便利です。今のおじい様、おばあ様は違うでしょうが、昔の田浦のじーちゃん、ばーちゃんの頃はカンヅメ、果物、砂糖、鍋等々…。できるだけ「おぶかつ(重いもの)」「ふとかつ(大きいもの)」が喜ばれました。「今日の結婚式んたおぶかった。」が誉め言葉でした。
「おぶかつ」がわかるM先生は今日で息子さんと同い年の28歳です。(H)
【ポケモン言えるかな?】310110
昨日、私立高校推薦・特待等入試の願書提出が済み、それぞれに受験票を渡しました。いよいよ本格的に受験シーズンがスタートしました。田浦小から田浦中への進学は既定の路線でしたが、多くの子どもたちにとっては、初めて「合否」の判定がなされる日がやってきます。緊張感が漂います。
受験票の保管場所は神棚や仏壇が定番のようです。合格に向けて神様、仏様、ご先祖様総動員です。
以前、「受験票を制服のポケットに入れて大事に保管していたものの、違反服だったため、当日は弟の制服を借りていき、ポケットに受験票がなくて大慌てした。」という生徒がいました。集合場所を高校の正門としていたのに、中学校の正門で待っていたという失敗もありました。何が起こるか分かりません。確認、再確認、再々確認。念は念を。
ずっと前に教えた生徒に「昨日は勉強したか?」と聞くと、彼は自信を持って「はい、頑張りました!ポケモンを151匹覚えました!」「ピカチュウ、カイリュウ、ヤドラン、ピジョン、コダック、コラッタ、ズバット、ギャロップ…♪」と歌い始めました。
どうも勉強が手につかなくなってしまったようです。よくあることです。(H)
【消費税】310109
子どもが成長して家を離れると、家族4人が揃うのもお盆と正月くらいになってきました。次男が帰ってくると、兄弟二人で近所の温泉に行くのが決まりのようです。良い事です。
次男は、友達と過ごして夜はほぼ不在、何時に帰宅したのやら。親は、たまにしか帰ってこないのにと少し不満です。
そういえば、私の父も、私が田浦中に勤務するようになり「近くなったのに、いっちょん帰ってこん。」とつぶやいていたようです。父の入院後にその話を聞きました。今は母に会いにできるだけ顔を出すようにしています。
3日は4人で霧島神宮に行ってきました。9時頃には着いたのですが、すでに駐車場も混み、境内も大変賑わっていました。
お賽銭を100円あげて、「田浦中3年生44名全員が高校に合格しますように。」とお祈りすると…。
神「そなたの願い聞いてやろう。」
H「えっ!」「神様ですか。」
神「そうじゃ。」「だがな、条件がある。」
H「まさか、命ばかりはご勘弁を。」
神「あと8円足りんぞ。」
【卒業まで61日】310108
3年生の皆さん、中学校最後の学期が始まりました。今日から卒業式までは61日、そのうち登校日数は42日です。
さて、61日前は県駅伝大会の開会式の日。その2日後が文化祭でした。「まだ61日もある」でしょうか、「もう61日しかない」でしょうか。
ほとんどの人にとって、保育園・幼稚園・小学校・中学校と一緒に過ごしてきて、初めての別れの時が迫っています。
私たち昭和55年度卒業生は、1月2日に中学校卒業後9回目の同窓会を行いました。133名の卒業生の内、今回の参加者は28名。50名近くは転居して現住所不明、鬼籍に入った同級生もいます。
全員に同窓会の案内を出すのは、3年後と60歳の還暦祝いの残り2回だそうです。
同窓会の席では、「〇〇はどうしているかなぁ。」という声があちらこちらで聞こえました。回を追うごとに話題は「結婚」、「子育て」、「子どもの進路」と変わり、今回は「親の介護」でした。互いに年を取ったことを自覚しました。
3年生の皆さんには残り61日間で、同窓会に毎回行きたい、みんなの顔を見たいと思えるような関係づくりをおこなってほしいと思います。同窓会の案内が来るたびに「みんな集まろうよ」と、互いに呼びかける関係をつくって卒業しましょう。(H)
【早し良し 丁度良し危うし 遅し悪し】310107
冬休みとはいえ、中学校は進路決定に向けてゆっくりしてはおれません。「早し良し 丁度良し危うし 遅し悪し」という言葉がありますが、3年担任は2学期末には調査書を書き上げ、年末に職員全員で点検を行いました。1月は推薦入試や前期選抜の作文・面接指導が続きます。
確認書や願書等で何度も指摘され、正直、なぜここまでするのかと思った人もいるでしょう。一生に関わる入試事務のミスは決して許されません。
私に書類が届くまで、2名の先生がペアになって4段階の点検を行います。私と教頭先生で5段階目の点検が終わった後、職印を押します。「〇〇先生たちが点検した後だから間違いないだろう。」と決して思わず、「だれでも間違いはあるはずだ。見逃しはあるはずだ。」という視点で点検しています。生徒の皆さんも、入試要項を繰り返し読み、家族複数で点検して先生に提出してくれるとありがたいです。
調査書には担任の先生の気持ちを込めた言葉がたくさんたくさん書かれています。ここ数年の悩みは「文字が小さすぎて読めない!」ことです。(H)
【あいうえお作文】310106
生徒会リーダー研修で『こんな田浦中にしたい』をテーマに短文をつくってもらいました。短時間でしたがとても良いものができました。田浦中生はどれが誰の文か分かりますよね。(H)
〇活動を通して 笑い合い 輝く姿を 認め合う学校
〇輝くことができ みんなで協力し合い 感動を共有し どんどん成長する田浦中
〇いろいろな考え方を認め合う 伸び伸び自分らしくいられる 嫌いなことにもチャレンジ
〇大きな声がトレードマーク 各々の良さを発揮し 仲間と共に目標に進む みんなが楽しいと思う田浦中へLet's go!!
〇真っすぐな心で 辛いことも 乗り越えられる田浦中
〇生き生きとしたみんな 決断力のある仲間 誰にでも優しい田浦中
〇みんなで認め合い やる気いっぱい 斬新な考え きりっとした行動
〇苦しいことも乗り越え 楽なことをせず もっともっと上を目指し ともに高め合う学校
〇フルパワーで何でもやり 苦労してもあきらめない 進化していく 真っすぐで素直な田浦中
〇もりもり食べる 友達と助け合う 難しいことに挑戦する 楽な考えをしない田浦中
〇いろんなことに積極的に取り組み 健康で元気な姿 勉強部活で夢に向かって頑張る田浦中
〇やる気ある姿 何度でも挑戦 ギンギラギンに輝く 団結力高まる学校
〇みんなが笑顔 存分に実力を発揮できる しっかり勉強 体力もある田浦中
【漢字・カタカナ】310105
子どもの頃は、正月はほとんどおせち料理で過ごしていたような思い出があります。最後は『煮しめ』だけが残っていていたような。
今から40年以上前、「おせちもいいけどカレーもね」というキャンディーズのCMがありました。子どもの頃に刷り込まれたレトルトカレーのCMはインパクトがあり、今でも正月は「そろそろカレーにするか。」と思ってしまいます。
カレーのジャガイモは、個人で辛みを調節するために入れてあり、カレーが辛いと感じた時は、ジャガイモをつぶして混ぜ込むと良いそうです。
ところで、カレーや肉じゃがをつくる時、『男爵イモ』が良いか、『メイクイーン』が良いか、買い物に行って悩まれる方もいるのではないでしょうか。一般には形が崩れにくい『メイクイーン』はカレー向き、煮崩れする『男爵イモ』は肉じゃが向きだそうです。
分かっていても、お店に行くと組み合わせを忘れることがあります。社会科の重要語句を記憶する時も、自分なりの関連付けをすることで忘れないようにするのですが、ここでも同じ。『肉』『男爵』、『カレー』『メイクイーン』と関連付けて覚えています。(H)
【サヘラントロプスチャデンシス】310104
過去に担任をした生徒の実話をもとにしています。入試直前の3年生の皆さんなら何と続けますか。
第1問:Aくんが「Bくんは、とても勉強しているのに、テレビの話題に完ぺきについてくる。いつ観ているんだろう。」と不思議がっていました。そこで直接聞いてみました。するとBくんは。「見たいテレビ番組は全部…。」
第2問:Cさんが「英語は難しいよね。」と言うと、Dさんは「そうでもないよ、英語の教科書は…。」
第3問:歴史の問題集を3冊ほど抱えたEくんが「この問題集も終わっていない、この問題集も終わっていない。歴史は…。」
1問目「録画して、コマーシャルは飛ばして、2倍速で観ている。」
2問目「小1から並べると全部の教科で一番薄い。たった3年分勉強すれば良い。」
3問目「アウストラロピテクスしかやっていない。」
ありがちです。Eくんには「そこはあんまり出らんぞ、歴史の問題集は1冊を後ろのページからしなっせ。」と助言しました。(H)
※今の教科書では最古の人類はサヘラントロプスチャデンシスです。
【亥(シシ)年】310103
昔、実家には猟犬がたくさんいた。とにかくたくさんとしか言いようがない。
冬は猪猟の季節。私の親父の血が騒ぐ。普段はあっちが痛いこっちが痛いと言っては仕事をサボるのに、猟にだけは皆勤賞。病気もいつの間にやら自然治癒、山道を10㎞近く歩き回って平気な顔をしていた。
アゴの骨・切り取った尻尾・剥製、冷凍庫の中はシシ肉だらけ。猟期は全く仕事に行かず、妻子の苦情をものともせず、わが道を歩んだ80余年。
働かないことで実害を受けていた子どもの頃は、とにかく猟に行くことが嫌だったのだが。息子も年をとって、ネタにする余裕もできた。しかし、最後まで本人には妻子に迷惑をかけているという自覚がなかった。
息子たちを実家に連れて帰ると、獲物をさばく(解体する)ところを見せたり、川釣りや虫取り、鳥撃ちに連れて行ったり・・・。本にかじりついてしまった父親からはできない経験をいつもさせてもらい、目をキラキラさせて「じいちゃん大好き!」と言っていた。
野生のじいさんはきっと今も夢の中で山を駆け回っている。(H)
【ピ~ヒャラ・ピ~ヒャラ】310102
今日は昭和56年3月田浦中卒業生の5年に1度の同窓会です。他のいくつかの年代も同窓会を開いているようです。集合写真がありましたら、学校メールに送っていただきますとHPに掲載します。
人吉二中やまなみ会(46期卒業生)の皆さん、ご案内をいただいたのに出席できずごめんなさい。また呼んでください。
私たちが中学校生活を送った3年間、世界は大きな動きがありました。
〇昭和53年:成田空港開港(5/20)・王選手800号ホームラン(8/30)・日中平和条約発効(10/22)・大平内閣発足(12/7)
〇昭和54年:大学入試共通一次開始(1/13)・江川投手、巨人入団(1/31)・米スリーマイル島原発放射能漏れ事故(3/28)・サッチャー英内閣発足(5/4)・ランラン死亡(9/4)・朴韓国大統領暗殺(10/26)・広島カープ日本一(11/4)
〇昭和55年:モスクワ五輪不参加決定(5/24)・大平首相急逝(6/12)・カンカン死亡(6/30)・イランイラク全面戦争(9/21)・レーガン米大統領誕生(11/4)・王選手引退(11/4)・三浦友和と山口百恵が結婚(11/19)・ジョンレノン射殺(12/8)
ちなみに、漫画家の「さくらももこ」さんも昭和40年生まれ。「ちびまる子ちゃん」の世界がそのまま私たちの世界です。(H)
【猪突猛進】310101
生徒の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様。明けましておめでとうございます。本年も田浦中をよろしくお願いいたします。
3年生の皆さん、卒業まで3か月を切りました。皆さんの事ですから「猪を見て矢を引く」事がないよう、冬休みも努力していることでしょう。受験は団体戦です。仲間と声を掛け合い、「猪突猛進」進路決定に向かって頑張ってください。
1・2年生の皆さん、文化祭で見せた皆さんの成長した姿には感心しました。「猪も七代目には豚になる」最上級生として、中堅学年として更なるステップアップを期待しています。余計な心配かもしれませんが、「しし食った報い」とならない1年間にしましょう。
私も「豕(いのこ)を抱いて臭気を忘る」ことのないように常に心の手鏡を見ながら、まずは3か月、全力を尽くしたいと思います。
「御猪口」片手に失礼いたしました。(H)
【虫の知らせ】301231
平成28年の今日、父が脳梗塞で倒れました。前日の30日は、次男を熊本市に迎えに行っており、帰りに実家に寄ろうとも考えたのですが、夜も遅く、助手席の次男と「また1日には田浦に行くから、今日はそのまま水俣に帰ろう。」という話をしながら、田浦ICを通過しました。
31日、母から「父の様子がおかしい、反応がない。」との電話がありました。私は、すぐに救急車を呼ぶように伝えました。
『何かあったら救急車』平時はそう考えるのですが、緊急時は動転して『まずは子ども』となってしまうようです。実は妻の父が倒れた時も、義母が最初に電話したのは自身の息子でした。同じように「すぐに救急車!」と言われたそうです。
搬送された水俣医療センターでは、明日はどうなるか分からないような状況でした。その後、最悪の事態は脱しました。しかし、反応はほとんどないまま、現在も芦北町の病院に入院中です。
虫の知らせでしょうか、30日はいつになく実家に帰った方が良いような気がしていました。いつでも会えるからは過信です。(H)
【得意教科を伸ばそう】301230
田浦中3年生の皆様につきましては、益々猛勉強中の事と拝察いたします。
中・高・大で行われる試験の中で、私にとってそうテストが苦でなかったのは大学での試験でした。(入試ではなく、定期テスト等のことです。)
文系の学部なので、英語と中国語以外の試験は記憶の必要がほとんどなく、テスト問題はB4サイズの用紙に1問か2問。講義の内容をきちんと理解し、問題の趣旨に沿って自分の考えを書けば良い。中にはテキストや授業のノートを持ち込めるテストもある。時間も100分あるので、大概、裏面まで書いていました。
中学校では数学・理科は得意だったのですが、高校の数学・物理にはやられました。私がいた特進クラスは、バレーボールの国体予選に出ていた2日間の朝課外・授業・夕課外の合計6時間で、三角関数の授業が丸々終わっていました。そこから地獄に落ちました。
物理は初めて〇が一つもついていないテスト用紙が返って来ました。一瞬、わが目を疑いましたが、のび太やカツオでなくとも、本当に△(部分点)だけがあるんですね。クラスの平均も30点程度でしたが、それでも満点近い同級生もいて、理系向きではないと思い知らされました。得意な国語、世界史、日本史にさらに熱が入りました。(H)
【ゾ~ロリせんせぇ~】301229
来年の干支はイノシシ。熊本県出身の原ゆたかさんが書いた『かいけつゾロリ』のイシシとノシシの出番です。「ゾ~ロリせんせぇ~」というアニメ版のなまったしゃべり方が大好きです。
設定によると、難しいことを考えるとおならが出る体質で、兄のイシシは右の目と鼻の穴が大きく、メロンパンが好き。弟のノシシは左の目と鼻の穴が大きく右頬にホクロがあり、おにぎりと芋が大好物とのこと。子どもは「おなら」好き。イシシとノシシの連発に喜んでいたことと思いますが、大人になって読むと、子どもを喜ばせる工夫が随所にされていることに気づきます。本を読むきっかけになったひともいるのではないでしょうか。この機会に読み返してみると良いですね。
さて、ネコ年がない理由は、ネズミにだまされたからという昔話が有名ですが、お話を考えた後に干支を決めたとは思えないので、きっと後付けでしょう。干支がつくられたころの中国ではネコが身近な動物ではなかったからとも言われています。
チベットやタイ、ベトナム等ではウサギ年がなくて、ネコ年があるようです。(H)
【仕事納め】301228
子どもの頃、毎年12月28日は親戚が実家に寄り集まっての餅つきの日でした。ただし、父たち男どもは猪狩りに行って全くあてにならないので、母や伯母と、私たち子どもの仕事でした。
学校は今日が仕事納めです「働くとは傍(はた)を楽にさせること」と言いますが、田浦中は生徒、先生方、皆様のお陰で、畑(口)を楽にさせていただきました。
部活動も今日、明日は大掃除をして練習納めです。サッカーワールドカップの時に、代表チームのロッカールームの片付けが話題になりました。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、夏にあった県校長会研究大会の講演の中で「学校の先生方の部活動での指導のおかげ、全然不思議なことではない。」という趣旨の話をされました。田浦中の先生方の節目節目を大切にする指導をありがたく思います。この取組が世界につながっています。
仕事納めとは言え、3年担任は、冬休みの間に願書提出の下準備を終えないと、次の点検作業が遅れてしまうので、なかなかゆっくりもできません。
そのことを知っている田浦中の3年生はガンガン勉強していることと思います。と、ブログで繰り返し、繰り返しプレッシャーをかけ続けます。頑張れ3年生!勉強納めは無しだ!(H)
【MTV】301227
映画『ボヘミアン・ラプソディ』が人気を博しています。流行に流されやすい性格なので、しばらくは通勤中の音楽もクィーンにしました。
大学に入学した1984年にリリースされたのが『レディオ・ガ・ガ』、その頃は『スリラー』に代表されるような手の込んだプロモーションビデオの黎明期で洋楽全盛の時代でした。保育園から大学までの18年間を一緒の学校で過ごしたTくんのアパートで、夜遅く小林克也氏の「ベストヒットUSA」を観ていたことを思い出します。当時、ビデオデッキは30万円近くする遠い存在、放送時間に観るのが当たり前でした。
2016年(平成28年)には、デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ(イーグルス)、プリンス、ピート・バーンズ(デッドオアアライブ)、ジョージ・マイケル(ワム)が次々とこの世を去りました。その都度、持っていたCDを放送室に密かに紛れ込ませました。(H)
【スクラップ&ビルド】301226
昨日の新生徒会役員リーダー研修で「田浦中の良さを伸ばそう・発信しよう」、「現状維持は停滞」、「当番活動ばかりじゃつまらない」という話をしました。
次年度は全校生徒数75名の予定。以降続く全学年1学級の最初の年です。単学級による人間関係の固定化は予想される課題の一つです。会長のプラネタリウム政策を柱に、互いを再発見する取組も工夫したいですね。
ただ、人と時間には限りがあります。生徒会活動の働き方改革も必要です。各委員会の再編成や活動の重なりをなくし隙間を埋めることなど、スクラップ&ビルドで生徒会活動を再構築するところからはじめていきたいと思います。
12月27日から1月7日まで、県のホームページシステムの更新のため、『秘密の部屋』も更新できなくなります。1月6日までの分は公開期日の設定をしていますので、多分、見ることができると思います。紅白やお正月番組、箱根駅伝の合間に見ていただくと嬉しいところです。(H)
【サンタさん】301225
平成13年。長男は8歳、次男は5歳になりました。
父「サンタさんはいると思う?」
子「いるよ。」
ほう、小学生になっても信じているか。嬉しいな。
子「セント=ニコラウスだよね。」「プレゼントをくれるのはお父さんで、サンタさんはセント=ニコラウス。」
そういうことか。であれば話が早い。イブは近いが、今年は次男が何を欲しがっているのかわからない。何度聞いても「サンタさんにお願いした。」と繰り返すばかり。このままでは「サンタさんはいない。」と言いかねない。
長男に「何とか聞き出して欲しい。」と言うと、「俺も何回も聞いているけど教えてくれない。」とのこと。母親、祖父母、本当に誰にも言っていない。今までになかったこと。
日はどんどん過ぎていく。
「わかった!〇〇だった!」さすが、頼るべきは長男でした。(H)
※セント=ニコラウス サンタクロースのモデルになったギリシア人の司教
【ニタさん】301224
平成10年。長男は5歳、次男は2歳になりましたが、まだサンタさんはいます。
クリスマスイブ。「うちには煙突がないからサンタさんが来ないかもしれない。」ことが長男の今日の悩みです。「〇〇をプレゼントしてくれるかなぁ」大丈夫。準備完了です。「靴下に入らんよねぇ。」悩みは尽きません。
子どもたちは、欧米の習慣のようにサンタさんのためにカップ1杯のミルクとクッキーも用意しました。
夜も遅くなり、そろそろ寝たかなと思って覗くと、布団の中に隠れて目を開けていました。「サンタさんが来たら、パッて捕まえる!」やる気満々でした。
しばらくすると、熟睡。チャンス到来。
プレゼントを置いて、ミルクを飲んで、クッキーをかじってサンタさんが来たという証拠を残したら、サンタさんの仕事は完了です。(H)
【イチタさん】301223
平成8年。長男は3歳、次男は0歳。クリスマスは親の方が楽しみです。
子「サンタさんはおらんとよね、あれはお父さんだよね。」
父「え~っ。いるよ。去年も来たたい。」「何でね?」
子「おらんよ。保育園の〇〇くんがサンタさんはお父さんて言ってたもん。」
保育園で5歳の先輩が3歳の息子に教えたらしい。夢がない。せめて保育園児の間はサンタさんを信じて欲しい。
家では「サンタさんはいる」作戦を開始。色々な手を打つが、なかなか信じない。最後の作戦。隣の本屋さんから電話を掛ける。
母「サンタさんから電話だよ。」わざと大騒ぎをして息子に代わる。
父「サンタさんだよ、おりこうにしているかな。」もちろん声は変える。
子「サンタさんから電話だった!サンタさんはやっぱりいた!」
電話から帰宅すると、目がキラキラしていました。(H)
【どぎゃんかなる】301222
今日は3年生のPTA行事「招福餅つき」が行われました。杵と臼を使った餅つきも、保育園や学校の行事くらいになってきたのではないでしょうか。親戚が集まって餅つきをしていた頃を懐かしく思い出します。
さて、3年生にとって招きたい『福』と言えば合格通知があります。受験は団体戦です。同じものを持ってチームとしてつながって欲しいと思い、3年生全員に『頑張ればどぎゃんかなる』セットを贈りました。強く読むところは「どぎゃんかなる」ではなく「頑張れば」の方です。
五角形の枠に入ったダルマのスタンプは事務のH先生がせっせと彫りました。作品は本人に似るとも言いますがいかがでしょう。
先生方のメッセージと、『たのうらっ子地域応援団』の皆さんに作っていただいた合格神社の写真はラミネートして下敷きにしました。金色に輝く五角形の鉛筆も入れました。「五角で合格」最後は駄洒落で勝負です。(H)
【Nさんの思い】301221
終業式では代表生徒による作文発表をしています。3年生Nさんの作文を紹介します。(H)
『私がこの2学期に一番頑張ったと思うことは駅伝練習です。私は小さい頃から運動が苦手でした。でも、2年生の時、早朝ランニングに参加し、駅伝の練習を始めました。駅伝の練習はとてもきつく、つらかったです。何度もやめたいと思いました。でも、練習はきつい事だけではなく楽しいこともあったし、途中でやめるのは嫌でした。
今年の県大会の後Y米先生に「最後までよく頑張った。」と褒められました。この時私は、やめなくてよかった、続けて良かったと思いました。私はこれから先、つらいこと、苦しいことがあってもあきらめずやり切ろうと思いました。
私が最後まで頑張れたのは、一緒に頑張ってきたメンバーがいてくれたからです。きついときは声を掛け、走っている時は応援してくれました。やめたいと思ったときに相談したこともありました。私一人だけだったらこんなに続けられなかったと思います。友達の大切さを改めて感じました。
今年の県大会でメンバーに入れないと分かっていたけど、やっぱり悔しかったです。でも、みんなと一緒に練習できたことは大切な思い出です。
今日で朝ランも終わります。約2年間、Y先生と駅伝のメンバーの人たちと一緒にした朝ランと駅伝が私の中学校生活の中で一番の思い出です。
3学期はいよいよ高校受検があります。今、3年生は志望校合格を目指して頑張っています。私は特に英語と理科が苦手なので、その2教科を中心に頑張っています。苦手を克服して受験に臨みたいです。
3年生のみなさん、卒業まで学校に来る日は、今日を入れて43日です。中学校卒業後はみんなばらばらになってしまいます。この44人で一緒にいられるのは43日です。
入試に行く人もいるので、みんなが登校するのは43日ありません。一日一日を楽しく笑顔で過ごせるように44人で一緒に過ごせる日を大切にしていきましょう。44人で中学校での思い出をもっとつくり、みんな揃って、笑顔でこの田浦中学校を卒業しましょう。』
【今日は終業式】301221
今日は12月21日です。1221と並ぶと、北条政子の訴えで有名な「承久の乱」を思い出します。
本題に戻ります。3年生に今年度の田浦中学校重大ニュースを聞いてみました。
小学生との合同遠足、体育大会(赤団優勝・応援演舞・応援看板・草抜き大会・最後に全校生徒で円になって校歌を歌ったこと等)大成功、郡市駅伝女子準優勝、文化祭(劇・セレデレラが頭から離れないこと・すごい出来のPR動画・合唱コンクール・インスタ映えスポット等)大成功、心に残った福祉体験、武道場の床が張り替えできれいになったこと、学校周りのブロック塀がなくなったこと、電子黒板が各学級に入ったこと、1年生にインフルエンザが大量発生したこと、給食にピザトーストが出たこと、給食が毎日おいしかったこと、社会科の発表の授業で緊張したこと、全校遊びで3年2組が最下位になったこと、Y先生がバイクのタイヤをパンクさせたこと等々。担任の先生の笑顔と書いた人もいました。嬉しいですね。
私関係でも、教頭先生が校長先生になったこと、ブログがはじまったこと、校長室が良い匂いだったことが挙がっていました。
今年の流行語大賞は『そだねー』、世相を表す今年の漢字は『災』でしたが、私が選ぶ田浦中の流行語と漢字は、生徒会スローガンの『スマイリング』と『笑』、最近の重大ニュースは、失くしたと思っていた銀のエンゼルが見つかった事です。(H)
【100】301220
人吉に勤務していた頃「酒は百薬の長、タバコは百害あって一利なし。両方やっている俺は、プラスマイナスゼロだから、健康には一切影響はない。」と豪語された先輩の先生がいらっしゃいました。よい子の皆さんは騙されないようにしてください。
さて、「百」という数字が含まれることわざは結構あるものです。
「明日の百より今日の五十」明日の約束よりも、今すぐ実行してもらえることの方が確実であること。
「五十歩百歩」本質に大した差はないこと。
「百聞は一見にしかず」何度聞くよりも、実際に見ることにはかなわないこと
「百日の説法屁一つ」長い間の苦労が、わずかな失敗のために無駄になってしまうこと。
「今日でブログが100回目」楽しんでやれば、何とかなること。
スクールカウンセラーのO先生に「ブログを読んでいます。」と言っていただきました。O先生にお菓子を持って行くと、最近は「お菓子をくれるなら服もください。」と返されます。楽しい発言はすぐブログに採用します。(H)
【自分事】301219
16日、札幌市の雑居ビルで、42人が重軽傷を負う爆発事故が起こりました。スプレー缶であれだけの事故が起こったことに衝撃を受けています。室内で噴射したり穴を開けたりした後、手を洗おうと湯沸かし器の火を付けたら爆発したとのことです。消臭スプレーには、引火性の高いジメチルエーテル(DME)が含まれていたそうですが、地震が起こったと思った人もいたほどで、亡くなった方がいなかったのが奇跡的です。早速、新聞には引火させないスプレー缶の処理方法が載っていました。
実は私も、スプレー缶で死にそうになった経験があります。20年以上前ですが、防水スプレーを室内で使っていて、急に呼吸ができなくなり死ぬかと思いました。細かい粒子を吸い込むことで、撥水性の樹脂が肺胞に付着し、肺でのガス交換に支障を来たすことが原因だそうです。後で調べると死亡例もありました。
寒かったので横着をして室内で作業をしました。あらかじめ防げる事故でした。説明書きは読んでいたのですが、他人ごとだと思ったのが一番の原因ですね。説明書きは、私のために書かれています。
今日の避難訓練の後、失敗談を伝えておきました。生徒の皆さんは自分事として聞いたでしょうか。(H)
【啄木鳥】301218
3年主任から他学年の先生方へ、入試の面接指導について依頼がありました。この後は、希望する生徒が直接先生方にお願いすることになっています。面接会場にはドアをノックして入ります。ところで、皆さんはノックを何回しますか。
昔読んだ本には、日本人は農耕民族なので、畑を耕すときの「イチ、ニ」のリズムが染みついておりほとんどの人がノックは2回する。欧米人は狩猟民族ですので、弓に矢をセットし、引いて、放つ「イチ、二、サン」のリズムが染みついておりほとんどの人がノックは3回するとありました。眉唾物です。
世界的なマナーでは「2回のノックは、トイレ用。3回のノックは、家族・友達・恋人など、親しい相手。4回以上のノックは、初めて訪れた場所や礼儀が必要な相手。」等と書かれたものもありました。これも眉唾物です。
校長室のドアを4回もノックされると「あーいた、せからしか。キツツキか。」と言いそうです。校長室のドアはこれからも開けて、生徒の「こんにちは」が聞こえるようにしておきます。(H)
【耐雪梅花麗】301217
昨夜、『西郷どん』の最終回でした。久し振りに1年を通して観ました。
平成2年の『飛ぶが如く』放映の時は菊池にいましたが、社会科の先生たちと田原坂や熊本城を巡りました。その後異動した人吉でも1か月余りの戦いの跡を巡りました。ある生徒の家は、西南戦争の時の官軍の宿舎だったそうで、衣類などが残されていました。林鹿寺境内にある両軍戦死者を供養するための慰霊碑の筆は勝海舟です。
西郷隆盛は明治5年、アメリカへ留学する甥の市来政直(妹「琴」の三男)にこのような漢詩(五言律詩)をおくっています。
一貫唯唯諾 従来鉄石肝 貧居生傑士 勲業顕多難
耐雪梅花麗 経霜紅葉丹 如能識天意 豈敢自謀安
一度、引き受けたと心に誓ったことは、ただひたむきに貫き通さなければならない
鉄や石のように守ってきた胆力(事にあたって、恐れたり、尻ごみしたりしない精神力)は、いつまでも変えてはならない。
豪傑の士は貧しい生活をしてきた人の中から現れ、高く評価される事業は多くの困難を経て成し遂げられる。
厳しい冬の寒さや雪に耐えて梅の花は麗しく咲き、冷たい霜を経て楓の葉は真っ赤に紅葉する。
もしこれらの天意を理解できたのなら、人は安楽な生き方を選ぶことなどどうしてできるだろうか。
カープの黒田投手は高校生の時に授業で習ったこの漢詩の一節『耐雪梅花麗』を座右の銘にしているそうです。(H)
【ヒョウを飼っていますか?】301216
多分、にやけていたんだと思います。お店で猫のカレンダーを眺めていたら、隣にいた方が話しかけてこられました。「ネコを飼っていますか?」「昨日、正露丸を触ったら、指をネコが嗅ぎに来て、マタタビをやった時のような興奮した様子だったんです。」「お宅のネコは正露丸の匂いに寄ってきますか?」
それは興味深い。家に帰って試そうと思いましたが、その前に「ネコ 正露丸」でネット検索。すると、「正露丸の主成分は消毒薬と同じで、正露丸を飲ませると細菌は死ぬが、猫の粘膜細胞も死んでしまうので危険。」という記述が。
匂いだけでは中毒はないようですが、やめておきたいと思います。早速、隣の方に画面を見せながら説明しました。
その後、「だってネコだもの」という週めくりカレンダーを買いました。ここ数年、身の回りがネコグッズだらけになっています。
『おじさまと猫(桜井 海)』の2巻に同じような話が載っていました。「ふくまると暮らすようになってから 私の好みに変化が表れた どうしても猫柄に目が行く」
あるあるです。
ヒョウ柄のおばちゃんたちは、家にヒョウを飼っているに違いない。(H)
【猫はこたつで】301215
童謡「雪」の2番は「雪やこんこ あられやこんこ 降っても降っても まだ降りやまぬ 犬は喜び 庭かけまわり 猫はこたつで丸くなる」と歌われています。
寒くなり、毎朝、おはぎ対ふわりによるファンヒーター天板争奪戦が勃発します。長毛のふわりが勝利した時は、しばらくすると「ガチャン!」ふわふわのしっぽが空気取り入れ口を塞ぎます。幾度と繰り返されるヒーターの緊急停止が悩みです。
暗くて、狭くて、暖かい、こたつの中は最高の基地と化していますが、熱中症、低温やけど、脱水、コード噛みによる感電等、注意しないといけないことが結構あります。
我が家では、こたつの隅を開けておくこと、水分の多いご飯をあげることを意識しています。おはぎは「何でこんなにちゅ~るもらえるにゃあ。」と思っているはずです。
ところで、1番は「雪やこんこ あられやこんこ 降っては降っては ずんずん積もる 山も野原も わたぼうしかぶり 枯木残らず 花が咲く」でした。歌えましたか?(H)
【何と!】301214
修学旅行団の皆さんは、今頃は帰りのバスの中だと思います。起きていますか?そろそろ田浦に到着しますよ。帰ったらたくさん土産話を聞かせてください。
ところで、思い出してください。
〇竜安寺の水戸光圀から贈られたつくばいには「吾唯足知」と刻まれていましたね。
〇清水寺の下り道には坂上田村麻呂と戦った「阿弖流為(アテルイ)」の慰霊碑がありましたね。今年の漢字『災』も見ましたね。
〇「京都府景観条例」に従って、セブンイレブンやマクドナルドの看板も茶系統になっていましたね。
〇みりんだけで甘く煮付けてたニシンの切り身をそばの上に乗せた「ニシンそば」は、京都を代表する名物です。おいしかったですね。
〇東大寺の大仏殿の中にある、江戸時代の東大寺の模型の中に入っている大仏はオードリーの若林さんそっくりでしたね。
〇京都駅は東経135度、田浦中は東経130度、時差を計算すると(135-130)÷15=0.34 田浦より約20分日の出が早かったですよね。
何と! 見てない? 食べてない? 実感できていない?
しょうがない。大人になったら、もう一回行きますか。(H)
【班別自主行動】301213
田浦の在方面をまわると、庭石とマツやツツジの配置が似た庭を見かけることがあります。父が元気な頃に造った庭です。
小さい頃に仕事場について行っていたこともあり、日本庭園にとても興味があります。洋風のガーデニングもきれいだとは思いますが、日本庭園により心惹かれます。
日本庭園は花の季節を過ぎ、葉が枯れ落ちた姿さえも美しくあります。また、蝶などの華やかな生き物ばかりでなく、蛙や蜥蜴(トカゲ)の地味さも似合います。花が咲き誇り、一番美しく見える瞬間が完成された瞬間ではないところも良いですね。
自身の修学旅行では、慈照寺銀閣と竜安寺が印象に残りました。慈照寺の緑一色に見える庭も、苔の種類により微妙な変化が楽しめます。
教科書にも登場する竜安寺の石庭の岩は島を表現し、白砂は水の流れを表現しています。「見立て」といいますが、極端な言い方をすると子どもの頃やった「ごっこ遊び」です。着ぐるみのゴジラを本物として見るのも日本人の感性がなせる技、時代劇で切られても血が出ないことに違和感を覚えないのもそう。本物そっくりはあくまでもそっくりの域を出ません。
今日の班別自主行動では本物に触れ、貴重な時間をじっくり味わってほしいと思います。(H)
※「本物に触れ」は触っちゅう意味じゃなかけん、触らんごつしてね。引率の先生が青ならすばい。
【今日から俺たちは!!】301212
先ほど、修学旅行団は「肥後うらら」を出発しました。私は会議のため留守番です。
修学旅行では推古天皇の時代(607年)に創建された法隆寺から、1995年の阪神・淡路大震災に至る、約1400年間の歴史を3日間で学びます。歴史を巡る旅には年表と地図が必需品です。
私は法隆寺に立つとき、金閣に立つとき、聖徳太子の姿を、足利義満の姿をイメージするようにしています。すると、次に教科書を読むとき、歴史上の人物が背景付きで動き出すようになります。
人吉では、西郷隆盛が西南戦争の時に本陣とした永国寺の近くに住んでいましたが、西郷隆盛と同じ道を歩いていることに感慨を覚えました。(ただ、いくら教科書の画像に戻ろうとしても、大河ドラマ「飛ぶが如く」の西田敏行さんに上書きされました。)
教科書に登場する人物と自分の足跡がぴったり重なっているかもしれない。そう考えるとワクワクします。(H)
【明日から俺たちは!!】301211
明日からいよいよ修学旅行です。旅の様子は引率の先生がホームページやフェイスブック、メール等で随時発信します。
未来日記によると、新幹線さくら544号は新八代を8:51に出発し、車内でデラックスな弁当を食べて、新大阪に着くのが12:24です。「新幹線の中で騒ぐのはかんしんせんな。」という定番の指導が入ります。その後「法隆寺」(14:00~15:00)、「奈良公園」(15:40~16:40)を見学しますが、妙に鹿に好かれる生徒が出ます。ホテル到着は17:50頃の予定です。夕食ではご飯を何杯お替りするかが競われます。
2日目は京都市内班別自主行動(8:00~17:00)です。鹿苑寺金閣、清水寺などが人気の見学地です。時間が不足し、お昼ご飯をコンビニおにぎりで済ませるグループもいます。自分だけで電車やバスなどの公共交通機関に乗ったことがない生徒は13/22人。その時は冷や汗が出ますが、悪戦苦闘したことが数年後の笑い話になります。夜になるとお腹が空き、家族に買ったお土産を食べてしまおうかと悩みます。良くない行いは大概露見します。
3日目は「人と防災未来センター」(9:30~11:50)で震災学習を行い、新神戸駅を14:22に出発、新八代駅到着は18:07。「肥後うらら」に18:45到着予定です。
あれっ?もう修学旅行が終わった気になってしまいました。(H)
【感動した!!】301210
先月下旬、2025年の国際博覧会の開催地が大阪に決まりました。ちょうど退職の年、記念に行きたいところです。
万博の話題で真っ先に浮かんだのは『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』でした。大人の心に沁みる良い話です。
決定のお祝いに『コップのフチの太陽の塔』を展示しました。ツリーの下に岡本太郎、太陽の塔が並んでいます。先生方からは「何でこんなの持っているんですか?」と不思議がられています。社会科担当の性分です。
葛飾北斎の『赤富士』をデザインした記念100円硬貨も発見しました。割と持っている方が多いのではないでしょうか。
これまで日本では大阪万博(1970)、沖縄海洋博(1975)、つくば万博(1985)、花の万博(1990)、愛・地球博(2005)が開かれていますが、太陽の塔の印象は強烈ですね。芸術は爆発です。
龍ヶ岳中の2年生だったU先生は、修学旅行で大阪万博に行かれたそうです。「月の石」は並ぶ人のあまりの多さに見なかったそうですが、各国のパビリオンを廻り、すばらしさに感動したということです。「中学2年生と言う多感な時期だったので、コンパニオンのお姉さんたちの美しさにはもっと感動した。」とのことでした。(H)
【9時間】301209
熊本市に行く用があったので、映画『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』を観ました。ネタバレになるので、感想は「とても面白かった。」にとどめておきたいと思います。
平成11年の冬に、シリーズ第1作『賢者の石』が書店に並びました。長男が6歳、次男が3歳でしたが、せがまれて、寝る前に1章ずつ読み聞かせをしました。大変疲れました。小学校高学年になると自分で読むようになり助かりました。
当時は『ダレンシャン』や『デルトラクエスト』、『ナルニア国物語』、『ロードオブザリング』等のファンタジー作品が次々と上映され、小説も随分読みました。
ある日曜日の夕方。部活から帰ると、小学校低学年だった長男が朝と同じ体勢でテレビの前に座っていました。画面には『ロードオブザリング』のエンディング。「朝からも見てたよね。」と聞くと「あーおもしろかった。3回観た。」との返事。
3時間の映画を1日に繰り返し3回観たようです。(H)
【飲酒酒気帯び根絶】301208
昨夜は八代で忘年会があったため、列車で移動し、田浦の実家に泊まりました。平均身長より随分大きいので「だいぶ飲みなっとでしょう。」と良く聞かれますが、地球からアルコールがなくなっても全く問題のないタイプです。
酒席が早く終わった場合でも、翌日は午前中の運転をしない。翌日運転する必要がある場合は、間違って本物を注がれるリスクを回避するため、ノンアルコールビールでも飲まないことにしています。
今日は、実家から歩いて学校に行き、バドミントン部の練習をみています。どの部も朝から清掃活動をした後、練習を始める習慣がついています。三太郎駅伝大会の選手候補は試走に出発しました。子どもたちと先生方の頑張りに感謝します。
仕事に詰まると息抜きにブログを書いています。過去の読書がかなり役に立っていますが、うろ覚えのまま発信してしまうといけないので、いろいろ調べます。新たな知識を得る作業が息抜きになっています。
しかし、大掃除で卒業アルバムを見つけた時と同じです。掃除と息抜きとどっちが主か分からなくなります。(H)
【当事者意識】301207
今日は、佐敷中学校N先生の授業参観に行ってきました。教科等研究会で授業者を募ったところ、進んで手を挙げてくれたそうです。佐敷中に赴任された時から注目している先生なので、頑張りがとても嬉しいです。
授業は公民の『地方自治と私たち』という単元で、芦北町のふるさと納税の使い道について考えました。班ごとの提案、意見交換、芦北町役場企画財政課からのお話等を通し、住民の一人として、芦北町の未来を考えることができていました。佐敷中生の力を感じました。
本校のK先生は、先週『公的年金』についての授業を保護者に公開されました。具体的な数字の入った多くの資料を基に自分の年金について考えましたが、保護者の皆様にとっても確認の機会になったようです。
リーダー的存在の湯浦中のS先生はいつも「社会科の授業を通して、子どもたちに当事者意識を持たせたい。」という強い願いを語っています。同感です。
自分たちの今と将来の全てを人任せにせず、何ができるかを自分で考える。社会科の学習を通してそんな力を付けさせたいと思います。(H)
【星を輝かせよう】301206
今朝は生徒会新会長、新副会長の任命式でした。会長、副会長の決意表明では緊張感のある表情が印象に残りました。
K新会長は『一人一人の良さが輝く学校』実現のためプラネタリウム政策(①プロフィールブックの作成、②イイネカードの実施 ③「My favorite(マイフェバリット)」に取り組むことを公約として掲げています。他の候補者のアイデアも取り入れながら、『自ら考えて動く、みんなに喜んでもらえる生徒会活動』にどんどんチャレンジしていきましょう。先生と生徒は田浦中の両輪です。
ここ6年間で、生徒会長はHさん(女)、Kさん(女)、Hさん(女)、Kくん(男)、Iさん(女)、新会長のKさん(女)と続きました。今年は体育大会の赤青両団長も女性でした。政府の「すべての女性が輝く社会づくり」を強力に推進する田浦中学校です。
先日、1年生に私の中学時代の話をする機会がありました。1年生の反応の良さに、つい同級生の子どもの前で「私が中学生の頃も田浦中は女子が強かった。」と口を滑べらせてしまいました。その子どもも、お母さんを思い出しながら納得した表情でうなずいていました。間違ったことは言ってないようです。(H)
【金なら1枚、銀なら5枚】301205
コンビニで売れ残っていたチョコボールを買った。くちばしを開くと銀のエンゼル。ついに念願の5枚目が集まった。日頃の行いはこういうところに現れる。夢は結構叶うもの。
4枚目が出たのは2年以上前。今の時代、ネットオークションやフリーマーケットアプリで応募券や『おもちゃのカンヅメ』を購入する人も少なくないようだが、愚の骨頂である。「うぉー!」という感動を味わいたくないのだろうか。
チョコボールの歴史を森永製菓のHPで調べると、65年チョコボールの前身「チョコレートボール」発売、67年「キョロちゃん」のキャラクター登場・「まんがのカンヅメ」プレゼント開始、69年商品名を「チョコボール」に改名・「おもちゃのカンヅメ」シリーズが正式スタートし、現在に至るとのこと。
箱を読むと、「おもちゃのカンヅメ」は3週間ほどで届くらしい。自分へのクリスマスプレゼントだ。急いで帰宅し、銀のエンゼル4枚を探す…。
ほーらねっ。見当たらない。(H)
【あとがこわい】301204
30日に芦北水俣両警察署のご協力をいただき、郡市の生徒指導担当者会を開きました。このような会で必ず注意喚起をされるのが、全国各地でインターネットを利用した児童ポルノ禁止法違反事件等の被害者となる子どもたちが後を絶たないことです。最近では、「自画撮り被害」が増加傾向にあります。
福島県警のホームページを見ると、~スマホの約束6か条~「あとがこわい」による被害防止が訴えられており、田浦中の校舎内にも掲示し注意喚起を行っています。
スマートフォンを利用して
○ 「あ」会わないで!(知らない人と)
○ 「と」撮らないで!(自分の裸を)
○ 「が」画像を送らないで!
○ 「こ」個人情報を載せないで!
○ 「わ」悪口を書き込まないで!
○ 「い」いじめないで!(ネットを使って)
これは福島県警のHP、ツイッターに掲載してあり、スマートフォン用の待受画像もダウンロードできます。(H)
【バトンパス】301203
あれから20年。給食の「冬野菜のサラダ」を見ながら思い出す。
CM「この木なんの木 気になる気になる木♪」
長男「俺、これ知ってるよ。ブロッコリーでしょ。」だから保育園児はおもしろい。
今日、3・4時間目に生徒会役員候補の演説会・討論会そして投票が行われました。現在、選挙管理委員会による開票作業が行われています。
まず、立候補者と応援者が、事前にまとめた自分の考えをノー原稿で発表しました。次に立候補者のみがステージに残り、互いの政策に対する質疑応答を行った後、会場からの質問を受け付けました。1年生が立候補した副会長、2年生が立候補した会長の順で会は進みましたが、2年生には1日の長がありました。
現会長のIさんは、会長候補者に「皆さんは学校を変えたいと言いました。私たちはスマイリングを掲げ、笑顔を広げる取組をしてきましたが、どのような課題と解決策があると思いますか?」という質問をしました。取組をしっかり繋いでほしいという強いメッセージを感じました。(H)
【変!身!】301202
大学3年の頃、『新しい仮面ライダーの主役を募集します』との雑誌広告。全てのライダーの主題歌が歌え、変身ポーズをこなせる私が、ついに新しい仮面ライダー(後の仮面ライダーブラック)になる日がやって来た。
早速、実家の母に言う。「オーディションに行く!」
「ばかなこつば言うな。」母はショッカーよりも強い。
古生物学者になり、恐竜の研究をしたいと思っていた頃や、正義を実行できる職業として検察官になりたいと思っていた頃もあった。その当時は関係の本をとにかく読みあさった。
大学4年の時、出身の高校に教育実習に行かせていただいた。それからは何としてでも先生になりたいと考えるようになった。合格目指して、寝る間を削って勉強した。
教員採用選考の合格内定の通知を受け、小学校1年生から高校3年生まで担任していただいた先生方10名全員に報告の葉書を送った。すると、小2の頃担任をしていただいた金子勲子先生からの返信に…、
「作文に学校の先生になりたいと書いていたのを覚えています。夢がかなってよかったね。」
そうだったのか。夢は結構叶うもの。(H)
【師走 December】301201
落語の枕にこんな話があります。
弟「1年は13か月だよなぁ、1月、2月・・・12月、お正月。」
兄「ばかやろう、14カ月だ、お盆が抜けてらぁ。」
父「やっぱり兄貴は利口だ。」
いよいよ今日から12月です。師走とも言いますが、師(僧侶)がお経をあげるために、東西を馳せる「師馳す(しはす)」、年が果てる「年果つ(としはつ)」などの説があるそうですが、正確な語源は分からないようです。先生たちも入試事務に走り回っています。
英語のDecember(12月)はもともと「10番目の月」意味。これは紀元前に使われていたローマ暦が3月始まりだったため、3月から数えると「10番目の月」は12月になるとのこと。なぜ2月は28日(29日)までなのかと違和感がありましたが、なるほど年末は2月ですね。(H)
選挙公約2(副会長)
本日はお忙しい中、授業参観、学級懇談会に出席いただきありがとうございました。選挙ポスターはご覧になったでしょうか。昨年までのイラストに変え、今年は写真を使いました。
こぶしをグッと握りしめた姿に、強い決意を感じます。今日は副会長候補のスローガンと具体的な取組を紹介します。(H)
Iくん『笑顔でいっぱいの学校』
・何にでも最後まで、諦めず頑張る
・誰とでも協力する
・全てのことに責任感を持って取り組む
Iさん『一人一人が個性を発揮でき、互いに認め合える学校』
・イイことシャワー
・十人十色
Sさん『縦、横のつながり、地域、保護者とのつながりの強い学校』
・敬語チエックカード
・行事を知らせるチラシ配り
Tさん『みんなの心を一つにして団結できるような学校』
・アンケートボックス
・改善の木
・団結力アップ大会
選挙公約1(会長)
立候補者と応援者は毎朝、校門近くで選挙運動を行っています。「おはようございます。清き一票をよろしくお願いします。」の声で始まる、清々しい朝です。
今日と明日の2回に分けて、立候補者のスローガンと具体的な取組を紹介します。(H)
Kくん『全校生徒が笑顔になり、前年よりも学力を上げることができる学校』
・自分の弱点を知るための小テスト
・行事のたびに写真を撮り、アルバム作り
・弱点克服のための勉強会
Kさん『一人一人の良さが輝く学校』
・プロフィールブックの作成
・イイネカードの実施
・「My favorite」の実施
Mくん『田浦中を卒業しても、ずっと記憶に残り、楽しかったと思える学校』
・全校生徒で行う勉強会
・全校生徒で行うスポーツ大会
・スマイル集会での他学年との交流
Oさん『楽しむときは楽しむ、やるときはやる』学校
・縦割り班学習の実施
・楽しむこととやらなければならないことの切り替え
レン・ユヅキ
平成30年間に生まれた赤ちゃんの名前ランキング(明治安田生命調べ)が発表され、
男の子は①翔太(ショウタ)、②翔(ショウ)、③健太(ケンタ)、④蓮(レン)、⑤大輝(ダイキ)
女の子は①美咲(ミサキ)、②葵(アオイ)、③陽菜(ヒナ)、④さくら、⑤愛(アイ)の順でした。
今年の1位は男の子が蓮(レン)、女の子が結月(ユヅキ)だそうです。
田浦中の生徒についても調べてみました。
男子(各2人):タクミ、ショウ、ユウセイ、
女子(各2人):サキ、カリン、スズコ、マリア
男女(各1人):アオイ
私は昭和40年(1965年)生まれなのですが、ランキングは
①誠 ②浩 ③修 ④直樹 ⑤哲也 ⑥和彦 ⑦豊 ⑧剛 ⑨学 ⑩隆
①明美 ②真由美 ③由美子 ④恵子 ⑤久美子 ⑥裕子 ⑦智子 ⑧由美 ⑨幸子 ⑩直美 でした。
子は「一(はじめ)」と「了(おわり)」の組み合わせで、U中のM先生の「恵子」の場合、「一生、恵まれますように」という願いが込められています。(H)
読書百遍
小学校6年生の頃は、学校と旧役場の図書館にあった推理小説を中心に毎日3冊は読書をしていました。
中学生の頃は図書室の常連でした。当時、授業に位置付けられていた『必修クラブ』も読書クラブに入っていました。
高校生の頃は日本史と世界史の教科書に登場する本は一通り読みましたが、3年の頃は「入試を前に本を読んでいる場合ではない。」と指導されました。
大学生の頃は「岩波文庫」をかなり集めていました。加えて今は、情報誌やネットニュース、HPもかなり読みます。
BOOKOFFのコラムを読んでいると「活字中毒のセルフチェック」というものがありました。かなり当てはまります。ふと気づいたのですが、テレビに次々と表示される文字も隅々まで読んでいます。
灰谷健次郎氏の『太陽の子』の中に、「本は買って読め。家は借りて住め。」という一節があります。当然、これは「本は借りて読むな。家は買って住むな。」と言う意味ではなく…。
皆さんはどう解釈しますか。(H)
うぉー!
金曜日に、ランボルギーニウラカンを見かけました。マンガ「サーキットの狼」に端を発するスーパーカーブーム(昭和50年代前半)真っただ中に小学校生時代を過ごしましたので、ランボルギーニやフェラーリとの遭遇には血が騒ぎます。久しぶりに「うぉー!」っとなりました。隣にいた妻は「せからしか車!」の一言でした。
授業で、1950年代中盤に「三種の神器」と呼ばれた冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビと、1960年代に「3C」と呼ばれたカラーテレビ、クーラー、カー(自動車)を扱った時に、「今一番欲しいものは」と聞いてみましたが、一番多い回答は「特にない」でした。何でも手に入る時代なので、特にと言うものはないとのことでした。車もいらないという若者が増えていると聞きます。モノが売れないはずです。ビデオデッキ、CD、DVD、携帯電話、その都度「うぉー!」でしたけどね。
と言うわけで、校長室のトミカをスーパーカー特集にしました。ランボルギーニカウンタックの他、展示棚は真っ赤です。(H)
次は職員室
田浦中の印刷室はとてもきれいに整理されています。予算の面から外注は困難なので、K先生が特技を生かし、夏休みに棚や作業台を作っていただきました。学校は結構、自己完結型の組織です。K先生のご尽力により収納スペースが拡大されたこともありますが、猛暑の中で作業をされたK先生への感謝の気持ちがないと片付けは続きません。
たまに散らかっている時は、校務員のO先生が進んで整理をされています。ありがたいことです。使った人が、出る前に印刷室を見回すようになるのが理想です。
事務のH先生は、事務室の消耗品に一個当たりの値札を貼っています。職員にコスト意識が芽生え、使用後に事務室に返ってくる消耗品が増えたそうです。時々、生徒から「売ってください。」と言われるそうですが、売り物ではありません。ごめんなさい。
トヨタの取組を参考に、必要な量だけをもつ仕組みをつくる「発注点」を定めました。備品の置き場所を決める線を引きました。H先生はモノと時間の無駄をなくす取組に燃えています。
ルールはできましたが、運用するのは人です。年度が変わった時にも心は引き継がれる風土を育てたいと思います。(H)
やおいかん
「Word(ワード)はいっちょん言うこつば聞かん。」、「一太郎はお利口さんじゃった。」
学校のパソコンが新しくなり、ワープロソフト「一太郎」が使えるのも今年度末まで。学校にはここ30年の間に一太郎で作られた文書が大量に蓄積されている。それらの文書のWord変換、作り直し作業に追われる毎日。特に罫線が入った文書が困る。校務分掌表の作り直しには丸一日を費やした。
「最初の文字が綺麗に揃わん」、「罫線が思うごつ引かれん」、「画面じゃ見えとっとに印刷では出らん(Excel)」、「働き方改革にならん」等、ベテランの先生を中心に恨み節が聞こえる。
フロッピーディスクの時代はあっと言う間に過ぎ去り、ミニディスクも猛ダッシュ、ビデオテープやレーザーディスクの教材は対応機器が古くなり再生できない。技術の進歩の中で無駄が大量に生み出されている。
ばってん仕事はパソコンでせにゃいかん。なんさま、やおいかん(H)
今日は何の日
今日は勤労感謝の日です。『国民の祝日に関する法律』では「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日とされています。
もともとは飛鳥時代に始まった、収穫物に感謝する新嘗祭(にいなめさい)に起源があり、第二次世界大戦後のGHQの占領政策により、天皇行事・国事行為から切り離される形で改められたものだそうです。
宮内庁のホームページには『主要祭儀一覧』というコーナーがあり、新嘗祭について「天皇陛下が、神嘉殿において新穀を皇祖はじめ神々にお供えになって、神恩を感謝された後、陛下自らもお召し上がりになる祭典。宮中恒例祭典の中の最も重要なもの。天皇陛下自らご栽培になった新穀もお供えになる。」と書かれています。
知っていることは楽しいことです。ただ単に「休みの日」と捉えるのではなく、『勤労感謝の日』から『新嘗祭』、『宮内庁』、『GHQ』等、関連キーワードでつなげて調べる習慣がつくと楽しいですよ。(H)
トゥラッタッタ
今日、植木文化センターで熊本県特別活動研究大会が開かれ、水俣一中の先生が「話し合い活動」について、人吉一中と湯前中の先生が「生徒会活動」についての実践発表をされました。ここでの学びが、県内全ての学校に広がっていくことを期待しています。
水俣二中に勤務した最初の数年間は特別活動主任でした。当時の校長先生から「生徒に中学校生活の思い出を聞くと何と答えると思う?」と問われました。
私が「体育大会とか文化祭、修学旅行、学級で友達と過ごしたこと等でしょうか。」と答えると、「それは全て特別活動の内容だろう。特別活動を充実させることは、子ども達の思い出を豊かにすることにつながる。リーダーシップを発揮して頑張って欲しい。」と返されました。私は後輩の先生方に同じことを伝えています。
今年度、「Smiling(スマイリング)」をキーワードに活動した生徒会執行部は、『教師と生徒が両輪となった学校づくり』という目標にぐんと近づけてくれました。
12月3日は生徒会役員選挙。これから始まる、新執行部の活躍が楽しみです。田浦中生みんなでトゥラッタッタ~♪(H)
残り508kcal
Y先生の机上で恐ろしいものを発見した。『〇ヤング 焼きそば 超超超大盛 GIGAMAX』 休みの日の部活動後の昼食らしい...。
おやつでないことを祈りたい。
パッケージには『2142kcal 1日1食までにしてください カロリー摂取基準を上回る恐れがあります』の注意書きが...。
職員を和ませるためのネタだと祈りたい。
厚生労働省の資料を調べると、30~49歳の身体活動レベルが普通の男性の推定必要エネルギー量は2650kcalだ!
おおっ! まだ508kcalの余裕が!
コーラ500mlを飲んでも225kcal...。
等と考えていないことを祈りたい。(H)
元気ですかー!
昨日、「北九州市にあるスペースワールドのスペースシャトル『ディスカバリー号』の実物大模型の解体工事が始まった。」というニュースが流れました。売却先を探していたそうですが10億円と言う値段に、とうとう買い手は現れなかったようです。
平成2年に開業したスペースワールドには、人吉二中勤務の頃、修学旅行の引率で2回ほど行きました。そこで行われていたNASAの宇宙飛行士訓練のプログラム「スペースキャンプ」が旅行の目玉でしたが、月面と同じ1/6重力を体験できる「ムーンウオーカー」や、 体をヘソを中心にぐるんぐるんと回し、無重力空間の平衡感覚を養成する「マルチアクシストレーナー」(これには吐っかぶりました。)が特に人気でした。お土産で、宇宙食を買った記憶があります。
偶然、視察中のアントニオ猪木議員に遭遇しました。周りで何人ものSPらしき人が猪木議員を警護していたことが、何となくおかしかったのを思い出します。猪木議員は、私たちの呼びかけに対しても元気でした。(H)
言霊
日本には言霊(ことだま)という考えがあります。古代においては「言」と「事」は同じ概念と考えられていました。ですから、声に出した「言」葉は現実の「事」象に対して何らかの影響を与えると信じられており、良い「言」葉を発すると良い「事」が起こり、不吉な「言」葉を発すると凶「事」がおこるとされていました。
自分の意志をはっきりと声に出して言うことを「言挙げ」と言い、それが自分の慢心によるものであった場合には悪い結果がもたらされると信じられていました。つまり言葉は、自分がどんな心を持っているかを外に現すものと言えます。
先週、3年生の進路希望を確認しました。これからは、高校から願書を取り寄せたり、書類の作成をしたりといった手続きを進めます。
私も一人一人面談をする予定です。中学校生活をどう送ってきたのか、人とどうかかわってきたのか、これからどうありたいのか、夢をどう実現させていきたいのか、いろいろな言葉を聞かせてください。3月の良い事に繋げる機会にしてもらえると幸いです。(H)
阿蘇神社例大祭
今日は阿蘇神社の例大祭でした。田浦中生は空手の演武を奉納しました。学校は、地域の伝統や祭りを次世代に繋ぐ役割を果たしていきたいと思っています。
私が子どもの頃は、桟敷席(昭和48年頃までのようです)が組まれていました。鳥居までの道には露店が並びとても賑やかだったことを思い出します。私も中学生の頃、奉納相撲に出ました。初めてのまわしが恥ずかしかったことを覚えています。担任の太田篤洋先生も参加されましたが、柔道の技を生かした手技足技で相手を軽くいなしていかれるのに驚きました。
田浦阿蘇神社御由緒にはこのように書かれています。
『御祭神』健磐竜命(たけいわたつのみこ) 阿蘇都比咩命(あそつひめのみこと)
『御由緒』健磐竜命は阿蘇外輪山を跳破ってたまっていた水を流し、現在の阿蘇谷(平野)を拓かれた神様として、熊本県においては最もご信仰の篤い神様です。この田浦阿蘇神社は、一ノ宮町宮地の阿蘇神社(肥後一ノ宮)からの御分祀であり、約500年前(推定)にこの地に御鎮座されたものと思われます。
『御神徳』五穀豊穣 商工業の発展等 子孫繁栄 田浦郷の総鎮守
この機会に、地域の事についても調べてみると良いですね。(H)