校長ブログ「秘密の部屋」

【当事者意識】301207

 今日は、佐敷中学校N先生の授業参観に行ってきました。教科等研究会で授業者を募ったところ、進んで手を挙げてくれたそうです。佐敷中に赴任された時から注目している先生なので、頑張りがとても嬉しいです。

授業は公民の『地方自治と私たち』という単元で、芦北町のふるさと納税の使い道について考えました。班ごとの提案、意見交換、芦北町役場企画財政課からのお話等を通し、住民の一人として、芦北町の未来を考えることができていました。佐敷中生の力を感じました。

本校のK先生は、先週『公的年金』についての授業を保護者に公開されました。具体的な数字の入った多くの資料を基に自分の年金について考えましたが、保護者の皆様にとっても確認の機会になったようです。
 リーダー的存在の湯浦中のS先生はいつも「社会科の授業を通して、子どもたちに当事者意識を持たせたい。」という強い願いを語っています。同感です。
 自分たちの今と将来の全てを人任せにせず、何ができるかを自分で考える。社会科の学習を通してそんな力を付けさせたいと思います。(H)