校長ブログ「秘密の部屋」

【19人】310205

 ニュースを見ていると、『アメリカ合衆国ハワイ州議会で、たばこの購入が許可される年齢を、現行の21歳以上から100歳以上まで段階的に引き上げる法案の審議が始まった。』という記事に目が留まりました。世界のおもしろ法律に追加されそうな内容です。

 ハワイはもともと喫煙には厳しく、レストラン、ホテルのロビー、公共施設などは室内、屋外の関係なく、電子タバコも含め全面禁煙とされており、違反者は罰金を科されるということです。

 この法案では「州内でたばこが購入できる年齢を2020年までに30歳以上として、その後も40歳、50歳と毎年10歳ずつ引き上げて、2024年以降は100歳以上とする。」とされていますが、電子たばこや葉巻、かみたばこは対象に含まれないなど?もつきます。年は1年に1歳しかとりませんので、来年30歳の人も、再来年は吸えないと言うこと。もはや『タバコは禁止』に等しい法案ですね。また、法律は滞在する外国人にも適用されますので、ハワイ旅行中は喫煙できないということになります。

 ちなみに日本の100歳以上の人口は6万9785人、2017年の統計では芦北町で100歳以上の方は19人だそうです。

 3年生は「自由権」、「公共の福祉」、「税収」など、公民の学習内容とからめて考えてみると面白いですね。明日は別の法の話です。(H)