学校生活

ゴールデンウイークも終わり...。

コロナ禍ではありますが、移動制限のないゴールデンウイークが終わりました。

ご家族で、楽しい時間を過ごされたことだと思います。

 

さて、学校では今週末に控えた体育大会に向け、練習にも一段と熱が入ってきました。

何度もお伝えしていますが、本校の特色は、生徒による主体的な取組です。

担当職員との打ち合わせ後は、生徒リーダーが的確な指示をしてくれます。実に頼もしいです。

あとは、お天気が味方してくれることを願うばかりです。

 

追伸...人吉球磨管内の学校でも新型コロナウイルスの感染拡大が見られます。まずは、基本的な感染症対策(マスク着用・手指消毒・換気・三密の回避など)をお願いします。また、健康管理を徹底し、発熱等の風邪症状が見られるときは出席停止となりますので、無理して登校することがないようにお願いします。ご不明な点は、ご遠慮なく、学校にお尋ねください。

ソーラー防災照明を寄贈いただきました。

 株式会社Cygames様より、ソーラー防災照明の寄贈がありました。同社は、熊本地震被災地や熊本豪雨被災地への思いから支援活動を続けられています。今回、設置された防災照明は、平時は太陽光パネルで発電した電気を内蔵バッテリーに蓄電し、夜間にその電力でLEDライトを灯らせます。災害時には蓄えた電力を非常用電源として活用することができます。社会体育等で夜間に出入りされた方はお気づきだと思いますが、白色のLEDライトは、とても明るく防犯上も効果が高いと思います。

 令和2年7月熊本豪雨では、万江地区を中心に大きな被害がありましたが、このように全国の企業・個人様が今もなお、支援活動を継続されていることに感謝するとともに頭がさがる思いです。本当にありがとうございました。

 

 

体育大会の練習開始!

 体育大会に向け、練習が始まりました。初日の今日は、雰囲気を盛り上げる意味も込めて「校歌」と「ラジオ体操」です。通常の式典等での校歌斉唱とは違い、山江中伝統の「体育大会バージョン」です。体をのけ反り、天に向かってお腹から声を出します。まずは3年生がやって見せて、それを1,2年生が真似るという練習パターンも山江中の伝統のスタイルになりつつあります。

 私が体育主任をやっていた頃は、マイク・拡声器を片手に教師主導の練習を行っていました。(苦痛に思っていた生徒も多かったのではと、反省しています。)しかし、今の山江中では、生徒会長や体育委員長、応援団長など、それぞれの場面でリーダーが活躍する生徒主導の取組を行っています。リーダーは人を動かすことの難しさを経験し、上手くいかないことに悩むこともあります。だからこそ学ぶことがたくさんあります。

 体育大会は、5月15日(日)開催。明日からのお天気が心配です。

体育大会 結団式

 「楽しもう! やってみよう! 挑戦しよう! ~Take your Chace~」

 令和4年度体育大会のスローガンです。本日は、体育大会に向けての結団式が行われました。いよいよ体育大会に向けての取組のスタートとなります。

 式のはじめに、校長から「一生懸命」について話をしました。まず、一生懸命に「得意不得意はない、誰にでもできる」ということ。二点目に一生懸命は「見ている人の心を打つ」ということ。そして三点目に一生懸命は「仲間との関係性をよくする」という内容です。これまで、山江中生の様々な取組を見てきましたが、本当にどの場面も『立派!』という言葉がぴったりで感心させられてきました。体育大会でのパワーアップが楽しみです。

 肝心の団分けや団の色決めですが、ピシャっとする場面や、「ぐるぐるバット」を取り入れて楽しむところなどメリハリの利いた、期待通りの進行でした。青団団長の森口くん、白団団長の黒木くんを中心に、一生懸命に楽しんでいる姿、一生懸命に競技する姿、一生懸命に挑戦する姿をお見せすることができると思います。どうぞご期待ください!

Time is money. 時は金なり

 Time is money. (時は金なり) 中学生の頃、英語の授業なのか、他(道徳?集会?)の場面なのか記憶は定かでありませんが、皆さんが耳にした言葉だと思います。

 山江中学校では、スケジュール手帳を全校生徒に持たせ、計画的に、主体的に、見通しを持って生活する力を養うための取り組みをおこなっています。きっかけは、本校の教頭であった2年前、ICTの研究を進めるにあたり、生徒にSNS等のメディアに触れる時間を調査したことです。スマホやタブレットなどの機器が普及すると同時に、メールや動画サイト、ネットゲームに費やす時間が大幅に増加している実態がありました。動画サイトなどは、私たち大人でも、見始めるとつい長時間経っていることがあります。自制心が弱い子供は、よりのめり込んでしまうとの報告も目にしたことがあります。

 もし、このまま子供たちがSNS等に長時間、時間を奪われるようなことがあれば、その損失は計り知れない(単純に「もったいない」)と感じています。勉強しろ、とは言いませ。読書やジョギング等の運動、家事のお手伝いなどの時間を大切にしてほしいと考えています。そのような思いから始まった取り組みです。

 前置きが長くなりましたが……今日は、その「手帳の取組」を先輩が後輩にアドバイスする活動を行いました。(この縦割りの活動も、山江中学校が重視している活動です。)3年生から2年生に、2年生から1年生へと日を分けて行いました。縦割り活動では、「教える側」「教わる側」があるとするならば、一般的には「教わる側」にメリットがあるように感じますが、私の中では、圧倒的に「教える側」にメリットがあると思っています。教えるための準備、伝えるための表現力、そして何よりも主体的、能動的な活動であるからです。今後も、学習や行事のさまざまな場面で、縦割り活動を取り入れていきます。

 今回の「手帳活用のアドバイス」の取り組みでは、「教え」に行った2年生が、1年生のあまりにも充実した手帳の記入(活用)の様子を知り、「教わって」しまうという想定外の珍事もありました。^^;

全国学力・学習状況調査

 全国学力・学習状況調査が行われました。このテストは、全国的な生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ること、また、学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てることを目的として行われています。小学6年生、中学3年生が対象で、今年は、国語・数学(算数)・理科の3教科が実施されました。

 全国的な学力調査ということもあり、3年生は真剣な眼差しで試験に臨んでいました。「試験」や「テスト」というと、私たちは結果にとらわれがちですが、このテストの目的で書いているように、教師が指導方法を見直したり、生徒一人一人が自分の課題に気づき学習方法を改善したりすることが大切です。

 「結果」も楽しみですが、学校として指導方法等の工夫改善に役立てていきたいと思います。

 

賑やかな理科の授業

 校長室で作業をしていると、理科室から何やらにぎやかな声が聞こえてきました。直線距離で20m近くはあると思います。作業を中断し、理科室へと様子を見に行くと、元素記号を使ったカルタ大会でした。担当の上村先生が「水素」「窒素」と出題するたびに、「瞬殺」でカードへと手が伸びます。にぎやかな声は、歓喜や悲鳴?だったのです。

 学習には色々なスタイルがありますが、いわゆる「暗記」系の学習はあまり楽しいものではありません。昔、リング付きのカード(俗にいう単語帳)に英語の単語と和訳、歴史の年号と出来事などを書いて必死に覚えたものです。カルタ大会という一工夫で子供たちも楽しみなが学習に向かうことができます。

 改めて、授業は子供たちの興味関心を高める工夫が大切だと感じました。本当に微笑ましい時間でした。

九電旗球磨郡野球大会 第3位

 4月16日(土)・17日(日)に九電旗球磨郡野球大会がありました。山江中は、相良中と人吉三中との合同チームでの出場です。

 16日(土)は予選リンクで、ビッグボーイズと球磨中と対戦。ビッグボーイズとは1対8で敗戦。球磨中とは6対4(タイブレーク)で勝利し、1勝1敗で17日(日)の準決勝に進出しました。

 準決勝ではあさぎり中と対戦し、4対0とリードしていましたが終盤同点に追いつかれ、タイブレークの末、惜しくも4対5で敗戦しました。ヒットやファインプレーもあり、全員がそれぞれの役割で頑張りました。中体連大会に向け弾みがつく大会となりました。

 ご声援ありがとうございました!

伸びる!伸ばす!山江中

 新学期のスタートは、学力検査や身体計測、健康診断など「行事」が多く行われます。これから一年間の教育活動を進めるにあたって、生徒一人一人の学習の定着状況や心身の健康状態を把握することはとても大切なことです。それぞれの良さを伸ばし、課題点があれば対策を講じる。基本的なことを丁寧にできるよう努めていきます。

 ところで、中学生の時期は、男子生徒で1年間に10cm前後も身長が伸びます。生徒によく話していたことですが、150cmほどの生徒を例に、「5年後は2mだねっ」「10年後は2m50cmだねっ」と、問いかけていました。当然、生徒からは「そんなことありえません」といった言葉が返ってきます。「どうして?」と更に問いかけると、生徒たちは『伸びる時期がある』ということに気づきます。

 そうなんですよね。中学生の時期は、身長の伸びだけでなく、様々な面で子供から大人へと急成長します。この『伸びる時期』を逃さず、たくさんの挑戦から、たくさんの成功やうまくいかなかった経験を積ませることが大切だと考えています。応援よろしくお願いします!

令和4年度 第76回入学式

 本日無事に、新入生36人の入学式を挙行しました。今年の入学式も新型コロナウイルス感染防止のため、来賓は山江村長の内山様のみのご案内とさせていただきました。3年生は2階ギャラリーから、2年生は各教室でオンラインでの参加です。

 式後の学級活動では、和やかな雰囲気の中にも、緊張した様子が伝わってきました。学年主任の森下教諭(英語科担当)が加わり、学校生活を英語でコミュニケーションを図った際には、笑い声も起きていました。

 学校にとっての入学式と卒業式は特別な式典です。新入生は、中学校生活への不安と期待が入り混じった状態で中学校生活をスタートさせます。私たち教職員の役目は、その不安を少しでも早く解消し、子供たちの期待に応えるべく教育活動を展開することです。気持ちを引き締め、より良い学校づくりを進めていきます。

 

 

令和4年度就任式・始業式

 いよいよ令和4年度のスタートです。はじめに就任式を行い、着任した校長(中野)、村本教頭、愛甲教諭の3人が挨拶を行いました。始業式では、生徒会長の森口君がPTA新聞で述べていた「楽しむ」ということに関連して、校長としての考えを伝えました。ざっくり紹介すると①個性を楽しむ ②学ぶことを楽しむ の2点です。(詳細は、マロンチャンネルをご覧ください ^_^; )

 そして待望?の担任等の発表。発表される担任もドキドキの瞬間です。歓声か、悲鳴か… 山江中学校の子供たちは、「相手に対する配慮」ができますので、微妙なニュアンスで応えてくれました。素晴らしいです!

 始業式後は学級に分かれて、いわゆる「学級開き」をおこないました。クラスの目標や約束事の話し合い、係決め、新しい教科書配付などを行い、令和4年度の1日目が無事にスタートできました。

 来週の月曜日には新1年生36人を迎えます。

クラス分け発表

 本日、令和4年度のクラス分け発表を行いました。今年は、1年生1クラス、2年生2クラス、3年生2クラス、特別支援学級1クラスの合計6クラスとなります。

 2・3年生は、自分のクラスを確認するなり、歓声とも、悲鳴とも???の声をあげ、友達と喜び合う姿が見られました。1年生は、事前に1クラスになると連絡していたこともあり、冷静?に掲示板を確認していました。

 どんな一年が待っているんでしょうね。とても楽しみです。(^_-)-☆


粛々と机の移動をする上級生

ユニフォームを寄贈していただきました。

 ロアッソ熊本のユニフォームパートナーである高橋酒造様から、本校の卒業生である宮原愛輝選手のサイン入りユニフォームを贈呈していただきました。

 宮原選手は、山江中学校在学時はロアッソ熊本ジュニアユースに所属し、週に4日~6日間は熊本市内での練習や試合等に参加するなど、ハードな日々を過ごしていました。 山江中からサッカーの名門校、県立大津高校に進学しレギュラーとして活躍。卒業後は、幼少の頃からの夢(目標)であったプロサッカー選手としてロアッソ熊本に入団しました。

 また、山江村からは宮原選手の一学年先輩にあたる樋口叶選手(山田小出身:ロアッソ熊本所属~現在、JFL高知ユナイテッドへ育成型期限付き移籍中)もプロサッカー選手として活躍中です。身近な先輩がプロサッカー選手として活躍する姿は、後輩である在校生の皆さんにも大きな刺激となることでしょう。

 なお、山江村は、2022シーズン火の国もりあげタイの実施自治体とのこと。宮原選手・樋口選手の活躍を応援しましょう。

 

 

 

着任のご挨拶

 穏やかな春の日差しと吹く風もやわらかな季節となりました。

 さて、このたびの教職員の定期異動により、下記の3名が山江中学校に着任しました。

 前任校等での経験を生かし、山江中学校の生徒の教育に誠心誠意精励いたす所存です。

皆様のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申しあげます。

 校長 中野 浩二 山江中学校(教頭からの昇任)

 教頭 村本雄一郎 五木村立五木中学校より

 教諭 愛甲 竜士 あさぎり町立あさぎり中学校より

3月上旬に植え付けたビオラとノースポールもしっかりと根付きました。まもなく始まる新学期(始業式・入学式)を明るく彩ってくれます。

本年度最後の学活

 修了式終了後は、各クラスでの最後の学活です。

 クラスによっては、黒板が思い出の写真で彩られたり、1年間の出来事をムービーに編集して流したりしていました。

 学活の終盤は、通知表の配付となります。

 渡された通知表をドキドキしながら開き、友人と内容を見せ合う姿が見られました。

 全員、この1年間で大きく成長したと思います。

 上の学年で、さらに様々なことを学びながら自分を磨いていってください。

英語クイズ

 今年度、最後の英語。

 教室から賑やかな声が聞こえてきました。

 見に行くと、ALTのアヨミデ先生と生徒たちが楽しそうに英語でやりとりをしています。

 内容は、1年間に習った文法を選択問題とした、電子黒板とタブレットをつないだクイズ形式の授業でした。

 回答を正解するとどんどん加点され、ランキング上位者の名前が大きく表示されるので、生徒たちは大盛り上がりです。

 なんと、すべてアヨミデ先生の手作りとのこと。

 2年生で学習するに文法を丁寧に確認され、特に重要と思われるものをピックアップしての出題だったようです。

 本校は今後も、ALTと連携を図りながら能動的に学ぶ英語教育を推進していきます。

 

演奏会(音楽科)

 2年生の今年度最後の授業は、各楽器を使っての演奏会でした。

 ハンドベルの担当は、「千と千尋の神隠し」のテーマ曲「いつも何度でも」を、木琴と鉄琴の担当は、Adoの「うっせぇわ」 をリズミカルに弾いていました。

 そのほかにもアコーディオンなど様々な楽器の担当ごとに曲を奏で、とても賑やかに演奏会となりました。

 最後のサプライズは、担任によるフルートの演奏です。

 曲は、森山直太朗の「さくら」と、12月に行った合唱コンクールの課題曲であるMrs. GREEN APPLEの 「 僕のこと」。

 フルートの優しい音色に、生徒たちは完全に心を奪われているようでした。

 担任と生徒との一体感を感じることのできた素敵な授業でした。

学びあい学習(感想)

 3日間の学びあい学習の取組が終わりました。

 数学、英語、国語の3教科でしたが、生徒達はとても真剣に取り組んでくれました。

 以下は、実施後の生徒アンケートの一部です。

 

 

・1年生とうまくコミュニケーションをとりながら教えることができたし、自分の学びにもつながったかなと思いました。

・教えてもらうことで1年生も学力が上がるうえに、2年生も一度問題を解くことで学力UPにつながっているので、両方に良い時間になっていると思いました。

・教えるのは大変だったけど自分の学びの理解が深まったのでよかった。

・2年生は教えようと努力するし、一年生はわからないところを素直にしっかり聞いてくれるので、良い機会になったし、仲も深まったと思います。

・準備の時点では大丈夫だと思っていても、実際に教えてみると自分もよく理解できていなかったりしたので、人に教えることで自分も勉強になるから、とても良い機会になったと思いました。

・1年生と交流することができたし、1年生の内容を復習することができたのでよかった。

 

 来年度も、是非実施したいと考えています。

 

こころの健康づくり講演会

 スクールソーシャルワーカーの植竹をお招きし、こころの健康づくり講演会を行いました。

 「こころが元気になるコミュニケーション」のタイトルで、プレゼンを使いながら、とても分かりやすく講演していただきました。

 ペアを組んで行う演習も、大盛り上がりです。

 この講演を通して、人を尊重することや自分を知ることの重要性、そして生きていく上で大切な姿勢や視点について学ぶことができたようでした。

学びあい学習(英語)

 英語の学びあい学習の様子です。

 どのグループも、2年生が身を乗り出して1年生に教え、1年生も積極的に質問しながら活動していました。

 体育大会などの行事は縦割りで行ってきたのですが、学習指導については初めての取組となります。

 私たちの想像以上に、生徒たちは熱心に取り組んでおり、これまで以上に学年間の交流が進んだようでした。