産山学園の生活(学園ブログ)

よかばい☆うぶチャンネル!

9年生 海洋汚染の現状について学ぶ

 本日、9年生は産山村環境教育アドバイザー井 春夫様をゲストティーチャーに迎え、海洋汚染の現状と私たちにできる取組について学びました。井 春夫様には、先日5年生の学習でゲストティーチャーとして御講話いただきました。

 海洋汚染でも、特に問題となっているのが、プラスチックゴミが波や紫外線で小さくなって海を漂うマイクロプラスチックによる影響です。漁業面や観光面で大きな損失が出ているとのことです。

 産山村は川の最上流部にあるからこそ、川を汚さない、プラスチック製品を流さないことが大切であると言われました。ゴミは川から流れて海に届くため、海の汚染は私たちにも責任があること、海がない地域でも関心をもつことが必要であると言われました。

 また、3R(リデュース、リユース、リサイクル)に努めること、プラスチック製品を適切に処理することが大切であることを改めて学びました。

 最後に、卒業する9年生に向けて、産山村は自然環境に恵まれているので、この状況をみんなで守っていくこと、世界に目を向けていろいろなことに挑戦してほしいと、応援のメッセージをいただきました。

 環境問題について、深く考える機会をいただきました。9年生一人一人が環境問題に対する意識が高まりました。井 春夫様、二度にわたる御講話ありがとうございました。

 

第2回わくわくキッズデー開催

 本日、第2回わくわくキッズデーを開催しました。

4月から産山学園に入学するお子様、保護者の皆様に体験入学及び保護者説明会を行いました。

入学までに準備するもの、健康面、スクールバスの利用などについて担当より説明しました。

保護者説明の間、新入生は、3年生のリードで校舎の案内をしてもらったり、遊びを教えてもらったりしました。

新入生にしっかり関わっていた3年生、頼もしく感じました。

また、登校班の顔合わせも行いました。班長さんや副班長さんが集まる場所やメンバーを優しく教えていました。

入学まで二ヶ月を切りました。

皆さんの入学を学園生・職員一同心よりお待ちしています。

5年生 森林と私たちの暮らしについて学ぶ

 本日、5年生は産山村環境教育アドバイザーの井 春夫様をゲストティーチャーに迎え、森林の働きや暮らしとのつながり、環境とのつながりについて学びました。

 はじめに、森林に関するクイズが出されました。日本一長生きしている木、産山村の森林面積の割合など、たくさんの知識を得ました。

 ちなみに、日本一長生きしている木は屋久島にあるそうです。また、産山村の森林面積の割合は、草原も含めて約7割になるとのことでした。

 また、森林が私たちの暮らしに必要な理由や木が私たちの暮らしの中でどのように使われているか、改めて考える機会となりました。森林も生態系の一部であり、森林がなくなることが生態系を崩すことにつながることが分かりました。自然界ではお互いが助け合って生きていることに改めて気付かされました。

 最後に、森林、草原、田畑を守ることは、ふるさとを守ることにつながると話されました。大人になって、都会に出ることがあっても、産山のよさを思い出し、産山のためにできることを考えてほしいとメッセージをいただきました。

 5年生は、アドバーザーの話を真剣に聞き、メモをたくさん取っていました。また、質問がたくさん出されました。主体的に学んでいた5年生です。

 森林の魅力や大切さを学ぶ機会をいただいた、井 春夫様にお礼を申し上げます。

3年生 地域の安全・安心な暮らしについて学ぶ

 本日、3年生は産山村学校安全指導員の古閑行人様をゲストティーチャーとして迎え、産山村の安全・安心な暮らしを守る取組について学びました。

 古閑様には、日頃から学園生が安全に登下校できるよう、村内のパトロールや交通整理をしていただいています。

 今日は、安全な暮らしを守るために日頃取り組まれていることを、3年生が直接質問して学ぶ機会としました。

3年生からたくさんの質問が出され、一つ一つ丁寧に答えていただきました。

「産山村のために役立ちたい」「学園生が安全に登下校できるようにしたい」という想いのもと、毎日活動を行っているとのことでした。

 午前6時に起床し、7時には村内のパトロールに出かけているとのことでした。先日の大雪の際は、通学路の雪かきをしたり、融雪剤をまいたりして学園生が安全に歩けるようにしていただきました。

 この活動を始めて19年ほどになるとのことでした。長い間、産山村の子供たちを見守っていただいています。毎日お世話になっている古閑様に、学園生は感謝の気持ちを込めて元気な挨拶をしてほしいと思います。

 産山村の安全・安心な暮らしを支える仕組みについて、子供たちは深く学ぶことができました。

古閑様、ありがとうございました。

 

5年生 出前授業で「水の学校」実施

 本日、5年生は熊本の地下水、川に住む生き物などの環境学習を行いました。

この学習は、熊本県の環境立県推進課より講師を派遣していただき、出前授業として実施したものです。

熊本の宝である地下水の大切さに気付くとともに、水保全や環境保全に努めようとする態度を育むことを目的に行われています。

5年生は、熊本の水事情や節水の方法について学んだり、川に住む生き物の種類や特徴について学んだり、パックテストを使った身近な水の水質検査を行ったりしました。

本日の授業で、熊本の海や川の環境や生き物を守ることの大切さに気付くとともに、自分にできる環境保全活動を考えることができました。また、阿蘇の自然のすばらしさに改めて気付くことができました。出前授業を実施していただいた環境立県推進課の職員の皆様にお礼を申し上げます。