産山学園の生活(学園ブログ)

2022年10月の記事一覧

全力で挑んだ持久走大会

 秋晴れの好天に恵まれ、本日持久走大会を行いました。5・6年生、1・2年生、3・4年生、7・8・9年生の順にスタートしました。

 運動場を出ると、家壁方面に向かって走りました。往路はアップダウンはあるものの体力があるため乗り越えられますが、復路が家壁橋を過ぎると急な上り坂が待っています。学園生は、一歩一歩着実に上り詰めて前に進んでいました。上り坂の苦しさが、学園生の心と体をより強くします。

 最後まで走り抜くことは、大変だったと思います。走っている途中は自分だけが頼りで、不安な気持ちで、「あと少し、あと少し」と思いながら走り続けた学園生もいたことでしょう。しかし、不安やきつさを乗り越えた後は、自信や達成感に変わったと思います。

  今日のマラソン大会をきっかけとして、自分の「体」のために、これからも走ったり運動を続けたりしていきましょう。そして、自分の「心」のために、これからもきついこと、大変なことでも挑戦していきましょう。

 学園生の応援も走っている人の心に届きました。走っている人にたくさんの勇気や元気を与えたことでしょう。

 最後になりますが、沿道からもたくさんの声援をいただきました。保護者の皆様、地域の皆様ありがとうございました。

 

第2回学園サロンをオンラインで行いました

 本日、村基幹集落センターと産山学園をオンラインでつなぎ、今年度2回目のお年寄りとのサロン活動を行いました。今回は、12名のお年寄りが参加されました。

 この活動は、村社会福祉協議会と連携し、4~7年生が準備を進めてきました。

 はじめに、お互いに自己紹介を行いました。その後、学園生は3つの班に分かれ、これまでの取組を発表し交流を深めました。

体操チームは、認知症予防の観点から、歌に合わせて手を動かす体操や足を動かす体操をお年寄りに紹介し、一緒に活動しました。

ユニバーサルデザインチームは、靴下をはく補助具やボタンを留める補助具を考案し、使い方を紹介しました。お年寄りから使ってみての感想もいただきました。

コミュニケーションチームは、産山村のおすすめの場所や食べ物、心に残っている食べ物などをテーマにお互い伝え合いました。

 各チームからの発表後、お年寄りから、「私たちが困難に感じていることをよく考えて、アイデアを出してもらったことがよかった」、「産山のいいところをこれからも発信してください」、「産山で誇りをもって暮らしてください」といったエールを学園生にいただきました。

学園生も、「前回のサロンで出た課題を改善できました」「自分の声がよく届くように意識しました」といった前向きな意見がたくさん出されました。

 直接の交流が難しい状況でもオンラインという手段で、交流ができることを手応えとして感じた学園生でした。

 専門機関の皆様、村社会福祉協議会の皆様、大変お世話になりました。これからも、産山村の福祉を学園生の力でよりよくしていきます。

 

 

1・2年生が給食センターにサツマイモを届けました

 先日、ファーストの学園生がサツマイモの収穫を行いました。

今日は、収穫したサツマイモを1・2年生が給食センターに届けました。

明日の給食のメニューに登場します。

サツマイモご飯として出る予定です。

1・2年生が「畑でとれたサツマイモです。よろしくお願いします。」と挨拶すると、

調理員さんから「明日の給食を楽しみにしておいてください。」とお返しがありました。

自分たちで収穫したサツマイモが給食に出ることで子供たちも喜んでいました。

明日の給食が待ち遠しい1・2年生です。

 

笑う 8年生が育てた大輪の菊、艶やか!

 産山学園の秋の楽しみの一つに「菊」の花があります。菊の花づくりは、8年生が技術科の授業の中で取り組みます。

 育て方のポイントを簡単にまとめると、①摘芯を行う→②摘芽を行う(わき芽をとり1鉢から3本の花が咲くようにする)→③誘引を行う(支柱にタイで固定する)、となります。

 「どうしてこんなに艶やかに咲くんですか?」技術科担当の東先生にたずねると、「8年生の努力の賜です。夏休み中の水やりなど、協力して欠かさず行ったからです。」

 さらに東先生は、「花を育てることは本当に大変です。でも、苦労して花が咲いたとき、その言葉にできない喜びを誰よりも味わえるのは、苦労した人だけです。」と、菊の花づくりに取り組む意義を静かに語られました。

 8年生に「何が大変だった?」とたずねると、「とにかく、わき芽を取り続けないといけないので大変でした。でも、こんなにきれいに花が咲いて、がんばってよかったと心から思います」と笑顔で答えてくれました。  

 成長の早い白の菊が、今週、学校内に飾られましたが、このあと、黄色の菊と赤紫の菊も登場します。8年生が育てた大輪の菊が、産山学園を彩り、見る人の心を癒やします。学園にお寄りの際は、ゆっくりご覧ください。

10月 学園生集会を開きました

 本日、生徒会主催の学園生集会を開きました。

はじめに、各委員会から今月の取組及び来月の予定について話がありました。

次に、来月の生活目標について発表がありました。

来月は「これまでの成果を伝え合おう」です。11月12日(土)に行われる学習発表会を意識した目標です。

生徒会長から「学習発表会に向けて、観ている人に成果が伝わるようにがんばりましょう」と学園生に呼びかけがありました。

最後は、執行部企画の「○×クイズ」が行われ、各クラス大いに盛り上がりました。

学園生全員で学習発表会に向けて練習を積み重ねていきたいと思います。

 

 

 

校内持久走大会に向けてがんばっています

 今週土曜日(10月29日)に持久走大会を行います。

各学年、体育の時間に試走を行っています。

1・2年生 1100m

3・4年生 1400m

5・6年生 2000m

7~9年生 3000m

いずれも、運動場をスタートした後は家壁方面に走ります。ゴールは運動場です。

復路の家壁橋を過ぎた坂道が学園生にとって難所となりそうです。

ゴールの着順も大切ですが、各自が設定する目標タイムに近づけることも大切です。

 持久走大会を通して、学園生の体力向上はもちろんのこと、目標を立てて練習を積み重ね、最後まで粘り強く走りきるチャレンジ精神を養ってほしいと思います。

保護者の皆様、地域の皆様、当日は応援よろしくお願いします。

9年生今日から熊本県共通テスト実施

 9年生は、今日と明日熊本県共通テストを行います。

このテストは、県内の中学3年生を対象に毎年秋に実施されるテストです。

今後、進路を決定する際の指針となる大切なテストです。

国語、数学、英語、社会、理科の5教科を受検します。

自分の目標や夢に向かって最後まであきらめず、努力してほしいと思います。

9年生、応援しています!

 

2つの団体様から教育活動助成金をいただきました

 産山学園の子供たちの教育活動を応援するため、2つの団体様より教育活動助成金をいただきました。

◎産山村チャリティー実行委員会 会長 橋本 工 様

◎公益財団法人 日本教育公務員弘済会熊本支部 様

チャリティー実行委員会様からは、「産山の子供たちのために役立ててください」と応援をいただきました。

弘済会様からは、教育研究助成事業の学校教育研究奨励(学校奨励金)としていただいたものです。

本日、交付式が行われました。

産山学園の教育がより充実・発展させるために有効に活用させていただきます。

ご支援いただいた2つの団体様に心よりお礼を申し上げます。

本日はチャレンジ弁当の日でした

 今日は、今年度2回目のチャレンジ弁当の日でした。

学園生は世界で一つだけのお弁当作りに挑戦しました。

計画、調理、盛り付け・・・どれも大変だったと思いますが、お弁当の時間になると笑顔いっぱいでお弁当を食べる学園生の姿が印象的でした。

食べながら「これかわいいでしょう!」、「ここを工夫しました!」と楽しそうに教えてくれました。

お弁当作りをとおして、自分で食事を作る意欲や態度につながることを期待しています。

保護者の皆様にはご協力いただき感謝いたします。

 

ロイロノートを活用した学習

 2学期から「ロイロノート」がすべての学園生のタブレット型ノートPCに導入されました。

本日、3年生が算数の授業で活用していました。

ロイロノートは、学園生の学習効果を高めるためのアプリのひとつです。

ノートPC上のカードに自分の考えを直感的にまとめ表現できるのが特徴です。

また、作成したカードは学園生の端末で共有でき、自分の考えを発表したり、他の学園生の考えと比較したりすることで、対話的で深い学びが実現できます。

更に、頭で考えたアイデアを視覚的に表し、比べたりまとめたりするための図やグラフ(シンキングツール)を作成することも可能です。

学園生の発達段階に応じて、また、教科の特性に応じて幅広く活用できるアプリです。

学園生の思考の深まり、学び合いにおいて可能性の広がりを感じさせます。

導入していただいた村教育委員会に感謝いたします。

 

 

 

子どもヘルパー活動~来週のオンラインサロンに向けてリハーサル~

 本日、4~7年生は子どもヘルパー活動を行いました。

来週は、産山村のお年寄りとオンラインによる交流を行います。

コミュニケーション班、体操班、ユニバーサルデザイン班のそれぞれが、来週に向けて打合せを行いました。

オンラインによる交流のため、はっきりとした声、明確な動き、提示の仕方などに留意しながらリハーサルを行いました。リハーサル後、動画を見ながら改善点を話し合いました。

福祉によって産山村のお年寄りを元気にするプロジェクトが着々と進んでいます。

7年生が菊池恵楓園歴史資料館を訪問しました

 7年生は、学級活動や道徳の時間にハンセン病回復者等の人権について学習しています。

本日、国立療養所菊池恵楓園歴史資料館を訪問し、学びを更に深めました。

資料館は、今年の5月にリニューアルオープンし、映像資料や展示資料からハンセン病の歴史と差別の現状をしっかり学ぶことができます。長年の隔離政策により、ハンセン病回復者及びその家族に対する偏見や差別が助長され、深刻な人権侵害につながったことに気付くことができました。

学園生は、見て、聞いて、触れてハンセン病の歴史を「自分事」として捉えることができました。

資料館訪問を通して、人権が尊重される社会、差別や偏見のない社会をつくっていくことを誓いました。

笑う 5年生、今と昔の稲刈りに挑戦!

 10月19日(水)、秋晴れの中、5年生は、稲刈りに挑戦しました。稲刈りについて教えてくださったのは、田植えの時からお世話になっている池部さん。池部さんは、今日の5年生の稲刈りのために、約4ヶ月間、田んぼの水の管理などをしてくださいました。

 池部さんから、安全な鎌の使い方について教えていただいた後、5年生はいよいよ稲刈りへ。

「ざく!うわー、気持ちいい!豊作だぁ!」

「お米、刈り取ったどぉ!」

 5年生は、人数は少ないけれど、一人一人が一生懸命作業するため、稲がどんどん刈りとられていきます。いいぞ、5年生!

 田んぼの半分くらいかりとったところで、ついにコンバイン登場!

「うわー、すごい!鎌では、あんなに時間かかったのに一瞬で刈り取っていくぅ」

 池部さんから、「昔の刈り方と今の刈り方、両方学んでほしい」と言われた5年生。後半は、コンバインを使った稲刈りと脱穀に挑戦しました。

「これは、便利だ。はやい!」初操作のため、笑顔と緊張した顔が入り交じった5年生の表情。

 無事に、稲刈りを終えて、達成感を感じている5年生を見て、安堵の表情を受かべる池部さん。家族3人で来られて、5年生が、安全に、楽しく作業ができるようにとたくさんの準備をしてくださいました。本当に感謝しかありません。ありがとうございました。

 「コンバインはすごかった。でも、昔の稲刈りは、みんなで協力して、みんなで汗かいて、みんなで達成感を感じることができるところがいい。」という感想を述べた5年生!さすが、産山っ子だね!

笑う 芋と落花生の収穫!豊作に大喜びの1~4年生!

 10月19日(水)、1~4年生(1st)は芋掘りと落花生掘りをしました。苗植えから収穫までお世話になった池部さんの説明を聞き、まずは芋掘りからスタート!

 芋づるを取り除いて丁寧に土を掘ってみると、中から紫に色づいたたくさんの芋が顔を出しました。

「うわー、大きい。私の顔とどっちが大きいですか!」

「やったー、いっぺんにこんなにとれたぁ!」

 4年生は、1年生の協力隊です。「あと少し、がんばれ!」と手伝いながら、優しい声をかけていました。

池部さんおすすめの「シルクスイート」という高級なお芋がたくさんとれました。

 次は、落花生の収穫です。落花生は土の上になるものとばかり思っていましたが、土の中で育つんですね。子供たちは、落花生の収穫でも元気いっぱい、笑顔いっぱい、叫び声??いっぱい!

 1stの子供たちに、収穫の喜びを味わわせてくださった池部さんに心から感謝します。ありがとうございました。収穫された芋と落花生は各家庭に持ち帰りますので、楽しみにしてくださいね。芋は給食にも出されます。早く食べたいですね(笑顔)!

笑う 阿蘇郡市中体連駅伝大会!W敢闘賞に輝くチームワーク!

 10月18日(火)、爽やかな秋晴れの中、阿蘇郡市中体連駅伝競走大会が開かれました。

 この日のために、産山学園駅伝チームは、早朝と放課後の2部練習でしっかり走り込んできました。

 女子チームも、男子チームもチームワーク抜群!チームメイト、保護者や地域の方々、先生たち、そして学校にいる仲間たちからの熱い声援を受け、力走する選手たち!男女そろって「敢闘賞」という素晴らしい駅伝を見せてくれました。

 素晴らしかったのは駅伝だけではありません。大会当日はもちろん日頃からはきはきとした挨拶に心掛けていました。何より感動したのは「応援」です。産山学園の生徒たちは、産山学園チームだけでなく他の学校のすべてのランナーを大きな声で応援していました。この姿はとても尊く、心から生徒たちを誇りに思います。

 最後に、応援してくださった皆様方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました!

◎3rdステージ、中体連駅伝大会激励会!

◎阿蘇郡市中体連駅伝大会、本番!

笑う 後半スタート!2学期始業式が行われました!

 本日10月13日(木)1校時、オンラインで、2学期始業式が行われました。

◎児童生徒代表発表

 4名の児童生徒の代表は、2学期の目標を堂々と発表していました。学習面、生活面、そして学校行事に燃えて、充実した2学期にしたいという思いが伝わりました。

◎副校長先生の話

 堤副校長先生の話は大きく2つありました。1つ目は、「目標に向かって挑戦!」「まず行動に移すことが大切!」という話です。「『動』という漢字は、その文字通り、うごくときには重い力(エネルギー)が必要」「思うだけなら簡単。一歩踏み出して動いてほしい」というメッセージでした。

 2つめは、「目・耳・心をしっかりはたらかせて、友達のなやみやきつさに気付くことのできる人になってほしい」というお話しでした。

◎校歌斉唱 

 感染対策のため、学園生は、心の中で斉唱しました。

 最後に、緒方教頭先生から、とても嬉しい発表がありました。それは、「2学期初日、学園生全員が出席!」という発表でした。2学期もたくさんの行事や授業があります。みんなで力を合わせて努力して、夢に向かって突き進みましょう!

 保護者の皆様、2学期も「チーム うぶタワン!」でよろしくお願いいたします。(産山学園)

1学期終業式を行いました

 本日、1学期の終業式をオンラインで行いました。

産山学園は2学期制のため、明日から5日間の秋休みをはさんで10月13日(木)から2学期が始まります。

始めに、科学展の表彰を行いました。4人の学園生が表彰されました。

次に、1学期の振り返りと2学期の目標を4名の学園生が発表しました。

体育大会のこと、委員会活動のこと、職場体験のことなど、それぞれが取り組んだことや意識したことについて発表がありました。

発表から1日1日を大切に過ごし、充実した学校生活であったことがわかりました。

校長先生の話では、学校教育目標(広げよう夢を 輝かせよう命を)と伸ばしたい3つの力(シンキング、チームワーク、アクション)について、学園生がどれだけ意識できたか振り返りが行われました。そして、「新時代を生きるのは学園生の皆さんです!」と熱い応援のエールが送られました。

 また、秋休み期間を安全に健康に過ごすため、生徒指導に関する話と保健指導に関する話が行われました。

 最後に、2学期に行われる学習発表会のテーマ発表が生徒会執行部より行われました。

メインテーマ「All the main」

サブテーマ ~伝える、深まる、全員がんばるマン~

に決定しました。

2学期も大きな行事が予定されています。充実した2学期になることを期待しています。

 

3年生 お茶の歴史や生活との結びつきについて学ぶ

 本日、3年生が「お茶」について学習しました。

ゲストティーチャーとして、佐藤さんと植松先生をお招きしました。

お二人から、お茶の歴史やお茶の種類、お茶の効能など、興味深い話がありました。

 お茶は今から約1200年前に中国から伝わったそうです。

当時は、全国に広がらなかったそうですが、800年ほど前から本格的に広がりをみせたそうです。

 お茶について学んだ後、5月に摘んだお茶の葉を粉末にし、それをホットケーキの粉に混ぜて「お茶ホットケーキ」を作りました。

 ホットプレートで焼くこと数分・・・緑色に広がったお茶ホットケーキのできあがりです。

ほどよいお茶の香りがホットケーキから感じられました。

3年生は大喜びでホットケーキを頬張っていました。

飲むためのお茶から食べるお茶へ、お茶の可能性を感じました。

御指導いただいたお二人に感謝いたします。

 

 

 

5年生産山の農業について学ぶ

 本日、ゲストティーチャーとして工藤 健さんをお招きして、産山の特色ある農業について学びました。

地域の産業を理解する貴重な学びの機会となりました。

講師を快く引き受けていただいた工藤さんは、本校の保護者でもあります。

工藤さんは10年前、産山で農業を始められました。

様々な農法を研究しながら、現在では環境や人に優しい循環農法を取り入れ、少量多品目の野菜を栽培しているとのことです。

工藤さんは「世界一おいしい野菜を食卓に届ける」という理念のもと、日々愛情を込めて野菜を栽培されています。

これからは、作り手と食べ手の絆を深めたいという想いを話していただきました。

 5年生は、工藤さんの話に魅了され、うなずいたり、メモを取ったりしながら集中して話を聞いていました。

 工藤さんの話から、農業に対する夢や情熱、愛情を感じた5年生でした。

御講話いただき、ありがとうございました。