産山学園の生活(学園ブログ)

2022年3月の記事一覧

令和3年度退任式

 令和3年度末定期異動に伴う退任式を行いました。

今年度は9名の先生方が転出及び退職することとなりました。

これまで、産山学園のためにワンチームとなって教育活動に専念していただきました。

先生方に厚くお礼を申し上げます。

転出される先生方の、今後のますますのご活躍を祈念いたします。

転出及び退職される先生方は次のとおりです。

○教頭 市原 史久先生

○教諭 井 小裕里先生

○教諭 原田 和典先生

○教諭 元山 華織先生

○教諭 石井 愛先生

○養護教諭 首藤 靖子先生

○事務職員 田端 葵先生

○講師 家興 修一先生

○村学習支援員 仁田水 のぞみ先生

本校の教育に尽力いただき、ありがとうございました。

 

1~8年生修了式

 本日、1~8年生の修了式をオンラインで行いました。これで、1年間の学習活動はすべて終了です。

 今年度もコロナ禍でいろいろな制限はありましたが、学園生はお互いに協力し目標を持って生活することができました。

 式では、学園生代表者の発表がありました。鉄棒ができるようになったこと、優先順位を意識して行動したこと、学習発表会で演劇を頑張ったこと、生徒会執行部として取り組んだことなどの発表がありました。

 明日から約2週間の春休みです。交通事故等にくれぐれも留意して、元気に過ごしてほしいと思います。

 

8年生牧野橋の橋名板設置に参加

 県道南小国波野線沿いの山鹿川に架かる「牧野橋」がこのほど完成し、本日8年生が橋名板の設置に参加しました。この企画は、工事を請け負った肥後建設社により実現したものです。

 橋名板の文字は、8年生がデザインしました。設置に先立ち、肥後建設から道路や橋などのインフラ整備の重要性を説明していただきました。また、土木技術の魅力や仕事のやりがいについて学ぶことができました。その後、グループごとに記念写真を撮りました。

帰る頃には、4枚のプレートはガードレールの4カ所にしっかり固定されていました。

 今後、8年生はこの橋を通る度に橋名板の設置を思い出すことでしょう。

思い出に残る機会を与えていただいた肥後建設の皆様に感謝いたします。

1年生「学びの森」で活動

 暖かい春の日差しを受け、1年生は旧山鹿小の運動場で体を動かしました。

鬼ごっこ、ドッジビー、長縄跳びを行いました。

ドッジビーの投げ方が、以前に比べると上手になっていました。

まっすぐ、水平に投げることができるようになりました。

子供たちは、春の訪れを感じながら活動していました。

1年生も、この1年間で心も体も大きく成長しました。

 

教育論文表彰がありました

 本日、産山村教育委員会より教育論文の表彰が行われました。

論文にまとめることで、これまでの実践を振り返り、さらなる指導力の向上を目指します。

どの論文も今日の教育課題と学園生の実情を踏まえた、教育実践の足跡と成果としてまとめられています。

表彰は星山教育長より行われ、1年間の学園の取組を評価していただきました。

次年度もさらなる教育活動の充実を図りたいと思います。

 

笑う 卒業生ボランティアに感謝!

 「校長先生、何か手伝うことありませんか。」

振り返ると、先週卒業したばかりの生徒が2名。

 「時間があるので、何でも手伝いますよ!」

そう言うと、二人はそろって腕まくりをして、重い

物を運んだり、汚れがひどいところを掃除したりし

て、産山学園に貢献してくれました。

 ボランティアを「当たり前」だと捉えている二人

は本当に素晴らしく、自慢の卒業生です!

卒業式当日の9年生教室、校舎の飾りを紹介します!

 先週行われた卒業式ですが、卒業生を祝して8年生はじめ、在校生が9年生教室、階段等の飾り付けを行いました。

その一部を紹介します。

どれも、心のこもった手作りの作品です。

おかげで卒業式が一層心に残る式典となりました。

在校生の皆さん、ありがとうございました。

 

8年生プレ共通テストに挑戦!

 8年生は、次年度を見越して、昨日と本日にかけて「プレ共通テスト」に挑戦しています。

過去に出題された5教科の問題を解くことで、受検(験)の雰囲気をつかむことが目的です。

教室からは真剣に問題に取り組む様子が伝わってきました。

来年の今頃は、8年生も進路が決まっていることでしょう。

9年生が卒業し、次は8年生が学園のリーダーです。

夢に向かって、大きな一歩を踏み出しています。

 

令和3年度卒業証書授与式を行いました

 やわらかな春の日差しが降りそそぐ中、本日、令和3年度産山学園の卒業証書授与式を行いました。

12名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

保護者の皆様、在校生、ご来賓、職員に見守られ、式が行われました。

式では卒業生からは感謝の言葉と今後の決意が述べられました。

 産山学園で学んだことを誇りに、これからの人生を歩んでください。

これからも、皆さんの応援団でいたいと思います。

いつでも、産山学園に遊びに来てください。

在校生は、9年生の想いをしっかり引き継ぎ、産山学園をよりよくしていきます。

9年生と過ごした時間は一生の宝物です。

9年間の義務教育を終え、次のステージに羽ばたくときがきました。

皆さんの今後の活躍を心から祈念いたします。

9年生修了式実施

 2校時に9年生は修了式を行い、修了証が渡されました。

明日はいよいよ卒業式です。

学園で過ごす時間もわずかとなりました。

今村校長より、「これからの人生について、どんな生き方をしていくかしっかり考えてほしい」とメッセージが送られました。

また、9年生一人一人に対して卒業に向けてはなむけの言葉が述べられました。

最後に、ゆずの「栄光の架橋」をこれからの応援ソングとして学園生に届けられました。

9年生にとって大きな励みになりました。

 

 

図書室前に「9年生お薦めの本」&「ONE PIECE100巻」が並べてあります

 図書室入口に新しいコーナーが2つできています。

1つ目は、卒業を4日後に控えた9年生から「お薦めの1冊」として、本の紹介をしてもらいました。

これまでに読んだ本の中で、在校生にぜひ読んでほしい本として、紹介されています。

2つ目は、雑誌による連載、テレビで放映されている人気漫画「ONE PIECE」の1巻~100巻が展示されています。

これは、「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」に基づき、教育委員会を通じて県内全市町村に寄贈されたものです。4月からは、貸し出しも予定しています。

9年生のお薦めの本は、春休み中に読んでみるのもいいと思います。

併せて、ONE PIECE100巻を寄贈いただいた「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」の皆様にお礼申し上げます。

9年生子ども議会開催

 「うぶやま学」の集大成として、本日子ども議会を開催しました。

コロナ禍にあるため、9年生から事前に提出された質問事項や提案事項に対して、井企画振興課長、星山教育長より直接回答していただきました。

今年は4つの班から「観光・発信」、「自然・環境」、「経済・産業」、「教育・人口」をテーマに質問が行われました。少しでも村をよくしたいという気持ちが提案内容に表れており、いずれも今後の村の発展・飛躍が期待できるものでした。

 実現に向けて、予算や利用者数の予測、規制緩和など、解決しなければいけない課題もありますが、どの提案に対しても前向きに受け止めていただきました。

 子ども議会を通して、「産山の魅力を感じた」、「産山に恩返しをしたい」、「高校に行っても環境をよくする取組を続けたい」といった感想が子供たちから聞かれました。

 最後に、教育長及び課長より村の課題はチャンスでもあり、今後の人生においてもピンチをチャンスに変えてほしいと熱いエールをいただきました。皆さんの将来に期待しているとのことでした。

 9年生の提案に対して丁寧に回答いただいた村当局の皆様に感謝申し上げます。

 

9年生海洋環境問題について学ぶ

 本日、産山村環境教育アドバイザー井 春夫様をゲストに迎え、近年問題となっている海洋プラスチックゴミについて講話を行っていただきました。

 はじめに、汚染の原因であるマイクロプラスチックについて説明がありました。歯磨き粉や洗顔料に含まれていることもある「一次マイクロプラスチック」、プラスチックゴミが紫外線や波で砕けて微細になった「二次マイクロプラスチック」があるとのことです。歯磨き粉や洗顔料に研磨剤として身近に使われていることに学園生は驚いていました。また、洗濯の際、服から出る繊維くずがそのまま排水されてしまうことも汚染の原因の一つであることが分かりました。

 海洋プラスチックゴミは、海に流れ出ても分解されないため、生態系に大きな影響を及ぼします。このことは、漁業だけでなく観光業に大きな損失を与えるだけでなく、マイクロプラスチックが蓄積された魚を人が食べることで人体への影響が懸念されているとのことです。学園生は、講師の話を真剣に聞き、メモをたくさん取っていました。

 産山村に海はありませんが、川は海までつながっており、ゴミを捨てないことはもちろんのんこと、ゴミを減らす努力や3R(リデュース、リユース、リサイクル)を意識するなど、一人一人が環境を守る行動に出ないと環境はよくならないことを話していただきました。環境問題に国境はないとも言われました。

 最後に、卒業する9年生へ、何がやりたいかも大切であるが、今の自分に何ができるかを考えて行動し、視野を広げてほしいとエールが送られました。そして、希望を持って興味・関心を少しずつ広げてほしいと温かい応援の言葉をいただきました。

 これからの社会を担う9年生にとって、環境問題を考える貴重な学びの場となりました。井春夫様、御講話ありがとうございました。

 

 

弘済会よりスクールライブラリー助成金をいただきました

 本日、公益財団法人 日本教育公務員弘済会熊本支部より教育研究助成事業として、スクールライブラリー助成金をいただきました。弘済会では、熊本県の教育の充実・振興と教職員の福祉増進に資するために、教育振興事業・福祉事業・共済事業を行っておられます。

 今回、教育研究助成事業の一つであるスクールライブラリー助成について本校が推薦され、助成金を交付していただきました。いただいた助成金で早速図書を購入し、本に親しむ機会を増やし子供たちの読書環境をさらに充実してまいります。弘済会の皆様に心より感謝申し上げます。

 

笑う タイのカセサート校から御礼のメールが届きました!

 今年1月下旬、カセサート大学付属校から、新年のご挨拶と50周年記念の素敵な贈り物が届きました。贈り物は現在、毎日見てもらえるように学校玄関(昇降口)に大切に置いています。

 感謝の気持ちを伝えるために、産山村と産山学園からも、何か贈り物をしたいと考え、先日、メッセージとくまモンやうぶちゃんのぬいぐるみなどを郵送しました。

 そして本日3月1日、カセサート校のパカマス校長先生及び先生方から、「産山からの50周年記念のプレゼントが届きました。本当にうれしいです!感謝しています!」という御礼のメールが届きました。

 2月28日の熊本日日新聞には、「ヒゴタイ交流で視野広く」の記事が掲載されました。34年続く、この素晴らしい交流の輪を今後も広げていきたいと思います。