学校生活

2021年6月の記事一覧

1年生集団宿泊教室⑦

退所式

2日間の青少年の家での生活もあっという間に過ぎてしまいました。

退所式では実行委員会より代表で感想発表や、青少年の家職員に対するお礼の言葉がありました。

感想やお礼の言葉の中で、実行委員から出た言葉です。
「一番印象に残ったのは海での活動とクラスミーティングでした。」
「私たちが楽しく過ごせたのも、職員の皆様方のおかげです。」
「ここでの経験をこれからの学校生活の中で生かしていきたい。」

青少年の家の職員の方から、生徒たちへ、次のように語られました。
「ここでの経験をうけて「向上」してほしい。これまでできなかったことができるようになったら「向上」です。」
「そして「感謝」の気持ちを持ってほしい。事前から計画し、ここでも皆さんのこと見守ってくださった先生方への感謝。そして、皆さんを送り出してくれた家族への感謝を忘れずに。「ありがとう」が照れくさくて言えないならば、この2日間のことを家族に伝えて欲しい。」

今回の集団宿泊教室のまとめにつながる退所式でした。

1年生集団宿泊教室⑥

フォトオリエンテーリング

2日目の活動は「フォトオリエンテーリング」

地図を見ながらポイントへ行き、そこから見える景色の写真を選びながら進んでいきます。「水俣の自然を感じながら、グループで協力して取り組んで欲しい。」と説明がありました。

スタートは勢いよく飛び出すようにコースに出た生徒たちでしたが、2時間弱歩きっぱなしであったためか、ゴールの時はさすがに足取りは重くなっていました。

「みんな頑張ったね」と笑顔で語りかける班長さんの姿が見られました。

1年生集団宿泊教室⑤

クラスミーティング

今回の「集団宿泊教室のしおり」の中にはその目的や内容についてこのように書かれています。

入学して2ヶ月が経ちました。
 今回の水俣の学習から、私たちはいろいろなことを考えることができたと思います。
 自分やクラスのみんなの心はつながっているだろうか。毎日の生活の中で、気になることがあったとき、それをしっかり伝えているだろうか。「言ってもしょうがない」とか「あの人はそういう人だから」と決めつけ、あきらめてしまっていることはないだろうか。また、自分たちのつながりを壊すような言動はないだろうか。
 「クラスミーティングの原稿」に書き込みながら、これまでの経験や体験を思い出したことでしょう。今の自分をつくってきたものは、いろいろあります。大事なことば、人との出会い、うれしかったことや悲しかったこと、つらかったこと。
 自分を理解してもらうために、クラスのなかまをより深く理解するために、出会い直しの時間、再出発の時間にしましょう。

 
今回は、1時間弱という限られた中でしたが、クラスごとに事前に決まっていた発表者が緊張な表情を浮かべながら自分のこと、みんなにわかって欲しいこと等を語っていました。クラスメートはその発表を真剣に聴き、自分のことと重ねながら「返し」の発表や綴りをしていました。集団づくりを進めて行く上で大切な「クラスのなかまを深く理解する」営みが、このクラスミーティングを皮切りに、これからの学校生活の中で続いていきます。

1年生集団宿泊教室④

マリン活動

青少年の家での最初の活動はマリン活動です。当初は「ペーロン艇」の体験予定で、直前の準備まで進めていましたが、海上が、強風と白波がたつ状況であったため、安全を第一に考え海辺でのマリン活動に変更しました。

ビーチで、ライフジャケットを着用し浅瀬まで入る生徒、波打ち際で貝拾いや砂遊びをする生徒、小魚やヤドカリ、かにを見つけては喜んでいる生徒など、日頃経験できないことを体験できたようです。

午前中の学習と重ねながら、「澄みきった、きれいな海です」「マリンブルーですね」と語りかけてくる生徒もいました。

 

1年生集団宿泊教室③

入所式

実行委員会の司会進行で入所式が行われました。

青少年の家の職員の方からの生活についての説明、実行委員による誓いの言葉、その後の予定についての説明をしっかりと聞いている生徒たちでした。