湯浦中ブログ

亀城ヶ丘だより

【佐敷小引っ越し】030731

 今日は佐敷小学校のプレハブ校舎から、本校舎への引っ越し作業が行われました。

 ものすごい量の道具でしたが、佐敷小学校のPTAの皆さん、芦北町の先生方、佐敷中学校の生徒などたくさんのボランティアが集まり、1時間ほどで荷物移動を終えました。 そこで、昨年7月豪雨の対応に当たられた吉海達也佐敷小学校前校長にお会いしました。内野小学校出身者の中学校での活躍をお伝えしたところ、とても喜んでいただきました。

【湯の児島】030729

 湯の児島に架かる橋の夜の様子です。せっかくの夏休みです、皆さんが「きれいだなと思う」故郷の風景を見つけて記録に残してみましょう。

【頑張ってきます!】030727

 O.K.くんが、県大会3位入賞と九州大会出場の報告に来てくれました。平木コーチも「自分が出場できなかった九州大会にコマを進めてくれてとてもうれしい。」と語っていました。平木コーチが佐敷中生だった頃、私と西田先生がバドミントン部の顧問をしていましたので、私たちも10年後に願いが叶った気持ちです。

【おめでとう!】030725

 バドミントン個人戦、男子シングルスでO.K.くんが3位入賞、熊本県の代表として九州大会に出場することが決まりました。厳しい試合の連続でしたが、自分の力を出し切ることができました。おめでとう。

【1学期終業式】030720

さて、いよいよ夏休み。中学生活は夏休みが勝負です。さらに素晴らしい湯中生を目指して計画的に

勉強、読書、ニュース視聴。頭を鍛える夏にしましょう。

家の手伝い、社会体験、ボランティア活動。心を鍛える夏にしましょう。

陸上、部活動、社会体育、スポーツ活動。体を鍛える夏にしましょう。

3年生はこれらに加え、未来を切り拓く夏にしましょう。

ただ、のび太くんはこう言っています。

「今年は、計画的になまけていたんだ。」    

暑い日が続きます。体調管理に十分留意し、休むときはしっかり休み、4つの車にお世話にならないよう注意し、元気で新学期を迎えましょう。

【PTA新聞より】030719

 本校の学校経営グランドデザインは、職員が水や肥料となる様々な教育活動をかけ、太陽のように照らし、子どもたちは大輪の花を咲かせるとともに、星のようにきらめくという姿を表現しています。

 生徒と教師は両輪となって目標を目指す。学校生活も学びも生徒と先生が一緒につくる。みんなでつくる。どちらか片方の車輪だけ回転が速ければその場をぐるぐる回るだけです。生徒も職員も「中学校は義務教育最後の学校」であるということを念頭に置き、「自律と自立」、「ルールからモラル・マナーへ」を合言葉に、学校教育目標「自立心にあふれ、夢を実現する生徒の育成」の具現化に取り組んでいるところです。

 ところで、「お茶」のおいしさが分かるのは人間だけだそうです。他の生き物は、「苦いものは毒だ」という反応だそうですが、人間だけが「苦み」の先に「美味さ」があることを想像し、吐き出さずに味わうことができるそうです。

 この3年間は子どもたちを「鍛え・育てる」時間。「嫌なこと」あります。「辛いこと」あります。「したくないこと」山ほどあります。「楽しいこと」自分たちでたくさん作り出すことができます。集団生活の中でそれらにどう向き合っていくか、「苦み」を越えた時にどのような「味わい」が待っているのか。保護者・職員、大人が経験を語りましょう。

 繰り返しになりますが、中学校は義務教育最後の学校です。充実した人生を切り拓いていくための最低限の知識や技能、課題に対応する能力、人や社会との関わり方を身につけさせ、卒業後の自立につなげることが私たちと保護者の役割です。湯浦中学校の一つ一つの取組は「自律と自立」をゴールにしています。

【2代目あっくん・いっちゃん】030717

平成10年に中学生だった、湯浦中マスコットキャラクターの「あっくん・いっちゃん」もすでに37歳くらい。このたび2代目(令和版)にリニューアルしました。(アマビエも変わりました。)今回は制服(夏・冬・中間服)、体育服(長袖・半袖)、アマビエの6パターンで登場です。よろしくお願いします。

 

【郡市代表選手の皆さんへ】030714

 芦北水俣郡市代表として県中学総合体育大会に出場する権利を勝ち取った、バドミントン、水泳、空手の代表選手の皆さん、おめでとうございます。

  今日から大会まで、寝る前には部活動生活の中で一番良かったプレーをイメージしましょう。「監督・コーチから褒められた。仲間が驚いた。俺って天才かも?って思った。」そんな瞬間がこれまでの練習や試合の中で1度ならずあるはずです。失敗したことはすべて忘れ、良いイメージを焼き付けて大会を迎えましょう。

  試合当日は、マイナスの言葉を発しないこと。

「リラックスして行こう!」と口に出すと、「リラックス」という言葉が頭に残りリラックスできるそうです。

「緊張しないでいこう!」と口に出すと、「緊張」という言葉が頭に残り、緊張してしまうそうです。

「緊張しない」と「リラックス」はほぼ同じ意味ですが、効果はずいぶん違うようです。

  納得のいくプレーをしましょう。「あの時こうしていれば。」と思うくらいなら、ミスを恐れずチャレンジしましょう。迷ったら強気です。

  靴を並べる。道具を並べる。大きな声で挨拶をする。きびきびと動く。普段の姿がプレーに出ます。大会までの残り数日間、心を整えましょう。

  最後に、これまで一緒に頑張ってきた仲間、お世話になった先生方、そして保護者の皆さん、大会の運営にかかわっていただく方々、湯浦中の仲間、皆さんに敗れた郡市の中学校のライバル。

  一人一人の顔を思い浮かべ、感謝の気持ちでプレーしましょう。みんなが応援しています。健闘を祈ります。

【県中体連大会選手激励式】030713

県中学校総合体育大会の選手激励式を行いました。バドミントン、水泳、空手道の3競技の代表として県大会に出場します。生徒会長の激励の言葉に身が引き締まりました。プライドを持って頑張ってきます。

【熊本の学び】030707

 今日は、熊本県教育庁より有田指導主事を講師としてお招きし、湯浦中・湯浦小・内野小の3校合同で「熊本の学び」スタートアップ研修を行いました。湯浦中校区の子どもたちに力がつく授業づくりをどのように行っていくか、講話と演習を通してじっくり考えました。

 

【水俣病学習】030705

 今日は、環不知火プランニングの森山様を講師にお招きし、水俣病学習を行いました。自分事として考えることの大切さを学びました。

【高校説明会】030701

 今日は3年生の生徒・保護者を対象に高校説明会を行いました。秀岳館高校、出水中央高校、水俣高校、芦北高校、八代高校、八代清流高校、八代東高校、八代工業高校の先生方、大変お忙しい中にご来校いただきありがとうございました。進路決定に向けて意欲が高まりました。(写真1枚目で説明しているのは、内野小学校・湯浦中学校出身の芦北高校の丁校長先生です。2枚目は水俣高校です。)

 

【薔薇の棘】030627

人権集会講話

 4月の終わりに水俣市のエコパークでバラ祭りがありました。そこで、薄紫色のブルームーンというバラの鉢植えを買いました。色や形も素敵でしたが、棘(トゲ)の少ない品種だというところが猫を飼っている我が家にはぴったりでした。

  皆さんは「きれいなバラにはトゲがある」ということわざを知っていますか?

 ここでいう「トゲ」は本当のトゲではなく、人を傷つける言動のこと。「美しいものには人を傷つける一面がある」とか、「うわべだけは良いが、心の中は~」といった意味で使われています。

 ところで、バラのトゲは何のためにあるのでしょう。 

 これには「蔓(ツタ)が絡まりやすくするため」、「茎の強度を上げるため」、「自分の身を守るため」などの説があるそうです。トゲがない花も多いことを考えると、バラには何かしら必要だからトゲがあるのですね。まあ、自分の身を守ると言っても、あのトゲは一番の敵である虫にはまったく役に立たないような気もしますが。

  では、人の言動のトゲは何のために。考えてみましょう。

 「うらやましい気持ちを隠すため」、「自分の弱さを隠すため」、「相手より先に攻撃して優位に立つため」といった理由でしょうか。

  自分が傷つかないために人を傷つけるトゲ。バラのトゲのように必要なものでしょうか。いらないトゲですね。

 困ったことにこのトゲは人の心に深く刺さったまま抜けないことがよくあります。日に日に奥に入っていくトゲもあります。小さなトゲのつもりでも、鋭い槍や、太い杭のように心に突き刺さることがよくあります。

  人を傷つけて、人を下げて自分を守る。高いモラルとマナーを目指す湯浦中生には似つかわしくない言動ですね。

 ちなみに、「きれいなバラにはトゲがある」はもとともとドイツの「トゲのないバラは無い」ということわざで、誰にだって欠点はある。という意味だそうです。

  トゲが欠点と言うことならば、トゲで人を傷つける人は、自分の欠点をさらけだしている人なんでしょうね。

 ちょっと言い方にトゲがありましたね。

【郡市総体後半】030626

 今日は本校関係では水泳、剣道、空手に参加、新体操は役員として大会運営を手伝いました。私は水泳会場の会場長として参加しましたが、一所懸命な姿を見ることができました。県大会出場者についての詳細は後日お知らせします。(写真は水泳のメンバー)

【人権集会】030625

 放課後に生徒会主催の人権集会を開きました。人権に関する湯浦中生の意識調査の結果分析の後、各学級の人権宣言発表、校長講話(薔薇の棘)、個人の行動目標の設定を行いました。各学級、時間をかけて話し合いを進め工夫した発表ができました。写真は1年1組・2組の発表の様子です。

【ウナギ】030624

 1年1組の教室に仲間が増えていました。3年生のNKくんが釣ってきたそうです。なぜか飼育をN先生にお願いしていきました。

 NKくんが一緒に持ってきた餌のミミズは大きすぎたので、昨日の放課後に1年1組のCTくんが小さなエビを取りに行ったそうです。(写真に写っています)

【学校の階段】030623

 3年生が体育の授業をしていたところを通りがかられた地域の方が「湯浦中生のあいさつの声が大きくてとても良いですね。」とほめていかれました。さすが3年生、あいさつでも下級生に模範を示しています。

 パソコン部の皆さんのご協力により、学習階段が完成しました。あらゆるところに学びのある学校です。

【恩送り】030622

 私は郡市中体連大会ではバスケットボール競技の会場長でした。女子の1回戦では、湯浦中は素晴らしい試合運びで、一時はリードするなど水俣二中にあと一歩のところまで迫りました。試合の後の表情にからは悔しさとやり切った感を感じました。

 コーチはその夜、昼よりも悔しい感情が大きくなったとのことでした。一生懸命指導していただきとても感謝しています。

 津奈木中対水俣二中の決勝は二中リードで第4クォーターを迎え、最後に同点に追いつき、残り3秒から逆転。ゴールの直後に試合終了のブザーが鳴る劇的な展開でした。

 津奈木中監督のE先生は私が二中にいたころのバスケット部員です。選手として優勝旗のペナントに名前が書かれ、今度は女子の優勝旗ではありますが監督として名前が書かれる。すごいことです。

 閉会式では、将来、できれば審判・監督・コーチ・運営として競技に関わり、中学時代にバスケットを楽しむことができたことの恩送りをしてほしいという話をしました。

【ツバメのヒナ救出】030621

先週、保健室横にツバメのヒナが落ちているのを発見。3年生のISさん、MEさんと一緒に救出作戦を行い、巣に戻しました。しばらくは親も警戒していましたが、今は餌を運ぶ姿が見られます。対応が早かったため元気に育っている様子です。二人の優しさに命が救われました。良かった、良かった。

【応援ありがとうございました】030619

郡市総体の結果をお知らせします。応援ありがとうございました。

バドミントン団体 男子準優勝・女子準優勝

男子シングルス OKくん1位  男子ダブルス MHくん、MIくんペア1位

女子シングルス MHさん1位 MNさん2位

バスケットボール女子 湯浦中●ー〇水俣二中

バスケットボール男子 湯浦中●ー〇水俣一中

野球 田浦中・湯浦中合同 ●3-4〇 水二中・袋中合同

【明日から郡市総体】030618

いよいよ明日から令和3年度の郡市中体連夏季総合体育大会(中体連大会)です。湯浦中関係種目の実施日と会場は以下の通りです。

 応援につきましては、新型コロナウィルス感染症対策のため入場制限(生徒1人につき、家族1人まで)と事前申請があります。校長・教頭及び職員も担当以外の競技の応援には回れませんのでご了承ください。詳しくは各部活動ごとの大会計画をご覧ください。

19日(土)野球(エコパーク)

      バスケットボール(湯浦中体育館)

      バドミントン(スカイドーム)

20日(日)野球決勝(エコパーク)

      バスケットボール決勝(湯浦中体育館)

26日(土)水泳(水俣市総合体育館プール)

      空手(芦北町総合交流施設)

      剣道(水俣市立武道館)

      新体操(旧水俣高校体育館)

 

【管内オープン授業研修】030617

 今日は1市2町の教育長、教育委員会、芦北教育事務所と各校の先生方が集まり、管内オープン授業研修が開かれました。

 授業者は2年生担任の山口先生、芦北水俣管内の中学校の先生を代表しての授業です。参加者の皆さんは、2年1組の生徒の授業に取り組む姿や自分の考えをまとめ、書き、発表する力、学級の親和的な雰囲気を口々にほめて帰られました。

 山口先生は、自身が高田小学校3年・4年生の時の担任だった、今嶋先生(現津奈木小教頭)に授業を見に来てもらったのがとてもうれしかったようです。

 将来、学校の先生になって、山口先生に自分の授業を見せることができる生徒が出てくれると、きっとお互いにうれしいだろうなぁ。

【いつもどおりに】030616

 私は水俣二中バスケット部の監督時代、新人戦から3点差以内で勝ったり負けたり、大会ごとに優勝を分け合っていたチーム(実は湯浦中)に郡市総体決勝の残り3分で10点差を付けられました。互いのチーム力から考えると致命的な得点差です。

 しかし、残り時間がほとんどないところで追いつき、逆転勝ちしました。試合後に選手に聞いたところ、点差が開いても一度も負けるとは思わなかったそうです。

 相手チームの選手に聞いたところ、「勝った」と思った瞬間、普段のプレーができなくなったそうです。「これまで競ってきた二中に、大差をつけたので最後はカッコよく勝ちたいと思った。」と言っていました。心の隙は常にあります。チャレンジャーのつもりで戦いましょう。相手も中学生です。普段と違う何かが起こります。

 靴を並べる。道具を並べる。大きな声で挨拶をする。きびきびと動く。普段の姿がプレーに出ます。二中バスケット部員は、大会が終わった後、必ず会場のトイレ掃除をして帰っていました。優勝チームの責任として、敗者に「〇〇中に負けたら仕方ない」と納得させる。負けた場合でも「〇〇中に勝たせたかった。」と思わせる。そんな行動が来年につながります。

 湯浦中生、卒業生、地域の方々、みんなが応援しています。

【頑張れ湯中生】030615

 いよいよ今週末は郡市中学校総合体育大会です。仲間に感謝し、お世話になったたくさんの人に感謝し、練習してきたグラウンドや体育館に感謝し、審判の皆さんに感謝し、対戦相手に感謝し、傲らず、臆せず、自分たちの持てる力のすべてを出し切りましょう。 

いろいろな人の言葉を紹介します。 

「ここまで来たら、一番高いところを目指す!」藤井瑞希(バドミントン・湯浦中卒業生)

 「勝負に強いか弱いかは、執念の差である。」川上哲治(読売巨人軍日本シリーズ9連覇時の監督)

 「最後まで… 希望をすてちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ。」安西先生(湘北高校バスケットボール部監督)

 「眼が一番 相手と対応した時に 眼だけで相手を居座らせるくらいの力 突かれたら 蹴られたらやられそうだなみたいな 気迫が眼で伝わる。」喜友名 諒(空手日本代表)

 「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」松山静山の剣術書『常静子剣談』より

 「僕は期待されるほどやる気も増して、応援してもらった分だけ演技で返そうという気が働きます。ですから、プレッシャーも全くありません」内村航平(体操選手)

 「チョー気持ちいい!」北島康介(水泳)

  コロナ禍のため会場での応援には行けませんが、湯浦中生、卒業生、地域の方々、みんなが応援しています。健闘を祈ります。

 最後に、「僕はそんなに強くないよ。ただみんなが応援してくれるから、頑張れるだけなんだ。」アンパンマン(ヒーロー)

 もう一つ、「みんなぁ~!! オラに元気を分けてくれ~っ!!」孫悟空(サイヤ人)

 

 

 

【生まれました】030611

 数日前に「去年の今日の出来事」の画像をスマホが表示してきました。そろそろだなと思い来がけていましたが、今日メダカの水槽を覗いてみると、針魚と呼ばれるメダカの赤ちゃんが生まれていました。食べられないように親たちはもう一つの水槽(数匹は2年1組)に移しました。

 

 

【野球場整備】030609

今日の昼休みも野球部員は運動場に出て、野球場の整備をしていました。当たり前の風景になりました。野球部員の成長につながっています。(先日は野球部員がセブンイレブン裏のゴミ拾いをしていて、本村JA湯浦支所長より飲み物をいただいたそうです。ありがとうございました。)

【殴ったね】030606

昨日のブログに関連して、有名アニメーションの有名なシーンより

バシッ!

アムロ「 なっ、殴ったね 」
ブライト「殴ってなぜ悪いか!貴様はいい。そうして喚いていれば気分も晴れるんだからな」
アムロ「 ぼ、ぼくがそんなに安っぽい人間ですか! 」

バシッ!

アムロ「 二度もぶった! 親父にもぶたれたことないのに! 」
ブライト「 それが甘ったれなんだ! 殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか 」
アムロ「 もうやらないからな、誰が二度とガンダムなんかに乗ってやるものかっ! 」

ブライトも自身の保護者から殴られて育ってきたことが想像に難くありません。虐待の連鎖を生みます。

【児童虐待の防止等に関する法律】030605

 数日前のこんなニュースが気になりました。去年4月に施行された、子どもへの体罰を禁止した法律(児童虐待の防止等に関する法律)について、厚生労働省の研究班が、子どもを育てる5000人に調査したところ、

「内容まで知っている」20.2%

「聞いたことはあるが詳しい内容は知らない」60.2%

「知らない」19.6%

 という結果だったそうです。法では、親がしつけにあたって子どもに体罰を加えることを禁止していますが、「半年以内に子どもに1回でも体罰をしたことがあった」と答えたのは33.5%と、3人に1人に上っています。

具体的な行為は、

「お尻や手の甲をたたくなど物理的な罰を与えた」28.4%、

「どなりつけるほか、『だめな子』など否定的なことばで心理的に追い詰めた」28.1%、

「部屋やベランダに閉じ込めるなど、自由を制限した」9.6%でした。

 一方、体罰をした人のうち「しなければよかった」と後悔した経験があると答えた人は88.7%に上ったそうです。子どものしつけについて難しさを感じている人も多く、「子どもの言動にイライラする」、「子育てに自信がもてない」、「経済的に不安を感じる」という回答も多かったということです。

調査を行った研究班では、体罰を禁止した法律の周知や啓発の活動を進めるとともに、保護者のストレスや不安が体罰につながっているとして、子育て支援の体制整備が必要だと指摘しています。

 

【「ひゃー」てろん、「ひー」てろん】030604

 時々、廊下に響き渡る奇声が気になります。これは恥ずかしい。そこで、注意喚起のポスターを作りました。まずは来客もある職員室、事務室、保健室がある管理棟の1階からと思い、柔らかく伝えたいので芦北弁で

管理棟1階では静粛に

とごえん すばたわん 「ひゃー」てろん、「ひー」てろん、とつけみにゃー声ば出さん ひんのゆーせんば

ルールからモラル・マナーへ湯浦中

と書きました。

 通りかかった2年生が、それを読んで「ひゃー」と「ひー」しか分からんとのことでした。こらやおいかん。標準語版のポスターも掲示しました。

【切り絵】030603

1年生の校外活動2日目。あいにくの雨で、マリン活動は切り絵に変更されました。全集中で作品作りをしています。

【勉強の仕方】030602

海浜活動を終え、午後からは勉強の仕方について学びます。たくさん活動をして疲れて、お弁当を食べて満腹になって…。それから…。〇魔との戦いが始まりました。

【海浜活動】030602

海浜活動中。サンドアートや釣り、海岸散策を楽しんでいます。「人魚を釣る!」と言って出ていきましたが、つれたかなぁ。

【校外学習】030602

 1年生は今日から2日間、あしきた青少年の家で校外学習を行います。今年はコロナ対策のため、食堂を使わず外で弁当を食べる、宿泊はしないなどの対応を行いました。

 海岸での活動のため、釣竿持参の生徒も多数。ある生徒のバケツを覗いてみると…撒餌がたくさん入っていました。

【令和4年度県立高校入試基本方針】030601

 本日、熊本県教育委員会より令和4年度熊本県立高校の入学者選抜基本方針が発表されました。全日程がコロナ対策のため前倒しされています。

 方針発表を受け、中学校卒業式、学年末テスト、三者面談等の期日変更について、教育委員会やと他校とも連絡を取り合いながら再度検討した上で、後日お知らせします。

 なお、期日は次の通りです。詳細はPDFファイルでご確認ください。

令和4年度(2022年度)熊本県立高等学校入学者選抜の基本方針.pdf

前期選抜1月24日(月)、結果通知1月31日(月)

後期選抜2月24日(木)・25日(金)

合格発表3月7日(月)

【転入生】030524

1年1組に新しい仲間が加わりました。生後3か月、まん丸い甲羅の大きさは直径5センチほど。さっそく、学級のアイドルです。

【黄団総合優勝】030522

応援ありがとうございました。朝から運動場整備にご協力いただいたおかげで、無事に体育大会を終えることができました。体育大会での学びを今後の生活に生かしていきます。(写真左から黄団団長・実行委員長・赤団団長)

【大雨への対応について】030520

 本日20日(木)の大雨の影響により各地で河川の増水等が起きております。生徒の安全確保のため、本日は部活動を中止し、午後5時下校完了とします。(職員も地区の巡回を予定しています。)お迎え等を予定されていたご家庭においては、ご対応をよろしくお願い します。 

 なお、迎えの車は職員玄関前駐車場に乗り入れていただいて構いません。事故にはくれぐれもご注意ください。

 明日にかけても大雨の予報が出されています。今後もくれぐれもご用心ください。

【大雨等発生時の登校について】030519

 明日20日(木)は、まとまった雨が予想されます。自然災害は被害状況がお住いの地域によって異なりますので、芦北町の全学校が一斉に休校(遅延登校)とならない場合があります。 湯浦中が休校等とならなかった場合でも、「自宅が被災した」、「土砂崩れ、増水などで通学路に危険を感じた」、「避難していて登校が困難である」などのケースが考えられます。すべての自然災害等について、休校等処置の有無にかかわらず、命を守ることを最優先に各ご家庭で登校の可否についてご判断ください。なお、

 ①登校することができない

 ②風雨などが落ち着いた後に遅れて登校する

 ③避難して現住所にいない

 などの場合は、登校中の不慮の事故発生ではないことの確認のため、必ず学校までご連絡ください。

【ソーラン節】030513

「どっこいしょ、どっこいしょ」、「ソーラン、ソーラン」3年生の大きな声が亀城ケ丘に響き渡りました。さすが3年生。1・2年生を引っ張る立場、のぼせるくらいがちょうど良か。

【長縄跳び】030511

今日の練習は全員リレーと学級対抗長縄跳び(8の字跳び)。2年生の全員リレーは本番さながらの走りを見せてくれました。長縄跳びの練習では、さすが3年生の圧勝でした。本番はいかに。

【練習開始】030510

今日から体育大会の練習が始まりました。午前中は役員打ち合わせ、団席テント設営、開会式の練習。放課後は応援団演武の練習に汗を流しました。今週は明日から雨の予報が出ています。できることから取り組みます。

【結団式】030507

 今日の6時間目は体育大会結団式を行いました。さすが3年生、下級生をリードして体育大会を成功させようとする意気込みを感じました。

 体育大会のご案内を配付しました。参観を予定されているご家族の皆様は、体育大会までの2週間は新型コロナウィルス感染症対策の徹底をよろしくお願いします。

 また、当日のご家族の参観につきましては、「このくらいなら大丈夫じゃないか?」が無いよう、厳正なご判断を重ねてお願いします。

なお、個人テント設置場所につきましては、後日、会場図と合わせてお知らせいたします。

210507 R3体育大会案内(保護者).pdf

【衣替え・教科書等】030430

「衣替え」と「学校に置いて帰っても良い教科書等」についてお知らせします。詳しくはHPに添付していますPDFファイルをご覧ください。

①「衣替えについて」

030430夏季衣替え(冬→夏).pdf

今年度から、制服に関することと、靴下や下着等に関することで分けて記載してあります。子どもたちにとっては「ルールからモラル・マナーへ」の視点で考え、判断し行動する機会にもなると思います。

②「学校に置いて帰っても良い教科書等について」

030430学校に置いてもよい教科書類.pdf

 教科書の版型の大型化や、内容の充実等により、保護者の皆さんが小中学生だった頃より教科書類が重くなっています。生徒会学習委員会では日々の家庭学習に必要なもの、学校に置いたままでもインターネットでの調べ学習等、他の手段で対応できるものなどについて検討し、先生の意見も参考にした上で一覧表を作成しました。

1年生は3年間の基礎の定着の時期ですので、2・3年生より置いてよいものが若干少なくなっています。ただ、2・3年生は進路決定に向けて、家庭学習のために何が必要か自分で判断して持ち帰ることが求められています。

 また、これは「学校に置いてある他人の教科書等に絶対いたずらをしたりしない」という湯浦中生のモラルの高さが大前提になっています。

【ルールからモラル・マナーへ】030501

 義務教育最後の学校である中学校は、自律から自立への準備のための3年間です。
湯浦中を「ルールで縛 られる のではなく、モラルの高さや、マナーの良さで 自分を律することができる 」 湯浦中プライドを持った生徒が集まった学校 にすることで、自立の条件の一つである自分で正しく判断できる力を育てたいと思っています。

 明日、2・3年生の皆さんに「ルールからモラル・マナーへ」~湯浦中生としてのプライドを高めよう~ という私からの連休中の課題プリントを配付します。今年の学校経営の柱の一つですので、保護者の皆様もよろしければご覧ください。1年生は来週以降、学級担任が説明しながら考える時間を取る予定です。

ルールからモラル・マナーへ .pdf

【よく気づいてくれました】030426

今日の掃除の時間、2年生のMくんが制服をほこりだらけにしながら校門の溝のふたを動かし、中にたまった落ち葉と土を一人で黙々と取り除いていました。よく気づいてくれました。ありがとう。さすがです。

【お父さんは分かっとらん!」030425

 私には2人の子どもがいます。次男は今年25歳になるのですが、やはり下の子はいつまでも子どもという感覚が抜けきれません。困った親です。

 長男からは3歳の誕生日に、突然「俺、もう3歳だけんパパて言わんけん。」と言われました。

 次男は小学校に入学の後、私がつなごうとした手を「保育園(児)じゃないけん」と、何度も振り切りました。子供の成長がショックでした。 

 私が他の中学校に勤めていたころ、新入生にとても元気な子どもがいるという話を聞きました。次男は校区の関係で別の中学校に進学するのですが、親としては心配ですよね。

 そこで、それとなく次男に聞きました。「〇〇くんから打たれたりしとらんかい。」

 すると、次男は「あいつは良かやつばい。」と答えました。

 教師としては、子どもの大切な人が家族から友達に代わる時期だということを知っています。友達を徹底してかばう時期です。担任として保護者にも必ずその話をしてきました。ところが、親としては怖くて嘘をついていないかな、本当かなと思いますよね。 

 そこで、長男に聞きました。「〇〇は、本当のことば言いいおっとやろか?」

 すると、長男は「お父さんは、分かっとらん。〇〇はボスやっで打たれるわけがなか。どっちかと言ったら打つ方ばい。」

「えっボスなの?」目からうろこが落ちる。とはまさにこのこと。学校での子供の姿がまったく見えていない。教師として数千人の子どもたちを見てきたにもかかわらず、我が子にはこの有様です。特に下の子には弱い。 

 自分たちもそうだったはずなのに、子どもの成長と子どもの世界というものを忘れてしまっているのですね。

 数日後、新入生説明会から帰った次男が「中学校の先生たちから大物がきたぞ。て言われたったいね。」とつぶやきました。納得がいきました。親が知らないだけだったんですね。

  子どもたちは中学校3年間で心も体も大きく成長します。3年間という時間は振り返ると一瞬です。遠からず近からず、子供を認め・誉め・励まし、しっかり伸ばし、自立に向けた力を付けさせていきましょう。私の話も少し片隅においていただくと嬉しいです。

 

【長~い】030422

放課後に戸締りで教室を回っていると、首をながーくして。熊の剥製、ニシキヘビ・オオトカゲの皮に続きこんな動物が・・・。さて、どこの教室でしょう。

【レベル4特別警報】030420

(連絡)

 現在、新型コロナウイルス感染症対策に係る熊本県のリスクレベルは「レベル4 特別警報」になっています。
 つきましては、同居のご家族に発熱等の風邪症状がみられる場合、その症状がみられなくなるまで生徒は出席停止となります。
 なお、お子様に発熱等の風邪の症状や息苦しさ、倦怠感、味覚・嗅覚障がい等の症状が見られる場合、その症状が見られなくなるまで出席停止となります。
 また、これまで同様、朝の検温を含めたご家庭での健康観察や欠席の連絡等、適切に対応していただきますようよろしくお願いいたします。
 その他、不明な点がありましたら、学校(87-0026)へお尋ねください。

【九電旗大会郡市予選優勝】030410

湯浦中・田浦中合同チームが、第1試合で佐敷中、第3試合で津奈木中を撃破し見事優勝、県大会に駒を進めました。湯浦中野球部のすごいところは?大きく成長したところは?保護者の皆様も、練習中に車で校門を通過してみるとわかります。

【入学式】030409

 41名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

 氏名点呼での皆さんの元気の良い返事と、明るく引き締まった表情は、これから中学校生活の第一歩を踏み出そうとする決意に満ち溢れ、とても頼もしく感じました。

 今日の感動と喜びを忘れず、人との出会いと関わりを大切にして、1905日間しかない中学校生活を楽しく有意義なものにしてください。  

 さて、今から2500年ほど前、中国の春秋時代に生まれた老子は「飢えている人がいるときには、魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えなさい。」と言いました。 

 これは「食べ物を与えればすぐに食べてしまい、明日はまた飢えるが、食べ物を手に入れる方法を教えれば一生飢えることがない。」という意味です。

 しかし、現代社会は魚の種類も生態も刻々と変化しており、教科書通りの釣り方を学べば一生飢えることがないという考えは通用しなくなっています。 

 もちろん、どんな餌が良いか、場所は、時期はと、多くの知識と経験を積み重ねておくことが大切であることには何ら変わりありませんが、網などの道具を工夫してみよう。池で魚を飼っておけばいつも食べることができるのではないか、干物にすれば保存しておくことができるのではないかなど、知恵を働かせることが大事です。 

 「知識は過去、知恵は未来」ネイティブアメリカンのことわざです。教科書で学ぶのは昨日まではこうだった、一般的にはこうだということ。 

 楽しかったこと、うまくいったことなどの成功体験はもちろん、悔しかったことや辛かったこと、仲間との諍いなどの失敗体験をも糧に、事象に臨機応変に対応し、自分の未来を創る知恵を身に付けましょう。

 

【始業式】030408

 

今日は就任式と始業式。担任発表は緊張の瞬間でした。予想通りだったでしょうか?

ただ今、明日の入学式の準備中、先輩らしい顔になっています。

 

【卒業生参上!】030407

卒業生が高校の制服を見せに来てくれました。似合っていますね!社会へ出る前の一歩手前の学校が高校です。3年後に、どんな進路を選択したか、どんな高校生活だったかをぜひ聞かせに来てください。

 他の卒業生の皆さんも、ぜひ制服姿を見せに来てください。待っています。

【令和3年度出航】030401

 

 5名の先生方をお迎えし、令和3年度がスタートしました。「自律と自立」をキーワードに、生徒を中心とした学校づくりに努めます。ご理解とご協力をお願いします。

 さて、今日と昨年の4月3日の学校の桜の写真を並べてみました。桜散しの雨の影響もあり今年は随分緑が目立ちます。(上が今年、下が昨年)

【レンガ積み(イソップ寓話)】030324

 先ほど、両クラスの代表に修了証をわたしました。評定ばかりでなく、担任の思いが込められた文章や、行動の記録の〇印、一つ一つの意味を考えながら見て下さい。検定試験、大会の記録、表彰の記録や出席日数など、1年間の自分の足跡をしっかり振り返ってください。そして、令和3年度の飛躍につなげてください。

 さて、イソップ寓話にこんな話があります。

旅人がレンガ積みをしている3人の男に出会いました。

 1人目は、「暑い日も寒い日も、風の強い日も、来る日も来る日も、朝から晩までレンガ積みさ。なんで、こんなことばかりしなければならないのか、もっと楽に儲けている奴らがいっぱいいるというのに・・・」と答えました。

 2人目は、「大きな壁を作っているんだ。これが俺の仕事でね。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。」と答えました。

 3人目は、「歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ、ここで多くの人が祝福を受け、悲しみから救われるんだ。何て素晴らしいことだろう。」と答えました。

 全く同じことをやっていても、やらされていると感じているか、自分の未来を思い描き、目的をもってやっているかで、心や行動、きっと、結果にも大きな差が生まれます。

勉強は何のためにしているのか、部活動は、生徒会活動は、行事は、当番活動は何のためにしているのか…。

中学校生活もそれぞれ残り1年間、2年間となりました。自分の未来を思い描き、すべての活動で「何のために」を大切にして「やり切った感」のある中学校生活を送ってくれるものと信じています。

来年度も張り切っていきましょう!

 

【中学生への道】030322

 湯浦小学校・内野小学校6年生の皆さん、明日の卒業おめでとうございます。いよいよ4月1日から中学生ですね。

 中学校では、小学校の学習を土台として、その上に新しい学習を積み重ねていきます。土台をしっかりさせ、建物をぐらつかせないことが大事です。

 しかし、ゴールはみんな令和6年3月31日と決まっていますが、スタートの日は自分で決めることができます。中学校卒業後の進路は、自分で切り開いていかないといけません。中学校入学前なのに早いと感じる人もいるでしょうが、春休みの過ごし方が大切です。

 そこで、新入生のみなさんが小学校の学習をふりかえり、スムーズに中学校の学習につなげることができるよう、春休みの学習課題「中学生への道」を作成しました。

 無理なく、自分のペースで学習してください。また、何も見ずに書けなかった問題は空欄にせず、小学校の教科書などで調べてできるだけ解答しましょう。

 それでは、みなさんの入学を楽しみにしています。

【トミカの日】030320

 トミカを集めています。数年前のこと、友達に「こいつ、中学生なのにトミカを集めているんですよ。」と言う発言をした生徒がいました。そこでとっさに「俺も集めているよ。大人になっても続けられる良い趣味だよ」と返しました。実はその時チョロQは結構持っていたのですが、トミカは数台でした。集めていると言い切った手前、集めることにしました。今は私の趣味の上位に入ります。先生方の愛車と同じ物を見つけたときはプレゼントし、趣味への理解を図っています。

 いまさらかも知れませんがトミカ(Tomica)はタカラトミーが製造しているミニカーで累計販売台数は6億7,000万台を超え、2秒に1台売れています。子どもの頃遊んでいた、今でも集めている、放置していた物を親が踏みつけて怒られた、といった経験をされた方も多いのではないでしょうか。トミカで育った子どもは車好きになり、プラレールで育った子どもは鉄ちゃんになっていくということもよく言われます。

 トミカはドアミラーがついていない、とがった部分は先端を丸めてあるなど随所に小さな子どもが安全に遊べる配慮がしてある。パッケージの横幅がすべて同じ。サスペンションやドアの開閉など触って楽しい。毎月第3土曜日の「トミカの日」に新車が2台発売され定番140種類のラインナップが入れ替わる等の特徴があります。また、「共遊玩具(一般市場向けに造られ販売されている、目または耳の不自由な子どもたちにも楽しく遊べるおもちゃ)」にも認定されているそうです。(H)

 

 

【ONE TEAM ふれ愛 ENJOY DAY】030319

1年生は集団宿泊教室に代えて、あしきた青少年の家で「ONE TEAM ふれ愛 ENJOY DAY」を実施しました。班対抗でのマリン活動(カッター艇)やゲームなどで一日をエンジョイしました。

【感謝の言葉】030318

 先々週、1年生は総合的な学習の時間の中で面接体験を行いました。面白そうでしたので、私も集団面接をさせてもらうことにしました。

 1年生は熊本県で一番の学級を目指しています。来年は現2年生が熊本県で一番の学級になるので、まずは2番、そして3年生の時に目標達成、さらに3年生の責任として熊本県で一番の学校と、その後も続く伝統を創ります。でっかい目標です。

 「では、そのためにどんなことに取り組みますか?自分の名字を使って、あいうえお作文で発表してください。」というのが私の質問でした。たくさんのことを考えてくれて、湯浦中の未来が楽しみになりました。

 翌日、たくさんの1年生から「昨日は面接をしていただきありがとうございました。」というお礼の言葉を掛けられました。しかしこれは1年生に限った事ではありません。感謝の言葉は何よりもうれしいプレゼント。湯浦中生の美徳ですね。

 

【心と気を働かせる】030317

ある日のこと、織田信長が小姓の一人を呼びつけました。小姓が居室に入ると、信長は何も言いません。間をおいて発した言葉は「下がってよい」でした。

 次の者が呼ばれました。信長は今度も何も用事を言いつけず、また「下がってよい。」と言います。同じ遣り取りが何度か繰り返された後、森蘭丸が呼ばれます。

 蘭丸も同じように「下がってよい。」と言われ、居室から出ようとしました。その時、蘭丸は出口近くに小さなゴミが落ちているのに気づいて拾います。

 信長は、蘭丸が居室から出るのをとめ、こう言います。

「人は心と気を働かせることをもって良しとするものだ。用を言いつけられなかったからといって、そのまま退出するようでは役に立たない。お前はゴミに気付いて拾った。なかなか感心である。」

 ※小姓=位の高い武将等の身辺に仕え、諸々の雑用を請け負う役目の家来

 

 

【合格発表】030316

 今日は熊本県立高校の合格者発表でした。県内の高校を4つのグループに分け、ウエブ上で発表されます。3年生担当の先生方で緊張しながらページを開きました。

 結果は全員合格!進路が決定しました。

 高校に掲示された結果を見て、互いに喜び合い、そのあと中学校に報告に来るのが一昨年までの風景でしたが、お祝いの声をかけることができなくてさみしい限りです。

 合格おめでとうございます! 社会に出る一歩手前の3年間、充実した毎日を過ごしてください。

【卒業式式辞】030315

校長式辞の概要です。

新年度が始まった翌週、新型コロナウィルス感染症の拡大により学校は予想もしなかった二度目の休校が決定。再開後もあらゆる活動は三密を避けるための制限を余儀なくされました。

授業は、部活動は、体育大会は、文化祭は、入試はどうなるのかと先の見えない日々が続きました。 

そのような中でも、皆さんは『夢と志をもち、実現に向かって自ら努力し続ける生徒』という学校教育目標の具現化に向けて、「凡事徹底」の生徒会スローガンのもと、湯浦中の伝統と校風をより輝かせてくれました。 

担任のミニ通信「言霊」には皆さんの活躍の様子と声が毎日、綴られていました。少し紹介します。

6月、やっと学校が再開しました。

そこには、早く登校して窓を開けてくれる生徒、「おはようございます。」の爽やかなあいさつを交わす3年生の姿がありました。「みんなで給食を食べることができ、とてもおいしかった」、「理科の時間にわからないところを友達が教えてくれた。」

当たり前だと思っていた友達と過ごす時間がどんなにかけがえのないものか、そして失われやすいものかを思い知らされました。 

同じく6月、「今日、先生から郡市中体連大会が中止になったことを伝えられました。頑張ってきた人たちは悔しいだろうなと思いました。」

優勝を目標に練習を積み重ねた2年間を思うと、私たちは3年生にかける言葉が浮かびませんでした。 

7月、「一週間ぶりの登校です。家の片付けばかりして過ごしました。」未曽有の豪雨災害が故郷の風景を一変させました。

芦北の学校はみんな仲間だ。一日も早く学校が再開できるよう自分にできることをしよう。大きな被害を受けた佐敷小学校・佐敷中学校の復旧作業に通った生徒もいました。 

9月、半日でしたが何とか開くことができた体育大会。短い時間に気持ちを集中させました。「一日緊張で吐き気がすごかった」、「応援団演武の最後でミスをしてしまい、それでも団のみんなが支えてくれた。」、「みんなが最高の笑顔で限界突破ができた。」、仲間と支え合い、大きな喜びを作り上げました。 

10月、郡市駅伝大会開催の見通しが立たない中でも、休むことなく早朝練習を続けた五人の三年生がいました。本番では試走タイムを上回った選手も多数出ました。湯浦中の代表としてのプライドを感じました。襷は確実に後輩につながりました。 

11月の「合唱コンクール」に向けては、昼休みもパート練習をしているグループがありました。結果に悔しさを滲ませる生徒もいました。絵手紙の製作では、家族の皆さんの子どもたちへの深い愛情を感じました。 

そして、1月、進路決定に向けて、自分を見つめ直す姿がありました。面接の練習では、言葉に詰まり、自信を無くしたこともありました。それでも何度も何度も挑戦しました。発表の日は、手を震わせながら通知の封を切りました。 

毎朝、職員室で礼儀正しいあいさつをしてくれる卒業生がいました。美術の作品に心が表れている卒業生がたくさんいました。掃除の時間は、皆が膝をつき床を磨き上げていました。こんな学校は初めてでした。修学旅行では首里城再建のための募金集めに奔走しました。良さを語っても語り尽くせないのが卒業生の皆さんでした。皆さんのこれまでの頑張りに対し、改めて称賛の拍手を送ります。 

アウトドア用品の総合メーカー、モンベルの辰野勇会長は、1800mの垂直の壁が続くアイガー北壁に初登頂した、ハインリッヒ・ハラーの体験記『白い蜘蛛』を高校一年生の時に教科書で読み、感動して、10年後の26歳でアイガー北壁に登ること、28歳で山にかかわるビジネスを始めること、という目標を立てました。

そして、何を始めたか。筋トレ、ランニング、登山の練習などに取り組むと言うのが普通の発想だと思いますが、辰野さんは「アイガー北壁」と書いた貯金箱を作りました。夢に終わらせない、具体的な取組を始めたわけです。そして、予定よりも五年早い21歳の時、世界最年少記録で登頂に成功しました。

途中、あまりの過酷さに、二度と山には登らないと思ったそうですが、山頂からマッターホルンが見えた瞬間に、次はあの山だと決意したそうです。 

古代の日本においては言葉の「言」と出来事の「事」は同じ概念で、声に出した「言」葉は現実の出来「事」に対して何らかの影響を与えると信じられていました。そして、良い「言」葉を発すると、良い「事」が起こるとされていました。「言霊」とは発した言葉に魂が宿るということ

卒業生の皆さん、今日を家族への感謝と決意を、言葉にして伝える日にしてください。 

以前も話をした、ネイティブアメリカンの教えで式辞を閉じます。

「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だから、いつかあなたが人生を終えるときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。」

これからの活躍と、幸多い人生をお祈りします。

【卒業おめでとう】030314

第74回卒業証書授与式が終わりました。とても良い式でした。

ところで、芦北町立学校の卒業証書は、芦北町の北部に位置する銅山(かなやま)地区伝統の手漉き和紙『大河内紙』でつくられています。

『大河内紙』は江戸時代から昭和35年頃まで盛んにつくられていたそうですが、一時途絶え、子どもの頃に紙すきの技術を学んだ大河内紙保存会の皆さんが復活させました。強くて破れにくい上、防虫効果があり、障子紙や米の保存袋として重宝されてきた和紙で、焼酎『夢あしきた』の瓶のラベルにも使われています。私たちの卒業証書は既製の用紙でしたので羨ましい限りです。(H)

 

【大きく手を広げて】030313

 修了証には「本校第3学年の課程を修了したことを証する」と書かれています。ところで「シュウリョウ」を漢字で書けますか。「終わり」ではなく「修める」という漢字ですね。これは単に中学校生活が終わったのではなく、「学問などを身につけた」、「普段の行いを正しくすることができた」、ということを意味します。卒業式での3年生の姿が「修了」の証明になります。

 家族、地域の皆さん、先生方に支えられ、守られ過ごした9年間の義務教育が今月31日をもって終わ ります。

 高校の入学式では、校長先生から「入学を許可する。」という言葉が発せられます。4月1日が来ればみんながなれるのが小中学生、「許可された」者だけがなれるのが高校生。短い言葉の重さを噛みしめて、その後70年間続く社会に出るための「一歩手前の3年間」を有意義なものにしてほしいと願っています。 

 最後に、人をそしりあざけることを「指をさす」と言います。では指をさしてみてください。3本の指は鋭く自分に向かっています。

 人を受け入れる時には大きく手を広げます。全ての指は温かく相手に向かいます。(見せるのは手のひら、表側ですよ。裏を見せると「うらめしや」になってしまいます。)

 いつまでも湯浦中の卒業生らしく、人を大切に。いつも大きく手を広げた皆さんであってください。

では明日の卒業式を楽しみにしています。

 

【3学期とこれまでを振り返って】030312

3年修了式代表 M.M.さん 

 3学期の抱負で、T君が、残り3ヶ月を大切に過ごしたいと発表していました。でも、その時は受験や卒業するといった実感は全くありませんでした。

 私立を受験する人たちの姿を見て、少しずつ受験というものを実感するようになりました。そして、自分たちの番が迫ってきて、みんな必死になって、面接では、質問事項に対する答えを考え、覚えて、たくさんの先生方に何度も面接の練習をお願いし、見てもらいました。勉強でわからないところも、昼休みや放課後に先生や友達に聞き教えてもらいました。みんな、これまでの人生の中で一番というほどに努力をしたと思います。この取組を通して、短い期間でも、本気になって取り組めば力がつくということをみんなが実感できたと思います。また、準備をして練習することで自信がつき安心できることも学びました。

 3学期は、このように進路実現の取り組みで終わったような気がします。公立後期を受検した人は、おとといようやく受検から解放されました。そして、みんなで卒業に向けて思い出を作ろうと思っていたら、もう明後日は卒業式です。やっと、昨日くらいから3学期はあっという間だなと感じています。振り返ってみると、楽しいこと、大変だったこと色々あったけど、とても充実した一年であり、3年間でした。

 今、このような気持ちでいられるのも、私たちを支えてくれた人たちがいたからこそだと思います。この場を借りて、感謝の気持ちを伝えます。

 まず、今まで関わってくださった先生方、ありがとうございました。私たちは、先生方にたくさん迷惑をかけました。特に、授業中の私語。普段は怒らない先生でさえも怒らせてしまったこと、本当に申し訳なく思っています。それなのに、私たちのことを見捨てずに見守っていただきありがとうございました。時には厳しく、時には優しく導いてくださったおかげで、私たちは成長することができました。これからは、みんな高校生となりさまざまなことに直面すると思いますが、先生方から教わったことを思い出しながら頑張っていきます。

 次に、湯浦中学校、ありがとうございました。私たちはこの校舎で3年間、中学校生活を送ってきました。ガラスを割ったり、走り回ったり、机に落書きをするなど、たくさん迷惑をかけました。でも、文句ひとつ言わず、私たちの学習だけでなく安全を守ってくれました。先日、校舎に感謝の気持ちを込めてみんなで掃除や片付けをしました。3年間いたのに、知らない部屋があったり、たくさんのものがあったり、結構汚れていたことに驚きました。でも、作業が終わってきれいでスッキリした状態になり、学校のためになることができて良かったと思いました。たくさんの思い出をつくらせてもらった校舎にも感謝です。3年間お世話になりました。

 最後に3年生の皆さん、長い人は小学校から一緒でした。このクラスで色々な思い出ができました。特に行事では、みんなで協力し、最高のものを作り上げることができました。今年度は、コロナの影響で行事などが変更されましたが、それも乗り越えてこのクラスで取り組んだことは忘れません。ありがとうございました。

 これから、私たちは、卒業しそれぞれの進路を歩んでいきます。みんなとお別れになりますが、またこのメンバーで大人になって会える日を楽しみにしています。

【東日本大震災】030311

 平成23年3月11日14時46分18秒、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmを震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しました。震災による死者・行方不明者は1万8428人、建築物の全壊・半壊は合わせて40万4893戸が公式に確認されています。日本国内で自然災害により1万人を越える死者・行方不明者が出たのは、戦後初めて(明治以降でも関東大震災、明治三陸地震に次ぐ規模)です。

 平成23年、当時の宮本勝彬水俣市長は、公式確認から55年を迎える水俣病の経験を踏まえて、水俣病被害者や水俣市民が差別や偏見を受け、風評被害による様々な影響があったこと、原発事故で起こっている問題は、水俣病と重なる部分が極めて多いことなど、震災による原子力発電所の事故を受け、避難者への差別や偏見をやめるよう呼び掛ける緊急メッセージを市のホームページに掲載されました。

 震災後、福島県出身の水俣一中の保護者の思いがきっかけとなって、福島県と水俣市の中学生の交流事業が始まり、数年に渡って継続されました。

 私は、平成25年11月に福島県で開かれた事前学習会に水俣市の教頭を代表して参加し、福島県の中学生に水俣二中の環境教育の取組について講話を行いました。

 前日に仙台空港に着きました。タクシーの運転手さんは「私は、今は他県からのお客さんに語ることで、やっと心を落ち着かせることができている。」と話されていました。

 閖上浜に着くと、他県在住の閖上地域出身の方に出会いました。やっとここに来る決意をしたそうです。「自分が知っている風景が何もない。」と涙を流されていました。

 帰熊の日は楽天イーグルス初優勝パレードでした。前日の懇親会で福島県のPTA役員さんは、スポーツが元気をくれるということを強く語られていました。(H)

 

【卒業アルバム配付】030311

昨日、入試を終えてみんなほっとした表情です。お待ちかねの卒業アルバムが届きました。学校生活を懐かしんだり、互いにメッセージを書いたり、楽しく過ごしました。各家庭には明日持ち帰ります。

各先生方にお礼のあいさつをして回りました。校長室でパチリ!

【新生徒会始動】030310

 

後期選抜2日目、社会・数学の学力検査が終わりました。16日の合格発表で全員の笑顔が見られますように。写真は12月の生徒会リーダー研修と2月に行った新メンバーで最初の行事(人権集会)の様子です。やりたいことがたくさんあったのに、コロナ禍によりいろいろなことが制限されるとはこの頃は思ってもいませんでした。あれから1年が過ぎました。いよいよ4日後には思いを後輩に託し、湯浦中を卒業します。

【修学旅行】030309

 

後期選抜の1日目、国語・理科・英語が終わりました。朝の集合時は非常に緊張した面持ちでしたが、リラックスして受検できたでしょうか?

12月の修学旅行では、火災に見舞われた首里城再建のための募金を届けました。その時の様子です。

【花植え・美術・社会授業】030308

 

明日は後期選抜、受検生は緊張感をもって最後の1日を過ごしています。2年生の頃の美術と社会の授業風景です。明日は3年間の授業を思い出しながら、力を出し切ってください。

 

【メッセージボード】030305

 芦北町のPTA連合会で、豪雨災害で大きな被害を受けた佐敷小学校を励ますメッセージを贈ろうという取り組みがされました。湯浦中は生徒全員が卵(模型)に「命」をテーマにした絵を描き、メッセージボードを作成しました。先ほど本校PTA会長にお渡ししました。

 

 

【文化祭準備】030305

文化祭の取組中。「カラフル」という劇を発表しました。先日、テレビを見ていたところ原作の本が紹介されていました。偶然に驚きました。さてIくんはどんな役だったでしょう?

【入学式・授業参観】030302

湯浦中学校入学から3年が経ちました。卒業式まで2週間、3年生の入学からの歩みを写真で振り返ります。まずは緊張の面持ちの入学式と授業参観の様子です。

 

【卒業おめでとう】030301

3月は「去る」。今日は高校3年生が学校を去る日です。残念ながら、昨年に続き卒業式に臨席することはできませんでした。令和6年の成人式で再会できると嬉しいですね。

放課後に芦北高校を卒業した先輩があいさつに来てくれました。野球部キャプテンや生徒会会長としても活躍、夏の大会後は公務員試験に向けて、学校で9時、10時まで勉強する学校生活だったそうです。「自分も中学生の頃はそう考えていましたが、芦北高校の林業科に進学しただけで公務員試験に合格するのではなく、3年間の努力が大切でした。」ということを後輩に伝えていきました。中学生だった頃からいらっしゃるS先生、N先生とパチリ。4月からは芦北町役場勤務です。

 

【授業参観・学級懇談会】030228

 26日(金)の今年度最後の授業参観・学級懇談会には多数の保護者の皆様にご来校いただきありがとうございました。

 生徒会室を覗いて帰られた方もいらっしゃいました。そうです、これがテレビで紹介された「ニシキヘビ」と「オオトカゲ」の皮、「ダチョウの卵」の3点セットです。爬虫類が苦手な方もいらっしゃいますので画像は閲覧注意です。見たい方のみクリックしてください。IMG_4674.JPG IMG_4675.JPG

【白い蜘蛛】030227

立志式の話の続きです。

 アウトドア用品の総合メーカー、株式会社モンベルの代表取締役会長 辰野勇(たつの いさむ)さんは16歳の時に、最後に1800mの垂直の壁が待っているアイガーという山の北壁に初登頂したハインリッヒ・ハラーの体験記『白い蜘蛛』を国語の教科書で読み、感動して、

①10年後の26歳でアイガー北壁に登ること

②28歳で山にかかわるビジネスを始めること という目標を立てました。

まさに志を立てた瞬間です。そして、何を始めたか。

筋トレ、ランニング、登山の練習などに取り組むと言うのが普通の発想だと思いますが、辰野さんは登山にはお金が必要だということで「アイガー北壁」と書いた貯金箱をつくったそうです。夢に終わらせない、具体的な取組を始めたわけです。

そして5年後、予定よりも早く、最年少記録の21歳でアイガー北壁登頂に成功しました。

登山中はあまりの過酷さに、二度と山には登らないと思ったそうですが、山頂からマッターホルンが見えた瞬間に、次はあの山だと決意したそうです。

立志式を決意の日、具体的な目標、期限を決め動き出す日にしましょう。皆さんの挑戦に期待し、応援しています。

【立志式】030226

 2年生は立志式を行いました。 

 事前学習で学んでいるとは思いますが、立志式は、武士社会で数え12~16歳の立春の日に行われていた元服式がもとになっています。元は頭(首)、服は着用するを表し、頭に冠をつける式でした。この日を境に、髪型、衣服を大人のものに替えて、社会から一人前の大人として認められました。

 また、当時は大人になると言うことは、戦に行くことができると言うことであり、忠臣蔵で有名な大石内蔵助の息子、主税は12月に元服し、メンバーに加わり、16歳で切腹しています。まさに、元服式は覚悟を決める式であったと考えることができます。 

 現代においても、法的には13歳までは刑事責任年齢に達していないため、刑罰は受けませんが、14歳からは刑事処分が可能な年齢となり、社会的責任は一層重くなります。

  西郷隆盛が尊敬した幕末の志士『橋本左内』は、皆さんと同じ年齢の頃、『啓発録』という書物に、「自分は何をしてもおろそかで、注意が行き届かず、弱々しくてぬるい性格であるため、いくら勉強しても進歩がない。これではとても父母の思いに応え、藩や主君のお役に立ち、祖先の名を輝かすような人間になれるはずもない。一体自分はどうしてこんなに駄目なんだろう。そう思うと情けなくてたまらず、毎晩涙で布団を濡らした・・・」

 果たして自分には覚悟があるか。

 そして左内は、〇稚心を去る 〇気を振う 〇志を立てる 〇学問に勉める 〇交友を択(えら)ぶ という決意をしています。

※明日に続きます。

【人権集会】030225

リモートで人権集会を行いました。私からはネイティブアメリカンの教えという短い話をしました。

「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

 だから、いつかあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。」

どんな生き方をすればよいか。人権と重ねて考えてくれると嬉しいです。

【一生分】030223

子どもは小さいころに一生分の親孝行をするといいます。

私が人吉二中に勤務していた27歳の時に長男が、30歳の時に次男が生まれました。8ヶ月くらいで保育園に通わせることになりましたが、二中の近くに保育園がありましたので、送り迎えは主に私の役目でした。また、妻は土・日が勤務の仕事でしたので、金曜日の部活動が終わった後、私が息子たちを田浦に預けに行き、土・日は田浦から部活に通い、日曜の午後に迎えに行くという生活、今の言葉で言うならブラック部活です。

人吉三中に異動してから、妻の転勤が急に決まりました。最初は妻と2人の息子は水俣に引っ越しました。私は単身赴任の予定だったのですが、毎晩9時頃に当時5歳の長男から「おとうさん、なんでかえってきないの。」の電話。「わかった、今から帰るよ。」と水俣に向かう生活が続きました。帰宅した頃には、5歳と2歳の息子は熟睡していました。

そこで、私も5月から水俣に引っ越し、片道70分の道を通うことにしました。毎朝5時半に出発する私を長男は早起きをして必ず見送ってくれていました。

二生分、三生分の親孝行をしてもらいました。

中学生になると「あーいた、いっちょん言うこつばきかん、はがいかよ。」となることもあるでしょう。もう親孝行は済んどるけんしょんなかっです。(H)

 

【剥製巡礼】030222

 20日(土)に放送されたRKKテレビの「土曜の番組」の「剥製巡礼」というコーナーで、湯浦中玄関の「熊の剥製」が紹介されました。放送の中で私が、「どのようないきさつで来たのか(学校日誌なども調べてみたけれども)記録がなくてわからない。」と答えていましたが、その放送を見た高校時代のバレー部の先輩(倉本照和さん)から、「調べてみる」との連絡がありました。なお、ニシキヘビとトカゲは、旧校舎の時は理科室に展示してあったと思うとのことでした。

 クマは、倉本さんが同級生の久木田さんに聞いたところ、昭和50年度から55年度に亘って湯浦中学校長であった四宮千香志先生の教え子の木藤義夫さん(昭和11年生まれ)が、北海道にある東洋建設の社長をしていて、剥製を寄贈していただいたということでした。まずは情報はここまでです。

 番組で熊本博物館の清水稔さんにホームページの写真を見てもらったところ、「(正面からの写真を見ただけなので断定はできないが)シロクマではなくヒグマではないか。長年、紫外線に当たり続けて変色したとも考えられるが、突然変異もしくは個体変異レベルでもともと色が薄かったとも考えられる。」とのご意見をいただいたそうです。

 余談ですが、放送を見た大学時代の友人から電話がありました。クマことはもちろん話していましたが、「まさやんはふとかねぇ、畑口とかわらんたい。」との感想。身長183cmと言うことで、私とほぼ同じでした。

 

 

【困ったものだ】030221

※10年以上前に私のクラスの学級通信に書いた話です。

男の子は難しい…らしい。

言うことを聞かない、口答えをする、プリントを見せない、勉強をしない、マンガ本ばかり読んでいる、朝グズグズしている、お母さんをなめている…。よくもこんなに気に入らないことがあるものだ。

で、最後は「お父さん、何か言ってよ!」となる。「自分で怒れ。」と言うが、「怒っても聞かない。」と返される。妻も反抗期。

中学生になったら「男の子の教育に母親が、女の子の教育に父親が口を出すのは間違い」という話を聞いた。同姓の親が先輩としてアドバイスをすることが大切だそうだ。

「男の子はわからない。」と言うが、やることなすこと昔の自分を見ているようでおかしくてたまらない。口答えも子どもなりの理屈が通っていて愉快、愉快。

「何か言ってよ!」妻のさらなる要求。このくらいのことでと思いつつも、ここは老後の良好な人間関係を重視。

2人の息子も慣れたもの、「お母さんの許容範囲は超えているが、お父さんを(命に関わること、いじめに関わること、約束を守らないこと)を超えなければ大丈夫だ。」と知っている。本人だけが困ることについては、徹底して困らせるのも一つの手段と考える。

しかし、子どもたちは一向に困ったという気配がない・・・困ったものだ。(H)

 

【順番】030220

 今日は義父の三回忌法要でした。「飲む」ことが好きな義父で、娘の結婚前は義理の息子と「飲む」のが楽しみだったそうです。ところが義理の息子になったのは「まったく飲まない」男でした。ちょっと残念だったようです。後半は義母により水で薄めた一升瓶が置かれていましたが、知っていて文句も言わず飲まれる方でした。

私たちが人吉に住んでいた頃は、よく孫2人の顔を見に来られていました。必ず温泉に行っていました。湯の児に戻ってからは毎日、保育園の迎えや帰宅後の面倒を祖母と2人でみてもらっていました。じいちゃん・ばあちゃんに育ててもらった子どもたちです。

退職後、何度か手術をされて、一昨年から酸素ボンベが欠かせなくなっていましたが、その日は突然やってきました。正月にスマホで撮った写真が、最後の集合写真でした。

ここ数年間で義父や伯母、親戚、田浦の実家の近所のおじさん・おばさんたち、卓球部の外部コーチとして頑張ってくれた同級生や中学校の先輩方などお世話になった多くの皆さん方が鬼籍に入られました。最大4匹いた我が家のネコも「おはぎ」だけになりました。

 息子たちにはよく「順番を守れ。」と言います。どんなにそうありたいと願っても、病気などで順番を守ることができなかった人もいます。自ら約束を破ることがないように。親が先、子供は後。母から言われ続けてきたことの受け売りです。(H)

 

【子どもは風の子】030219

昨日、出張から帰ると、たくさんの写真が撮られていました。子どもは風の子、元気いっぱいです。

放送前なので詳しくはお話しできませんが、明日20日(土)にRKKテレビの「土曜の番組」で、湯浦中の「ある物」が紹介されます。名前をつけようかなぁと思っています。

 

【雪景色】030218

 

学校も一面の雪景色です。登校した生徒が、早速雪だるまを作っていました。むかしむかし人吉勤務の頃、朝早くから生徒と雪合戦をしていたら、校長先生に「よかよか、雪が降って雪合戦ばしきらんごつなったら、担任はせん方がよか。」とほめられた?ことを思い出します。IMG_6646[1].MOV