湯浦中ブログ

【三学期始業式】040111

 明けましておめでとうございます。いつもより少し長い冬休みでしたが、4つの車(救急車・消防車・パトカー・霊柩車)にお世話になったという報告も聞かず、今日、皆さんに会うことができ嬉しく思います。 

 3年生の皆さん、中学校生活最後の学期が始まりました。進路決定の時は間近です。3学期が過ぎ去る速さを「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。」と表現することがあります。今日から卒業式までは54日。これは、芦北湾に花火が打ち上げられた芦北復興祭から今日までとほぼ同じ日数です。そのうち登校日は38日、実際は入試等でもっと少ない人もいるでしょう。

 保育園や幼稚園、湯浦小学校、内野小学校、そして湯浦中学校、10年以上の付き合いがあった仲間との、初めての別れの時が迫っています。中学校の卒業式が最後に会う日になる仲間もいるかもしれません。人との関りを大切にして54日間を過ごしてください。

  1・2年生の皆さん。3年生に代わり2年生、1年生が学校を動かす時が近づいています。3学期を次の学年の『ゼロ学期』と位置づけ、1年間を振り返り、「虎視眈々」と次の学年への準備を進めてください。新入生に入学式の日から驚きと感動を与えましょう。

  湯浦中を巣立つ3年生の皆さん、後を引き継ぐ1・2年生の皆さん。後輩に何を残し、先輩から何を学び取るか。この一点に絞った3年生の3学期、1・2年生のゼロ学期を送ってほしいと願っています。 

最後に、今年の干支は壬寅(みずのえとら)、

「壬」は妊娠の「妊」の一部であることから「はらむ」「生まれる」という意味。「寅」は「螾(ミミズ)」に通じ、春の草木が生ずる様子をあらわすとか、もともと「演」が由来で「人の前に立つ」や、演と同じ読みの「延(えん)」から「延ばす・成長する」という意味を持っているとか言われます。

 生命力に溢れ、華々しく生まれ、大きく伸びる「壬寅」の今年。良い年にしましょう。