湯浦中ブログ

2020年8月の記事一覧

【手伸しい湯浦中】020830

 「楽しい」とはどんな状態を言うのでしょう。「楽しい」を体で表現してみてください。

 日本の神話を記した「古事記」の中に、こんな話があります。

 後に八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治する須佐之男命(スサノオノミコト)というとても暴れん坊の神様がいましたが、神様の住む高天原(タカマガハラ)で乱暴狼藉を働いたため、姉の天照大御神(アマテラスオオミカミ)は激怒し、岩戸に閉じこもり隠れてしまいます。

 太陽神が隠れたことで世界は闇に閉ざされ、作物も育たず、秩序も乱れます。八百万(ヤオヨロズ)の神々が対策を協議した結果、思兼命(オモイカネノミコト)が、岩戸の前で宴会をして、その騒ぎが気になった天照大御神が岩戸を開けて覗き込んだところを掴んで引っ張り出すという作戦を立てました。

 岩戸の前に神殿が組まれ、天細女命(アメノウズメノミコト)が舞い踊ると、大賑わいとなりました。気になった天照大御神が岩戸の中から「何事か。」と尋ねたので、「あなたよりもっと立派な神様がおられます。」と言って鏡を見せたところ、もっとよく見ようと思った天照大御神は岩戸を開けて覗きました。

 その瞬間、手力男命(タジカラオノミコト)が手を掴んで引っ張り出し、世界に光が戻りました。神様たちは「天晴れ(あっぱれ)、あな面白(おもしろ)、あな手伸(たの)し、あな清明(さやけ) おけ」と喜んだ。とのことです。

 手綱と書いて「たづな」と読みます。「楽し」は手を伸ばし舞い踊って喜ぶ様子を意味しています。田浦も語源はリアス海岸をあらわした「手浦」だそうです。

 今年は特別な年です。きついこともあるかもしれません。思い通りにならないこともあるかもしれません。苦しんでいる友達がいるかもしれません。そんな時こそ、気づき、心を動かし、みんなで手を伸ばしあい「楽しい湯浦中」を創っていきましょう。(H)

 

【夏の思い出に子どもたちへ花火を届けよう!プロジェクト】020829

 今回の豪雨災害及び新型コロナ問題で様々なことに我慢を強いられている子供たちを元気づけたいとの思いから、本校PTA副会長の村上様、会長の大山様を中心に、その他プロジェクトの趣旨にご賛同の皆様方より芦北町全ての児童生徒に「花火」が寄贈していただきました。深く感謝いたします。

 提供協賛は「ぱせり(村上副会長)」、「リンパサロン癒しPalm(大山会長)」、「若松屋」、「芦北町商工会青年部」、「FlowerPowerSpot実行委員会(益城町)」、「神奈川県逗子市商工会青年部有志」、「地域メディア研究会有志(逗子市)」、「渡辺幸様(芦北町出身)」、「埼玉県狭山市」、「次世代のためにがんばろ会(八代市)」、「WeWish(佐賀県鳥栖市)」、「ことりんく(福岡県うきは市)」、「ぱんのもっか(うきは市)」の皆さんです。

 

【ライオンとネズミ(イソップ童話)】020828

眠っているライオンの顔の上を一匹のネズミが駆け上がり起こしてしまいました。

眠りを妨げられたライオンは怒ってネズミを捕まえ、殺そうとしました。

ネズミは、「どうか殺さないでください、許してもらえたら、必ず、恩返しをします。」と言いました。

ライオンは「お前などが俺に恩返しができるはずがない。」と大笑いして、ネズミを逃がしてやりました。

数日後、ライオンは、猟師に捕まり、強い縄で縛りつけられてしまいました。

「なんてことだ。」ライオンが嘆いていると、そこにあの時のネズミがやってきて縄をかみ切り、ライオンを助けました。

ネズミは言いました。「あなたは、小さなネズミが百獣の王であるライオンにできる恩返しなんかあるはずがないと思って笑ったんですよね。でも今はおわかりでしょう。」

 M先生、チャンスです。盗賊に捕まっても今ならネズミが助けてくれます。(H)

【委員会活動】020827

今日の放課後は生徒会委員会活動。生美(せいび)委員会は校内のゴミの片付けに取り組み、保健委員会は熱中症対策について話し合いました。

【大掃除】020827

 湯浦中生き物図鑑のページがまた増えました。

 始業式のあとの大掃除の時間、湯浦中の生徒はとても頑張ります。隅々まで磨きます。

 私が外回りの掃除をしていたところ、職員室から「キャー!」というただならぬ叫び声が。何事かと思い職員室に入ると、教頭先生の席の後ろの棚に小さなネズミ3匹!片付け中に奥から出てきました。

 子ネズミが1匹いると、親と合わせて10匹はいるとか。まだ数が合いません。コード類がかじられてしまうため職員室に住まわせるわけにはいきません。

 そのうちの1匹は2年主任のM先生が捕まえて外に逃がしました。近々、ネズミの恩返しがあるはずです。

 えっ、ネズミが恩返しなんかできないだって?続きは明日。(H)

 

【波野中の皆さん、ありがとうございます!】020826

 阿蘇市立波野中学校生徒会より、タオルと義援金をいただきました。

 波野中では毎年、平成24年7月12日に起きた九州北部豪雨について考える集会を開き、災害の記憶を風化させず、自分たちにできる備えなどを確認し合っているそうです。

 波野中にお勤めの丸山(宮脇)先生が湯浦中(内野小)出身ということで、生徒に芦北の水害の現状を話したところ、自分たちにできることはないかとタオルと義援金を集めることに取り組んだそうです。8月17日、丸山先生が内野に帰省された際に各学級からの励ましのメッセージが入った色紙と一緒に、湯浦中に届けていただきました。丸山先生から「一日でも早く、学校や地域が復旧・復興し日常がもどりますように、さらに元気な芦北町になりますようにと祈ります。」とのことでした。波野中生徒会の皆さん、先生方、ご協力いただいた波野の保護者の皆様、ありがとうございました。

 色紙は各学級に掲示し、タオル2箱と義援金は波野中の校長先生ともご相談の上、より被害が大きく支援を必要とする佐敷中学校でお使いいただくこととし、25日にお渡ししました。(H)

 

【新学期の抱負】020825

 毎学期の始業式と終業式に、各学級と生徒会執行部の代表が作文発表を行っています。今回は生徒会議長のIさんでした。(今回も放送による式でした)その中では「残暑厳しい中での体育大会だが、全校生徒が一致団結して、楽しく思い出に残る体育大会にしたい。」こと、今年度に始めたテスト期間のTKG(テストに向けて・計画的に・頑張ろう)カードの取組をみんなが最後まできちんと取り組むようにしたい。」こと、「生徒会役員改選選挙が行われ、2年生が中心となって学校をつくる時期が迫っている。一歩前進し、学校のために頑張ってほしい」こと、そして3年生と自分自身に向けては「過去を悔やむより、未来に向かって残り少ない中学校生活を充実させたい」こと、「進路決定という大きな目標に向かって、3年生一丸となって頑張りましょう。」ということを呼び掛けていました。

 さすが3年生。思い立ったが吉日、Iさんの決意をチーム湯浦中で共有し前に進みましょう。(H)

 

【明日は始業式】020824

明日、8月25日(火)に学校を再開します。給食がありませんので弁当の準備をお願いします。 

 学習用具・弁当・水筒・通知表(押印の確認を)・雑巾・歯ブラシ・コップ・毎日の健康記録表(検温も)・ハンカチ・チリ紙・マスク

時間割は、24日(月)の分を準備してください。始業式は放送で行います。

【1年】①始業式・大掃除・②学活・③英語・④保体・⑤国語・⑥社会

【2年】①始業式・大掃除・②学活・③国語・④英語・⑤理科・⑥家庭

【3年】①始業式・大掃除・②学活・③社会・④理科・⑤保体・⑥数学

芦北町教育委員会の指示により、感染拡大を防ぐため陸上の朝練習及び部活動は8月31日(月)まで中止します。

暑い日が続いています。登下校時にマスクを外す場合は、友達との距離を取って歩きましょう。

【学校再開について】020823

湯浦中学校区3校の学校再開につきまして、現在のところ8月25日(火)を予定しています。

なお、給食が止まっておりますので、その際は弁当の準備をお願いします。

また、今日、明日の新型コロナウイルスの感染症状況によっては学校再開の期日を変更する場合がありますので、時間割等含め、明日24日(月)に改めてPTAメール及び湯浦中ホームページでご連絡いたします。

不要不急の外出を避け、予防の徹底を重ねてお願いします。